冷めた身体
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#42 [主]
「ハァハァ…」
息が上がったまま
唇を重ねる。
離れると
雅樹はとても優しい顔で。
「大丈夫?」
髪を撫でてくれた。
そこに愛があるような気がした。
:06/11/04 01:05 :V703SH :QJrKc6o.
#43 [主]
「だいじょ-ぶ…」
「待ってね」
雅樹はティッシュを何枚か取って
あたしのアソコを拭こうとした。
「あ、自分で拭く…ッ」
「何〜?
恥ずかしいの?笑」
「違うもん!」
またいつものあたし。
身体
あったまったかなぁ。
:06/11/04 08:29 :V703SH :QJrKc6o.
#44 [主]
「あぁ〜まぢやばかったわー」
ベットに仰向けに倒れる。
あたしはベットに座ったまま雅樹を見た。
「雅樹やばいって言い過ぎ(笑」
雅樹は満足そうな笑顔。
「まじか〜
でもやばかった」
:06/11/04 08:32 :V703SH :QJrKc6o.
#45 [主]
「どーやばいの〜?」
「俺と唯ちゃん相性いいよね(笑」
「え〜相性とかよくわかんないよぉ(笑」
やばい=良かった
って事ね。
えっちを褒められるのは慣れてる。
所詮
そんだけの女だから。
やっぱ
身体
冷たいままだ。
:06/11/04 08:38 :V703SH :QJrKc6o.
#46 [主]
泊まってけって
言われたけど
明日早いからって
言って
送ってもらった。
シャワ-で身体を流す度に思う。
あたし何してんだろって。
同時に言い訳も。
そんなすぐに
強くなんかなれないって。
:06/11/04 08:40 :V703SH :QJrKc6o.
#47 [主]
独りは嫌。
繋がりがないと
温もりがないと
怖い。
誰かに求めてもらいたい。
じゃないとあたしが生きてる意味が
解らなくなるから。
:06/11/04 08:43 :V703SH :QJrKc6o.
#48 [主]
次の日
メイクも髪もばっちりで
携帯片手に家を出る。
彼氏の車だ。
そう。
さっき違う男に抱かれた身体で
彼氏に会うあたし。
何事もなかったみたいに。
いつもの笑顔で。
:06/11/04 08:46 :V703SH :QJrKc6o.
#49 [あ]
ガンバ:06/11/04 08:51 :N902i :/6fM4.o6
#50 [主]
「唯ちゃんだ〜♪」
「かずちゃんおはよ!」
車に乗り込むと
今度は彼氏の香りに包まれる。
あたしはそれを
躊躇う事なく受け入れるんだ。
「唯ちゃんは今日も可愛いね!」
「ありがとッ♪」
:06/11/04 08:52 :V703SH :QJrKc6o.
#51 [主]
あたしの彼氏。
和也(かずや)。19歳。
和也は友達の友達だった。
で付き合って
もう2年。
でも毎日「可愛い」「好き」
って
言ってくれる。
元チャラ男。
今は落ち着いた感じのカジュなお兄。
:06/11/04 08:57 :V703SH :QJrKc6o.
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