冷めた身体
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#181 [米]
:06/11/13 10:37 :SH902i :eFreqmKg
#182 [にゃン仔]
すいませン偉そうなこと言ってソ
けどもし決まった時間に来る習慣があるならその時間に私も来ようと思っただけですホ主さんごめんなさいじゃぁ頻繁に自分から覗くようにします。頑張ってください
カァさん別に私ゎ主さんに書くこと強制してるわけじゃありません
私が図々しかったかもしれませんが
もっと優しくアドバイスお願いします
:06/11/13 16:55 :W31SA :GPt95Z2k
#183 [主]
米サンありがとうございます♪
にャんこサン謝らないで下さいッ読んで下さって嬉しいです(*´∪`*)
「…あ、うん!
なんか分かった?」
普通に。
普通に。
『クラブのDJの連れに聞いたんだけど、木之下って薬やっててヤバイ奴らしい。
唯チャンまぢ心当たりない?』
:06/11/14 00:53 :V703SH :g.Qc./Kg
#184 [主]
薬…
だからなんか
心がないみたいな瞳なのかな。
誰にも言えない。
言いたくない。
わざわざ傷口広げるとか
あたしそこまで
Mじャないし。
「心当たり…ない
ごめんね…」
『いや大丈夫だよ。うわ〜心配だわ。今どこ?』
:06/11/14 00:58 :V703SH :g.Qc./Kg
#185 [主]
木之下がイラついてきたのが分かる。
怖い。
「ん?と…ね、コンビニ行くとこだよ」
『一人で?危ね-じゃん!迎え行くから家で待ってて!』
「え!?」
ツ-ツ-
雅樹はせっかちで
真っ直ぐに優しい。
コイツといる所
見られたくない。
:06/11/14 01:04 :V703SH :g.Qc./Kg
#186 [り]
面白い~
頑張って下さいi
:06/11/14 12:40 :W43T :0fKav8to
#187 [我輩は匿名である]
ずっとみてますエ
頑張ってくださあい
:06/11/14 16:29 :W31CA :xyC.OzFw
#188 [主]
ありがとう☆
少しだけ更新します↓
「電話だれ〜?」
ビクッ
重い声
癖のある匂い
あたしってこんな
ビビりだったっけ?
ずっと平気な顔して
歩いて来れたじゃん。
「あ、友達です。バイト先の」
「ふ〜〜ん。」
「な、んか用ですか?」
:06/11/14 16:33 :V703SH :g.Qc./Kg
#189 [主]
「俺の友達でさ〜お前の事知ってる奴いてさぁー
会いたくなったからアド聞いたんだよね〜
日本って狭いよなぁ」
ニタニタ笑わないでよ。
鳥肌が立つ。
「そ-なんですか。
あの、あたし約束あるんで…」
嘘だけど。
早く離れたい。
:06/11/14 16:36 :V703SH :g.Qc./Kg
#190 [我輩は匿名である]
:06/11/14 16:38 :W41K :pb/hRAbQ
#191 [主]
「ハァ?!」
いきなり声を荒げた。
本気でコイツ頭やばいんじャないの?
あたしは少し後ろに下がった。
家より少し離れた場所。
コンビニまでも微妙に距離がある。
暗さは増して
人さえ通らない。
「お前ちょっと来いよ」
:06/11/14 16:43 :V703SH :g.Qc./Kg
#192 [主]
瞬間に
またヤラれるって思った。
またあの冬の日の傷に
傷を重ねるんだって
悟った。
恐怖よりももう
諦めに似た感覚。
仕方ない。
あたしには温かさがないから
愛もないのに
男はあたしを抱けるんだ。
:06/11/14 16:46 :V703SH :g.Qc./Kg
#193 [主]
相変わらずガサガサの掌が
あたしの手を掴んだ。
「ああーどこでヤろッかなぁ〜」
ニタニタ笑う横顔。
目を反らした。
違う人だと思えばいい。
和也とえっちするんだって
思えばいい。
顔を見なきゃいい。
声を聞かなきゃいい。
:06/11/14 16:50 :V703SH :g.Qc./Kg
#194 [主]
涙なんて流さないよ。
あたしは
いつも
自分の為に
大事な人を裏切ってきたんだから。
馬鹿みたいに何度も
温もりを無視して来たんだから。
本気で愛されなくても
仕方ない。
最近じゃもう
そう思ってる。
:06/11/14 16:53 :V703SH :g.Qc./Kg
#195 [主]
黙ったまま
手を引かれ歩く。
やっぱ目を閉じても
耳を塞いでも
こんな冷たい男は
和也にはならないね。
だってあたし
和也があったかいの
知ってる。
:06/11/14 16:56 :V703SH :g.Qc./Kg
#196 [主]
プップ-ッ
暗闇を
ヘッドライトが照らし
クラクションと共に
車があたし達の前に
停まった。
バタンッ
運転席から降りてきた
「…」
雅樹だ。
:06/11/14 16:59 :V703SH :g.Qc./Kg
#197 [主]
黙ったまま
木之下を睨む。
黙ったまま
あたしの手を引っ張って
助手席に座らせた。
ドアを半分開けたまま
雅樹があたしに言う。
「来ちゃった♪」
「ぷっ笑
可愛いし!」
いつもの雅樹。
あたしにとっての王子様。
:06/11/14 17:05 :V703SH :g.Qc./Kg
#198 [主]
「唯ちゃん
100まで数えれる?」
「え〜
唯の事めちゃ馬鹿にしてる」
「アハハ(笑
目つぶってゆっくり数えててな」
「え…」
「はい!いーち
にーい」
「さーん」
雅樹は優しく
目を閉じたあたしの頭を撫でて
ドアを閉めた。
:06/11/14 17:09 :V703SH :g.Qc./Kg
#199 [主]
それからは
男の格闘?
雅樹が木之下を
ボッコボコにした。
あたしは見てないけど。
鈍い音が聞こえたもん。
バタンッ
「ハァ〜ストレス解消♪
さ-て行くか!」
少し息切れしながら車に乗り込み
アクセルを踏んだ。
本当にきっちり100数え終わった所だった。
:06/11/14 17:13 :V703SH :g.Qc./Kg
#200 [我輩は匿名である]
:06/11/14 18:39 :N901iC :6qcfw492
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