バトルロワイヤルの世界を借りた物語
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#18 [高]
そこまで校長がしゃべり終えた時、シンと静まりかえった体育館に大きな声が響いた。

「おい!てめぇ何が言いたいんだよ!」

⏰:06/11/22 02:25 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#19 [高]
男子生徒の声。3年の列からだ。誰かがしびれをきらしたようだ。


……そうだよ、何が言いたいんだよ?イベント?と仁が思ってる時だった。いきなりなにかが破裂したような音が体育館を揺らした。

⏰:06/11/22 02:34 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#20 [高]
なんだ!?と思った瞬間だった。

「ぎゃーーーーー!」
「嫌あーーーー!」

と叫び声が聞こえた。声のする方を振り向くと、腹が吹き飛んで内蔵が飛び出ている死体が目に飛び込んできた。死体から遠ざかろうとする生徒達とともに。

⏰:06/11/22 02:47 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#21 [高]
初めは死体と認識できなかったが、あれは間違いなく死んでいる!撃たれたのだ!体育館の上の方にある観客席には、大型のショットガンを持った軍人のような人がいる!

⏰:06/11/22 02:54 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#22 [高]
胸の鼓動が速くなるのがわかった。ただ、頭の中は真っ白だった。

「仁!!なんだよこれ!?」

斎藤が腕を掴み、訳が分からない!といった表情で仁に言った。

⏰:06/11/22 03:05 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#23 [高]
「知るかよ!なんだよこれは。」

仁が大声で斎藤に、逆に問い返した。

騒然となる体育館。悲鳴と騒つきがやまない。死体を目の前にして嘔吐する生徒もいる。

(今何が起こっている?)

⏰:06/11/22 16:23 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#24 [高]
その騒つきを止めたのは、またあの声だった。

「静かにしなさい!本当に、こんな事で驚いていたら、生き抜けないぞ。」

⏰:06/11/22 16:26 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#25 [高]
騒つきが止まった。いや、誰もが、騒ぐと殺されると分かったのだ。

シンとなる体育館。誰もがステージ上の校長の顔を見ている。

その校長の顔がニヤッと気色の悪い笑顔を見せた。

⏰:06/11/22 17:07 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#26 [高]
「うん、そう、それでいいんだよ。人の話は聞かないとな。」

白髪頭を掻き、気色悪い笑顔で続ける。

⏰:06/11/22 17:31 📱:P901i 🆔:☆☆☆


#27 [高]
「これから君たちには、戦争をしてもらいます。」

⏰:06/11/22 17:37 📱:P901i 🆔:☆☆☆


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