遠い昔の不思議な話。
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#142 [主]
仁は少し難しい顔をした後ゆっくりと話しはじめる。


仁「実は…僕が襲われる前に見てた夢と…襲われた後に見る夢はまったく違うもの…
前は…父さんと母さんが出てきた……二人は…僕を見て…泣きながら………………許してくださいと…ひたすら土下座するんだ…。」


仁は泣いていた。

⏰:07/02/26 01:39 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#143 [主]
仁「生々しかったよ…自分を見る両親の顔が…まるで悪魔を見ているかのような……そしてかならず夢の最後は………………僕が二人を殺して終わる。」



仁「その夢があまりにもリアルだった…怖かった…本当に殺してしまいそうで…夢が現実になるんじゃないかって……。毎晩も見るんだ。だから家出した…現実になってしまうかもしれないとゆう思いに押し潰されそうだった!!」

⏰:07/02/26 01:47 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#144 [主]
良太は腕のアザの痛みを感じた。

だがすぐにおさまった。

良「………?」


麻「そんな…それで家出したの?……ゆってくれればよかったのに…」

仁「ゆって何してくれるってゆうんだよ!?夢だよ!?たかが夢!!毎晩!!どうにもならねぇよ!!」

良「おちついて!…確かにたかが夢だ…でも何かひっかからない?麻子先生…先生も夢を見るんですよね?」

⏰:07/02/26 01:57 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#145 [主]
麻「?………ええ。女の人の夢を…最近は毎晩です…」


良「よく言いますよね?予知夢だとか…正夢だとか…。自分の夢は先祖が見た夢だとか…鍵は一つ。夢です…今回の…お父さんの事件は科学では説明出来ない事です…夢だってそうだ。仁君、襲われた後の夢の内容を教えてくれる?」

⏰:07/02/26 02:07 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#146 [主]
仁は驚いた顔でゆう。

仁「はは;…確かにあなたのゆうとうりかも…鍵は夢だ…父さんは自殺なんかする奴じゃない…殺されたんだ。…見つけだす!……………………………………………後の夢は…父さんが出てくる。」

麻「……。」

仁「父さんは同じ事を繰り返しゆうんだ…『西野森に伝わる本を見ろ』…って…」

麻「………本…そんな物聞いた事ない…」

⏰:07/02/26 02:15 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#147 [主]
麻「確かに西野森は歴史が深いけど……お母さん知ってるかな?」

仁「どうだろう…」

良「調べるしかないね…麻子先生…この事件は危険で長くなりそうです。学校…どうします?」

⏰:07/02/26 02:21 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#148 [主]
麻「私…学校辞める覚悟です!父を殺した奴を捕まえてみせます!…」


良「…だと思いました。…僕も休みをとります。ちょうど実家に用があるし。」

麻「良太先生に迷惑はかけれません!仁もいる事ですし!二人で頑張ります!」

良「でも…;ほっておくわけには…」

⏰:07/02/26 14:43 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#149 [主]
麻「大丈夫です!連絡はしますから!」

麻子はニコリと不安そうに笑った。

仁「でも…実家には帰ってあげてください。」

良「…分かりました…そうします。……でも!絶対連絡はしてくださいね!?」

⏰:07/02/27 00:49 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#150 [主]
麻「分かってます!…ピンチになったら…お願いします;……ふふッ」

良「はい。僕はスーパーマンより早いですよ?笑」

仁「…寒いですよ?笑」

良「☆…やっぱり?苦」

⏰:07/02/27 01:01 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#151 [主]
数日後―…


麻子は実家に帰っていた。

仁はまだ両親の顔が見れないと言い自分の家で麻子の帰りを待っている。


母「いきなり帰ってくるなんて…それに学校もやめて…なんのつもりなん?」

麻「私の事はいいの!それよりお母さん…体の方は大丈夫?もう年なんだから。」

⏰:07/02/27 01:06 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


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