遠い昔の不思議な話。
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#1 [()。]
これわ恋愛ものでわありません。
興味のない方わご遠慮ください
荒らし中傷一切
感想わ別にありますので
ここへわご遠慮ください。
あと更新遅いと早いの差がありますので
そこだけわご理解の方お願いします。
この話わあくまで自分の
妄想を小説にしたまでです

⏰:06/12/09 00:17 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#2 [()。]
遠い昔の不思議な話。

━・━・━・━・━・━・━・━

 ガバッ !
「はぁッ…はぁッ…はぁッ…」

あなたは奇妙な夢を見て目を覚ます。
そしてあなたは泣いている。
夢の内容は覚えていない。

覚えているのはただ恐い夢…それだけ。

⏰:06/12/09 00:26 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#3 [()。]
あなたは自分の体が汗でビショビショなのに気付く。

シャワーを浴びようとベットから下りる。
自分の体が妙に重い。

重い体をゆッくり動かせ服を脱ぎシャワーを浴びる。

あなたはシャワーを浴びながら腕のアザを見る。

火傷のような大きなアザ。
右腕の手首より少し上の方にある大きなアザ。
生まれた時からある大きなアザ。

⏰:06/12/09 00:33 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#4 [()。]
あなたは生まれた時から呪われている。
両親はこのアザを見た瞬間母は泣きじゃくり父は呆然としたとゆう。

痛みはない。
感覚すら…ない。

あなたの名前は
竹野川 良太 (25才)。
仕事は
高校の教師 世界史担当。

⏰:06/12/09 00:40 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#5 [()。]
今日は日曜日。
学校はお休み。

あなたは濡れた髪をタオルで拭きながらベットに腰かける。

そして夢を思い出す。
だか思い出せない。

うッすらと覚えているが…

あなたは頭の頭痛で考えるのをやめる。
「なんだよ…くそッ!!」

あなたはあの夢を何度も見る。
だが内容は覚えていない。

忘れたいが自分の中の何かがひッかかる。

⏰:06/12/09 01:21 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#6 [()。]
なんだか…
忘れちャいけないような。

自分でも分からない。

しかしなぜだ…?この夢を思い出そうとすればするほど腕のアザが
痛む…

一度医者に見てもらッたが
「とくに異常はありません」
あなたは諦めていた。

⏰:06/12/09 12:09 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#7 [()。]
第2章
 ━ 始まりの時 ━


「グ…グァァァァ!!」

ドサッ

「おや?もう死んでしまッたのかぁ…くッく」

男は笑う。

死体を見つめながら…。

2月23日
西野森 悠 【死亡】。

⏰:06/12/09 16:08 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#8 [()。]
男の全身からは煙のようなものが立ちこめている。

男は笑う。

「あ−はッはッはッ」

「すべては始まッた。
もう誰にも邪魔はさせはしない」

⏰:06/12/09 16:27 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#9 [()。]
第3章
  ━ すべて ━

その日良太は学校へ向かッていた。

なぜか今日は右腕のアザが痛む。
感覚がないはずなのに…

今日からではない。
この間からアザが痛む。

良太は気にしないようにしていた。

⏰:06/12/09 16:54 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#10 [()。]
学校の校門をくぐる。

「先生おはよ−!」

「こら!おはようございますだろ?」

いつもの朝。
同じ朝のたわいのない会話だ。

俺は今のこの日常を結構気に入ッている。

⏰:06/12/09 23:44 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#11 [()。]
すると後ろから

「良太先生 おはようございます!」

ッと元気よく肩をたたいて話しかけてきたのは数学担当の
西野森 麻子 

「麻子先生!おはようございますッ 今日も元気がいいですね!」

「ええ!こんな天気のいい日はとくにッ!」

確かに今日はいい天気だ。

いつの間にかアザの痛みは消えていた。

⏰:06/12/10 00:07 📱:N702iD 🆔:wU30pHWQ


#12 [()。]

。・*゚゚&・。。._-$・゚゚・。

今日はここまで
にします(・ε・`)
読んでいてくれてる方
いらッしャるか分からないんですけど報告です(´∀`)
。・*゚゚&・。。._-$・゚゚・。

⏰:06/12/10 01:04 📱:N702iD 🆔:wU30pHWQ


#13 [ぁぁや]

$*+$
夜書きますね(´∀`)

$*+$

⏰:06/12/10 15:50 📱:N702iD 🆔:wU30pHWQ


#14 [ひな]
おつかれ

⏰:06/12/10 16:32 📱:P901iS 🆔:Zdr5ysz2


#15 [()゚]

ひなさん
ありがとぅございます

⏰:06/12/10 16:43 📱:N702iD 🆔:wU30pHWQ


#16 [()。]


今日は落ちますね(・ε・`)


⏰:06/12/11 00:17 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#17 [()。]
誰か見てますか?

⏰:06/12/11 19:14 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#18 [()。]
いつものもうに授業をし、
いつものように時間が過ぎていく。


そして帰る時間になり職員室を入る。
するとその瞬間

ドンッ!   うわ! 
ドサッ

「すいません!」

「麻子先生…!どうしたんですか!?」

⏰:06/12/11 22:49 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#19 [()。]
目の前には目に涙をうかべた麻子が立ッていた。

「………‥。」

麻子は床にしりもちをついた状態で泣いているだけだッた。

「麻子先生?」

すると麻子が口を開いた。

「父が…‥父が死んだッてさッき母から電話が…。」

「…え…?」

⏰:06/12/11 22:55 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#20 [()。]
良太はどうすればいいか分からなかッた。
とゆうかどう声をかけたらいいか分からなかッた。


良太は麻子に手を差しのべた。
「今お母さん一人なんでしょう?先生が早く行ッてお母さんの側にいてあげてください。」
良太はニコッと笑いそう言ッた。
麻子は泣きながら「はい」ッとゆッて走ッて行ッた。

⏰:06/12/11 23:49 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#21 [()。]
第4章
   ━ 父 ━

タッタッタッ

あなたは病院の階段を急いでのぼる。
そしてある部屋の前で立ち止まる。

あなたは泣いている。
どうしても一歩が踏み出せない。
足も手も心臓も…
なにもかもが震えて止まらない。

⏰:06/12/11 23:55 📱:N702iD 🆔:fGfb/dIk


#22 [()。]
中からわ自分の母らしき人の泣き声が聞こえる。

あなたはその声に気付く。
胸が熱くなり立ッているのもやッとだ。

するとあなたはある事を思い出す。
ある人からゆわれた言葉。

それを思い出すとあなたはそッとドアのノブに手を近付ける。

⏰:06/12/12 00:00 📱:N702iD 🆔:d6Drvj8.


#23 [()。]
ガチャッ

キキー‥

「……………」

ドクンッ!

目の前には顔に白い布を被せられた父の姿。
その横には…泣きぢゃくッた姿の母。

「お母さん…?」

母はあなたに気付く。

⏰:06/12/12 00:08 📱:N702iD 🆔:d6Drvj8.


#24 [(´・ω・){あッ・・・とポキ]
面白そう(^∀^)

⏰:06/12/12 00:21 📱:W43T 🆔:oAjGfdcM


#25 [()。]

ありがとぅゴザイマス
めッちャ嬉しいです(´艸`)+゚
これからも宜しくお願いします*゚

⏰:06/12/12 00:32 📱:N702iD 🆔:d6Drvj8.


#26 [()。]
「麻子…お父さんが……」
母の顔は目が本当に腫れていてずッと泣いていたのが分かる。

あなたはゆッくりと父に近づく。
白い布を取る。

まるで別人のように顔色が青白く、触ると氷のように冷たい。

あなたの頬にゆッくりと涙が落ちる。

⏰:06/12/12 00:36 📱:N702iD 🆔:d6Drvj8.


#27 [あぁや]
あなたはゆう。

「お母さん…お父さん…何があッたの?」

母はゆう。

「それが…」

⏰:06/12/14 23:51 📱:N702iD 🆔:1FSvjMy.


#28 [()。]
「何があったって…分からないの…お父さんの体はキレイなんだけど…中が…」 

「…?…中って?意味が分からないんだけど…」

「中身が…体の中が丸焦げなんだよ…ッ」

⏰:06/12/16 00:47 📱:N702iD 🆔:.hQS7pqc


#29 [()。]
第5章
   ━ 謎 ━ 

「……」

麻子は母のゆっている事があまり理解出来なかった。

「どうゆう事!?お父さん…丸焦げってお父さん焼かれた後なんてないじゃない!」

「落ち着きなさい麻子!母さんも初めは分からなかった。…お父さんを見て…キレイでしょう?でも…体の中…内蔵とか心臓が…焦げてるらしいの。」

母は涙を流しながら続けた。
「焼かれているならもっとおかしな形をしてなきゃならないのに何も変な所がないの…」

⏰:06/12/16 00:56 📱:N702iD 🆔:.hQS7pqc


#30 [()。]
麻子はおそるおそる父のお腹を少し押さえるように触った。

「――…ッ!!」


なんだか体のが何もなく空気だけが入っているような感触。

麻子は体じゅうに寒気を感じた。

⏰:06/12/24 10:36 📱:N702iD 🆔:6OY5kOKg


#31 [()。]
頭の整理が出来ない…

普通に考えてありえない。

説明の出来ない事…。


怖い…

⏰:06/12/28 15:21 📱:N702iD 🆔:iJjEpzDQ


#32 [り]
続き気になるうx

⏰:07/01/01 15:03 📱:PENCK 🆔:2AFFH/iE


#33 [~naty~]
気になるぅ「頑張って下さいc

⏰:07/01/03 00:01 📱:neon 🆔:Upqka9vA


#34 [()。]

りさん
natyさん
めちャ嬉しいです!!!
ありがとぅゴザイマス★
頑張ります゚・。(pд`)。・゚。

⏰:07/01/03 14:23 📱:N702iD 🆔:DoMroGM6


#35 [()。]
麻子は今にもくずれそうな体を必死に支えた。

目眩いがする。


手に感触がまだ残っている。
だめだ!ここで私がしっかりしなきゃ!

⏰:07/01/03 14:27 📱:N702iD 🆔:DoMroGM6


#36 [()。]
横には母が…。

ただ泣いている。
子供みたいだ…。

こんな母を見たのは初めて。

麻子の中で何かがキシむ。

⏰:07/01/03 21:53 📱:N702iD 🆔:DoMroGM6


#37 [()。]
「お母さん…お父さん…殺されたの?」

「…‥」
母は何も話さなかった。

麻子は続けた。
「仁は?来てないの?」

麻子には二つ下の弟がいた。
ここには来ていない。
連絡はしたのだろうか?
母はそれから一言も喋ってくれなかった。

⏰:07/01/05 02:57 📱:N702iD 🆔:d6rVGv7g


#38 [()。]
麻子は父の顔をじッと見つめた。

父の顔つきは少し麻子に似ている。
父に似て性格も明るく気が少し強い。
だがすぐ泣くのは母ゆずりだ。
麻子は父の顔を見ながら言った。

「…‥あ−‥もうお父さん寝る時間だね?…‥」

麻子はそっと白い布を父の顔にかぶせたのだった。

⏰:07/01/05 11:38 📱:N702iD 🆔:d6rVGv7g


#39 [()。]
第6章。
    ━闇━

今日も良太は学校に来ていた。
麻子はいない…。

良太は麻子が心配だった。
一人で泣いているんぢゃないかと……

……い…!

「竹野川先生!!」

良太は名前を呼ばれハッとした。
「あ…ごめんごめん」

「先生悩み事−?」

「あ−もしかして今日麻子先生休みだから落ち込んでんの−?!」
笑いながらゆう生徒にゆわれ良太は思った。

⏰:07/01/07 00:02 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#40 [()。]
最近のガキはすぐ大人の問題に首をつっこむ…。
良太は苦笑いした。


「余計な事ゆってる暇があるならこの問題解いてみろ!」

「げ−!!」

今日も教室には笑いが飛ぶ。

と…その光景を一人の男が遠くから見ていた。

薄気味悪い笑みをうかべながら。

⏰:07/01/07 00:09 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#41 [()。]
良太は目線を感じその方向に目をやった。

…………?

しかし誰もいない。
気のせいか…
そりゃそうだよな、ここ2階だし。

良太は気にせずそのまま授業を続けた。

──────
ふぅ− 危ない危ない
気付かれてしまうとこだった。
今はまだ…逢えない。

すっぱい木の実が甘〜いピンクの実に熟すまで…

クックックッ
────────

⏰:07/01/07 00:24 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#42 [()。]
すると男はスゥーっと消えていった。

学校も終わり良太は家に帰る途中だった。

どうせ家に帰っても何もないだろ。
ラーメンでも食べて帰るか。

そう思ったその時。

〜♪

良太の携帯が鳴った。

⏰:07/01/07 00:52 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#43 [()。]
画面を見ると母親からだった。

ピッ─
「もしもし?」

「もしもし良太?母ちゃんだけどねぇ、あんた元気でやってるの?連絡ぐらいよこしなさい!」

「あぁ、ごめん母ちゃん。
元気だよ、学校でもなんとかうまくやってる。心配する事なんてないよ。」

「そうかぁ、それを聞いて安心したよ。休みにはこっちに顔でも出しな。」

──ピッ

⏰:07/01/07 12:03 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#44 [()。]
電話を切った。

母は言う。
「良太は元気そうでしたよ。………まだ。」
母は悲しそうな顔をする。

「そうか、よかった。だが安心は出来ない。…悠……あいつが殺されるとは。」
父はくやしそうにゆう。

⏰:07/01/07 12:12 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#45 [()。]

$*+$
又夜来ます( 艸`)圉+゚
誰か見てますかね?p(__。q)

$*+$

⏰:07/01/07 12:23 📱:N702iD 🆔:opGLGo2c


#46 [()。]

昨日これなかッたァ

後で書きます(μεμ)

⏰:07/01/08 12:08 📱:N702iD 🆔:q3dILw1g


#47 [()。]
その頃良太はラーメンをすすりながらある事を気にしていた。

なんだか母の声が…様子がおかしかった。

今度の休みに帰ろう。

良太はそう決めていた。

⏰:07/01/08 13:28 📱:N702iD 🆔:q3dILw1g


#48 [()。]
良太は家に帰りテレビをつけた。

ニュースが流れている。
良太はベットに寝そべりながら耳でアナウンサーの声を聞いていた。

半分頭に入っていたが半分耳から耳えと通り抜けていた。

⏰:07/01/12 22:10 📱:N702iD 🆔:n15S7lWI


#49 [()。]
すると一つのニュースが良太の頭に入ってきた。

《事件が起きたのは一昨日の23日。東京都に住む西野森悠さん(52)が三重県内の森で無惨な姿で発見されました。》

良太はそれを聞き目をテレビに向けた。

まさか…な。

麻子先生のお父さん?

⏰:07/01/14 00:29 📱:N702iD 🆔:rf5sVBY.


#50 [()。]
テレビに映る女のアナウンサーは続けた。

《え−私もこのような事件は初めてで少し驚いています。西野森悠さんの遺体は発見された時、木に寄り添いながら体育座りをしていたようです。そして口からは煙のようなが立ちこめていたとの事です。》

良太は少し苦笑いをした。
「おいおいッ…煙ってなんだよ…‥」

⏰:07/01/14 00:36 📱:N702iD 🆔:rf5sVBY.


#51 [()。]
《解剖で分かった事は、西野森さんの体はとてもキレイなままの状態ですが…体の中身はすべて焦げてなくなっている…との事です。》

アナウンサーの顔が少し歪む。

良太は驚き考えた。

麻子の事。もしこの事件の人が麻子の父だとしたら麻子はとんでもない事件に巻き込まれる可能性が高い。

⏰:07/01/14 00:42 📱:N702iD 🆔:rf5sVBY.


#52 [()。]
良太は落ち着いてまず麻子に電話をした。


しかし
―プッ―プッ―プッ― 

つながらない。

ッとその時

―ザァァァ―――…

「…ん?」

良太は変な音がしたのでよく聞いてみた。

⏰:07/01/18 07:51 📱:N702iD 🆔:fPcJsEHA


#53 [()。]
「あ――…あぁ…やッと―――この―時――…が―ッ」

プッ―プッ―プッ―――

「?何…だこれ…麻子先生の声ぢゃなかった…」

それは本当に声が低く、人間の声とは思えなかった。

⏰:07/01/18 09:01 📱:N702iD 🆔:fPcJsEHA


#54 [り]
がんばれx(・∀・)

⏰:07/01/18 10:20 📱:PENCK 🆔:nM/4qd6Y


#55 [()。]

りさん
ありがとぅゴザイマス
読んでくれている方がいるとわ思ッてなかッたのでp(__。q)
感激です(P`*q)+゚。
これからの展開をめちャ悩んで息ずまり中です

⏰:07/01/18 10:58 📱:N702iD 🆔:fPcJsEHA


#56 [我輩は匿名である]
失礼します
>>1-55

⏰:07/01/19 13:57 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#57 [()。]

アンカーありがとぅゴザイマス

⏰:07/01/19 23:19 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#58 [()。]
その時だった。 



――――――!!!!?


「ぐあ!……ぐッ………はぁ…はぁ!」

腕の傷が急に痛みだした。
良太はあまりの痛さに倒れこんでいた。

腕が痛すぎてちぎれてしまいそうだ。

するとふッと目の前が暗くなった。

⏰:07/01/19 23:24 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#59 [()。]
良太は気を失った。





━良太−ご飯よぉ早く帰ってきなさい……
キャァァァァァ!!!!━

⏰:07/01/19 23:28 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#60 [()。]
ハッ!!

良太は目を覚まししばらくボーッとしていた。

腕を見るといつもと何も変わりわしない傷が痛々しく腕にへびのようにまとわりついている。

さっきの痛みは何だったのか・・・
良太は額に汗をかいていた。

<…なんだろぅ…又夢を見た。でも今日はいつもと違うような…………………………不思議で恐い…夢>

⏰:07/01/19 23:35 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#61 [()。]
「何だか疲れた……」

そうつぶやき、良太はお風呂に入りその日は寝た。






━ 良太−ご飯よぉ早く帰ってきなさい …………………キャァァァァァ!!!――――――――――――――――――――――――オマエハダァレダァ? ━

⏰:07/01/19 23:39 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#62 [()。]
「うわぁぁぁぁ!!!」

良太は目を覚ます。

又夢を見た。不思議な…


――恐くて

――思い出したくて

――思い出せなくて

――思い出したくなくて

――恐くて―

――不思議で…昔の…

――大昔の
………?…………昔…?

⏰:07/01/19 23:43 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#63 [()。]
昔?……

分からない。
思い出したくない。

時計を見るとまだ夜中の3時すぎだった。

「……まだ…少し寝れる…」

そうゆうと良太はベットに倒れこんだ。

⏰:07/01/19 23:47 📱:N702iD 🆔:0UsUGFKw


#64 [我輩は匿名である]
なんか怖いくてドキドキするけど続きが気になる
おもしろい・v)
頑張って下さい

⏰:07/01/19 23:58 📱:SH902iS 🆔:irdW6kFs


#65 [()。]

$*+$
ありがとぅゴザイマス
めちャ嬉しいですp(__。q)
最後まで頑張ります
$*+$

⏰:07/01/20 11:14 📱:N702iD 🆔:.aWVpH0M


#66 [()。]
ピピピピピピピッ――

目覚ましで目を覚まし軽くシャワーを浴びる。
シャワーを浴びながら思う。あの…夢は何?分からない。
自分にとって必要なものなのか……あぁ…頭が痛い。考えるのをやめよう。

良太は学校に行く用意をする。

今日は…麻子先生は来るのだろうか?

⏰:07/01/20 13:39 📱:N702iD 🆔:.aWVpH0M


#67 [()。]
マンションを出て歩きだす。

夢のせいで疲れがとれていない。

「ふぅ……よし!」

良太は自分のほっぺを叩き気合いを入れる。

そして学校まで走って行く事にした。

⏰:07/01/21 00:07 📱:N702iD 🆔:SxDRyMqw


#68 [()。]
学校につくと良太は職員室に入るなり麻子を探した。


いない。



やはりまだいろいろ事情があるんだろう。

なんせ父親が亡くなったのだから。
ショックはそうとうなものだ。
そう早くは立ち直れないだろう。

⏰:07/01/22 19:24 📱:N702iD 🆔:bmVt47Vg


#69 [()。]
そっとしといた方がいいのだろうか…
連絡をしてもいいのだろうか…

自分が経験していない事を彼女はしている。
自分が分からない気持ち、不安、痛み、悲しみの中に彼女はいる。

自分がどう接していいのか分からない。

⏰:07/01/22 19:30 📱:N702iD 🆔:bmVt47Vg


#70 [()。]
………………





とりあえず今はそっとしておこう。

良太は授業に向かった。

⏰:07/01/22 19:39 📱:N702iD 🆔:bmVt47Vg


#71 [()。]

$*+$
夜又来ます

$*+$

⏰:07/01/22 20:45 📱:N702iD 🆔:bmVt47Vg


#72 [()。]
第7章
    ━怒り━

「カッ…………ハッ………………ぐあ!…」


男はゆう。

「今はまだ警告だぁ。これからが僕のお楽しみの始まりだよ?君はまだ生かしといてやる。……運がいいね。僕の気分だ。」

そうゆうと男は自慢したような顔でうなずいた。

――ドサッ・・

「おや?…………あ〜ぁ。人間ってやっぱり…小さくて無力で気持ちの悪い生き物だね………………………………………………………………………………………………………………………………ママ。」

⏰:07/01/22 23:48 📱:N702iD 🆔:bmVt47Vg


#73 [ガキ]
おもろ

⏰:07/01/23 00:24 📱:SO903i 🆔:ACMoGc2k


#74 [()。]

$*+$
ガキさんありがとうゴザイマス感激です

$*+$

⏰:07/01/23 07:43 📱:N702iD 🆔:D7Tt.s0k


#75 [()。]
「それではまた」

男は消えていった。

2月27日
西野森 仁 重傷。

⏰:07/01/23 23:38 📱:N702iD 🆔:D7Tt.s0k


#76 [()。]
ある病院にバタバタと人の足音がする。

麻子だ。

麻子はハァハァと荒い息をたて一つの病室の扉を開けた。
すると目の前のベットに寝ていた男が麻子に気付いた。

「ねえちゃん…」

「…仁!!」

⏰:07/01/25 22:02 📱:N702iD 🆔:KLSfN.0.


#77 [()。]
仁は麻子の弟だ。

「なんで?…何があッたの?…」

麻子は心配したようにゆう。

⏰:07/01/25 22:19 📱:N702iD 🆔:KLSfN.0.


#78 [()。]
仁はゆう。

「覚えてないんだ…気がついたらここにいて…」

仁の体を見るかぎり傷だらけだった。
麻子が見ても本当に目をそらしたくなる。
しかしおかしい…

「仁…?そんなに怪我してるのに痛くないの…?」

仁は体中が傷だらけだとゆうのに顔色はよく痛がっている様子もなかった。

⏰:07/01/26 00:06 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#79 [()。]
「自分でもよく分からないんだけど…痛みがまったくないんだ。感覚さえない…右腕…折れてるみたいなんだけど全然…痛くない。」

仁は不思議そうに言った。

しかし麻子は心配で仕方なかった。
父の事と仁の事…何か嫌な予感がする。
二人の事件は繋がっているような…

「ねえちゃん…俺大丈夫だから。心配かけてごめん。」

⏰:07/01/26 00:12 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#80 [()。]
仁がゆう。

しかし麻子は迷惑だなんて思ってなかった。
逆にその言葉を聞いて頭に血がのぼった。

「何ゆってんの!?あんた私の弟でしょ!?心配して当然なの!!あんたおかあさんの子供でしょ!?…」

仁はずっと両親に連絡をしていなかった。
両親をさけ続けていた。
しかし麻子とは連絡をとっていた。

「ごめん…母さんには連絡してない。連絡する気もないよ…」

⏰:07/01/26 12:00 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#81 [()。]

・⌒。。。。。。。。。。⌒・

又夜書きます

・⌒。。。。。。。。。。⌒・

⏰:07/01/26 16:55 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#82 [()。]

$*+$
書きます(`・ω・´)
$*+$

⏰:07/01/26 18:56 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#83 [()。]
麻子は椅子に座り仁に聞く。

「仁は…いつからそんなに悲しい子になっちゃったの?」
麻子は悲しそうな目をしている。

「なんでだろなぁ…なんでかな?………これはおねえちゃんには話してもいいかな…」

⏰:07/01/26 19:11 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#84 [()。]
仁は何か思い込んでいるようだった。

「仁何か隠してるならなんですぐゆってくれなかったの?仁は私にを頼ってくれてると思ってたのに。」

「ごめんねえちゃん……でも…なんだか話すのが怖くて。」

⏰:07/01/26 19:28 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#85 [()。]
すると仁はゆっくりと話し始めた。

「俺がまだ高校生の時…ちょうど卒業を目前にした時だった。」

麻子《仁がお母さんたちと連絡とらなくなり始めたころかな。。。》

仁は続けた。
「毎晩……夢を見るんだ。なんだか不思議な…怖い。」 

「夢?……」
麻子は不思議そうに聞く。

⏰:07/01/26 21:04 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#86 [()。]
「そう…夢。 怖いんだ…凄く凄く。……」
すると仁の様子が変わった。

「痛……ッ……………」
――――――――

仁は頭を抱え凄く痛がっているようだ。

「仁!?どうしたの?!頭痛いの!?」

麻子がナースコールを押そうとした瞬間いきなり仁に腕を捕まれた。
「大丈夫…」

「仁…本当に?」

⏰:07/01/26 21:25 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#87 [()。]
その時だった。
仁がいきなり顔を上に向き白目になり小刻みに震えだした。
「……何…?」
麻子は突然の事で固まってしまった。

「……た…」
仁が何か言った。

「え?何!?」

「…来…た……嫌…だ…来るな……あああ……………………………………………………わあああああ!!!!」

「仁!?」

⏰:07/01/26 21:37 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#88 [()。]
すると仁がこちらをギロッと睨んだ。

ビクッ!

麻子は始めて見る仁の目に驚いてどうしていいか分からなかった。

「お前も……こいつみたいになりたいか?…





なぁ?!」

⏰:07/01/26 21:57 📱:N702iD 🆔:ggpUSzuI


#89 [()。]
「!!!―――――――――いやぁああぁああ!!」
麻子はそのまま気を失った。
すると仁も倒れこんで気を失った。

⏰:07/01/27 11:51 📱:N702iD 🆔:.tXLB7LQ


#90 [()。]
「――――――――――――――――――


私の心はあなたのものです。あなたの心も私のものです。
あなたと私は一つになりました。
私はあなたを永遠に思い続けましょう。




さようなら。」

⏰:07/01/27 12:56 📱:N702iD 🆔:.tXLB7LQ


#91 [()。]

$*+$
後で書きます
誰か見てますか?

$*+$

⏰:07/01/27 22:51 📱:N702iD 🆔:.tXLB7LQ


#92 [さき]
始めから読んでますッ
続きがほんと気になるんですけど…無理せず頑張ってくださぃねぇ

⏰:07/01/28 02:01 📱:D902i 🆔:DEX1pfLA


#93 [()。]

$*+$
さきさん
ありがどぅゴザイマス
すいません昨日は書けなくて
今日は書くので(`・ω・´)
$*+$

⏰:07/01/28 11:07 📱:N702iD 🆔:bTfPK7tQ


#94 [()。]
「は!!――――……」

麻子は目を覚ました。
辺りを見ると横には仁が寝ていた。
気付いたら麻子もベットに入っていた。

「あれ?私なんでベットなんかに…」
すると

「起きましたか?」

「へ?…あ!!すいません私ご迷惑を!」

「いえいえ。隣のベットは空いてるので好きなだけ寝てください。」

⏰:07/01/28 11:12 📱:N702iD 🆔:bTfPK7tQ


#95 [()。]
そう笑いながらナースのおねえさんは出ていった。

「……そっか…私寝ちゃったんだ。……それにしても変な夢見ちゃったなぁ。」

《あれ?そういえば仁も夢を見たって……》

「あ!そうだ!仁!!」

「仁!起きて!仁!」

⏰:07/01/28 11:16 📱:N702iD 🆔:bTfPK7tQ


#96 [()。]
「ん……なんだよぉ…うるさいなぁ…」

《いつもどうりの仁だ》

麻子は安心すると仁に聞いた。

「仁!あんた昔変な夢見たって言ってたよね?!どんな夢だった?!」

「……………怖い夢だよ。」

そうゆうと仁は又寝てしまった。

⏰:07/01/28 11:19 📱:N702iD 🆔:bTfPK7tQ


#97 [()。]
その頃良太は学校で授業をしていた。


《――今日も麻子先生こなかったな…》


授業も終わり職員室に入った。
すると

「あ!良太先生おはようございます!もうこんにちわですけどね!。」
そう笑いながら言ったのは麻子だった。

「麻子先生?!…お久しぶりですね。」

⏰:07/01/28 11:36 📱:N702iD 🆔:bTfPK7tQ


#98 [()。]
「良太先生…今日帰りもし予定がなかったらお茶でもしませんか?」

突然の意外な言葉に良太は少し驚いた。

「え、 ええぜひ。」


麻子はそれを聞くと授業へむかった。

⏰:07/01/29 16:16 📱:N702iD 🆔:Vb6h/tfM


#99 [()。]
麻子のあっさりとした態度に良太は違和感を感じた。

良太は思った。


《何かあったんだ…》

。。。。。。と



麻子の背中を見て良太は悲しい顔をした。

⏰:07/01/29 21:11 📱:N702iD 🆔:Vb6h/tfM


#100 [()。]

$*+$
<font size="7">1


$*+$
</Font>

⏰:07/01/29 21:56 📱:N702iD 🆔:Vb6h/tfM


#101 [()。]

変になッたぁ゚・。(pд`)。・゚。

⏰:07/01/29 21:57 📱:N702iD 🆔:Vb6h/tfM


#102 [()。]
――――放課後―――――


良太が職員室で麻子を待っていると少し腕のアザに軽い痛みが走った。


「いッ!!?。。。。。。。。?」

あっとゆう間に痛みは消えた。


すると後ろから
「良太先生どうしました?」

⏰:07/01/30 22:50 📱:N702iD 🆔:sH0rxYIM


#103 [()。]
 「うわ!!」

後ろからいきなり肩をポンッと叩かれ良太は驚き大きな声をあげてしまった。
《俺…めっちゃダセェ…》

それを見て麻子がすいませんと笑いながら言う。

良太は少し顔を赤らめ照れた。

「いやいやこっちもでかい声を出してすみません。」

麻子はなんだかこの雰囲気に安心したような顔をしていた。

⏰:07/01/30 22:55 📱:N702iD 🆔:sH0rxYIM


#104 [()。]
「じゃあ行きましょうか!」
麻子がそう言い二人は街へ出かけた。

「……………………。」


久しぶりに逢ったせいか二人は変に緊張し沈黙が続いた。

麻子は考えていた。


話を…この人に話を聞いてもらおうと思ったが…迷惑だろうか。
いや…きっと迷惑だろう…だが今話を誰かに聞いてもらわないと頭がおかしくなりそうなぐらい麻子は追い詰められていた。

⏰:07/01/31 18:08 📱:N702iD 🆔:gkclctUo


#105 [()。]
数分後、二人は街中のある喫茶店に入った。
ご注文は?っと作り笑いをした女が聞いてくる。

麻「私コーヒー、先生は?」 
良「じゃあ僕も同じのを。」

良「めずらしいですね。先生から誘ってくれるなんて。」

⏰:07/01/31 18:42 📱:N702iD 🆔:gkclctUo


#106 [()。]
麻「すみません。突然お誘いして。」
麻子は顔を曇らせる。

良「気にしないでください。僕もどうせ暇ですし。」

麻「…………………。」

麻子は突然黙り込む。

⏰:07/01/31 18:47 📱:N702iD 🆔:gkclctUo


#107 [()。]
良「…どうしました?」


麻「…良太先生に突然こんなお話をするなんて迷惑だって分かってるんです…でもこんな話…‥」

⏰:07/01/31 19:13 📱:N702iD 🆔:gkclctUo


#108 [()。]
良「いいんです。僕でよかったら話してください。」

すると麻子の瞳から一粒の涙がこぼれた。

良「……!?…」

良太は突然の麻子の涙に驚きどうしたらいいか分からなかった。

⏰:07/01/31 19:35 📱:N702iD 🆔:gkclctUo


#109 [()。]

後できます。

⏰:07/02/03 22:13 📱:N702iD 🆔:JrmLbsYE


#110 [()。]
麻子は涙を拭き話はじめた。

父の事、弟の事、夢の事。


それをただ真剣に聞く良太。

良「そうですか、でもその仁君の夢の内容は気になりますね。。。しかし仁君が見た夢の内容が怖いものなら麻子先生の見た夢とかけ離れているのでわ?」

麻子はうなずく。

麻「私はその夢を見た時はなんだか…心が暖かいような、さびしいような…」

⏰:07/02/04 01:44 📱:N702iD 🆔:VBSi/A5Q


#111 [()。]
麻「なんだか懐かしい…」

良「懐かしい?」

麻「はい。よく分からないんですけど…」

良「そうですか……夢といえば…僕も怖い夢を見ます。内容は覚えてないんですけど…」

麻「……覚えてないのに分かるんですか?」

⏰:07/02/08 14:09 📱:N702iD 🆔:IHnHtlFQ


#112 [あや]
下を向きながら話していた良太を麻子が覗き込みながら聞く。


―ドキッ

《あ、あれ?なんで俺今………》


良太はなぜか麻子の顔を見た瞬間心臓が高ぶった。
良太の顔がほんのり赤くなる。

麻「…………?」

⏰:07/02/09 21:11 📱:N702iD 🆔:a5sZDCFo


#113 [あや]


名前変えました。

⏰:07/02/09 21:16 📱:N702iD 🆔:a5sZDCFo


#114 [あや]
麻「どうしました?」

良「い、いえ何でも…すいません;」


良「それで仁君はまだ入院中なんですか?」

麻「ええ、すぐ退院出来ると思うんですけど…」

⏰:07/02/10 16:30 📱:N702iD 🆔:kvz.FBtA


#115 [あや]
麻「私…自分で分かります。あの夢もう1度見ると思うんです。自分でもなぜ分かるのか…なぜこんな気持ちになるのか分からないんですけど…」

麻子はコーヒーカップを見ながらゆう。

良太は麻子がゆっている事が理解出来た。
なぜなら自分も同じ経験をしているから。






怖くて不思議な夢を見ているから。

⏰:07/02/12 00:43 📱:N702iD 🆔:yglXqnts


#116 [あや]
そしてふと麻子の顔を見た。

良「!?」

麻「…あ…ぁ……りょう………た先生……ッ」


麻子は良太の方を見ながら驚きのあまり声が出ないようだった。

いや…良太をとゆうより良太の後ろを見ていた。


良太は後ろを見ようとした時麻子が良太の手をとり良太が後ろを振り向くのを阻止した。

⏰:07/02/12 12:04 📱:N702iD 🆔:yglXqnts


#117 [あや]
その手は凄く力が強く。

麻子は汗を流しながら今にも泣きそうだった。


良「……先生、とりあえずここ出ましょう。」

麻「…はい………」

⏰:07/02/12 12:45 📱:N702iD 🆔:yglXqnts


#118 [あや]
二人は店を出て近くの公園に向かった。

麻子は一言も喋らずただ泣いていた。

とりあえずベンチに座り麻子が落ち着くのを待った。


数分後――…

麻「すいません…驚かせてしまって。」

良「いえ、大丈夫ですか?
一体何を見たんですか?」

⏰:07/02/13 10:54 📱:N702iD 🆔:jotD4gd2


#119 [あや]
麻子は少し良太を見つめ言った。

麻「信じてもらえないかもしれませんけど…」

良「大丈夫です…麻子先生は嘘はつきませんよ。」

良太はニコッと優しい笑顔を見せた。

それを見て麻子は安心したのか静かに口を開く。





麻「…父を………見ました。」

⏰:07/02/16 11:28 📱:N702iD 🆔:cO9/Y7wI


#120 [あや]
良「…え?!…………………それは……霊…とゆう事ですか?」

麻「ええ…父は亡くなりましたから。……父は…あなたを見ていました。」

麻子は良太を見る。

良「僕を…ですか?…………それは…なぜ?」

麻子は首を横に振り分からないと言った。

良「今は…いますか?」

麻「いいえ。」

⏰:07/02/16 22:31 📱:N702iD 🆔:cO9/Y7wI


#121 [あや]
良「なんだか……すべてが現実からかけ離れていますね………はは;」

良太は苦笑いをする。


麻「はい…私もなんだか信じられません……へへ;」

⏰:07/02/16 23:48 📱:N702iD 🆔:cO9/Y7wI


#122 [あや]
良「でも…確かに現実離れしているけどこれは事実なんです…これからは麻子先生…周囲に気を配ってくださいね?」


麻「…‥はい!…って気合い入れても内心ビビリまくってます…」


麻子は動揺を隠しきれないといった感じだ。

良太もなんだか胸騒ぎがしていた。

それは






これから起こるとても恐ろしい…いや、不思議な事の前触れである・・・。

⏰:07/02/17 01:23 📱:N702iD 🆔:0scly19Q


#123 [あや]
おもしろい
主さん頑張って下さい

⏰:07/02/18 10:57 📱:P902i 🆔:a88uGAWo


#124 [あや]


あやさん
もうめッちャ嬉しいです
読んでくれてる方がいらッしャるか不安だッたので

最後まで頑張ります

名前が一緒ですね
主にしますね

⏰:07/02/18 12:57 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#125 [ミルキー]
最初カラ読んでましたッ             この小説好きなンで、              頑張ッて下さL1

⏰:07/02/18 13:02 📱:N701i 🆔:yx57FaPY


#126 [主]

ミルキーさん
読んでくださッたんですか
本当に嬉しいです

最後まで絶対完成させるんで見守ッていて下さい

⏰:07/02/18 13:07 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#127 [主]
>>122
から


その日良太たちは明日また逢う約束をし別れた。


良太は部屋につきベットに倒れこんだ。

良「ふぅ・・・・」

良太はどうしても気になっていた。
それは麻子と仁の夢。
仁の夢の内容は分からないが二人の夢と自分が毎日見る夢…‥

⏰:07/02/18 13:25 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#128 [主]
なにかがひっかかる。


良太は腕のアザを見た。


これから何かが起こりそうな予感。



不吉な予感。




良太はそのまま寝てしまった。

⏰:07/02/18 13:44 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#129 [主]
―――――――

―――――――――

………


あなたは……‥




私を愛していますか?



―――――――…‥

⏰:07/02/18 16:24 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#130 [主]
 ‥―愛しています―‥


良「愛してる…………は?」


良「なんで…俺今愛してるなんて…?」

時計を見ればもう朝の6時だった。


良「…………………」


ジリリリリリリ!!!!!

目覚まし時計がなり良太は用意を始める。

⏰:07/02/18 16:31 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#131 [主]
良「ふぅ……」


今日は麻子と逢う日。

まぁ学校で逢うのだが今日は仁の話ついでにお見舞いに行く。


自分がなぜ他人の事にこんなに必死になるのか…‥


偽善―

いや、良太は分かっていた。
自分がなぜ必死になるのか。

⏰:07/02/18 23:12 📱:N702iD 🆔:MD/ErhfQ


#132 [主]
――麻子が好きだから――


愛してるから…


大切な人を失いたくないから。
それに…

何かが良太を引き寄せるから。
不思議ななにかが。

⏰:07/02/19 13:49 📱:N702iD 🆔:4O9GSagM


#133 [主]
良太が学校に向き歩いていると。

麻「わぁ!!」

良「うお!!?」


麻子が良太の後ろから強く背中を押した。

良「麻子先生?!も−驚かさないで下さいよぉ;」

麻「あははは!先生大げさですよぉ!あはは!」

⏰:07/02/19 19:33 📱:N702iD 🆔:4O9GSagM


#134 [主]
麻子は父親が亡くしたとは想像出来ないくらい元気だった。

無理してるんだろうと良太は思った。


麻「あ!そうだ良太先生!昨日仁のいる病院に電話したんですけど仁明日退院するみたいです。」

良「え?そうなんですか。早く退院出来てよかったですね!」

⏰:07/02/19 21:57 📱:N702iD 🆔:4O9GSagM


#135 [主]
麻「はい!」


二人は並んで学校へ迎う。


良太は麻子に夢の事を話そうとしたが放課後にする事にした。

⏰:07/02/20 22:56 📱:N702iD 🆔:hajYVEE6


#136 [主]
キーンコーンカーンコーン−…‥




学校が終わり麻子と良太は病院へ迎う。

途中麻子が良太に何かを言い掛けたが麻子は下を向いてしまった。


……………?

⏰:07/02/21 00:28 📱:N702iD 🆔:de0xI0Ok


#137 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:07/02/21 13:08 📱:N902iS 🆔:☆☆☆


#138 [主]


アンカーありがとぅゴザイマス

⏰:07/02/22 11:42 📱:N702iD 🆔:9VQOkKH2


#139 [主]
病院につき仁のいる部屋に入る。

麻「仁!来たよぉ!」

仁「あぁ!早いね」

麻「仁!この人が昨日言ってた良太先生だよ!」

良「はじめまして。竹野川良太です。」

仁「はじめまして。西野森仁です。話は姉から聞いてます。僕に聞きたい事があるんですよね?」

⏰:07/02/23 12:12 📱:N702iD 🆔:gZg.ZAXE


#140 [主]
良「ええ。仁君は夢を毎日見てるんですか?…」

仁「……なぜそんな事を聞くんですか?」

良「気になるからです!」

麻「………;」

仁「はは;…確かにそうですよね。」

仁「ええ。夢は毎晩見てますよ…昨日も…きっと明日も明後日も…。」

⏰:07/02/24 13:31 📱:N702iD 🆔:ECbFtcJU


#141 [主]
良「そっか…内容とか…覚えてる?」

仁「………………」

麻「仁…話してほしい…なんだか…分からないけど何かがひっかかるの…。」

仁「ああ、僕もだ…」

⏰:07/02/24 22:59 📱:N702iD 🆔:ECbFtcJU


#142 [主]
仁は少し難しい顔をした後ゆっくりと話しはじめる。


仁「実は…僕が襲われる前に見てた夢と…襲われた後に見る夢はまったく違うもの…
前は…父さんと母さんが出てきた……二人は…僕を見て…泣きながら………………許してくださいと…ひたすら土下座するんだ…。」


仁は泣いていた。

⏰:07/02/26 01:39 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#143 [主]
仁「生々しかったよ…自分を見る両親の顔が…まるで悪魔を見ているかのような……そしてかならず夢の最後は………………僕が二人を殺して終わる。」



仁「その夢があまりにもリアルだった…怖かった…本当に殺してしまいそうで…夢が現実になるんじゃないかって……。毎晩も見るんだ。だから家出した…現実になってしまうかもしれないとゆう思いに押し潰されそうだった!!」

⏰:07/02/26 01:47 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#144 [主]
良太は腕のアザの痛みを感じた。

だがすぐにおさまった。

良「………?」


麻「そんな…それで家出したの?……ゆってくれればよかったのに…」

仁「ゆって何してくれるってゆうんだよ!?夢だよ!?たかが夢!!毎晩!!どうにもならねぇよ!!」

良「おちついて!…確かにたかが夢だ…でも何かひっかからない?麻子先生…先生も夢を見るんですよね?」

⏰:07/02/26 01:57 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#145 [主]
麻「?………ええ。女の人の夢を…最近は毎晩です…」


良「よく言いますよね?予知夢だとか…正夢だとか…。自分の夢は先祖が見た夢だとか…鍵は一つ。夢です…今回の…お父さんの事件は科学では説明出来ない事です…夢だってそうだ。仁君、襲われた後の夢の内容を教えてくれる?」

⏰:07/02/26 02:07 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#146 [主]
仁は驚いた顔でゆう。

仁「はは;…確かにあなたのゆうとうりかも…鍵は夢だ…父さんは自殺なんかする奴じゃない…殺されたんだ。…見つけだす!……………………………………………後の夢は…父さんが出てくる。」

麻「……。」

仁「父さんは同じ事を繰り返しゆうんだ…『西野森に伝わる本を見ろ』…って…」

麻「………本…そんな物聞いた事ない…」

⏰:07/02/26 02:15 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#147 [主]
麻「確かに西野森は歴史が深いけど……お母さん知ってるかな?」

仁「どうだろう…」

良「調べるしかないね…麻子先生…この事件は危険で長くなりそうです。学校…どうします?」

⏰:07/02/26 02:21 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#148 [主]
麻「私…学校辞める覚悟です!父を殺した奴を捕まえてみせます!…」


良「…だと思いました。…僕も休みをとります。ちょうど実家に用があるし。」

麻「良太先生に迷惑はかけれません!仁もいる事ですし!二人で頑張ります!」

良「でも…;ほっておくわけには…」

⏰:07/02/26 14:43 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#149 [主]
麻「大丈夫です!連絡はしますから!」

麻子はニコリと不安そうに笑った。

仁「でも…実家には帰ってあげてください。」

良「…分かりました…そうします。……でも!絶対連絡はしてくださいね!?」

⏰:07/02/27 00:49 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#150 [主]
麻「分かってます!…ピンチになったら…お願いします;……ふふッ」

良「はい。僕はスーパーマンより早いですよ?笑」

仁「…寒いですよ?笑」

良「☆…やっぱり?苦」

⏰:07/02/27 01:01 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#151 [主]
数日後―…


麻子は実家に帰っていた。

仁はまだ両親の顔が見れないと言い自分の家で麻子の帰りを待っている。


母「いきなり帰ってくるなんて…それに学校もやめて…なんのつもりなん?」

麻「私の事はいいの!それよりお母さん…体の方は大丈夫?もう年なんだから。」

⏰:07/02/27 01:06 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#152 [主]
母「……お父さんが死んで辛い事ばっかりやけど…大丈夫!いつまでも悩んでたらお父さん成仏しやんかもしれやんしな!」

麻「…そっか。元気ならそれでいいの!…ところでさ!お父さんの部屋そのままにしてあるなら見たいんだけど、いい?」

母「あぁええよ?見ておいな。」

麻「うん行ってくる。」

麻子は2階にある父の部屋へと向かった。

⏰:07/02/27 01:13 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#153 [主]
ガチャッ…

フワッ


懐かしい香り…

昔自分を抱っこしてくれた時と同じ…

安心するー…


「ッ―うッ……お父さん…」

麻子はその場に泣き崩れた。

⏰:07/02/27 01:16 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#154 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:07/02/27 01:17 📱:SH903i 🆔:Fmdm1xgk


#155 [主]
一方その頃良太も実家に帰っていた。


母「何かあったの?…あんたが帰ってくるなんて…」 
良太の母が台所から心配そうにゆう。

良「ゆっくりしたかっただけだよ。」

良太はテレビの方に目を向けた。


良「……ん?」

⏰:07/02/27 01:22 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#156 [主]

うわぁ
ありがとうゴザイマス
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/02/27 01:23 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#157 [主]
良太が見た物はテレビの横にある本棚。
その中に一冊だけ不自然にボロく、薄汚い本のような書物のような物がおいてあった。

良「なんだこれ?……」

良太は手にとりそれを開いてみた。


良「うわッ…これ相当昔のだな…なんでこんな物が?
…にし……の…もり?……………!?……………………西野森!!?…って」

⏰:07/02/27 01:30 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#158 [主]
良「嘘だろ……?……」

良太はその内容を見た。

―ほど昔
西の山に女ありけり、
その顔は見る者すべての
目を奪う
女はある男に襲われた
女は心を失った
男は女を閉じ込めた
女のすべてを求めた結果
女の心を奪われた
他の男に奪われた
男は鬼と化した
男は女と共に亡き
純粋な男はただ立ち尽くす
なんとも悲しき西野森―

⏰:07/02/27 01:42 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#159 [主]
良太はその内容を見た時これは確実に麻子の父が言っていた本だと確信した。

良「でも…これがなんでここに?…」

その時ちょうど母が台所から戻ってきた。

母「何見てんの?………………!…………あ……」

母は驚きを隠せないようだった。

良「母さん?…これ…何?」
母「え?…さッ…さあ?…」

⏰:07/02/27 01:47 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#160 [主]
良「母さん?…ごまかすな」

母「…………はぁ…分かった。話さなくちゃね…この時が来るのは分かってた。…‥あ「ちょっと待って!」……」

良太は嫌な予感がして母が喋るのを止めさせた。

母「大丈夫、この話はお父さんが帰ってきてからだよ。」

良「あ、ああ…」

⏰:07/02/28 14:56 📱:N702iD 🆔:ivtOjQ3A


#161 [えっちん]
続き気になります(´∀`)頑張ってください!

⏰:07/03/03 14:53 📱:N902i 🆔:EWJKXxuA


#162 [主]

えっちんさん
すいませんお待たせしました
今から書きます(・ω・´)

⏰:07/03/07 23:48 📱:N702iD 🆔:Y0S6whlo


#163 [主]
良太はわけが分からなくなっていた。

なぜこの本が…この家に…

西野森と竹野川に何かがあるのか。

驚く以上に何も考えられない。

じわりじわりと苦笑いと汗がにじみ出る。

横で母は眉間にしわをよせ何か考えているようだ。

⏰:07/03/07 23:55 📱:N702iD 🆔:Y0S6whlo


#164 [ミルキー]
>>135-200                   久Uぶリに見たらぃッばぃ更新されてる                 主サン頑張ッてくださぃネ

⏰:07/03/08 10:16 📱:N701i 🆔:5CnH7Vts


#165 [主]

ミルキーさん
少しずつですが頑張ッてます
見てくれてありがとうゴザイマス

⏰:07/03/08 12:54 📱:N702iD 🆔:YyXhR68.


#166 [主]
本を見るかぎり相当昔の物だとゆう事が分かる。

この女の人は麻子先生の夢に出てくる女の人…?





この本は簡単にまとめてあるだけ…



本当はもっと何か起こっているに違いない。

⏰:07/03/08 12:58 📱:N702iD 🆔:YyXhR68.


#167 [主]
良「ちょっと電話してくる。」

母「…………。」


良太は言うべきか迷ったが麻子に電話をした。


―――――――
〜♪

麻「もしもし?」

⏰:07/03/10 15:12 📱:N702iD 🆔:d61wuiqY


#168 [主]
麻「良太先生…‥はい。………それが…それらしき本は一冊もありません。……………え?…………!?…………はい…はい…‥分かりました。…仁も連れていきますね!…それぢゃ…………………」

良太から電話をうけ麻子はすぐに仁に連絡を入れると二人で良太の実家へ向かった。


――――――――

良「母さん、今から俺の知り合いが二人来る…その人たちも父さんに話しを聞くから…」

母は静かに頷いた。

⏰:07/03/11 14:38 📱:N702iD 🆔:mKzvVduE


#169 [まリ]
面白い楽しくみさせてもらってま頑張って下さい

⏰:07/03/11 16:16 📱:P702iD 🆔:☆☆☆


#170 [主]

まリさん
ありがとうゴザイマス
頑張るので応援お願いします

⏰:07/03/12 00:02 📱:N702iD 🆔:G2//Uncg


#171 [主]
良「父さん何時に帰ってくるの?」

母「どうだろう…あの人の帰ってくる時間はいろいろだから…。」



二人はしばらく沈黙のまま時を過ごした。
良太はボロボロの本を何度も読み返していた。

⏰:07/03/13 00:23 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#172 [主]
良太はその本を見ていたらなぜか腕のアザがジンジンと痛みだした。

良「……………。」


良太は思った。

夢…女の人…本…腕のアザ……………

何かがひっかかる。
これは全部関係しているのか?
この腕のアザはなんだ?

もうここまで来たら自分も西野森の事件に関係しているとしか思えない。

⏰:07/03/13 00:27 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#173 [主]
自分はなんなんだ?!

頭の中であらゆる可能性がごちゃ混ぜに出てくる。

警察に電話をしても何の意味もない。

信じてもらえないどころか鼻で笑われそうだ…。

⏰:07/03/13 00:29 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#174 [主]
自分自身で解決しなければならない。

しかし麻子の父親の死が気になる。

そいつを相手にするとするとこっちもタダではすまされない…。

覚悟がいる……

⏰:07/03/13 12:55 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#175 [我輩は匿名である]
…‥いや、覚悟は出来ているつもりだ。


とその時だった。 

〜♪


麻子から電話がかかってきた。

見慣れない田舎道なので迷ったみたいだ。

良太は迎えに行く事にした。
時計を見ると3時間以上考え事をしていた。

⏰:07/03/14 14:32 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#176 [我輩は匿名である]
かいて?

⏰:07/03/14 22:00 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#177 [主]
仁「ねえちゃん…戻ったほうがよくない?」

麻「…‥確かに;」

―‥っと麻子と仁が話ながら見つめる先には圧倒的に近寄るなとでも言いたそうなまがまがしいオーラを出している大きな山があった。

麻子は車のハンドルを握りバックし始めた。

仁は良太に電話をかけた。

―――…‥はい、…分かりました。」―ピッ

仁「…………あ!あった!ねえちゃん、あそこにある病院に向かって。そこに良太さんいるって!」

⏰:07/03/14 23:40 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#178 [主]
麻「分かった。」


その時だった。


仁「うわあぁあああぁあああぁああぁああぁあ!!」
キキーッ!!

麻「仁!?」

――――――――――

良「お!…来た来た、」

良太は大きく手を振った。

良太は目をぎょッと見開いた。
なぜなら麻子の車が物凄いスピードでこちらに向かってきているからだ。

⏰:07/03/14 23:45 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#179 [我輩は匿名である]
やった更新

⏰:07/03/14 23:50 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#180 [主]
良「わ!…わわわ!?」

キキーーッ!!
ガチャ

麻「先生!仁が気を失って目を覚まさないんです!」

良「え!?……大丈夫!とりあえずうちで休ませましょう!」

⏰:07/03/14 23:51 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#181 [主]

遅くなってしまい
申し訳ありませんでした

⏰:07/03/14 23:52 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#182 [主]
―――――――――

仁を横にし休ませ二人は見合わせた。


良「…何があったんですか?」

麻「分からないんです…急に叫びだしたと思ったら気を失って…。」

麻子の手は震えていた。

良太はその手をそっと握り大丈夫…ッと呟いた。

⏰:07/03/14 23:56 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#183 [主]
麻子は小さな声ではいッと頷いた。

良太の父はすでに帰ってきていた。

二人は居間へ行き良太の両親の前へ机を挟み座った。


良「親父、俺が何を聞きたいかわ分かってるはずだ。」

父「あぁ…もう何も隠さない。話さずおえない状況だしな。」

⏰:07/03/15 00:03 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#184 [主]
父「お譲ちゃん…君は西野森の人間だね?」

良「!?」

麻「え?!あ、はい!……なぜそれを?」

父「なぜって?分かるさ…君は母親によく似てる。」

麻「……母をご存じなんですか?」

母「ふふ…あなたのお母さんと私は親友と言っていいぼと仲がよかったのよ」

良「よかった?」

父・母「「………。」」

⏰:07/03/15 00:34 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#185 [主]
母「ええ…。昔はね…本当に仲が良かった…。」

父「お譲さん。君の名前は麻子だろ?お父さんに教えてもらったよ………」

麻「…………‥」

父「……お父さんは気の毒だったね…私も残念だ。」

麻「父が亡くなった事ご存じだったんですか?」

父「あぁ…お葬式も少し覗かせてもらったよ。…………悔しいねぇ。」

⏰:07/03/16 15:14 📱:N702iD 🆔:RkIJP0s6


#186 [主]
そう言って父は涙を流した。

良「亡くなった理由を知ってる?」

父「……分からない」

良「麻子さんのお父さんが亡くなってからすぐにあそこにいる仁君…麻子さんの弟も何者かに襲われてるんだ…」

麻「……」

良「何か知ってるんだろ?」

⏰:07/03/17 14:44 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#187 [主]
父「…良太、お前はこの本を見たんだろ?」

そうゆうと父はさきほどのボロイ本を出した。

麻「……!?」

良「あぁ……麻子さん、これがお父さんが言っていた本だと思うよ。」

麻「これが…」

麻子は本を手にとり読み出した。

父「どうゆう事だ?」

⏰:07/03/17 14:49 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#188 [主]
良「実は…仁君の夢にお父さんが出てくるらしくて…西野森の本を読めって言ってくるらしいんだ。それで麻子さんが実家に言って探したけどなくて…ここにあった。」

父「そうか…悠が…分かった。」

麻「…これは…どうゆう意味ですか?…この本…」

良「麻子さん…この本に出てくる女性は麻子さんの夢に出てくる女性だと思うんです。」

麻「………」

⏰:07/03/17 14:55 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#189 [ミルキー]
>>174-200                   頑張ッてさぃ    └(゜T・*)/

⏰:07/03/17 18:36 📱:N701i 🆔:4I4x8rJY


#190 [主]

ミルキーさん
本当に更新が遅くてすいません
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/03/17 22:03 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#191 [主]
麻「可能性がないと言うわけじゃないと思いますが…そんな無理矢理あてはめていいんですか?…もっと違う事かもしれませんよ?」

良「確かに…しかし今は可能性があるのはこの本しかありません。」

父「…良太のゆうとおり君等の周りで起きている事はその本が関係している。」

良「根拠は?」

母「それを今から話すのよ。」

⏰:07/03/17 22:09 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#192 [主]
父「その本は簡単にまとめてあるだけだ。詳しく教えよう。……

昔…何年も昔だ。
本当に美しい女性がいた。
しかしその女性は妖怪だった。
雪女だ…。
雪女は山に身を潜めながら暮らしていた。
人間に見つかると殺されてしまうからな。
雪女はただ静かに暮らしたかったんだろう…。
何も悪い事などしていない。でも人間は妖怪のような者を嫌うからな…

⏰:07/03/17 22:20 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#193 [主]
そしてある日雪女は一人の人間の男に見つかった。

その男は雪女を気に入りその日にレイプした。
逆らおうものなら暴力をふるった。
雪女も人間一人くらいなら殺せるのだが雪女は妖怪とゆう自分が嫌いだった。
自分は何者なのか…何なのか…そう悩んでいるうちに自分の能力を失ったという。だから雪女はその人間の男にされるがまま純粋を失った。

⏰:07/03/17 22:32 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#194 [主]
その日以来その男はたびたび雪女のもとに来るなり無理矢理性行為を自分の満足するまでしたという。」

良・麻「「……………。」」

父は続けた。
「そうゆう事が何ヵ月も続いていた時。
雪女が住み着いていた山小屋に一人の人間の男が迷い込んだ。

⏰:07/03/17 22:37 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#195 [主]
第8章
   ━平和と破滅━
ザクッ‥ザクッ‥

男「ぐっ………ここは何処だ!?完璧に遭難した…雪も止む気配がない…‥どうしたら………ん!?」

男の目線の先には一件の山小屋があった。

男「よし…今日はあそこで一晩越そう。」

ザクッザクッ‥

⏰:07/03/17 22:50 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#196 [我輩は匿名である]
まぢだいすきや
頑張っていっぱい更新してね

⏰:07/03/17 23:01 📱:N901iC 🆔:R.ovm2W2


#197 [主]


ありがとぅゴザイマス
頑張ります

⏰:07/03/17 23:36 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#198 [主]
ガラッ!

女「!?………
嫌……いやぁ…」

男「あ!すいません!僕は怪しい者ではありません!
道に迷ってしまって…」

女は震えながら今にも泣きだしそうだった。

男「大丈夫…大丈夫です…僕は何もしません…ただ一晩だけここにおいてもらえませんか…この吹雪じゃ帰れそうもない。」

⏰:07/03/17 23:42 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#199 [主]
女は男をジーッと見つめコクンっと頷いた。

男「ありがとぅゴザイマス。」

そう言って男は女より少し離れた所に腰を下ろした。

男「…寒くないんですか?火もつけずに…‥僕が火を焚きましょう。」
男は優しい笑顔で言った。

女「………‥」

⏰:07/03/18 11:33 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#200 [主]
パチッ…パチ…

女は火に近ずこうとしなかった。

男は心配になり女に近ずいた。

男はそっと女の背中に手をおいた。

女は驚き震えだした。

男はそれを見るとギュッと女を抱き締めた。

男「大丈夫だ…もう大丈夫…」

⏰:07/03/18 11:40 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#201 [主]
気付いたら女は泣いていた。

しばらくの間男は女を抱き締めていた。

すると女がボソリと何かを呟いた。

  ―ありがとぅ―

男は又優しい笑顔を見せた。
それを見て女も安心したかのように笑った。

男「寒いだろ…さ、火のもとへ行こう。」

⏰:07/03/18 11:46 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#202 [我輩は匿名である]
頑張って

⏰:07/03/18 12:31 📱:N901iC 🆔:xes2Er/w


#203 [主]

頑張ります

⏰:07/03/19 18:23 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#204 [主]
女「あ………ッ」


男「どうしました?…風邪をひくといけないから。」

男は女を抱き上げ火の元へ近付けた。

女「うッ……あつい……………熱い!!!」

そう叫び女は急いで外へ出た。

男「……………え?…」

⏰:07/03/19 18:26 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#205 [主]
男は見てしまった。

ドロドロと溶ける女の腕を。それを見た男はすぐに分かった。

…雪女…だと。

しかしなぜか男は怖がる事もなく女に近付いた。

男「大丈夫かい?すまない…知らなくて…君が…」

女「………驚かないのですか?私は雪女です!!」

⏰:07/03/19 18:30 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#206 [主]
男「怖がるような事があるのかい?…君は無害だ。」

女「…………人間が長くこの吹雪の中にいる事は危険です…中に入って下さい。」

男「君は…?」

女「私も中に入りますから。」

男はニコリと笑い中へ入った。
後から続いて女も中へ入った。

⏰:07/03/19 18:33 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#207 [主]
男「熱くないのかい?」

女「隅にいれば大丈夫です。」

男はそうかと呟き安心したように笑った。

女は男をただジーッと見つめていたという。

すると
女「人間は…‥全部が怖いわけではないのですね。」

男「何か辛い事でも?」

⏰:07/03/19 18:37 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#208 [主]
女「…‥いいえ、人間は妖怪が嫌いですから。」

男「…‥人間は何もされなければ何もしませんよ。」

女「そうですか…」

男「………‥又…ここえ来てもいいですか?」

女「……なぜです?…」

男「クク、…今嬉しそうな顔をしたように見えましたけど?」

⏰:07/03/19 18:42 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#209 [主]
女「!?…………///;」

男「……又来ますね。」

男は満面の笑みを浮かべた。

⏰:07/03/19 18:46 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#210 [主]
第9章
   ━被害━ 

それから男は何日も何日も暇さえあれば女の元へ行ったという。

もうお互い引かれ合っていた。

幸運と言うべきか…女があの恐ろしい男に襲われる夜とは重ならなかった。

だから女が苦しい思いをしているのに"彼"は気付かなかった。

⏰:07/03/19 18:52 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#211 [主]
女も言おうとしなかった。


彼を巻き込みたくなかったから。

苦しむのは自分だけでいいと思っていたから。

⏰:07/03/19 18:53 📱:N702iD 🆔:CvJVfKFI


#212 [主]
あげときます。
夜書く予定。

⏰:07/03/23 19:44 📱:N702iD 🆔:JXWVlISM


#213 [ako]
待ってますね

⏰:07/03/23 21:47 📱:SH901iS 🆔:YuXQz02Q


#214 [主]
お待たせしました。

⏰:07/03/23 23:54 📱:N702iD 🆔:JXWVlISM


#215 [主]
どうかこの人のバレませんように…。

自分の汚さをこの人にバレませんように。


しかしこの願いは神様には届かなかった。



ついに




来てしまった





運命の日が。

⏰:07/03/23 23:56 📱:N702iD 🆔:JXWVlISM


#216 [主]
どうかこの人にバレませんように…。

自分の汚さをこの人にバレませんように。


しかしこの願いは神様には届かなかった。



ついに




来てしまった





運命の日が。

⏰:07/03/23 23:56 📱:N702iD 🆔:JXWVlISM


#217 [主]
間違えました↑

⏰:07/03/23 23:57 📱:N702iD 🆔:JXWVlISM


#218 [主]
その夜。


女は今日も悲しき事に
好きでもない




この気持ち悪い男に抱かれていた。



その時だった。


ガラッ

⏰:07/03/24 00:00 📱:N702iD 🆔:Dkh6rDyM


#219 [主]
女「!………ぁ……ッ」


女に覆いかぶさっていた男の目線はもちろん




女が "愛" を求めた男。


女の目には涙がたまっていた。

⏰:07/03/25 23:24 📱:N702iD 🆔:b1LV1Ri.


#220 [主]
その上の男は女の顔を見るなりなにかを悟った。そしてゆった。

「お前は…誰だ?」

その言葉にただ唖然としていた男が反応した。

「き、…聞く前に自分が名乗ったらどうだ!?」

「それは失礼…私の名前は西野森…隆治と申します。…あなたは…」

⏰:07/03/25 23:30 📱:N702iD 🆔:b1LV1Ri.


#221 [主]
「わ、…私は竹野川勝木だ!」

隆「さっそくですが…ここへは何かご用かな?…見てのとうり今立て込んでおりますゆえ…」

隆治は笑いながら勝木にゆう。
勝木は女を見た。
泣きながら勝木を見ていた。
勝木はその涙の意味が分かった。




この男のせいだと。

⏰:07/03/25 23:34 📱:N702iD 🆔:b1LV1Ri.


#222 [主]
勝木は隆治を睨んだ。

勝「なぜ…彼女は泣いている?」

隆「…さぁ?…‥気持ち良かったんじゃないのか?…‥あ−はははははは!!」

勝「てん…めぇ…!ッ」

勝木は怒りで生まれて初めて人を殺したいと思った。

⏰:07/03/25 23:50 📱:N702iD 🆔:b1LV1Ri.


#223 [主]
隆治は静かに家を出た。

勝木とすれ違った時‥

隆「あの女は渡さない」

そう呟いた。そして笑いながら木々の中…消えていった。

勝木は女に駆け寄った。

勝「大丈夫か?…」

女「…………‥‥」

⏰:07/03/27 01:55 📱:N702iD 🆔:1C0VzA2k


#224 [主]
それから何時間たっただろう…。
二人は何も喋らなかった。

只、一点を見つめ…時を過ごしていた。

だがそんな沈黙を破ったのが女だった。

女「嫌いに…なったのですか?」

⏰:07/03/27 01:57 📱:N702iD 🆔:1C0VzA2k


#225 [主]
勝「……え!?」

女「私を…汚い女だと思いましたか?…自分を騙し他の男と寝ていた気持ちの悪い女だと!!」

女は泣きながら勝木に叫んでいた。

男「…そうですね…」

女「!……」

⏰:07/03/27 02:02 📱:N702iD 🆔:1C0VzA2k


#226 [主]
勝「あなたのその涙が…私があなたたちの邪魔をして私を憎いと思う涙ならそうかもしれません。……
しかし…あの男に無理矢理襲われていて辛かったといゆ涙なら…私はあなたを守ります。…………
その涙の意味は…なんですか?」

女「答えるまでもありません。あなたを愛しているから!…」

ゆう言って女は男に抱きついた。

⏰:07/03/27 02:07 📱:N702iD 🆔:1C0VzA2k


#227 [主]
そしてその夜二人は真実の愛を知った。

二人は一つになった。


しかし女は知っていた。
隆治が本当に恐ろしい男だと…。



せめて心だけでも


勝木に…

⏰:07/04/02 00:54 📱:N702iD 🆔:92b4MK8A


#228 [主]
それから何日かたったある日。


あの日から隆治は女の前に姿を現す事はなかった。


女はそれがなぜか分からなかった。

そう簡単に諦めるような男ぢゃないのに…。

⏰:07/04/06 22:26 📱:N702iD 🆔:n2cgQDrc


#229 [主]
それは勝木も同じだった。
あの男にゆわれた言葉。


  《女は渡さない》



このなんともいえない不安はなんだろう。

⏰:07/04/06 22:28 📱:N702iD 🆔:n2cgQDrc


#230 [り―<火星人>]
(゚Д゚)つ…続き読みたい

⏰:07/04/07 02:37 📱:PENCK 🆔:☆☆☆


#231 [我輩は匿名である]
あげます

⏰:07/04/19 03:48 📱:P901iS 🆔:☆☆☆


#232 [主]
放置すいません(P□`。q)

⏰:07/04/22 14:33 📱:N702iD 🆔:eEEE4MTk


#233 [主]
勝木はいつものように女の所にいた。

一晩過ぎ、勝木は家に帰った。
勝木は母、父、と3人で暮らしていた。

家に帰るなり勝木は叫んだ。

「わああぁあああぁ!!!」

⏰:07/04/22 14:36 📱:N702iD 🆔:eEEE4MTk


#234 [主]
なんとも恐ろしい光景。

部屋の回りは真っ赤な血が飛びちっていた。

そして真ん中には自分の父と母の無残な姿。
父はまるで母を守るかのように母の上に覆いかぶさっていた。

勝木はその場に立ち尽くしていた。

勝「………。」

⏰:07/04/22 14:41 📱:N702iD 🆔:eEEE4MTk


#235 [主]
勝木はそっと二人に近付きそのまま泣き叫んだ。


「あぁあああぁああぁぁぁぁぁ!!!!……ぅッうッ…‥誰が…誰が…‥」



すると勝木の目に一枚の紙がうつった。


勝木はおそるおそる紙を手にとった。
一度深呼吸をし紙を広げた。

⏰:07/04/22 14:48 📱:N702iD 🆔:eEEE4MTk


#236 [主]
その手紙に書かれていた内容を見て勝木の鼓動は恐ろしいぐらいに高まった。


《あの女から離れなければお前もこうなる》





勝「…‥‥」

⏰:07/04/22 14:54 📱:N702iD 🆔:eEEE4MTk


#237 [主]
あのやろう


勝木は怒りでおかしくなりそうだった。

なぜ自分の両親を…





その日はただただ何もしないで呆然もするしかなかった。

⏰:07/04/28 23:48 📱:N702iD 🆔:5a6iW.aE


#238 [主]
何日か過ぎて
両親を送り勝木は女の小屋へ向かった。


中へ入ると女はいなかった。

勝「外に用事か…?」


その時は何も思わなかった。

⏰:07/04/28 23:52 📱:N702iD 🆔:5a6iW.aE


#239 [主]
勝木はとりあえず女が帰ってくるのを待った。



しかし何時間たっても女は帰っこなかった。


勝「…………まかさあいつに連れられた…?」

可能性は高かった。

⏰:07/04/28 23:54 📱:N702iD 🆔:5a6iW.aE


#240 [主]
もしそうならすぐにでも助けにいかなければ。

しかし勝木は隆治の居場所を知らなかった。


どうすれば…

帰ってくるのを待つべきなのか!?
いや…
帰ってくるはずがない…

⏰:07/04/28 23:57 📱:N702iD 🆔:5a6iW.aE


#241 [主]
今の勝木には待つ事しか出来なかった。

今にもイラつきでおかしくなりそうだ。


心配で心配でいてもたってもいられない。
彼女を思うこの気持ち…
もう止められなかった。

⏰:07/06/03 18:50 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#242 [主]
とりあえず勝木は待った。


まだ帰ってくるかもしれないとゆう救いに少しでも期待したかったのだ。



そしてその期待を見事に打ち砕かれたと勝木が察したのは三日目の夜だった。
これ以上待っても彼女は帰ってこないだろう…

⏰:07/06/27 23:57 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#243 [ちュん]
おもしろいです
ドキドキしながら
見ています
頑張ってください
楽しみにしています

⏰:07/06/28 06:35 📱:D903i 🆔:☆☆☆


#244 []
おもろい

⏰:08/08/10 00:57 📱:P705i 🆔:☆☆☆


#245 [悠]
続き見たいです!!

⏰:08/08/16 19:21 📱:SO903i 🆔:pIOkHHGk


#246 [りり]
気になる

⏰:09/09/19 22:10 📱:SH904i 🆔:X4KvZQ7Y


#247 [シュイーン]
ひゃーい(*^^*)

⏰:09/09/22 01:24 📱:P07A3 🆔:wVS0eFH.


#248 [我輩は匿名である]
続き見たいッ!!

⏰:09/09/23 21:17 📱:SH906i 🆔:FQeRA0sk


#249 [みき]
完成させるッて書いてたのうそなの??

⏰:09/09/25 18:45 📱:SO903i 🆔:KKxg.iIw


#250 [わをん◇◇]
(´∀`∩)↑age↑

⏰:22/11/23 16:15 📱:Android 🆔:yR7K92nk


#251 [わをん◇◇]
>>200-230

⏰:22/12/06 02:27 📱:Android 🆔:uo62Tj4s


#252 [我輩は匿名である]
(´∀`∩)↑age↑(∩゚∀゚)∩ag

⏰:24/08/09 17:47 📱:iPhone 🆔:3kM8I1MU


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