遠い昔の不思議な話。
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#135 [主]
麻「はい!」


二人は並んで学校へ迎う。


良太は麻子に夢の事を話そうとしたが放課後にする事にした。

⏰:07/02/20 22:56 📱:N702iD 🆔:hajYVEE6


#136 [主]
キーンコーンカーンコーン−…‥




学校が終わり麻子と良太は病院へ迎う。

途中麻子が良太に何かを言い掛けたが麻子は下を向いてしまった。


……………?

⏰:07/02/21 00:28 📱:N702iD 🆔:de0xI0Ok


#137 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:07/02/21 13:08 📱:N902iS 🆔:☆☆☆


#138 [主]


アンカーありがとぅゴザイマス

⏰:07/02/22 11:42 📱:N702iD 🆔:9VQOkKH2


#139 [主]
病院につき仁のいる部屋に入る。

麻「仁!来たよぉ!」

仁「あぁ!早いね」

麻「仁!この人が昨日言ってた良太先生だよ!」

良「はじめまして。竹野川良太です。」

仁「はじめまして。西野森仁です。話は姉から聞いてます。僕に聞きたい事があるんですよね?」

⏰:07/02/23 12:12 📱:N702iD 🆔:gZg.ZAXE


#140 [主]
良「ええ。仁君は夢を毎日見てるんですか?…」

仁「……なぜそんな事を聞くんですか?」

良「気になるからです!」

麻「………;」

仁「はは;…確かにそうですよね。」

仁「ええ。夢は毎晩見てますよ…昨日も…きっと明日も明後日も…。」

⏰:07/02/24 13:31 📱:N702iD 🆔:ECbFtcJU


#141 [主]
良「そっか…内容とか…覚えてる?」

仁「………………」

麻「仁…話してほしい…なんだか…分からないけど何かがひっかかるの…。」

仁「ああ、僕もだ…」

⏰:07/02/24 22:59 📱:N702iD 🆔:ECbFtcJU


#142 [主]
仁は少し難しい顔をした後ゆっくりと話しはじめる。


仁「実は…僕が襲われる前に見てた夢と…襲われた後に見る夢はまったく違うもの…
前は…父さんと母さんが出てきた……二人は…僕を見て…泣きながら………………許してくださいと…ひたすら土下座するんだ…。」


仁は泣いていた。

⏰:07/02/26 01:39 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#143 [主]
仁「生々しかったよ…自分を見る両親の顔が…まるで悪魔を見ているかのような……そしてかならず夢の最後は………………僕が二人を殺して終わる。」



仁「その夢があまりにもリアルだった…怖かった…本当に殺してしまいそうで…夢が現実になるんじゃないかって……。毎晩も見るんだ。だから家出した…現実になってしまうかもしれないとゆう思いに押し潰されそうだった!!」

⏰:07/02/26 01:47 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#144 [主]
良太は腕のアザの痛みを感じた。

だがすぐにおさまった。

良「………?」


麻「そんな…それで家出したの?……ゆってくれればよかったのに…」

仁「ゆって何してくれるってゆうんだよ!?夢だよ!?たかが夢!!毎晩!!どうにもならねぇよ!!」

良「おちついて!…確かにたかが夢だ…でも何かひっかからない?麻子先生…先生も夢を見るんですよね?」

⏰:07/02/26 01:57 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#145 [主]
麻「?………ええ。女の人の夢を…最近は毎晩です…」


良「よく言いますよね?予知夢だとか…正夢だとか…。自分の夢は先祖が見た夢だとか…鍵は一つ。夢です…今回の…お父さんの事件は科学では説明出来ない事です…夢だってそうだ。仁君、襲われた後の夢の内容を教えてくれる?」

⏰:07/02/26 02:07 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#146 [主]
仁は驚いた顔でゆう。

仁「はは;…確かにあなたのゆうとうりかも…鍵は夢だ…父さんは自殺なんかする奴じゃない…殺されたんだ。…見つけだす!……………………………………………後の夢は…父さんが出てくる。」

麻「……。」

仁「父さんは同じ事を繰り返しゆうんだ…『西野森に伝わる本を見ろ』…って…」

麻「………本…そんな物聞いた事ない…」

⏰:07/02/26 02:15 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#147 [主]
麻「確かに西野森は歴史が深いけど……お母さん知ってるかな?」

仁「どうだろう…」

良「調べるしかないね…麻子先生…この事件は危険で長くなりそうです。学校…どうします?」

⏰:07/02/26 02:21 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#148 [主]
麻「私…学校辞める覚悟です!父を殺した奴を捕まえてみせます!…」


良「…だと思いました。…僕も休みをとります。ちょうど実家に用があるし。」

麻「良太先生に迷惑はかけれません!仁もいる事ですし!二人で頑張ります!」

良「でも…;ほっておくわけには…」

⏰:07/02/26 14:43 📱:N702iD 🆔:IsTkuuP2


#149 [主]
麻「大丈夫です!連絡はしますから!」

麻子はニコリと不安そうに笑った。

仁「でも…実家には帰ってあげてください。」

良「…分かりました…そうします。……でも!絶対連絡はしてくださいね!?」

⏰:07/02/27 00:49 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#150 [主]
麻「分かってます!…ピンチになったら…お願いします;……ふふッ」

良「はい。僕はスーパーマンより早いですよ?笑」

仁「…寒いですよ?笑」

良「☆…やっぱり?苦」

⏰:07/02/27 01:01 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#151 [主]
数日後―…


麻子は実家に帰っていた。

仁はまだ両親の顔が見れないと言い自分の家で麻子の帰りを待っている。


母「いきなり帰ってくるなんて…それに学校もやめて…なんのつもりなん?」

麻「私の事はいいの!それよりお母さん…体の方は大丈夫?もう年なんだから。」

⏰:07/02/27 01:06 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#152 [主]
母「……お父さんが死んで辛い事ばっかりやけど…大丈夫!いつまでも悩んでたらお父さん成仏しやんかもしれやんしな!」

麻「…そっか。元気ならそれでいいの!…ところでさ!お父さんの部屋そのままにしてあるなら見たいんだけど、いい?」

母「あぁええよ?見ておいな。」

麻「うん行ってくる。」

麻子は2階にある父の部屋へと向かった。

⏰:07/02/27 01:13 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#153 [主]
ガチャッ…

フワッ


懐かしい香り…

昔自分を抱っこしてくれた時と同じ…

安心するー…


「ッ―うッ……お父さん…」

麻子はその場に泣き崩れた。

⏰:07/02/27 01:16 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#154 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:07/02/27 01:17 📱:SH903i 🆔:Fmdm1xgk


#155 [主]
一方その頃良太も実家に帰っていた。


母「何かあったの?…あんたが帰ってくるなんて…」 
良太の母が台所から心配そうにゆう。

良「ゆっくりしたかっただけだよ。」

良太はテレビの方に目を向けた。


良「……ん?」

⏰:07/02/27 01:22 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#156 [主]

うわぁ
ありがとうゴザイマス
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/02/27 01:23 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#157 [主]
良太が見た物はテレビの横にある本棚。
その中に一冊だけ不自然にボロく、薄汚い本のような書物のような物がおいてあった。

良「なんだこれ?……」

良太は手にとりそれを開いてみた。


良「うわッ…これ相当昔のだな…なんでこんな物が?
…にし……の…もり?……………!?……………………西野森!!?…って」

⏰:07/02/27 01:30 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#158 [主]
良「嘘だろ……?……」

良太はその内容を見た。

―ほど昔
西の山に女ありけり、
その顔は見る者すべての
目を奪う
女はある男に襲われた
女は心を失った
男は女を閉じ込めた
女のすべてを求めた結果
女の心を奪われた
他の男に奪われた
男は鬼と化した
男は女と共に亡き
純粋な男はただ立ち尽くす
なんとも悲しき西野森―

⏰:07/02/27 01:42 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#159 [主]
良太はその内容を見た時これは確実に麻子の父が言っていた本だと確信した。

良「でも…これがなんでここに?…」

その時ちょうど母が台所から戻ってきた。

母「何見てんの?………………!…………あ……」

母は驚きを隠せないようだった。

良「母さん?…これ…何?」
母「え?…さッ…さあ?…」

⏰:07/02/27 01:47 📱:N702iD 🆔:0yROJPKE


#160 [主]
良「母さん?…ごまかすな」

母「…………はぁ…分かった。話さなくちゃね…この時が来るのは分かってた。…‥あ「ちょっと待って!」……」

良太は嫌な予感がして母が喋るのを止めさせた。

母「大丈夫、この話はお父さんが帰ってきてからだよ。」

良「あ、ああ…」

⏰:07/02/28 14:56 📱:N702iD 🆔:ivtOjQ3A


#161 [えっちん]
続き気になります(´∀`)頑張ってください!

⏰:07/03/03 14:53 📱:N902i 🆔:EWJKXxuA


#162 [主]

えっちんさん
すいませんお待たせしました
今から書きます(・ω・´)

⏰:07/03/07 23:48 📱:N702iD 🆔:Y0S6whlo


#163 [主]
良太はわけが分からなくなっていた。

なぜこの本が…この家に…

西野森と竹野川に何かがあるのか。

驚く以上に何も考えられない。

じわりじわりと苦笑いと汗がにじみ出る。

横で母は眉間にしわをよせ何か考えているようだ。

⏰:07/03/07 23:55 📱:N702iD 🆔:Y0S6whlo


#164 [ミルキー]
>>135-200                   久Uぶリに見たらぃッばぃ更新されてる                 主サン頑張ッてくださぃネ

⏰:07/03/08 10:16 📱:N701i 🆔:5CnH7Vts


#165 [主]

ミルキーさん
少しずつですが頑張ッてます
見てくれてありがとうゴザイマス

⏰:07/03/08 12:54 📱:N702iD 🆔:YyXhR68.


#166 [主]
本を見るかぎり相当昔の物だとゆう事が分かる。

この女の人は麻子先生の夢に出てくる女の人…?





この本は簡単にまとめてあるだけ…



本当はもっと何か起こっているに違いない。

⏰:07/03/08 12:58 📱:N702iD 🆔:YyXhR68.


#167 [主]
良「ちょっと電話してくる。」

母「…………。」


良太は言うべきか迷ったが麻子に電話をした。


―――――――
〜♪

麻「もしもし?」

⏰:07/03/10 15:12 📱:N702iD 🆔:d61wuiqY


#168 [主]
麻「良太先生…‥はい。………それが…それらしき本は一冊もありません。……………え?…………!?…………はい…はい…‥分かりました。…仁も連れていきますね!…それぢゃ…………………」

良太から電話をうけ麻子はすぐに仁に連絡を入れると二人で良太の実家へ向かった。


――――――――

良「母さん、今から俺の知り合いが二人来る…その人たちも父さんに話しを聞くから…」

母は静かに頷いた。

⏰:07/03/11 14:38 📱:N702iD 🆔:mKzvVduE


#169 [まリ]
面白い楽しくみさせてもらってま頑張って下さい

⏰:07/03/11 16:16 📱:P702iD 🆔:☆☆☆


#170 [主]

まリさん
ありがとうゴザイマス
頑張るので応援お願いします

⏰:07/03/12 00:02 📱:N702iD 🆔:G2//Uncg


#171 [主]
良「父さん何時に帰ってくるの?」

母「どうだろう…あの人の帰ってくる時間はいろいろだから…。」



二人はしばらく沈黙のまま時を過ごした。
良太はボロボロの本を何度も読み返していた。

⏰:07/03/13 00:23 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#172 [主]
良太はその本を見ていたらなぜか腕のアザがジンジンと痛みだした。

良「……………。」


良太は思った。

夢…女の人…本…腕のアザ……………

何かがひっかかる。
これは全部関係しているのか?
この腕のアザはなんだ?

もうここまで来たら自分も西野森の事件に関係しているとしか思えない。

⏰:07/03/13 00:27 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#173 [主]
自分はなんなんだ?!

頭の中であらゆる可能性がごちゃ混ぜに出てくる。

警察に電話をしても何の意味もない。

信じてもらえないどころか鼻で笑われそうだ…。

⏰:07/03/13 00:29 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#174 [主]
自分自身で解決しなければならない。

しかし麻子の父親の死が気になる。

そいつを相手にするとするとこっちもタダではすまされない…。

覚悟がいる……

⏰:07/03/13 12:55 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#175 [我輩は匿名である]
…‥いや、覚悟は出来ているつもりだ。


とその時だった。 

〜♪


麻子から電話がかかってきた。

見慣れない田舎道なので迷ったみたいだ。

良太は迎えに行く事にした。
時計を見ると3時間以上考え事をしていた。

⏰:07/03/14 14:32 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#176 [我輩は匿名である]
かいて?

⏰:07/03/14 22:00 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#177 [主]
仁「ねえちゃん…戻ったほうがよくない?」

麻「…‥確かに;」

―‥っと麻子と仁が話ながら見つめる先には圧倒的に近寄るなとでも言いたそうなまがまがしいオーラを出している大きな山があった。

麻子は車のハンドルを握りバックし始めた。

仁は良太に電話をかけた。

―――…‥はい、…分かりました。」―ピッ

仁「…………あ!あった!ねえちゃん、あそこにある病院に向かって。そこに良太さんいるって!」

⏰:07/03/14 23:40 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#178 [主]
麻「分かった。」


その時だった。


仁「うわあぁあああぁあああぁああぁああぁあ!!」
キキーッ!!

麻「仁!?」

――――――――――

良「お!…来た来た、」

良太は大きく手を振った。

良太は目をぎょッと見開いた。
なぜなら麻子の車が物凄いスピードでこちらに向かってきているからだ。

⏰:07/03/14 23:45 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#179 [我輩は匿名である]
やった更新

⏰:07/03/14 23:50 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#180 [主]
良「わ!…わわわ!?」

キキーーッ!!
ガチャ

麻「先生!仁が気を失って目を覚まさないんです!」

良「え!?……大丈夫!とりあえずうちで休ませましょう!」

⏰:07/03/14 23:51 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#181 [主]

遅くなってしまい
申し訳ありませんでした

⏰:07/03/14 23:52 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#182 [主]
―――――――――

仁を横にし休ませ二人は見合わせた。


良「…何があったんですか?」

麻「分からないんです…急に叫びだしたと思ったら気を失って…。」

麻子の手は震えていた。

良太はその手をそっと握り大丈夫…ッと呟いた。

⏰:07/03/14 23:56 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#183 [主]
麻子は小さな声ではいッと頷いた。

良太の父はすでに帰ってきていた。

二人は居間へ行き良太の両親の前へ机を挟み座った。


良「親父、俺が何を聞きたいかわ分かってるはずだ。」

父「あぁ…もう何も隠さない。話さずおえない状況だしな。」

⏰:07/03/15 00:03 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#184 [主]
父「お譲ちゃん…君は西野森の人間だね?」

良「!?」

麻「え?!あ、はい!……なぜそれを?」

父「なぜって?分かるさ…君は母親によく似てる。」

麻「……母をご存じなんですか?」

母「ふふ…あなたのお母さんと私は親友と言っていいぼと仲がよかったのよ」

良「よかった?」

父・母「「………。」」

⏰:07/03/15 00:34 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#185 [主]
母「ええ…。昔はね…本当に仲が良かった…。」

父「お譲さん。君の名前は麻子だろ?お父さんに教えてもらったよ………」

麻「…………‥」

父「……お父さんは気の毒だったね…私も残念だ。」

麻「父が亡くなった事ご存じだったんですか?」

父「あぁ…お葬式も少し覗かせてもらったよ。…………悔しいねぇ。」

⏰:07/03/16 15:14 📱:N702iD 🆔:RkIJP0s6


#186 [主]
そう言って父は涙を流した。

良「亡くなった理由を知ってる?」

父「……分からない」

良「麻子さんのお父さんが亡くなってからすぐにあそこにいる仁君…麻子さんの弟も何者かに襲われてるんだ…」

麻「……」

良「何か知ってるんだろ?」

⏰:07/03/17 14:44 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#187 [主]
父「…良太、お前はこの本を見たんだろ?」

そうゆうと父はさきほどのボロイ本を出した。

麻「……!?」

良「あぁ……麻子さん、これがお父さんが言っていた本だと思うよ。」

麻「これが…」

麻子は本を手にとり読み出した。

父「どうゆう事だ?」

⏰:07/03/17 14:49 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#188 [主]
良「実は…仁君の夢にお父さんが出てくるらしくて…西野森の本を読めって言ってくるらしいんだ。それで麻子さんが実家に言って探したけどなくて…ここにあった。」

父「そうか…悠が…分かった。」

麻「…これは…どうゆう意味ですか?…この本…」

良「麻子さん…この本に出てくる女性は麻子さんの夢に出てくる女性だと思うんです。」

麻「………」

⏰:07/03/17 14:55 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#189 [ミルキー]
>>174-200                   頑張ッてさぃ    └(゜T・*)/

⏰:07/03/17 18:36 📱:N701i 🆔:4I4x8rJY


#190 [主]

ミルキーさん
本当に更新が遅くてすいません
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/03/17 22:03 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#191 [主]
麻「可能性がないと言うわけじゃないと思いますが…そんな無理矢理あてはめていいんですか?…もっと違う事かもしれませんよ?」

良「確かに…しかし今は可能性があるのはこの本しかありません。」

父「…良太のゆうとおり君等の周りで起きている事はその本が関係している。」

良「根拠は?」

母「それを今から話すのよ。」

⏰:07/03/17 22:09 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#192 [主]
父「その本は簡単にまとめてあるだけだ。詳しく教えよう。……

昔…何年も昔だ。
本当に美しい女性がいた。
しかしその女性は妖怪だった。
雪女だ…。
雪女は山に身を潜めながら暮らしていた。
人間に見つかると殺されてしまうからな。
雪女はただ静かに暮らしたかったんだろう…。
何も悪い事などしていない。でも人間は妖怪のような者を嫌うからな…

⏰:07/03/17 22:20 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#193 [主]
そしてある日雪女は一人の人間の男に見つかった。

その男は雪女を気に入りその日にレイプした。
逆らおうものなら暴力をふるった。
雪女も人間一人くらいなら殺せるのだが雪女は妖怪とゆう自分が嫌いだった。
自分は何者なのか…何なのか…そう悩んでいるうちに自分の能力を失ったという。だから雪女はその人間の男にされるがまま純粋を失った。

⏰:07/03/17 22:32 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#194 [主]
その日以来その男はたびたび雪女のもとに来るなり無理矢理性行為を自分の満足するまでしたという。」

良・麻「「……………。」」

父は続けた。
「そうゆう事が何ヵ月も続いていた時。
雪女が住み着いていた山小屋に一人の人間の男が迷い込んだ。

⏰:07/03/17 22:37 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#195 [主]
第8章
   ━平和と破滅━
ザクッ‥ザクッ‥

男「ぐっ………ここは何処だ!?完璧に遭難した…雪も止む気配がない…‥どうしたら………ん!?」

男の目線の先には一件の山小屋があった。

男「よし…今日はあそこで一晩越そう。」

ザクッザクッ‥

⏰:07/03/17 22:50 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#196 [我輩は匿名である]
まぢだいすきや
頑張っていっぱい更新してね

⏰:07/03/17 23:01 📱:N901iC 🆔:R.ovm2W2


#197 [主]


ありがとぅゴザイマス
頑張ります

⏰:07/03/17 23:36 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#198 [主]
ガラッ!

女「!?………
嫌……いやぁ…」

男「あ!すいません!僕は怪しい者ではありません!
道に迷ってしまって…」

女は震えながら今にも泣きだしそうだった。

男「大丈夫…大丈夫です…僕は何もしません…ただ一晩だけここにおいてもらえませんか…この吹雪じゃ帰れそうもない。」

⏰:07/03/17 23:42 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#199 [主]
女は男をジーッと見つめコクンっと頷いた。

男「ありがとぅゴザイマス。」

そう言って男は女より少し離れた所に腰を下ろした。

男「…寒くないんですか?火もつけずに…‥僕が火を焚きましょう。」
男は優しい笑顔で言った。

女「………‥」

⏰:07/03/18 11:33 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#200 [主]
パチッ…パチ…

女は火に近ずこうとしなかった。

男は心配になり女に近ずいた。

男はそっと女の背中に手をおいた。

女は驚き震えだした。

男はそれを見るとギュッと女を抱き締めた。

男「大丈夫だ…もう大丈夫…」

⏰:07/03/18 11:40 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


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