遠い昔の不思議な話。
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#174 [主]
自分自身で解決しなければならない。

しかし麻子の父親の死が気になる。

そいつを相手にするとするとこっちもタダではすまされない…。

覚悟がいる……

⏰:07/03/13 12:55 📱:N702iD 🆔:qlswe9Ic


#175 [我輩は匿名である]
…‥いや、覚悟は出来ているつもりだ。


とその時だった。 

〜♪


麻子から電話がかかってきた。

見慣れない田舎道なので迷ったみたいだ。

良太は迎えに行く事にした。
時計を見ると3時間以上考え事をしていた。

⏰:07/03/14 14:32 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#176 [我輩は匿名である]
かいて?

⏰:07/03/14 22:00 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#177 [主]
仁「ねえちゃん…戻ったほうがよくない?」

麻「…‥確かに;」

―‥っと麻子と仁が話ながら見つめる先には圧倒的に近寄るなとでも言いたそうなまがまがしいオーラを出している大きな山があった。

麻子は車のハンドルを握りバックし始めた。

仁は良太に電話をかけた。

―――…‥はい、…分かりました。」―ピッ

仁「…………あ!あった!ねえちゃん、あそこにある病院に向かって。そこに良太さんいるって!」

⏰:07/03/14 23:40 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#178 [主]
麻「分かった。」


その時だった。


仁「うわあぁあああぁあああぁああぁああぁあ!!」
キキーッ!!

麻「仁!?」

――――――――――

良「お!…来た来た、」

良太は大きく手を振った。

良太は目をぎょッと見開いた。
なぜなら麻子の車が物凄いスピードでこちらに向かってきているからだ。

⏰:07/03/14 23:45 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#179 [我輩は匿名である]
やった更新

⏰:07/03/14 23:50 📱:N901iC 🆔:3oVrIQDw


#180 [主]
良「わ!…わわわ!?」

キキーーッ!!
ガチャ

麻「先生!仁が気を失って目を覚まさないんです!」

良「え!?……大丈夫!とりあえずうちで休ませましょう!」

⏰:07/03/14 23:51 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#181 [主]

遅くなってしまい
申し訳ありませんでした

⏰:07/03/14 23:52 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#182 [主]
―――――――――

仁を横にし休ませ二人は見合わせた。


良「…何があったんですか?」

麻「分からないんです…急に叫びだしたと思ったら気を失って…。」

麻子の手は震えていた。

良太はその手をそっと握り大丈夫…ッと呟いた。

⏰:07/03/14 23:56 📱:N702iD 🆔:CRE6s4Ws


#183 [主]
麻子は小さな声ではいッと頷いた。

良太の父はすでに帰ってきていた。

二人は居間へ行き良太の両親の前へ机を挟み座った。


良「親父、俺が何を聞きたいかわ分かってるはずだ。」

父「あぁ…もう何も隠さない。話さずおえない状況だしな。」

⏰:07/03/15 00:03 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#184 [主]
父「お譲ちゃん…君は西野森の人間だね?」

良「!?」

麻「え?!あ、はい!……なぜそれを?」

父「なぜって?分かるさ…君は母親によく似てる。」

麻「……母をご存じなんですか?」

母「ふふ…あなたのお母さんと私は親友と言っていいぼと仲がよかったのよ」

良「よかった?」

父・母「「………。」」

⏰:07/03/15 00:34 📱:N702iD 🆔:bByfkAkU


#185 [主]
母「ええ…。昔はね…本当に仲が良かった…。」

父「お譲さん。君の名前は麻子だろ?お父さんに教えてもらったよ………」

麻「…………‥」

父「……お父さんは気の毒だったね…私も残念だ。」

麻「父が亡くなった事ご存じだったんですか?」

父「あぁ…お葬式も少し覗かせてもらったよ。…………悔しいねぇ。」

⏰:07/03/16 15:14 📱:N702iD 🆔:RkIJP0s6


#186 [主]
そう言って父は涙を流した。

良「亡くなった理由を知ってる?」

父「……分からない」

良「麻子さんのお父さんが亡くなってからすぐにあそこにいる仁君…麻子さんの弟も何者かに襲われてるんだ…」

麻「……」

良「何か知ってるんだろ?」

⏰:07/03/17 14:44 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#187 [主]
父「…良太、お前はこの本を見たんだろ?」

そうゆうと父はさきほどのボロイ本を出した。

麻「……!?」

良「あぁ……麻子さん、これがお父さんが言っていた本だと思うよ。」

麻「これが…」

麻子は本を手にとり読み出した。

父「どうゆう事だ?」

⏰:07/03/17 14:49 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#188 [主]
良「実は…仁君の夢にお父さんが出てくるらしくて…西野森の本を読めって言ってくるらしいんだ。それで麻子さんが実家に言って探したけどなくて…ここにあった。」

父「そうか…悠が…分かった。」

麻「…これは…どうゆう意味ですか?…この本…」

良「麻子さん…この本に出てくる女性は麻子さんの夢に出てくる女性だと思うんです。」

麻「………」

⏰:07/03/17 14:55 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#189 [ミルキー]
>>174-200                   頑張ッてさぃ    └(゜T・*)/

⏰:07/03/17 18:36 📱:N701i 🆔:4I4x8rJY


#190 [主]

ミルキーさん
本当に更新が遅くてすいません
頑張ります(・ω・´)

⏰:07/03/17 22:03 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#191 [主]
麻「可能性がないと言うわけじゃないと思いますが…そんな無理矢理あてはめていいんですか?…もっと違う事かもしれませんよ?」

良「確かに…しかし今は可能性があるのはこの本しかありません。」

父「…良太のゆうとおり君等の周りで起きている事はその本が関係している。」

良「根拠は?」

母「それを今から話すのよ。」

⏰:07/03/17 22:09 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#192 [主]
父「その本は簡単にまとめてあるだけだ。詳しく教えよう。……

昔…何年も昔だ。
本当に美しい女性がいた。
しかしその女性は妖怪だった。
雪女だ…。
雪女は山に身を潜めながら暮らしていた。
人間に見つかると殺されてしまうからな。
雪女はただ静かに暮らしたかったんだろう…。
何も悪い事などしていない。でも人間は妖怪のような者を嫌うからな…

⏰:07/03/17 22:20 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#193 [主]
そしてある日雪女は一人の人間の男に見つかった。

その男は雪女を気に入りその日にレイプした。
逆らおうものなら暴力をふるった。
雪女も人間一人くらいなら殺せるのだが雪女は妖怪とゆう自分が嫌いだった。
自分は何者なのか…何なのか…そう悩んでいるうちに自分の能力を失ったという。だから雪女はその人間の男にされるがまま純粋を失った。

⏰:07/03/17 22:32 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#194 [主]
その日以来その男はたびたび雪女のもとに来るなり無理矢理性行為を自分の満足するまでしたという。」

良・麻「「……………。」」

父は続けた。
「そうゆう事が何ヵ月も続いていた時。
雪女が住み着いていた山小屋に一人の人間の男が迷い込んだ。

⏰:07/03/17 22:37 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#195 [主]
第8章
   ━平和と破滅━
ザクッ‥ザクッ‥

男「ぐっ………ここは何処だ!?完璧に遭難した…雪も止む気配がない…‥どうしたら………ん!?」

男の目線の先には一件の山小屋があった。

男「よし…今日はあそこで一晩越そう。」

ザクッザクッ‥

⏰:07/03/17 22:50 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#196 [我輩は匿名である]
まぢだいすきや
頑張っていっぱい更新してね

⏰:07/03/17 23:01 📱:N901iC 🆔:R.ovm2W2


#197 [主]


ありがとぅゴザイマス
頑張ります

⏰:07/03/17 23:36 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#198 [主]
ガラッ!

女「!?………
嫌……いやぁ…」

男「あ!すいません!僕は怪しい者ではありません!
道に迷ってしまって…」

女は震えながら今にも泣きだしそうだった。

男「大丈夫…大丈夫です…僕は何もしません…ただ一晩だけここにおいてもらえませんか…この吹雪じゃ帰れそうもない。」

⏰:07/03/17 23:42 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#199 [主]
女は男をジーッと見つめコクンっと頷いた。

男「ありがとぅゴザイマス。」

そう言って男は女より少し離れた所に腰を下ろした。

男「…寒くないんですか?火もつけずに…‥僕が火を焚きましょう。」
男は優しい笑顔で言った。

女「………‥」

⏰:07/03/18 11:33 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#200 [主]
パチッ…パチ…

女は火に近ずこうとしなかった。

男は心配になり女に近ずいた。

男はそっと女の背中に手をおいた。

女は驚き震えだした。

男はそれを見るとギュッと女を抱き締めた。

男「大丈夫だ…もう大丈夫…」

⏰:07/03/18 11:40 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


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