遠い昔の不思議な話。
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#191 [主]
麻「可能性がないと言うわけじゃないと思いますが…そんな無理矢理あてはめていいんですか?…もっと違う事かもしれませんよ?」

良「確かに…しかし今は可能性があるのはこの本しかありません。」

父「…良太のゆうとおり君等の周りで起きている事はその本が関係している。」

良「根拠は?」

母「それを今から話すのよ。」

⏰:07/03/17 22:09 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#192 [主]
父「その本は簡単にまとめてあるだけだ。詳しく教えよう。……

昔…何年も昔だ。
本当に美しい女性がいた。
しかしその女性は妖怪だった。
雪女だ…。
雪女は山に身を潜めながら暮らしていた。
人間に見つかると殺されてしまうからな。
雪女はただ静かに暮らしたかったんだろう…。
何も悪い事などしていない。でも人間は妖怪のような者を嫌うからな…

⏰:07/03/17 22:20 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#193 [主]
そしてある日雪女は一人の人間の男に見つかった。

その男は雪女を気に入りその日にレイプした。
逆らおうものなら暴力をふるった。
雪女も人間一人くらいなら殺せるのだが雪女は妖怪とゆう自分が嫌いだった。
自分は何者なのか…何なのか…そう悩んでいるうちに自分の能力を失ったという。だから雪女はその人間の男にされるがまま純粋を失った。

⏰:07/03/17 22:32 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#194 [主]
その日以来その男はたびたび雪女のもとに来るなり無理矢理性行為を自分の満足するまでしたという。」

良・麻「「……………。」」

父は続けた。
「そうゆう事が何ヵ月も続いていた時。
雪女が住み着いていた山小屋に一人の人間の男が迷い込んだ。

⏰:07/03/17 22:37 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#195 [主]
第8章
   ━平和と破滅━
ザクッ‥ザクッ‥

男「ぐっ………ここは何処だ!?完璧に遭難した…雪も止む気配がない…‥どうしたら………ん!?」

男の目線の先には一件の山小屋があった。

男「よし…今日はあそこで一晩越そう。」

ザクッザクッ‥

⏰:07/03/17 22:50 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#196 [我輩は匿名である]
まぢだいすきや
頑張っていっぱい更新してね

⏰:07/03/17 23:01 📱:N901iC 🆔:R.ovm2W2


#197 [主]


ありがとぅゴザイマス
頑張ります

⏰:07/03/17 23:36 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#198 [主]
ガラッ!

女「!?………
嫌……いやぁ…」

男「あ!すいません!僕は怪しい者ではありません!
道に迷ってしまって…」

女は震えながら今にも泣きだしそうだった。

男「大丈夫…大丈夫です…僕は何もしません…ただ一晩だけここにおいてもらえませんか…この吹雪じゃ帰れそうもない。」

⏰:07/03/17 23:42 📱:N702iD 🆔:wQ0j7djQ


#199 [主]
女は男をジーッと見つめコクンっと頷いた。

男「ありがとぅゴザイマス。」

そう言って男は女より少し離れた所に腰を下ろした。

男「…寒くないんですか?火もつけずに…‥僕が火を焚きましょう。」
男は優しい笑顔で言った。

女「………‥」

⏰:07/03/18 11:33 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


#200 [主]
パチッ…パチ…

女は火に近ずこうとしなかった。

男は心配になり女に近ずいた。

男はそっと女の背中に手をおいた。

女は驚き震えだした。

男はそれを見るとギュッと女を抱き締めた。

男「大丈夫だ…もう大丈夫…」

⏰:07/03/18 11:40 📱:N702iD 🆔:BqT6GrSk


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