遠い昔の不思議な話。
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#233 [主]
勝木はいつものように女の所にいた。
一晩過ぎ、勝木は家に帰った。
勝木は母、父、と3人で暮らしていた。
家に帰るなり勝木は叫んだ。
「わああぁあああぁ!!!」
:07/04/22 14:36 :N702iD :eEEE4MTk
#234 [主]
なんとも恐ろしい光景。
部屋の回りは真っ赤な血が飛びちっていた。
そして真ん中には自分の父と母の無残な姿。
父はまるで母を守るかのように母の上に覆いかぶさっていた。
勝木はその場に立ち尽くしていた。
勝「………。」
:07/04/22 14:41 :N702iD :eEEE4MTk
#235 [主]
勝木はそっと二人に近付きそのまま泣き叫んだ。
「あぁあああぁああぁぁぁぁぁ!!!!……ぅッうッ…‥誰が…誰が…‥」
すると勝木の目に一枚の紙がうつった。
勝木はおそるおそる紙を手にとった。
一度深呼吸をし紙を広げた。
:07/04/22 14:48 :N702iD :eEEE4MTk
#236 [主]
その手紙に書かれていた内容を見て勝木の鼓動は恐ろしいぐらいに高まった。
《あの女から離れなければお前もこうなる》
勝「…‥‥」
:07/04/22 14:54 :N702iD :eEEE4MTk
#237 [主]
あのやろう
勝木は怒りでおかしくなりそうだった。
なぜ自分の両親を…
その日はただただ何もしないで呆然もするしかなかった。
:07/04/28 23:48 :N702iD :5a6iW.aE
#238 [主]
何日か過ぎて
両親を送り勝木は女の小屋へ向かった。
中へ入ると女はいなかった。
勝「外に用事か…?」
その時は何も思わなかった。
:07/04/28 23:52 :N702iD :5a6iW.aE
#239 [主]
勝木はとりあえず女が帰ってくるのを待った。
しかし何時間たっても女は帰っこなかった。
勝「…………まかさあいつに連れられた…?」
可能性は高かった。
:07/04/28 23:54 :N702iD :5a6iW.aE
#240 [主]
もしそうならすぐにでも助けにいかなければ。
しかし勝木は隆治の居場所を知らなかった。
どうすれば…
帰ってくるのを待つべきなのか!?
いや…
帰ってくるはずがない…
:07/04/28 23:57 :N702iD :5a6iW.aE
#241 [主]
今の勝木には待つ事しか出来なかった。
今にもイラつきでおかしくなりそうだ。
心配で心配でいてもたってもいられない。
彼女を思うこの気持ち…
もう止められなかった。
:07/06/03 18:50 :N702iD :☆☆☆
#242 [主]
とりあえず勝木は待った。
まだ帰ってくるかもしれないとゆう救いに少しでも期待したかったのだ。
そしてその期待を見事に打ち砕かれたと勝木が察したのは三日目の夜だった。
これ以上待っても彼女は帰ってこないだろう…
:07/06/27 23:57 :N702iD :☆☆☆
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