遠い昔の不思議な話。
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#2 [()。]
遠い昔の不思議な話。

━・━・━・━・━・━・━・━

 ガバッ !
「はぁッ…はぁッ…はぁッ…」

あなたは奇妙な夢を見て目を覚ます。
そしてあなたは泣いている。
夢の内容は覚えていない。

覚えているのはただ恐い夢…それだけ。

⏰:06/12/09 00:26 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#3 [()。]
あなたは自分の体が汗でビショビショなのに気付く。

シャワーを浴びようとベットから下りる。
自分の体が妙に重い。

重い体をゆッくり動かせ服を脱ぎシャワーを浴びる。

あなたはシャワーを浴びながら腕のアザを見る。

火傷のような大きなアザ。
右腕の手首より少し上の方にある大きなアザ。
生まれた時からある大きなアザ。

⏰:06/12/09 00:33 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#4 [()。]
あなたは生まれた時から呪われている。
両親はこのアザを見た瞬間母は泣きじゃくり父は呆然としたとゆう。

痛みはない。
感覚すら…ない。

あなたの名前は
竹野川 良太 (25才)。
仕事は
高校の教師 世界史担当。

⏰:06/12/09 00:40 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#5 [()。]
今日は日曜日。
学校はお休み。

あなたは濡れた髪をタオルで拭きながらベットに腰かける。

そして夢を思い出す。
だか思い出せない。

うッすらと覚えているが…

あなたは頭の頭痛で考えるのをやめる。
「なんだよ…くそッ!!」

あなたはあの夢を何度も見る。
だが内容は覚えていない。

忘れたいが自分の中の何かがひッかかる。

⏰:06/12/09 01:21 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#6 [()。]
なんだか…
忘れちャいけないような。

自分でも分からない。

しかしなぜだ…?この夢を思い出そうとすればするほど腕のアザが
痛む…

一度医者に見てもらッたが
「とくに異常はありません」
あなたは諦めていた。

⏰:06/12/09 12:09 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#7 [()。]
第2章
 ━ 始まりの時 ━


「グ…グァァァァ!!」

ドサッ

「おや?もう死んでしまッたのかぁ…くッく」

男は笑う。

死体を見つめながら…。

2月23日
西野森 悠 【死亡】。

⏰:06/12/09 16:08 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#8 [()。]
男の全身からは煙のようなものが立ちこめている。

男は笑う。

「あ−はッはッはッ」

「すべては始まッた。
もう誰にも邪魔はさせはしない」

⏰:06/12/09 16:27 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#9 [()。]
第3章
  ━ すべて ━

その日良太は学校へ向かッていた。

なぜか今日は右腕のアザが痛む。
感覚がないはずなのに…

今日からではない。
この間からアザが痛む。

良太は気にしないようにしていた。

⏰:06/12/09 16:54 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#10 [()。]
学校の校門をくぐる。

「先生おはよ−!」

「こら!おはようございますだろ?」

いつもの朝。
同じ朝のたわいのない会話だ。

俺は今のこの日常を結構気に入ッている。

⏰:06/12/09 23:44 📱:N702iD 🆔:O/We4sYk


#11 [()。]
すると後ろから

「良太先生 おはようございます!」

ッと元気よく肩をたたいて話しかけてきたのは数学担当の
西野森 麻子 

「麻子先生!おはようございますッ 今日も元気がいいですね!」

「ええ!こんな天気のいい日はとくにッ!」

確かに今日はいい天気だ。

いつの間にかアザの痛みは消えていた。

⏰:06/12/10 00:07 📱:N702iD 🆔:wU30pHWQ


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