絶対言わない×××!
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#119 [ウサギさん]
「ゲッとは失礼だな、山崎君」
そう言ってニコリと笑う。
「その笑みが怖(コエ)ぇんだよ…」
「何かいったか?」
「いいえ何も。で何ですか?呼び止めて」
柳崎は「そうそう」と言ってポンと手を叩く。
「もう授業が始まるぞ?こんな所に居てもいいのか?」
「ゲッ!!ヤバイ!!次雷親父の授業じゃん!!急ぐぞ和哉!!つかお前がこんなとこまで連れて来たせいだかんな!!」
「ごっごめん!!」
そう言って二人は駆け足で次の部屋へと向かう。
「廊下は走るなよぉ!!」
柳崎は叫んだが二人は聞く耳持たずで走り去って行く。
:07/01/09 03:50
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:☆☆☆
#120 [ウサギさん]
:07/01/09 03:53
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#121 [ウサギさん]
何とか授業もギリギリ間に合い二人は昼過ぎまで授業を受けた。
そして全ての講習を終えた二人は廊下を歩いていた…。
「ふぅ…やっと終わったな」
「何かすんげぇ長く感じた。」
そんな事を話していると、前方から見覚えのある長い縦牧の髪がかすかに見えた。
「なぁ孝…」
「んあ?」
「俺あっちに行きたくねぇんだけど…」
「は?」
孝がそう言った瞬間和哉が会いたくなかった華夜乃が和哉達に気付き手を振り駆け寄って来る。
「あっ華夜乃ちゃんじゃん」
「……孝…悪いけど俺先に帰るな!!バイトあるしっっ!!じゃなっ!!また明日!!」
そう言って和哉は手を振り階段をダッシュで降りていく。
:07/01/09 11:58
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#122 [ウサギさん]
「和哉どうしたんだ?」
「逃がすかっ!!!」
「………え?」
華夜乃はダッシュで和哉を追い掛けた。
孝はただ呆然と立ち尽くす。
後から真実が追い掛けて来た。
「ハァ…ハァ…まっ待って華夜乃…!!」
真実は孝の前で止まりへたりこむ。
「……一体何の遊びだ???」
―――――――――――
:07/01/09 12:04
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#123 [ウサギさん]
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「ハァ…ハァ…」
和哉は階段を降りて門を目指す。
後ろからは華夜乃が追い掛けて来ていた。
「なんなんだ!!??」
「逃がさない!!絶対手に入れてやるんだから!!」
和哉は門が見えた時ふと見覚えのあるベンツの車が置いてあった。
「????」
――バンッ!
車から降りて来たのは春日だった。
「春日さん!?何迎えに来てんの!?」
その時、和哉は足が絡まりこけそうになり目を瞑(ツブ)る。
「!!??」
「ったく気を付けろよ…」
「春日さん!!」
春日は和哉を抱えて倒れていた。
:07/01/09 17:21
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#124 [ウサギさん]
「ごっごめん!!」
そう言って和哉は立ち上がろうとしたが足をくじいていたせいか立つ事ができなかった。
「春日さん本当ごめん…立てない…」
「ったく…」
すると春日は和哉を抱き抱えた。
「うっえっちょっ!!そこまでしてくれなくていいって!!!」
「怪我人は黙って任(マカ)されろ」
和哉は何も言えず顔を赤くした。
しかし後ろからは華夜乃が追い掛けて来ている。
「櫻井君と春 護?何で?」
「和哉…あの女は何だ?」
「あっ!えっ…と…」
「櫻井君!!」
華夜乃は息を切らして和哉と春日の前に立つ。
:07/01/09 17:32
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#125 [ウサギさん]
「……春 護…櫻井君とどういった関係ですか?」
「?あんなこ」
「だぁぁぁぁぁぁ!!!!!(コイツ何言おうとしてやがる!!)」
和哉は春日を睨みつけた。しかし春日はニヤリと笑うだけだ。
「……私、櫻井君の事好きなんです。」
「だから?」
「だから櫻井君が嫌がる事しないで欲しいんですけど。きっと櫻井君『男同士』でそんな事して欲しくないと思うんですけど!」
春日は眉を寄せて華夜乃を見る。
:07/01/09 17:53
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#126 [ウサギさん]
「……それはお前の推測でしかないな。」
「(ヤバイ!!春日さん怒ってる!!??)」
春日はそう言い残し車へと歩きだす。
華夜乃は唇をあまがみして二人の後ろ姿をただ見ていた。
「………もっと…手に入れたくなっちゃった……」
―――――――――――
:07/01/09 17:57
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#127 [ウサギさん]
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車の中は静まりかえっていた。
春日は車が出てから一言も喋らない。
そしてもう五本目になる煙草を吸い、眉を寄せていた。
「(絶対怒ってる……)」
「着いたぞ。」
「えっあっうん…」
和哉は車から降り片足で立つ。
そして春日の住む家をパッと見た。
「!!!!???デカっ!!!つか何階だよ!!」
「21階建ての20階と21階が俺の家。で20と21は二階になって繋がっている。」
春日は進みながらたんたんと話す。
「つか一人暮らしならそんないらないんじゃ……?」
「………それもそうだな。きづかなかった。」
「(えぇぇ!!コイツ馬鹿か!??)」
:07/01/09 18:14
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#128 [ウサギさん]
そんな話をしている間に玄関前まで着き春日はロック式のドアを開けて、和哉を先に中に入れ自分も入る。
「お邪魔しまぁす……広っっっ!!!!」
「そうか?」
「いやいや広いから…てか全然部屋とか綺麗じゃん。俺いらなくないか?」
和哉はうろうろし、キッチンへと向かう。
「キッチンも綺麗…春日さんちゃんと生活出来てるし、本当に俺いらなくない?」
「?キッチンなんか使った覚えがないからじゃないか?」
「あぁ…使った事ないのかぁ………はあ!!!???」
和哉は春日を見る。
春日は何かを物置に投げ入れてすぐドアを閉めていた。
「……今…何いれたんだ?」
和哉はそのドアを開けると中からは大量の物が流れ落ちてきた。
:07/01/09 18:31
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