゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#359 [三ッ葉]
:07/01/14 18:38 :N902i :☆☆☆
#360 [三ッ葉]
>>353から
梨『………』
笙「……」
沈黙が続く――…
相変わらず笙吾先輩が右腕を掴みっぱなしなので
左手は、ひんやりとしているのに右手は、何故だか暖かかった……
視線の移す場所に困り、観覧車のガラス張りの窓を見てみる
人が"蟻"みたいに見える
遊園地の敷地が全部見えて、地図をみているような気分になった――…
私は、顔を更に窓の方へとグイッと向けた
シャランッ―――
:07/01/14 23:34 :N902i :☆☆☆
#361 [三ッ葉]
梨『あ…』
私の首元のネックレス揺れて音をならす――…
笙「何それ??」
と、言ってネックレスに手を触れにきた
梨『…潤に貰ったんです』
その言葉のすぐ後に
笙吾先輩は、ネックレスから手を離した―――……‥
笙「ずいぶんラブラブなんだな;;
付き合っちゃえばいいのに――…‥」
……
:07/01/14 23:55 :N902i :☆☆☆
#362 [三ッ葉]
バッ―…
私は、自分から先輩に掴まれていた腕を振りほどいた
梨『先輩ッ――…それ本気ですか??』
笙「本気本気〜♪
つか、付き合ってんじゃねぇんだ??笑」
何それッ―――
昨日"潤とは付き合ってない"って……ちゃんと言ったのにッ!!
やっぱり先輩は"昔の約束"なんて、これっぽっちも覚えてないんだ――…;
:07/01/15 00:08 :N902i :☆☆☆
#363 [三ッ葉]
梨『…先輩は、私を平気で傷つける人ですね…………』
私は、観覧車が下について従業員の人がドアを開けた時に、冷たくあしらい、一言いってでていった
━━━━………
笙「お前が先に…傷つけたんだろーが――…」
梨緒が行ってしまった後、笙吾は霞んだ声でそう漏らした………
…
:07/01/15 00:17 :N902i :☆☆☆
#364 [スゥ]
:07/01/15 07:08 :D902i :☆☆☆
#365 [三ッ葉]
:07/01/15 17:19 :N902i :☆☆☆
#366 [三ッ葉]
>>363から
梨『はぁッ……ハァ……』
私は、観覧車から下りると走った―――…
笙吾先輩………
胸が苦しい――…
あんな約束なんてするんじゃなかった
今になっても普通は覚えてるはずないのにね――…
それでもずっと信じてたんだ…
ずっと…信じたかったんだ――
:07/01/15 23:39 :N902i :☆☆☆
#367 [三ッ葉]
涙がでそうになったけどこらえた………
歯を食い縛って走った
━━━━━……
━━━━…
潤「遅かったね……
あれッ?ジュースは??;」
梨『人がいっぱいならんでて、時間かかりそうだったから…………遅くなってごめんね??』
嘘をついた
潤「……。別にいいよ。
もう待ち合わせの時間じゃん!!!行こ〜」
私のヨタヨタとしか動かない体は、潤の手によって引っ張られて進んでいった――…
:07/01/15 23:47 :N902i :☆☆☆
#368 [三ッ葉]
.
栞「またぁ梨緒が遅いッ!!」
待ち合わせ場所に行ったなり、栞からまたデコピンをくらった
梨『ごめんなさい☆』
笑顔を作って謝った
チラッ――
まわりを見てみると無言なみの笙吾先輩が目に入る―――――
梨『…』
帰りは……
雰囲気が少し乱れながらも、何事もなかったのように話していた――――
もちろん、
ある二人をのぞいてだけど………
:07/01/15 23:59 :N902i :☆☆☆
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