゚*。+-想いの行方-+。*゚
最新 最初 全
#497 [三ッ葉]
ガチャリ……
新先輩が鍵を開けてドアを開けた
新「梨緒……?
外でないの??」
梨『ぅ――ヒッ…』
新先輩は、手を差し伸べてくれたけど
私は体を起こせずにいた
悲しくて
悲しくて悲しくて
何も考えれなくなってしまった――…
:07/01/23 23:02 :N902i :☆☆☆
#498 [x心愛x]
更新してるヘト∀-*x)ケ
:07/01/23 23:11 :W42K :☆☆☆
#499 [三ッ葉]
:07/01/24 12:43 :N902i :☆☆☆
#500 [三ッ葉]
新「梨緒…?」
新先輩は、私の前にしゃがみこんで下から覗き込んできた
そして、
私の頬をつたう涙を手で拭った
先輩の手は、大きくて
とても暖かい――…
新先輩……
あなたは、優しい人ですね……
:07/01/24 13:17 :N902i :☆☆☆
#501 [三ッ葉]
次に
新先輩は、私の唇についている血をみて、はっとした顔をする…
でも、新先輩はその血を親指で私の唇に優しく触れて拭う……
新「……無理すんなよ…」
梨『―…ッ…』
その言葉で私が堪えてきたものが破裂する
私は、新先輩の腕の下から自分の腕をのばした―…
:07/01/24 13:40 :N902i :☆☆☆
#502 [三ッ葉]
梨『私ッ……裏切っ…てなんかッ……ヒッ…ないの…に……グスッ』
ギュウ……
私は、新先輩の背中の服を両手でこれでもか!というぐらい握りしめた
新「うん」
新先輩に泣きながら全てを話す………
聞き取りにくい私の言葉に新先輩は、
新「うん」
と毎回うなずいてくれた
:07/01/24 18:03 :N902i :☆☆☆
#503 [三ッ葉]
私は、ずっと新先輩の体の中で声を押し殺して泣いた――……
新先輩の手が私の体を優しく包み込んでくれていて、その優しさに甘えてしまい長い時間このままの状態だった――…
それでも
新先輩は、ずっと私の体を包んでくれていた……
梨『先輩…本当にッあり……がと…うございます…』
私は擦れた声で言った
:07/01/24 18:12 :N902i :☆☆☆
#504 [三ッ葉]
━━━━━━━━………
━━━━━……
気付けば真っ暗な自分の部屋のベットの中――
私、泣き疲れて寝てしまったのかな……
ツゥ――…
目から涙がこぼれ私の頬に一筋の透明な道をつくる……
:07/01/24 18:17 :N902i :☆☆☆
#505 [三ッ葉]
……
涙なんて……
もぅ枯れちゃったくらい流したはずなのに…
まだ流れてくるんだ――…
私……
それだけ悲しかったんだ
:07/01/24 18:21 :N902i :☆☆☆
#506 [三ッ葉]
私……
信じてれば大丈夫だと思ってた――…
でも、
約束した想いでも変わってしまうものなんだね……
私の想いの先には
いつも
笙ちゃん……
笙ちゃんしかいなかった…
でも、笙ちゃんは違うんだ――…
:07/01/24 21:46 :N902i :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194