゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#538 [三ッ葉]
「……」
私たちは黙りこんだ
亜梨沙先輩は、軽く笑っていた――…
でも、顔は引きつっていたのに私は気付いた
笙「よぉ!!」
笙吾先輩は笑顔で席についた………
皆は、まだ黙ったままだった――
:07/01/25 22:37 :N902i :☆☆☆
#539 [三ッ葉]
『こんにちは!!』
沈黙を破ったのは、私自身だった――…
自分でも驚いた
笙「あッ……!!
昨日はごめんなぁ〜」
昨日………
キスのこと??
その言葉に
新先輩と私だけが顔色を変える……
私達だけが昨日の夜の事を知っているから――…
:07/01/25 22:41 :N902i :☆☆☆
#540 [三ッ葉]
あとの三人に何か違和感をもたせるような事はしたくなかった……
だから
梨『全然ッ大丈夫です!!』
涙を奥へ……
奥へ奥へ閉じ込めながら答えた
泣いてはいけないから―…
笙「そっか…」
笙吾先輩は軽く答えた
:07/01/25 22:45 :N902i :☆☆☆
#541 [三ッ葉]
それから、いつものように会話をはずませた
でも皆何か違和感を抱えている…………
笙吾先輩が変わってしまったような気がする―…
これが、新先輩に聞いた
"女に軽かった時の
笙吾先輩"
なのか…………
なぜ変わってしまったの?
:07/01/25 22:49 :N902i :☆☆☆
#542 [三ッ葉]
原因は――……
一体何……???
誰なの??
…………
―――――私??
だとしたら――
亜梨沙先輩ごめんなさい……
:07/01/25 22:51 :N902i :☆☆☆
#543 [三ッ葉]
━━━━━━………
━━━━━………
誰も笙吾先輩の変化に触れないまま夜になる
私は、今――…
皆と一緒に笙吾先輩と新先輩の部屋にいる
いろんな話をして、笑った……
今は、表面だけでも
いつかは笙吾先輩への気持ちを忘れて
心から笑えるのかな――?
なんて、馬鹿な事を考えながら………
:07/01/25 22:55 :N902i :☆☆☆
#544 [三ッ葉]
.
《まだ部屋にであるいてる馬鹿者はいねぇか――!!》
ドアの外から
男のいかつい声が聞こえてきた
私達は、言葉をなくした
新「最悪……今日は"ハズレ"の日かよ;;」
新先輩は、ぼそりとつぶやいた……
ハズレっていえば――…
:07/01/25 23:31 :N902i :☆☆☆
#545 [三ッ葉]
梨『真山先生だッ!!』
私は、思い出して咄嗟に声をあげる
ガシッー
新先輩は片手で私の口を塞ぎ、もう一方の手で腕を掴んでいた……
それだけではなかった
笙吾先輩にも反対の腕を掴まれていた――…
:07/01/25 23:49 :N902i :☆☆☆
#546 [三ッ葉]
梨『……?』
新「早く隠れねぇと…」
まわりを見ると皆の姿はなかった――…
私だけ何も考えてなかったんだ――…;;
笙「早く隠れたら?」
笙吾先輩は、私の腕を離した――…
:07/01/25 23:53 :N902i :☆☆☆
#547 [三ッ葉]
その後に勢いよく私の体は、新先輩のベットの中へ引きずまりこまれる――!
梨『ちょ――んッ……!!』
私は、びっくりして声をあげたが新先輩の大きな手で再びふさがれた……
新「ごめん……ちょっと静かにしてて……」
新先輩が耳元で小さく言った
:07/01/25 23:57 :N902i :☆☆☆
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