゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#911 [三ッ葉]
新、笙「……」
二人とも陽介先輩に対して睨むだけで何も言わなかった
陽「二人とも恐いオーラだしすぎだって;;
梨緒自身は、俺に着いてきてくれるの??」
私の耳元で甘い声でささやいてくる
吐息がとぎれとぎれにかかって、体が小さく反応してしまう……
:07/02/12 02:59 :N902i :☆☆☆
#912 [三ッ葉]
あまりここにいたくない……
だから――…
梨『……』
私は、陽介先輩に対して無言のまま首を縦に振った
陽「本人は構わないって」
そう笑顔で陽気に言って歩き進む陽介先輩の後ろを
ついていった
皆の顔を見ないまま―…
:07/02/12 03:06 :N902i :☆☆☆
#913 [三ッ葉]
私達は、人気の少ない階段の所で座り込んだ
梨『あの〜秘密会議って何ですか??』
私は、疑問に思ってた事を口にだした
陽「今日、寮の玄関前に4:30に集合!!ってことを伝えたかった」
梨『え??』
私は、何で陽介先輩がそんな事言ったのか分からなかった
:07/02/12 08:14 :N902i :☆☆☆
#914 [三ッ葉]
陽「あれ〜??
聞いてない??俺も、合コンのメンツだよ??」
本当に!??
梨『え―…;;』
私はあからさまに嫌な顔をしてみせた
陽「おい!!先輩に対してそんな顔すんなって……;;」
と言って私の頬をひねってきた
梨『いッ……たいです;;』
:07/02/12 08:18 :N902i :☆☆☆
#915 [三ッ葉]
………………………
…………………
そんなやりとりから大分経ち、今は久しぶりのクラブ活動中―――
《きゃー!!!》
もちろん女子のキーキー声も飛びかっていた
時刻は3:30……
亜梨沙先輩に言わなければ――…早退することを
何か言うタイミングがつかめない………
:07/02/12 08:32 :N902i :☆☆☆
#916 [三ッ葉]
ガシッ
陽「俺ちょっと早退するわ!!亜梨沙ぁ〜梨緒も一緒だから借りるね??」
陽介先輩が私の体を引っ張っていく―…
亜「あ……うん」
そんな時――…
「有馬〜今のシュート外したら駄目だろが!!」
顧問の先生が怒鳴る
:07/02/12 08:36 :N902i :☆☆☆
#917 [三ッ葉]
私は、笙吾先輩の方を振り向いた―…
笙吾先輩が顧問の先輩にあんなに怒られる事なんてなかったから
笙「すみません。
よそ見してました……」
そう言う笙吾先輩は、ずっと私の目を見ていて―…
「ボケッとしてんな!!
ずっとグラウンド走って集中力高めとけ!!」
笙「はい……」
:07/02/12 08:41 :N902i :☆☆☆
#918 [三ッ葉]
それでもなお笙吾先輩の視線は変わらない
ずっと私をみていた
反らせなかった――…
すると
陽「さっ!!用意用意〜♪」
といって寮へ連れてかれる
視線が外れた――…
:07/02/12 08:46 :N902i :☆☆☆
#919 [三ッ葉]
:07/02/12 08:48 :N902i :☆☆☆
#920 [三ッ葉]
私は、部屋に入るとクローゼットを開けた
そこから、灰色のバルーンスカートのワンピースを取出して着る……
黒いタイツをはいて
黒い色の丈の短い羽織るものをまとった
少し大人っぽく、おとなしくキメてみた
それから、短くなった栗色の髪をワックスで動きをつけた
そしてヒールの高い靴を履いた
:07/02/12 19:42 :N902i :☆☆☆
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