゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#928 [三ッ葉]
梨『言われなくても楽しみますから………』


私も冷たく言い放った


そして、歩いた


スッ――


すれ違う――…


歩く私と
   走る笙吾先輩――…

⏰:07/02/13 01:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#929 [三ッ葉]
私達が訪れた場所は、
カラオケだった――…


さっそく自己紹介;;


皆順番に話していく


よく見ると、私以外の女の子は気合いの入った服装で、メイクもばっちりだった…………


それに比べて私は、ノーメイク;;

変な意味で浮いてるよね??

花「次、楠未さんだよっ………」

ぼけっとしていると花奈絵ちゃんに呼ばれる

⏰:07/02/13 01:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#930 [三ッ葉]
ガタッ………


私は突然呼ばれて、思わず立ち上がってしまった


梨『あっ……えっえっと…………一年の……くっ楠未 梨緒です……』


言いおわりに近づくにつれて、声がしぼんでしまった………


私っ……
上がりすぎでしょっ!!


額に汗がにじむのが微かに感じられる

⏰:07/02/13 01:26 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#931 [三ッ葉]
「まぁ―座りなよ。笑」

他の男の先輩が笑って言う――…

梨『はい!!』


ストンっ…


もう一度席に腰をかけた


「……君ってあの噂の子だよねぇ??」


その男の人は、静かに聞いてきた……

シ………ン……

⏰:07/02/13 01:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#932 [三ッ葉]
周りが静かになる……


「あ……別に悪い意味で言ってないよ?
君って……新と付きあっ――――」

バサっ――


その男の人は、話を続けようとしたとき

陽介先輩が分厚い本を開きだす――…


そして口を開いた


陽「まっ……とりあえず歌わね??」


この一言で話題はそれて、皆唄いはじめる

⏰:07/02/13 01:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#933 [三ッ葉]
男子のメンバーが全員2年生なのでやりにくかった――…


ん――??


陽介先輩の方をみると手招きをして私を呼んでいた


仕方なく陽介先輩の隣に座った

梨『なんですか??;』


陽「よく考えたら、新と付き合ってる奴がこんな事してもいいのかよ―…?
つーか、マジで付き合ってんの!?」

⏰:07/02/13 01:48 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#934 [三ッ葉]
梨『つッ…付き合ってないです…;;』

私は、声を細めて言った


陽「まじ??
なのに新と濃厚なチューしちゃったの!??笑」

陽介先輩が大きな声をだしていうから――


梨『ちょッ……陽介先輩!!』

不覚にも止めるのに自分が大きな声をあげてしまう

モガッ………


陽介先輩の大きな手で口が塞がれた

⏰:07/02/13 07:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#935 [三ッ葉]
陽「声でかいって;;」


どっちが!!!怒


梨『陽介先輩も大きい声で言ったじゃないですか!!』

陽「なぁ……お前辛くねえの???」

いつになく陽介先輩が真剣な顔をした


梨『な……んでそんな事??』

私の心が騒つく………


陽「顔にでてんだよ…」


そう言って陽介先輩が私の頬に手で触れる

⏰:07/02/13 08:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#936 [三ッ葉]
そしてささやく――…


陽「新しい恋して忘れるのも良い方法だよ??」



あ――…

花奈絵ちゃんも似たような事言ってた………



新しい恋―――


それはどこにあるのだろうか――…?

⏰:07/02/13 18:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#937 [三ッ葉]
………………………
…………………

ジャー

私は、トイレで手洗い


他の子達は、メイク直しをしていた――…


花「ん―…楠未さんッ目つぶってこっち向いて」


私は、よく分からないまま言われる通りにした…


スッー

花「できたぁ!!」

花奈絵ちゃんの言葉と同時に目を開いた

⏰:07/02/14 08:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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