゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#1 [三ッ葉]
ヘタですが描きます
コメントなどくれると嬉しいです

登場人物

楠未 梨緒{クスミ リオ
高1 1-Eクラス

鈴宮 栞{スズミヤ シオリ
高1 1-Eクラス

和佐 龍也{ワサ リュウヤ
高1 1-Eクラス

⏰:07/01/04 14:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#2 [三ッ葉]
登場人物…続

有馬 笙吾{アリマ ショウゴ
高2 2-Aクラス

滝川 新{タキガワ アラタ
高2 2-Aクラス

羽月 亜梨沙{ウズキ アリサ
高2 2-Cクラス


もしかするとこれから増えるかもしれません

⏰:07/01/04 14:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#3 [三ッ葉]
始めていきたいと思います
読んでいただけると嬉しいです

⏰:07/01/04 14:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#4 [三ッ葉]
私が小学校5年生の時
家庭の事情で住んでいる町からでていくことになった――。

その時、私は一つ上の
笙ちゃん(有馬 笙吾)
の事が大好きだった。

離れる事は嫌だったけど、泣きながらお別れをした…。

梨『笙ちゃん……大好きだよ。』
笙「うん。俺も。」
梨『私、笙ちゃんのお嫁さんに絶対なるから!!』
笙「うん。まってるよ。笑ばいばい、梨緒。」


笙ちゃんは私の頭を撫で、少し涙を浮かべた笑顔でいう。




それがお別れの時に話したこと――――。

⏰:07/01/04 15:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#5 [三ッ葉]
私は離れて逢えなくなってからもその事を胸に頑張って過ごしてきた。






そして――――

⏰:07/01/04 15:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#6 [三ッ葉]
梨『よっこいしょっ…と。』

私は、たくさん荷物の入ったダンボールを、あるドアの前でおろしてドアのナンバープレートをみつめる………。

 ………189号室………


私は、もう高校一年生になった!!
そして水菜月学園の寮の一階にいる。

私は、ようやく元の町に戻ってきた。


笙ちゃんのいる所に―――。

⏰:07/01/04 15:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#7 [三ッ葉]
私が立っていると……

「楠未 梨緒さんっ。ここにいましたか……あなたに言いたい事がありまして………。」

少しポッチャリとした優しそうな男性="校長先生"が申し訳なさそうな顔をして声をかけてきた―。

梨『何ですか??』

校「実は……あなたの入学手続きが周りより急だったために、部屋がちょっと………;;」

なんだか嫌な予感がする――。

⏰:07/01/04 15:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#8 [三ッ葉]
…………。
聞きたくないけど、聞くしかないっ!!!!!

梨『ちょっと……??』
問い掛けてみる。

校「ここは二人一部屋で使ってもらっていますが、女子の部屋にあまりがないので………」

梨『ので………??』
また問い掛ける。

校「申し訳ないですが…」
ガチャッ―――

校長が話している途中に私の前のドアが開く…。

⏰:07/01/04 15:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#9 [三ッ葉]
?「梨緒……???」


急に男子生徒が顔をだして私の名を呼ぶ……。

なんで私の名前をしってんの!??
心の中は驚きでいっぱいだった。

私は、その男子生徒の顔に見覚えがある……。

?「誰か覚えてねぇの?」


その声と同時に思いだした!!!!!

梨『――和佐 龍也ッ!!??』
私は思わず指をさして大声をだしてしまった!!

⏰:07/01/04 15:33 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#10 [三ッ葉]
龍「あったりぃ〜♪」

龍也は笑顔でそう言う………

龍也は私の小さい時の友達だ



何で私の部屋に龍也がッ―――!???

すっかり混乱しきった頭の中を整理させて考えていく―……。


まさかッ!!!

⏰:07/01/04 15:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#11 [三ッ葉]
梨『…校長先生ッ!!
どういう事で……ッ!!…』
あわてて振りかえるとそこには校長先生はいなかった…………。



あんの"ハゲッ"!!!


今度は怒りでいっぱいになった。

⏰:07/01/04 15:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#12 [三ッ葉]
でも、よく考えると私の入学手続きだすの本当に急だったし……………こっちが悪いかぁ…。


仕方ない…

私は深呼吸を大きくしてから荷物をもって部屋に入ろうとした。……ら、

龍「荷物、もう中にいれたからぁ〜」

部屋の中からそう言う龍也の声が聞こえた。

私は渋々部屋のなかへ足を一歩ずつ踏み入れた―――

⏰:07/01/04 15:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#13 [三ッ葉]
梨『わぁッ!!!』
部屋は思っていたよりも広く綺麗だった。

部屋に置いてある机に龍也がお茶の入ったコップを二つだし、

龍「まぁ、飲めよ〜」
といって手招きする。

私は言われるがまま机の前で座りお茶を一口飲んだ。
少し心が落ち着いた……。

⏰:07/01/04 15:50 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#14 [三ッ葉]
龍「まっ、俺から簡単に説明すると
女子で余ってる部屋もねぇし、他でも部屋があまってねえ。
俺んトコがたまたま人数の関係で一人しかいなくて、梨緒と知り合いだったからこの部屋にまわされたってこと!!!!!」

龍也は淡々と口調でしゃべる…………平気なのかな??

⏰:07/01/04 15:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#15 [三ッ葉]
梨『龍也は平気なの??』

龍「俺はなッ!!」

梨『何でッ??』

龍「お前みたいな幼稚体系なやつ女なんかにみれねぇし!!笑」

梨『何それッ!??
ムカつくしッ!!怒』

私は顔をしかめた。
龍也ってこんなやつだったっけ……??
昔は私にいつもくっついてきて、泣き虫だったのにぃ………
これじゃあ、まるで…

龍「形勢逆転だろッ☆
昔とは違うよん。」

急に口をだし、私にむかってウインクする。

私の考えてる事すべておみとおしされていた。

⏰:07/01/04 16:16 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#16 [三ッ葉]
梨『あたしも龍也なんか男なんかに見えないもんッ!!!!!』

と、反抗すると

龍「はいはい。
早く荷物とかだそ〜ねぇ」
と大人っぽく振る舞われて流された……。


私、子供みたいでかっこ悪…。

⏰:07/01/04 16:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#17 [三ッ葉]
それから
龍也にも手伝ってもらって部屋のセット完了〜☆


もう夜になっていた…。

梨『お風呂は当然レディーファーストよねぇ〜☆』

とおちょくって言う。

龍「………お前がレディーか…。早くいってこいよッ」

龍也は平然を装っているみたいにみえた…
だって、顔少し赤くなってたし!!笑

⏰:07/01/04 16:26 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#18 [三ッ葉]
龍也(俺だって本当は平気じゃね〜よ;;///)




すっかり寝る時間になった。

龍「電気けすぞ。
いびきかくなよっ!!笑」

梨『かかないよ、多分!笑 おやすみぃ……』

龍「おやすみ」

私達は何事もなく過ごした。

龍也と一緒の部屋とか、最悪だけど何とか楽しくやっていけそう………。

早く笙ちゃんに逢いたいなぁ〜。

⏰:07/01/04 16:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#19 [三ッ葉]
ピチチチ……
鳥の声がわずかに聞こえてくる……

私はベットからムクッと体を起こして、目覚まし時計をのぞく。



梨『は!?!?!?』

時間は8時半……
やばいッ!;;
9時から入学式なのに……
綺麗にきっちり支度しようと思ってたのにできないじゃんッ!!!

⏰:07/01/04 18:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#20 [三ッ葉]
龍「―ッ何だよ朝からでかい声だして……」

龍也が目をこすりながら起きてきた

梨『もう八時半だよッ!!
早く支度しないと遅れるよ!!;;』

龍「ギリギリ間に合うだろ〜多分;;」


二人は、用意をテキパキとする。
多少がさつに。笑


「『完璧ッ☆』」
私たちは、鏡をみて髪をセットし、いそいで寮からでる……。

⏰:07/01/04 18:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#21 [三ッ葉]
私達は、競馬の様に走った。

周りに人はいなかった

みんなもう登校したんだろう………。


走っていると視界に二人の男子生徒が写ってきた

ガッ―…

梨『わっ!!』      龍「おいッ!」

ズサッ―――


私は、視界に写っていた一人の男子生徒に肩をぶつけてしまいバランスを崩してこけてしまった;;;


膝がすりむいていた
いたい―
しかも、ださい……

⏰:07/01/04 18:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#22 [三ッ葉]
??「ぷっ……あんた大丈夫?」

ビクッ―
後ろから誰かに笑いながら声をかけられびっくりしてしまった………


あれッ?

今の声―――
振り向かなくても誰かわかった…

この声は―――




私は目を輝かせて言う

梨『笙ちゃんッ!!』   
やっと逢えた―

⏰:07/01/04 18:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#23 [三ッ葉]
笙「えッ!??
梨緒??????????」

梨『そうですよ!!
逢いたかったです!』

笙ちゃんが今は先輩という事に気付き、敬語を使うように心がけなきゃと思った私……。

笙「俺も。何で連絡くれんかったん!?」

梨『びっくりさせた…』

ガシッ――


新「感動の再会のとこ悪いけど、時間ないからまず手当てせんと!!」

と言ってもう一人の男子生徒が私の腕をつかみどこかひっぱっていく……。

⏰:07/01/04 19:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#24 [三ッ葉]
行き先は保健室―

手当てをしてもらい外にでると三人共まっててくれていた。

梨『私がドジな所為で迷惑をかけてすみませんッ!!』
謝って顔をあげてみると少し驚いた。


三人ともよく見ると格好良い………モテそーだった


そんな人達といてて良いのか私………;;;

⏰:07/01/04 19:12 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#25 [三ッ葉]
そんな事を考えている内に体育館前………

もう始まりかけてるカモ;;;;;;;;;
どうしよう。。


私が慌てていても、他の三人は平然としている


体育館の正面から笙吾先輩から入っていく――。

⏰:07/01/04 20:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#26 [三ッ葉]
ざわざわ……

体育館にいた人達がざわつきだす


梨『……ッ』

私は何だか緊張していたし、周りが怖くみえて足を動かせなかった――。

そんな私の姿に笙吾先輩が気付いたのか

笙「ほらッ!!」
と笑顔で私の手を握って軽く引っ張る……

⏰:07/01/04 20:12 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#27 [三ッ葉]
私は、少しづつ中に入っていく――

何だか女の子の視線がとても怖い……;;


ある会話が耳についた

「何ぃ〜あの子!??」

「笙吾と新らと一緒にくるなんて……」

「しかも一年の子も格好良いし!!!」

「っていうか!
笙吾と手つないでんの何で〜!!!やだ〜」



視線やそんな会話を私の体を重くしていく……

⏰:07/01/04 20:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#28 [三ッ葉]
やっと自分の席についた

周りからじろじろと見られながら入学式が始まる――

━━━━━━…‥

ようやく入学式が終わった〜
体の重さが軽くなったと思いきやよけいに重くなる

自分の教室までいくのにもたくさんの視線が刺さっていたかった…;;

はぁ〜
何なのよ〜!!!!

⏰:07/01/04 20:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#29 [三ッ葉]
クラスは1-E

皆友達を作ろうと周りの人に話しかけている

なぜか私には誰も話しかけてこない……

悲しいな




と、思っていたら

栞「ねぇねぇ☆
私、鈴宮 栞ッ!!!友達としてよろしく♪」

といって女の子が私の手をぎゅっと握ってきた


綺麗な子だな…‥

⏰:07/01/04 20:42 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#30 [三ッ葉]
私も自己紹介をした

何だか仲良くなれそう♪
嬉しい…


栞「ところでさ、入学式のときに龍也と先輩らといたよね〜???」

梨『……え??』

質問に驚いていると

龍「訳あって寮で同室になったんだよ!!
んで、先輩らとは知り合いなんだよ」

後ろから栞の質問に龍也が答えてくれた

⏰:07/01/04 20:50 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#31 [三ッ葉]
誰か読んでたりしますか
ちょっと不安です
コメントくれると嬉しいです

⏰:07/01/04 20:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#32 [リオ☆]
読んでますょ〜ト
続き気になるんで、主さんのペースで頑張ってくださぃ楽しみにしてますP

⏰:07/01/04 20:54 📱:W32T 🆔:☆☆☆


#33 [三ッ葉]

リオ☆さん      ありがとうございます
おかげで頑張れますョ

続きが面白くなるように頑張ります
更新も自分のペースでいきたいと思います

嬉しかったです

⏰:07/01/04 22:21 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#34 [三ッ葉]
栞「龍也に聞いてないッ!!梨緒に聞いてんの!!」

栞は龍也に向かってべーッと舌をだす

龍「はいはい」

二人のやりとりをみて思った……

梨『二人って付き合ってるの??』

栞「違うって!!
同じ中学だっただけ」

龍也もうなずく


栞の顔が少し赤い……
気のせいかな???

⏰:07/01/04 23:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#35 [三ッ葉]
梨『そういえばもう一人の男の先輩って誰??』

私は龍也に聞いた

龍「梨緒はあの先輩の事は知んねーもんな!!
滝川 新先輩だよ
笙吾先輩の親友みたいなもん!!」

栞「その二人は格好良くてこの学園で一番人気あるんだよッ!!!

だから皆、急に入った一年がその二人の傍にいる事が気にくわないんだよ………梨緒、何かあったらいってね!!!!!」


栞ってやさしいなぁ……

先輩達ってそんな凄かったんだなぁ;;

⏰:07/01/05 00:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#36 [三ッ葉]
梨『うん!!!ありがと』


この時間が凄く楽しかった。
もっと友達ができるといいなぁ〜


私は期待に胸をふくらませた


担任紹介、自己紹介、学園案内などが終わって
いつのまにか放課後……………

⏰:07/01/05 00:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#37 [三ッ葉]
龍「俺、サッカー部の部室いってくる〜
笙吾先輩と新先輩もいるしさ!!」

龍也はカバンを持って教室をでていこうとする

栞「まって!!
梨緒!ウチらもいこーよ
先輩いてるしさ!!」

栞はニヤリと笑って私を引っ張る

梨『うん!!』


私達はしゃべりながらサッカー部の部室に向かった―――

⏰:07/01/05 00:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#38 [三ッ葉]
━━━━━━━━━━━━この学園では必ず何らかの部活に入らなければならない……。
━━━━━━━━━━━━

サッカー部の部室前に到着〜☆


「「きゃ〜///!!」」  

甲高い女子のキーキー声がグランドに響く……

梨、龍、栞『!???』

たかっている女子の方向を見てみるとサッカーの試合が始まっていた……


新入部員勧誘のためにやっているのだろう!!

⏰:07/01/05 00:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#39 [三ッ葉]
龍「うわぁ〜かっけぇ!!」
龍也は身を乗り出してみていた

梨『……あっ!!』

私の目についたのは
笙吾先輩………。

格好良い……///


私の目が笙吾先輩から離れなくなって、ずっと目で追っていた――

胸がきゅ〜っとなる。

⏰:07/01/05 00:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#40 [三ッ葉]
バチッ

梨『―ッ///』


笙吾先輩と目が合ってしまった……

先輩は私に向かって手をふってくれた!!

幸せだぁ〜



でも、女子の視線が痛い……;;;

⏰:07/01/05 00:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#41 [三ッ葉]
━━━━━━……‥
亜「集合〜!!!」

しばらくすると
すごく綺麗な女の先輩がでてきて集合をかけた

女の先輩は私達やたかっている女子や男子達の方をみて、

亜「私は、サッカーマネージャー部の一員としてサッカー部をサポートしている二年の羽月 亜梨沙
です☆
交替でやっているので何人入ってもかまいません!!!
入部したい人はいってくださいね!!
サッカー部もよろしくね!!」

と元気よく笑顔で声をかける。


明るい先輩でいい人そうだった
女の私がときめくくらいの魅力をもっている人だ―――

⏰:07/01/05 00:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#42 [三ッ葉]
その声の効力バツグンで、大勢の人がなだれこむ様にサッカー部や
サッカーマネージャー部
に入部を決めていく………
その中には龍也もいる――

私と栞がじっと立っていると笙吾先輩が近づいてきた……

笙「梨緒とそこの女の子も入ってよ☆」

といってウインクする

まわりの女子は倒れかけていた。笑

⏰:07/01/05 00:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#43 [三ッ葉]
栞がさっと私の方を向く

栞「私、入る!!」    
笙「梨緒は〜??」

ぼっーとして俯いている私の顔を下から覗き込むようにして聞きにくる…//


それは反則でしょッ……////

梨『うん///……入る』

入ることにした

⏰:07/01/05 01:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#44 [三ッ葉]
サッカー部が終わるまで見学をした。

笙吾先輩と新先輩と龍也と栞と寮に向かっている―――

栞は
………180号室…………
だと言うことが分かった

覚えとかなきゃ!!


私と龍也は部屋の前について、ドアをあけようとした――――――


ガチャッ――

⏰:07/01/05 01:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#45 [三ッ葉]
私達はまだドアを開けていない―――


さっきのドアを開ける音は、私達の部屋の左から二つ目の部屋から聞こえた


見てみれば、笙吾先輩と新先輩が部屋のドアを開けていた


梨『先輩達の部屋……そこなんですか???』

⏰:07/01/05 01:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#46 [三ッ葉]
笙「そうだけど……梨緒、おまえッ!!!!」

笙吾先輩は口をあんぐりと開く…

新「お前等……何で部屋一緒なの??」

ドキッ!!

一つの部屋に男女が入ろうとしてたら確かに怪しいよね……;;

変に誤解される前に何とかしなきゃッ!!!

梨『これには‥ちょっと事情がありましてですね……///』

⏰:07/01/05 01:28 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#47 [三ッ葉]
笙「梨緒ッ!!!
お父さんはお前をそんな風に育てた覚えはないぞぉっッ!!泣」

梨『育てられた覚えもありません!!!!笑』

笙「龍也ぁ!!
梨緒に手だすなよッ!!」

龍「なっ!!……出しませんよ!!!こんな奴ッ」


おいッ!!
こんな奴って……怒

新「笙吾うるさいって…;;君ら、ごめんネ??
それじゃあ、ばいばい」

新先輩が笙吾先輩を
無理矢理部屋へと引っ張っていった―。

⏰:07/01/05 01:40 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#48 [三ッ葉]
新先輩って大人っぽくて格好良いんだなぁ………
とか思いながら部屋に入る
龍「今度、笙吾先輩の変な誤解とかねえとな;;」

梨『そうだね……』



今日は、いろんな人に出会えて本当良かったなぁ〜

明日も笙吾先輩に逢えますように…………

と、祈って私は眠りについた――――

⏰:07/01/05 01:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#49 [三ッ葉]
ピリリリッ………

今日はちゃんと目覚まし時計でおきた!!

龍也「………」


目覚まし時計の音を聞いても起きていないようだ



龍也って朝に弱いのかなぁ…??

⏰:07/01/05 08:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#50 [三ッ葉]
この学園では
☆朝食と夕食
自分達でつくるor学食
☆昼食
学食
というシステムになっている………

……………………………

梨『仕方ない!!!
今日は私がつくるかッ』

こう見えても料理には結構自信あるんだ☆




少したつと龍也が起きてきた…

⏰:07/01/05 08:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#51 [三ッ葉]
龍「何これ……」

そういって机に並んでいるものをみる

梨『オムライスだよっ!!
さっ食べて!!!』


ぱくっ――

龍也が不安げに口にいれる
その不安げな顔はすぐに消え、目をぱあっと輝かせる
龍「超うめ―じゃん………超以外!!」

梨『オムライスは得に練習したからね―』

私は、自慢げに答える

⏰:07/01/05 09:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#52 [三ッ葉]
実は……
"オムライス"は
笙吾先輩の大好物!!

離れてからもお母さんに教えてもらって、今ではお手のもの!!!



笙吾先輩にもいつか
食べてほしい…………

⏰:07/01/05 09:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#53 [三ッ葉]
クラスでは、まだ女子の視線は感じるものの
少しずつ友達ができていった…………

頑張ろう!!



キーンコーンカーンコーン……


お昼の時間になる

⏰:07/01/05 09:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#54 [三ッ葉]
「楠未っ!!!
メアド教えてよっ」

「俺も俺もっ!!」

梨『えっと………;;』


2、3人の男子につかまってしまって抜け出せなくなり困っていた……    

梨緒自身は、気付いていないが可愛い子なのだ

そのせいか
クラスでも、女友達より男友達の数の方が多い……

⏰:07/01/05 09:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#55 [三ッ葉]
龍「ほらっ!!
いくぞっ!!!!!!」


急に男子の中から龍也が出てきて私を引っ張る

梨『えっ??あっ!!
うん……………』

龍也助けてくれたのかな??
感謝、感謝〜

梨『あっ!!
ごめん、メアドはまた今度で……!!』

男子に笑顔でそういって教室をでた……


男子達(笑顔、かわえぇ〜////)

⏰:07/01/05 09:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#56 [三ッ葉]
教室からでると栞がいる

栞「学食一緒にいこッ☆」
梨『うん!!もちろん』


龍「いっとくけど栞がお前の事待ってたみたいだから助けただけだからなッ!!
もてる女はつらいなッ!笑
んじゃッ!!」

と言って龍也は学食に走っていく………


栞「そういうお前もモテてるんだっつーの……//」

と横でぼそっとつぶやく

⏰:07/01/05 09:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#57 [三ッ葉]
てか、栞ちゃんもモテてるんだよっ!!
と心の中でつっこんだ……………




ガヤガヤ……

食堂はにぎやかだ
たくさん人がいてて驚いた

⏰:07/01/05 09:28 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#58 [三ッ葉]
学食にはいろんな種類の物があった!!!

私は、カレーライスをとった

食堂のおばちゃん「あんたら一年だろっ???
はい、コレ!!お祝いに」


私と栞のトレーの上にプリンを一個ずつ置いてくれた
明るいおばちゃんだなッ

⏰:07/01/05 09:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#59 [三ッ葉]
場所を探していると………………

笙「こっちくれば〜!??」

笙吾先輩が大きく手をふって私達を誘う

栞「良かったね☆」


席につくとそこには
笙吾先輩、新先輩
龍也、
そして、昨日の女の先輩がいた―――

⏰:07/01/05 09:39 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#60 [三ッ葉]
自己紹介をしていく――


新「俺の名前わかる??」

新先輩が私に聞く……

名字が思い出せない;;
えーっと……

梨『滝沢 新先輩ですよねッ!!?』

ぷっ―

皆笑っている……

??????

⏰:07/01/05 09:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#61 [三ッ葉]
新「滝沢じゃなくて、滝川だよッ!!笑☆」

梨『え……///』

間違えちゃった
恥ずかしい………

新「覚えといてね??」

といって、私の頭をポンポンっとたたく

梨『はいっ!!!』

⏰:07/01/05 10:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#62 [三ッ葉]
自己紹介が終わると…

亜『笙吾と梨緒ちゃんはどういう関係なの??』

と聞かれた……

相変わらず綺麗だなぁ〜
目が引き付けられる



笙「将来を約束をした相手☆だよな??」

笙吾先輩がにやりとこっちを向く……

梨『えっ!!!』

突然の発言に驚いてしまった……

⏰:07/01/05 10:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#63 [三ッ葉]
小さい頃の話まだ覚えてくれてるんだ……////

私は浮かれそうになった


周りも驚いていて言葉がでない………


笙「冗談☆
子供の頃の話だって!!」

と笑う……



ビキッ――
私の心が音を立ててかすかに割れてしまった気がした……………

⏰:07/01/05 10:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#64 [三ッ葉]
そうだよ……
子供の頃の話だしッ!!!
気にしない、気にしない!!!!!!

これから頑張るんだ!!

私は心のなかで自分に言い聞かせる……

⏰:07/01/05 10:13 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#65 [三ッ葉]
皆の話を聞いていると


笙吾先輩と新先輩と龍也は中学からのサッカー仲間

龍也と栞が中学が同じ

亜梨沙先輩は新先輩と笙吾先輩と仲が良い

私と龍也と笙吾先輩は昔の知り合い


という関係だということだ。

⏰:07/01/05 10:18 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#66 [三ッ葉]
私は、カレーライスを食べ終えて学食プリンを食べていた…………

最後の一口の時――

笙「ちょーだい…」

梨『……ッ!!!』


笙吾先輩が
私のスプーンをもっていた手を引き寄せ……

プリンを食べてしまった………/////

⏰:07/01/05 10:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#67 [三ッ葉]
梨『…先輩ッ…///』

私の体中の体温が上昇していく―――……!!!


笙「梨緒、顔真っ赤…
どうかした??」

笙吾先輩は普通に接する……           
ガタッ――

梨『―ッ!!ちょっと失礼しますッ……』

恥ずかしさのあまり、私はトレーや食器を片付けて食堂をでていった―――

⏰:07/01/05 10:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#68 [三ッ葉]
教室に行き、
自分の席について俯せる――



"どうしたの???"…って

間接ちゅーだよッ!!
あれは!!
(自分はやってないけど…


笙吾先輩にとって普通な事でも、
恋愛も子供の私には
刺激が強いよ〜///


その後の授業が頭に入らなかったのは言うまでもない………

⏰:07/01/05 10:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#69 [三ッ葉]
授業が終わって寮に戻る――――

もう龍也は部屋にいた

龍「おかえり〜☆」

龍也は変な笑みを浮かべる………

イヤな予感;;;

⏰:07/01/05 10:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#70 [三ッ葉]
龍「お前さぁ……」

龍也は途中で何も言わなくなる

梨『何……?』

龍「まだ笙吾先輩のこと好きなんだなッ!!」

当たってるだろッ??
という顔をしていう…

⏰:07/01/05 10:53 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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