゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#528 [三ッ葉]
梨『それくらい分かってますよ!!』

私は、舌をべーっとだして言った


新「ならいい…//」

新先輩はこっちを向いてくれない

耳たぶが少し赤くなっているのは……
  私の勘違い
       かな??

ピタッ

⏰:07/01/25 21:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#529 [三ッ葉]
新先輩は足を止めた…

ある場所に目をやると
 1-E
と書かれたものがあった


私のクラスだ……

ガラッ――


私が一息付く間もなく、新先輩が扉に手をかけてしまった;

⏰:07/01/25 21:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#530 [三ッ葉]
先生「お前…二年の滝川か。今は授業中だぞ!」

新「お届け"者"があるんで――…」


そう言ってる途中で私の腕を掴んで動きだす


新「お前の席ここ?」

開いてる席を指でさして私に聞いてきた…     
梨『……』

私は、何も言わずに頷いた

⏰:07/01/25 22:04 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#531 [三ッ葉]
新先輩は、椅子を引いて私をそこに座らせた

そして………

新「いい子にな。
笑顔にしてろよ〜!!」

と一言いって、私の頭を撫でながら笑った……


あ……

新先輩のこんな優しくて明るい笑顔今までみたことない………

いつも
大人のように軽く笑うから――…

⏰:07/01/25 22:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#532 [三ッ葉]
太陽の光で余計に眩しい笑顔だった……


心が落ち着くような笑顔だった――…

私は
重い目蓋を動かして
笑った――…


新「よし!」


それだけ言うと何事も無いような余裕の表情で
スタスタと教室を去っていった……

⏰:07/01/25 22:13 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#533 [三ッ葉]
先生は、すぐに授業を再開した――…


………………
………………………
新先輩の笑顔
本当に落ち着く…


笙吾先輩なら
大きく口を開けて笑くぼをつくりながら
無邪気に笑うんだろうな……………



少し前まで辛さは少しずつ癒えていった――…

⏰:07/01/25 22:18 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#534 [三ッ葉]
いや……
そう感じただけ。



――――安らぎは、
    一瞬のもの

 長くは続かない……



そんなこと分かりきっていたのに――…

⏰:07/01/25 22:21 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#535 [三ッ葉]
受けとめなきゃいけないんだ――……


私の前に突き付けられてる
     現実

受けとめなきゃ―…



泣いてはいけない―…

⏰:07/01/25 22:23 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#536 [三ッ葉]
〜♪

チャイムが学園内に鳴り響く―――…

その後
自分にふってくる女子や男子からの質問の群れから逃げ出した……      
教室をでると
栞と龍也がいた


栞「今日はなんと派手な登場だったこと!笑」

栞は、お嬢様口調で言う 
梨『あは…は』

⏰:07/01/25 22:29 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#537 [三ッ葉]
…………………

三人で食堂に足を運ぶと、新先輩と亜梨沙先輩が先に席についていた……


笙吾先輩の姿はない


私達が席につくと、少し離れたとこからざわつきだす――…         

笙吾先輩が姿をみせたのだ
何人かの女子と一緒に――…

⏰:07/01/25 22:33 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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