゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#590 [三ッ葉]
「いや〜俺たちこれがきっかけで仲良くなれそうじゃない〜〜??!」
男子は、私の片手を両手で握ってブンブンと振り回しにきた
ちょっと痛い;;
私が生返事を返そうとしたとき――――…
笙「それはねぇな!!!」
突然後ろから笙吾先輩が
私の隣の男子の肩をポンッと叩いて表れる
笑顔に殺気が入っているようだ………
笙(気やすく触ってんじゃねえよ……怒
:07/01/28 09:21 :N902i :☆☆☆
#591 [三ッ葉]
:07/01/28 09:24 :N902i :☆☆☆
#592 [三ッ葉]
「…そうですね;;泣」
男子は渋々そう言って私の手を離した
梨『しょ―――
女子「きゃ――ッ!!!
笙吾先輩と新先輩が近くにいる!!!!」
私が口を開こうとした時に、私の周りにいた女子がピンク色の声をあげた
うるさいな;;
笙「どぉも!!」
新「よってくんなよ…」
先輩達の女子に対する対応は、真逆だった……
:07/01/28 09:30 :N902i :☆☆☆
#593 [三ッ葉]
その対応の差から、
新先輩の周りの女子が退いていく………
笙吾先輩が周りの女子にチヤホヤされたまま手を伸ばしてきて
笙「一緒にみよ☆」
と言ってきた……
笙吾先輩は……
私の事
引き付けにきたり
遠ざけたり
退きついてきたり……
一体何を考えてるんだろ……
:07/01/28 09:35 :N902i :☆☆☆
#594 [三ッ葉]
まだ笙吾先輩の周りに女子がたくさん………
何かモヤモヤする;
私は、笙吾先輩を軽く睨み
梨『はい……』
と言った
笙吾先輩の手をとらずに新先輩の横までスタスタと歩いた……
笙「何で手とってくれないの〜??」
笙吾先輩が不機嫌そうな顔をして周りの女子から離れて近づいてくる…
ちょっと恐い;;
:07/01/28 09:41 :N902i :☆☆☆
#595 [三ッ葉]
"笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるのに……周りの女子と仲良くしてるのはおかしい!!!!"
な〜んて言ったら女子に反感を買われそうだから言えなかった
何よりも
笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるってことをまた口にするのは辛い――…
まだ現実を受けとめられてない私がいた………
心の奥は、嫉妬だらけだった………
汚い…………
自分が汚い…………
:07/01/28 09:45 :N902i :☆☆☆
#596 [三ッ葉]
私がいろんな事を考えてると、新先輩が私の体を抱き寄せて
新「俺の事好きだから、笙吾の手取らなかったんだよな〜??」
といつものように怪しい笑みを浮かべて言った
梨『え………えッ!!??』
私は、突然の事で驚いた
栞「新先輩!!
梨緒の事からかいすぎですよ〜〜〜〜」
龍「梨緒はまだガキなんですからぁ!!!笑」
と言ってでてきた
:07/01/28 09:50 :N902i :☆☆☆
#597 [三ッ葉]
新「そうだな……;」
新先輩が抱き寄せた私の体をそっと離した
新(ちょっと本気だったんだけどな;;
梨『ところで……亜梨沙先輩は??』
さっきから亜梨沙先輩の姿が見えないのだ…
笙「……亜梨沙なら今競技でてるよ!」
笙吾先輩が答えた…
:07/01/28 09:56 :N902i :☆☆☆
#598 [三ッ葉]
梨『そうですか……』
グイッ―
笙吾先輩が私のはちまきを引っ張った……
笙「結び目ぐしゃぐしゃになってるよ??」
と言って私の黄色いはちまきを結びだす―――…
……
バチッ―…
笙吾と新の目があう
笙吾は新にウインクをした
:07/01/28 10:00 :N902i :☆☆☆
#599 [三ッ葉]
新(あの野郎…;
亜梨沙がいない今に責めとこって訳か………
新は、笙吾を軽く睨んでから余裕な表情をみせた
そんな二人のやりとりに気づくものはいない――…
:07/01/28 10:03 :N902i :☆☆☆
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