゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#594 [三ッ葉]
まだ笙吾先輩の周りに女子がたくさん………

何かモヤモヤする;

私は、笙吾先輩を軽く睨み
梨『はい……』

と言った


笙吾先輩の手をとらずに新先輩の横までスタスタと歩いた……


笙「何で手とってくれないの〜??」

笙吾先輩が不機嫌そうな顔をして周りの女子から離れて近づいてくる…

ちょっと恐い;;

⏰:07/01/28 09:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#595 [三ッ葉]
"笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるのに……周りの女子と仲良くしてるのはおかしい!!!!"

な〜んて言ったら女子に反感を買われそうだから言えなかった


何よりも
笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるってことをまた口にするのは辛い――…


まだ現実を受けとめられてない私がいた………

心の奥は、嫉妬だらけだった………

汚い…………
自分が汚い…………

⏰:07/01/28 09:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#596 [三ッ葉]
私がいろんな事を考えてると、新先輩が私の体を抱き寄せて

新「俺の事好きだから、笙吾の手取らなかったんだよな〜??」

といつものように怪しい笑みを浮かべて言った   

梨『え………えッ!!??』

私は、突然の事で驚いた


栞「新先輩!!
梨緒の事からかいすぎですよ〜〜〜〜」

龍「梨緒はまだガキなんですからぁ!!!笑」

と言ってでてきた

⏰:07/01/28 09:50 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#597 [三ッ葉]
新「そうだな……;」

新先輩が抱き寄せた私の体をそっと離した


新(ちょっと本気だったんだけどな;;


梨『ところで……亜梨沙先輩は??』

さっきから亜梨沙先輩の姿が見えないのだ…

笙「……亜梨沙なら今競技でてるよ!」

笙吾先輩が答えた…

⏰:07/01/28 09:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#598 [三ッ葉]
梨『そうですか……』

グイッ―

笙吾先輩が私のはちまきを引っ張った……

笙「結び目ぐしゃぐしゃになってるよ??」

と言って私の黄色いはちまきを結びだす―――…


……
バチッ―…

笙吾と新の目があう

笙吾は新にウインクをした

⏰:07/01/28 10:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#599 [三ッ葉]
新(あの野郎…;
亜梨沙がいない今に責めとこって訳か………


新は、笙吾を軽く睨んでから余裕な表情をみせた



そんな二人のやりとりに気づくものはいない――…

⏰:07/01/28 10:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#600 [三ッ葉]
……
はちまきを結んでいる間、私の背中に笙吾先輩の体が触れた………


笙吾先輩に亜梨沙先輩がいてることは分かっているけどドキドキしてしまう


早く終われ〜〜///

笙「はい、できた☆」

ようやく結び終えたようだ…………

梨(ホッ……

⏰:07/01/28 10:08 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#601 [三ッ葉]
《次は―…》

種目で呼び出しの放送がかかった―…

笙「あッ……行かないとダメじゃん!!」

新「……だな」


笙吾先輩と新先輩は、青色のはちまきを頭に結びはじめた


新「梨緒……タオルもっといて!!!」

新先輩が私の手にタオルを預けた……

新「俺頑張るからちゃんと、見といて…」

⏰:07/01/28 10:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#602 [三ッ葉]
梨『あ……はいッ!!』

そう答えると新先輩は笑って歩きだした


バサッ―…

笙「俺のもよろしくぅ!!」

笙吾先輩が私の頭にタオルを乗せて新先輩のところまで走っていった……   

ほんと………
気持ちくるうな―…

⏰:07/01/28 10:18 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#603 [三ッ葉]
ぎゅ……

二人のタオルを両手で握りしめた


亜「皆ッ……!!!」

亜梨沙先輩は、競技を終えて私達の元へ駆け付けた

栞「お疲れさまです
亜梨沙先輩格好よかったですよ!!」

亜「照れちゃうなぁ〜///笑」


会話の後、亜梨沙先輩が私の手元をみた―…

タオル――…

⏰:07/01/28 10:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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