゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#613 [三ッ葉]
新「龍也がでるのは納得だけど………梨緒は;;」

新先輩がやばいだろ
という感じの視線を向ける

笙「新……お前は知んねーかもしれねぇけど、梨緒まじ足速いぜ??
まぁ、俺には勝てねぇけどな!!!!!」


新「……まじ??」

梨『以外にやりますよ、私!!!!』

龍「小さい頃、俺ら駆けっこばっかやってたんで!!」
そぅ―――…
小さい時、三人でよく駆けっこをしていた……

⏰:07/01/28 11:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#614 [三ッ葉]
がんばれ
と、先輩の応援に見送られ足を進ませたとき

笙「一位とんね―とチューしちゃうからね??」

と、突然笙吾先輩が後ろから私の耳元に呟いた


梨『えッ…///?
何いってんですか!!亜梨沙先輩がいるのに……』


ズキン
先輩……あんまり私にそんなこと言わないでよ

壊れちゃいそうになるよ……………

⏰:07/01/28 11:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#615 [三ッ葉]
笙吾先輩は、悪魔の笑みを浮かべて手を振った


………………

競技が始まる――…

龍也はぶっちぎりで一位だった

私は、複雑な心境のままスタート地点についた


かならず一位をとる!!!

⏰:07/01/28 11:14 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#616 [三ッ葉]
結果は一位

亜梨沙先輩のものの笙吾先輩にキスなんかいらない――……

前みたいな強引なキスも……………

だから、一位になった


自分の気持ちを押さえて笙吾先輩と接することがそろそろ限界に近づいていた……………

先輩……私にあんまり近づいちゃやだよ…

気持ちおさえらんない

⏰:07/01/28 11:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#617 [三ッ葉]
うえの文章の二文目のを

【亜梨沙先輩がいる笙吾先輩のキスなんかいらない………】

にしてください
すみません

⏰:07/01/28 11:23 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#618 [三ッ葉]
栞と亜梨沙先輩のいる場所に皆で戻った……


栞「ほんと皆速かった!!凄かったです!!!」

と、一番興奮していた


新「梨緒……俺のタオルは?????」

梨『………え?
あッ!!!自分の席においてるんで』

私は、そう言って新先輩のタオルを席からとって渡した

新「さんきゅ」

⏰:07/01/28 11:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#619 [三ッ葉]
新先輩が頭を撫でた…

笙「梨緒……俺のは?」

梨『あ……』
亜「私がもってるよ!!
はいッ!!!」

亜梨沙先輩が笙吾先輩の前にきてタオルを渡した

笙「あ…ありがと」

チラッ……

そう言いながら笙吾先輩は私に視線を送ってきた


バッー
私は、すぐにその視線から目をそらしてしまう……

⏰:07/01/28 11:33 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#620 [三ッ葉]
新「一位とった記念にアイスおごってやるよ!!」

この体育祭では、アイスとジュースの販売がゆるされている……


梨『え??いいんですか?』
新「うん……だから、一緒に買いにいこ??」

新先輩が手を握ってきた……

梨『……ッ!あのッ……私トイレにいってきます!!』

ダダッ――…

私は、とっさに嘘をついて走ってしまった

⏰:07/01/28 11:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#621 [三ッ葉]
ジャ――…キュッ…

私は、水で火照った顔を冷やした


新先輩は、いつも私が困ってるときにフォローしてくれる………

優しさをくれるんだ…

でも、私の気持ちは中途半端で――…
優しさに甘えてばかりで――…


弱い……
鏡には弱い自分が映っていた―…

⏰:07/01/28 11:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#622 [三ッ葉]
ペチンッ――

私は、俯いてから軽く頬を両手で叩いた…………

梨『強くならないとダメ』

そう一言呟いて、鏡をもう一度見た………

そこには、笑顔な自分

多少弱さが見え隠れしているけど、笑顔な自分がいた――…

これで大丈夫……

私は、トイレから足を踏み出した――…

⏰:07/01/28 11:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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