゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#618 [三ッ葉]
栞と亜梨沙先輩のいる場所に皆で戻った……
栞「ほんと皆速かった!!凄かったです!!!」
と、一番興奮していた
新「梨緒……俺のタオルは?????」
梨『………え?
あッ!!!自分の席においてるんで』
私は、そう言って新先輩のタオルを席からとって渡した
新「さんきゅ」
:07/01/28 11:27 :N902i :☆☆☆
#619 [三ッ葉]
新先輩が頭を撫でた…
笙「梨緒……俺のは?」
梨『あ……』
亜「私がもってるよ!!
はいッ!!!」
亜梨沙先輩が笙吾先輩の前にきてタオルを渡した
笙「あ…ありがと」
チラッ……
そう言いながら笙吾先輩は私に視線を送ってきた
バッー
私は、すぐにその視線から目をそらしてしまう……
:07/01/28 11:33 :N902i :☆☆☆
#620 [三ッ葉]
新「一位とった記念にアイスおごってやるよ!!」
この体育祭では、アイスとジュースの販売がゆるされている……
梨『え??いいんですか?』
新「うん……だから、一緒に買いにいこ??」
新先輩が手を握ってきた……
梨『……ッ!あのッ……私トイレにいってきます!!』
ダダッ――…
私は、とっさに嘘をついて走ってしまった
:07/01/28 11:38 :N902i :☆☆☆
#621 [三ッ葉]
ジャ――…キュッ…
私は、水で火照った顔を冷やした
新先輩は、いつも私が困ってるときにフォローしてくれる………
優しさをくれるんだ…
でも、私の気持ちは中途半端で――…
優しさに甘えてばかりで――…
弱い……
鏡には弱い自分が映っていた―…
:07/01/28 11:55 :N902i :☆☆☆
#622 [三ッ葉]
ペチンッ――
私は、俯いてから軽く頬を両手で叩いた…………
梨『強くならないとダメ』
そう一言呟いて、鏡をもう一度見た………
そこには、笑顔な自分
多少弱さが見え隠れしているけど、笑顔な自分がいた――…
これで大丈夫……
私は、トイレから足を踏み出した――…
:07/01/28 11:59 :N902i :☆☆☆
#623 [三ッ葉]
外にでると
誰かが立っていた……
「……梨緒」
その声で、私の笑顔は一瞬にして消えた
再び弱い自分が表れてくるのを感じた――…
:07/01/28 12:01 :N902i :☆☆☆
#624 [三ッ葉]
:07/01/28 12:28 :N902i :☆☆☆
#625 [我輩は匿名である]
:07/01/28 18:45 :SH902i :☆☆☆
#626 [ヒトミ]
あげ(`・ω・)印x
:07/01/28 20:15 :W32SA :☆☆☆
#627 [三ッ葉]
匿名さん
ヒトミさん
あげてくださって有難うございます(。・ロ・
)
*
最近は読んでくださる人も増えたようで嬉しいです
:07/01/28 20:58 :N902i :☆☆☆
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