ﾟ*｡+-想いの行方-+｡*ﾟ

小さい頃の話まだ覚えてくれてるんだ……////

私は浮かれそうになった

周りも驚いていて言葉がでない………

笙「冗談☆
子供の頃の話だって!!」

と笑う……

ﾋﾞｷｯ――
私の心が音を立ててかすかに割れてしまった気がした……………

そうだよ……
子供の頃の話だしｯ!!!
気にしない、気にしない!!!!!!

これから頑張るんだ!!

私は心のなかで自分に言い聞かせる……

皆の話を聞いていると

笙吾先輩と新先輩と龍也は中学からのサッカー仲間

龍也と栞が中学が同じ

亜梨沙先輩は新先輩と笙吾先輩と仲が良い

私と龍也と笙吾先輩は昔の知り合い

という関係だということだ。

私は、カレーライスを食べ終えて学食プリンを食べていた…………

最後の一口の時――

笙「ちょーだい…」

梨『……ｯ!!!』

笙吾先輩が
私のスプーンをもっていた手を引き寄せ……

プリンを食べてしまった………/////

梨『…先輩ｯ…///』

私の体中の体温が上昇していく―――……!!!

笙「梨緒、顔真っ赤…
どうかした??」

笙吾先輩は普通に接する……　　　　　　　　　　　
ｶﾞﾀｯ――

梨『―ｯ!!ちょっと失礼しますｯ……』

恥ずかしさのあまり、私はトレーや食器を片付けて食堂をでていった―――

教室に行き、
自分の席について俯せる――

"どうしたの???"…って

間接ちゅーだよｯ!!
あれは!!
(自分はやってないけど…

笙吾先輩にとって普通な事でも、
恋愛も子供の私には
刺激が強いよ～///

その後の授業が頭に入らなかったのは言うまでもない………

授業が終わって寮に戻る――――

もう龍也は部屋にいた

龍「おかえり～☆」

龍也は変な笑みを浮かべる………

イヤな予感;;;

龍「お前さぁ……」

龍也は途中で何も言わなくなる

梨『何……?』

龍「まだ笙吾先輩のこと好きなんだなｯ!!」

当たってるだろｯ??
という顔をしていう…

梨『何でそう思うの?;』

図星をつかれて、動揺しそうになる…

龍「お前は気付かなかったかもしんねーけど
笙吾先輩、今日オムライス食べてたんだよね…

お前がでてった後
新先輩が"またかよっ"ていってて
そしたら笙吾先輩が
"大好物だもん"っていっててさぁ――

梨緒がオムライスは得に練習したっていってたし……練習したのは笙吾先輩のためかなぁ～と思ってよ」　

笙吾先輩……まだオムライス好きなんだぁ～

ばれるｯ!!
つか、もうばれてる;;

龍「何よりも……

梨緒、鏡のぞいて??」

梨『え???』

鏡を見るとそこには―

龍「顔真っ赤だしｯ!!笑」

そう……
鏡には、りんごみたいに真っ赤な私の顔がうつっていた…///

もぅいいや……;泣