゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#670 [三ッ葉]
少しの間だけ沈黙ができる
龍「………無理す――」
「ねぇ、あの子が人の彼氏に手だした子だよね〜」


龍也が喋り終わる前に女子が私の方を指差して言っているのが耳に届く――…


ガタッ――…

私は、動揺して勢いよく椅子から腰をあげた    
梨『………』
女子「昨日……トイレの前で私見たんだから!!
笙吾先輩といるところを――…」

見られてたんだ……

私の顔がこわばった

⏰:07/01/31 07:57 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#671 [三ッ葉]
栞「は??
あんた何いってんの??
嘘ついてんじゃないの?」
栞が席をたって女子の前まで歩いていく――…

女子は一年で同じ学年だった………


女子「嘘なんかじゃない!トイレの前で――…ッ」


や………め…て

や……めて

梨『ゃだ……思い出したくない……』

私は、小声で言った

絆創膏を貼った噛み跡がまた痛みだす―…

ズキンッ

⏰:07/01/31 08:04 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#672 [三ッ葉]
そんな気持ちとは、裏腹に女子は口をあけて何か言おうとしていた―…

食堂に人が集まりだす
その中には新先輩の姿もあった――…


女子「あの子最低だよ??
何でか教えてあげようか?
あの子……笙吾先輩と――――』
梨『―――やめてぇッ!!』

私は、両耳をしっかり両手で塞いで避けんだ――…


食堂に響き渡るくらいの声で…………

⏰:07/01/31 08:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#673 [三ッ葉]
女子はきょとんとした表情をして、にやりと笑みを浮かべた――…

女子「言わないであげよっか???」

コツコツ……

私の前へ足音をたてながら近づいてきた


私は、さっきの質問に目をそらして首をたてにふった………

女子「………そっか………でも――――!!」

突然女子が私の絆創膏に手をかけた――…!!

梨『――いやッ…』
 ―――ビリッ―――

⏰:07/01/31 08:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#674 [我輩は匿名である]
失礼
>>1ー100
>>101ー200
>>201ー300
>>301ー400
>>401ー500
>>501ー600
>>601ー700

⏰:07/01/31 11:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#675 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700

⏰:07/01/31 11:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#676 [三ッ葉]
匿名さん
アンカー有難うございます
めっちゃ嬉しいです

⏰:07/01/31 15:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#677 [三ッ葉]
剥がれた絆創膏がヒラヒラと宙を舞って床に落ちる


梨『あ………』

私は、片手で噛み跡を隠そうとした


ガシッ

女子「隠そうとしたって無駄よ!!」

その腕は、頑丈に掴まれ身動きできなくなった…


「あれ…キスマーク……よ…ね??」


まわりにいた人が口を押さえながら言った

⏰:07/01/31 15:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#678 [三ッ葉]
梨『………』

私は、目をキツくつむった
こんな行為で周りから逃げられるわけじゃないのに――……

フッ


私の腕が突然自由になった
新「放せよ」

目を開けると新先輩が女子の腕を掴んでいた

新「梨緒……行くぞ」

グイッ……

⏰:07/01/31 15:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#679 [三ッ葉]
私は、周りの視線と声の飛び交う食堂から新先輩によって逃げ出した――…


━━━━━━…………
…………………

来たのは2-Aのクラス

新先輩と笙吾先輩のクラスだった――…

何の音もしない教室
誰もいないからだ……


私は、新先輩がだしてきた椅子に腰を降ろした……

⏰:07/01/31 15:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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