゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#675 [我輩は匿名である]
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⏰:07/01/31 11:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#676 [三ッ葉]
匿名さん
アンカー有難うございます
めっちゃ嬉しいです

⏰:07/01/31 15:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#677 [三ッ葉]
剥がれた絆創膏がヒラヒラと宙を舞って床に落ちる


梨『あ………』

私は、片手で噛み跡を隠そうとした


ガシッ

女子「隠そうとしたって無駄よ!!」

その腕は、頑丈に掴まれ身動きできなくなった…


「あれ…キスマーク……よ…ね??」


まわりにいた人が口を押さえながら言った

⏰:07/01/31 15:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#678 [三ッ葉]
梨『………』

私は、目をキツくつむった
こんな行為で周りから逃げられるわけじゃないのに――……

フッ


私の腕が突然自由になった
新「放せよ」

目を開けると新先輩が女子の腕を掴んでいた

新「梨緒……行くぞ」

グイッ……

⏰:07/01/31 15:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#679 [三ッ葉]
私は、周りの視線と声の飛び交う食堂から新先輩によって逃げ出した――…


━━━━━━…………
…………………

来たのは2-Aのクラス

新先輩と笙吾先輩のクラスだった――…

何の音もしない教室
誰もいないからだ……


私は、新先輩がだしてきた椅子に腰を降ろした……

⏰:07/01/31 15:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#680 [三ッ葉]
新「やっぱ笙吾だったんだな…………」


梨『分かってたんですね…………??』


新「このマークは……笙吾が無理矢理か??」


新先輩は膝に置いた手をグーにしていた

その手には力が入っていて、震えている

新先輩の目から怒りがみえていた


梨『ち……がいま…す』

⏰:07/01/31 16:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#681 [三ッ葉]
新「………まじかよ…」


梨『………』


"そうです"
の一言が言えなかった…

言ってしまったら
新先輩が笙吾先輩に何かしてしまいそうな気がしたから――――……


二人の仲が悪いところなんてみたくなかったから


新先輩は、辛そうな表情をしていた――…

ガタッ

梨『私……自分のクラスに行きますね……』

⏰:07/01/31 16:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#682 [三ッ葉]
新「………」

新(まじでキタ……
俺……勝ち目ねぇじゃん

…………

辛そうな新先輩を見ていられなくて
私は、教室から素早く立ち去った


いつのまにか
嫌な事から目をそらすことに慣れてしまっていた―――……………


――――誰よりも最低な人間だ……

⏰:07/01/31 16:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#683 [三ッ葉]
ドクンッ

自分のクラスに向おうと階段を降りる途中に笙吾先輩にあった――……    

梨『…………』

お互いの体は動かなくなった―――

そんな時…
女子「あ〜笙吾ッ!!
こんな女の子に手だされたって嘘だよね??」    
四人の女の先輩達が笙吾先輩に駆け寄ってきた

私にいやがらせをした先輩達だ―…        

笙「黙ってくんね〜かな??」

笙吾先輩は笑顔で答えた

⏰:07/01/31 16:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#684 [三ッ葉]
女子「やっぱり、こんな子相手にする訳ないよね
こ〜んなことしても――…」


ある一人の女の先輩が私の体を人差し指で軽くついてきた…………


梨『こっから落とす気ですか………??』
女子「まさかッ!!
冗だ―――――えッ??」


ガクンッ………

私の体のバランスが急に崩れて傾く――……


梨『………』

私はもがきもせず、
そのまま体を力に任せた――…


いっそのこと落ちちゃって傷ついた方がいい――……

⏰:07/01/31 16:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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