゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#681 [三ッ葉]
新「………まじかよ…」


梨『………』


"そうです"
の一言が言えなかった…

言ってしまったら
新先輩が笙吾先輩に何かしてしまいそうな気がしたから――――……


二人の仲が悪いところなんてみたくなかったから


新先輩は、辛そうな表情をしていた――…

ガタッ

梨『私……自分のクラスに行きますね……』

⏰:07/01/31 16:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#682 [三ッ葉]
新「………」

新(まじでキタ……
俺……勝ち目ねぇじゃん

…………

辛そうな新先輩を見ていられなくて
私は、教室から素早く立ち去った


いつのまにか
嫌な事から目をそらすことに慣れてしまっていた―――……………


――――誰よりも最低な人間だ……

⏰:07/01/31 16:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#683 [三ッ葉]
ドクンッ

自分のクラスに向おうと階段を降りる途中に笙吾先輩にあった――……    

梨『…………』

お互いの体は動かなくなった―――

そんな時…
女子「あ〜笙吾ッ!!
こんな女の子に手だされたって嘘だよね??」    
四人の女の先輩達が笙吾先輩に駆け寄ってきた

私にいやがらせをした先輩達だ―…        

笙「黙ってくんね〜かな??」

笙吾先輩は笑顔で答えた

⏰:07/01/31 16:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#684 [三ッ葉]
女子「やっぱり、こんな子相手にする訳ないよね
こ〜んなことしても――…」


ある一人の女の先輩が私の体を人差し指で軽くついてきた…………


梨『こっから落とす気ですか………??』
女子「まさかッ!!
冗だ―――――えッ??」


ガクンッ………

私の体のバランスが急に崩れて傾く――……


梨『………』

私はもがきもせず、
そのまま体を力に任せた――…


いっそのこと落ちちゃって傷ついた方がいい――……

⏰:07/01/31 16:25 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#685 [三ッ葉]
更新は夜にします

ぜひ感想くださると嬉しいです
    感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1629/

⏰:07/01/31 16:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#686 [三ッ葉]
笙「梨緒ッ―――!!」

ドサッ


私は、先輩の声と共に階段からずり落ちた――…


梨『う……ッ……!!』

頭を強打してしまって意識が朦朧とする―…


あれ…?
何故か体は痛くない――…
どうし……て?

スッ――!!        
目を開けると…………

⏰:07/01/31 21:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#687 [三ッ葉]
笙吾先輩の体が私の体を包み込んでいた――…


梨『ど……して…』

笙「…………」


笙吾先輩は目を開かなかった――……

梨『しょ…ぅ……』

フッ―…


先輩の名前を呼び終わる前に意識を失った………

先輩の心地よい温もりに包まれたまま――…

━━━━━……
━━━━━━………

⏰:07/01/31 21:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#688 [三ッ葉]
………………………
…………………
梨『んんッ……』

目を覚ますと私の顔を覗きこむ新先輩の顔があった

新「やっと目覚めたか
頭大丈夫か??」


ズキンッ………
私は痛む頭をさすってみると、大きなたんこぶを発見した――…

強く打ったみたいだ…


梨『なんとか………』

新「そ………」

⏰:07/01/31 21:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#689 [三ッ葉]
ガバッ――…

私は、ある事が頭に浮かび上半身を起こした

周りを見渡すと自分の部屋だった


新「どうしたの……?」

梨『あ……え―…と、笙吾先輩は……??』

新「………笙吾なら自分の部屋。
体と頭強打したみてぇ
さっき目覚ましたけど…」

笙吾先輩――…

わざわざ私を庇ってくれたんだ―――…

⏰:07/01/31 22:04 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#690 [まぃ]
三ッ葉チャン

頑張ってね
まぃは最後まで見てるからね

⏰:07/01/31 22:07 📱:SO702i 🆔:☆☆☆


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