゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#719 [三ッ葉]
:07/02/01 23:22 :N902i :☆☆☆
#720 [三ッ葉]
>>716から
……………………
………………………
私は、涙を堪えながら亜梨沙先輩の部屋からでた
パタンッ………
鍵の閉まっていない部屋に入る――…
自分の部屋ではない…
笙吾先輩と新先輩の部屋…
そこには、すやすやと眠る笙吾先輩と
ベットの上で雑誌を読んでいる新先輩がいた………
:07/02/02 01:18 :N902i :☆☆☆
#721 [三ッ葉]
新「………」
新先輩は、私に一瞬だけ視線を移して何も言わずにまた雑誌を読み始めた――…
………
私は、ある物に静かに手をかけた……
それを持って部屋からでるためにドアへと向う
新「……梨緒」
そんな時、後ろから新先輩の声が聞こえた――…
:07/02/02 01:26 :N902i :☆☆☆
#722 [三ッ葉]
梨『おじゃましました……………』
私は、振り向かないでそのまま部屋からでていった
振り向けなかった――…
また――…
泣いちゃってるから…
私は、何でこんなに泣き虫なんだろ??
いつから泣き虫になっちゃったんだろ……
:07/02/02 07:51 :N902i :☆☆☆
#723 [三ッ葉]
━━━━……
夜………………
龍也が寝息をたてた頃――…
ビリッ……ビリビリッ…
梨『……ッ……グスッ』
私は、声を押し殺して泣きながら取ってきた写真を破った…………
それをごみ箱へ捨てて……
:07/02/02 07:55 :N902i :☆☆☆
#724 [三ッ葉]
━━━━━━━
━━━━━━━━━
亜梨沙先輩が言ったとおり、気持ちは変えられるのかもしれない………
なら―――…
私が、君が愛としいと想う気持ちも
時間が経てば忘れられる…………
きっと…………
━━━━━━━━ ━━━
:07/02/02 08:00 :N902i :☆☆☆
#725 [三ッ葉]
それからは……
笙吾先輩には、前より話し掛けられる事が多くなって――…
その度に軽く促して避けた……………
笙吾先輩から逃げた――…
大丈夫。
いつか忘れられるよ…
:07/02/02 08:04 :N902i :☆☆☆
#726 [三ッ葉]
━━━━━━…………
━━━━━………
季節は、いつしか秋
紅葉で山が赤、黄、茶の色に染まるころ――…
枯れきった落ち葉のように私の心は乾いていた……
今日は
文化祭の日―――…
………
:07/02/02 08:08 :N902i :☆☆☆
#727 [三ッ葉]
首にあった跡は、すっかり消えていた
でも、
噂は広まる一方で――
皆は、悪人を見るような目で私を見るようになった
それでも深くは気にしていない様に振る舞い続けた………
:07/02/02 15:41 :N902i :☆☆☆
#728 [我輩は匿名である]
:07/02/02 15:58 :D901iS :☆☆☆
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