ﾟ*｡+-想いの行方-+｡*ﾟ

……………………
……………。

梨『なんでこんな事に……………;;』

結局私は着替えるはめに;;
しかもお題通りに
アリスの格好だった……

新「もう着替えた??」

着替え室の部屋の外から新先輩が私を呼んだ　　　　
梨『え……あｯ、はい!!』

ｼｭﾙ………

私は、急いで青いリボンを首に巻いて外にでた

ｶﾞﾁｬｯ

梨『わｯ………;』

ドアを開けた私は、目を見開いた

新「あんま見んな…///」
少し照れ隠ししている新先輩。

なぜなら、新先輩の格好は白いタキシードに
赤いリボンを首につけて
少し大きな時計を持っていたから…………

しかも頭に長い耳をつけている

それは、まさしく

　　　ウサギさんｯ!!

ﾌﾟｯ―…

私は思わず吹き出した

新「……笑うな;;」

梨『だって……性格と格好が噛み合ってないんですもんｯ………ﾌﾟｯ;笑』

新先輩は私の目を覆いにきた

新「見えねよーにしてやるしｯ!!」

前は真っ暗で見えない

「スタンバイしてくださ～～い」

男の人は、手招きして私達を呼んだ

私たちはステージ裏に移動した

《次は、学園一の美女美男カップル!!
　　有馬　笙吾くんと
　羽月　亜梨沙さんです》

え……………　　　　　　
先輩達もでてたんだ…

気にしない気にしない

切なぁい

新先輩ヵっこょ杉でつ

ほんの少しのためらいはあったが、ステージ裏から笙吾先輩達の姿を見ていた

お題は

　　結婚式だろう……

亜梨沙先輩がウエディングドレスを着ているから…

綺麗だった……
とても――――

まるで、
本当の結婚式だと思わせるくらいに――――……

匿名さん

有難うございます

切なさが伝わって嬉しいです

更新少しになりますが頑張りますね

ズキｯ…………

頭に痛みが走った

………
――私、笙ちゃんのお嫁さんに絶対なるから!!
………

小学五年生の時、
泣きながら笙吾先輩と約束した言葉が頭を巡りだす……

思い出させないで……

痛い……痛いｯ…

そんな時―――

《では、キスをしていただきましょう!!
学園一のカップルは、きっとすごいんでしょうね!!》

私は、目を開いたまま停止した―――…

笙吾先輩が亜梨沙先輩に近づいて―――……

チュッ…

梨『………』