゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#839 [三ッ葉]
唇を始めとして体中の体温が上昇していった……


唇と唇の隙間から息が微かにもれる


私は新先輩のキスから逃れる事ができない


い………いやッ――!!!


力強く閉じた目蓋の隙間から出てくるモノが私の頬を伝った――――


新「………ッ…!!」

⏰:07/02/07 16:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#840 [三ッ葉]
スッ………

唇が離れた……


梨『は………ぁ…///』

新「わりぃ……ッ」


新先輩は手で顔を隠していった


私は、手で唇を覆った


新先輩じゃないみたい…………

梨『…………』

立ち上がる新先輩とは、反対に私は、ずっと座り込んでいた

⏰:07/02/07 16:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#841 [三ッ葉]
《凄い愛のある深いキスでした〜!!;;
え〜次は……》

陽介先輩が司会を進めていく……

次の組が来るのに動けない私――…


ヒョイッ……


そんな私は、
無言の新先輩に抱き抱えられてステージから出ていかされる――…

⏰:07/02/07 16:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#842 [三ッ葉]
でていく時に自然に笙吾先輩の目を見てしまった


笙「………」

梨『…………』


目はすぐにあったけど、お互いにそらした



そして、私と新先輩は騒つくステージから姿を消した…………

⏰:07/02/07 16:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#843 [三ッ葉]
…………………………
……………………

ドンッ……パンッ


小さな打ち上げ花火を打ち上げていた


時刻は夜………


厚手の浴衣みたいなのを皆着ていて
運動場で花火を楽しんでいた


それを、寮の屋上から見下ろしている……


私と新先輩――…

⏰:07/02/07 16:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#844 [我輩は匿名である]
あげッ

⏰:07/02/08 16:10 📱:W31K 🆔:☆☆☆


#845 [三ッ葉]
あれから一言も話していない――…


ずっと1メートルくらい間隔を開けて傍にいた


もちろん今も――…


そんな私達とは、うらはらに花火は綺麗に輝いていた

梨『き…れい…』

気が付いたら口を開いていた自分………

⏰:07/02/08 16:13 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#846 [三ッ葉]
ガタッ

新先輩が突然後ろから抱き締めてきた


新「まじ……わりぃ…」


すごく擦れていて弱々しい声だった


さっきの出来事が鮮明に頭にでてきた

梨『い………いやッ…だ』
私は抵抗した

⏰:07/02/08 16:42 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#847 [三ッ葉]
匿名さん
あげてくださって有難うございます

マイペースで頑張らせていただきますネ

⏰:07/02/08 16:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#848 [三ッ葉]
それでも離れなかった


私は、体をクルリと回して新先輩と向き合う形になった


梨『な…んであんな事ッ………
新先輩は…あんな事する人じゃないと思ってたのに――…』


本当にそう思ってた


新「……お前が周りの奴らに何か言われてんの嫌なんだよ…」


ぎゅう………

⏰:07/02/08 17:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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