゚*。+-想いの行方-+。*゚
最新 最初 全
#868 [三ッ葉]
まってるよ。
かぁ―――…
俺ちゃんと梨緒にそう言ったんだ……
今の俺は………
一体何してんだよ!!?
嘘つきじゃんか;;
最低…………
:07/02/10 01:05 :N902i :☆☆☆
#869 [三ッ葉]
―――自分の気持ちを大切 にしてください
―――亜梨沙先輩の事、大 切にしてあげてくだ さい
そんな事――…
笑顔で俺に言ってくんな
逆に心が抉りとられちゃったみたいなるし
でも………
お前の言ったとおりにするわ、俺……
:07/02/10 01:10 :N902i :☆☆☆
#870 [三ッ葉]
自分の気持ち――…
大切にするわ…
梨緒………
何があったって半端ねぇくらい大好きだ!!
今更離したくねえ……
マジで俺のモンにして、キツイくらい抱き締めてやりてぇ…………
自分の気持ちに嘘ついてきた――…
亜梨沙と付き合てしまった
今ならまだ引き返せるか??
:07/02/10 01:14 :N902i :☆☆☆
#871 [三ッ葉]
最悪
ってどれだけの人に言われてもかまわねぇ――…
自分の気持ちに嘘ついてる方が一生後悔する
梨緒………
約束は果たすまで消えねえよ――…………??
俺――…
お前と自分自身を信じるよ……
今度こそあきらめねぇ……
だからッ――――
:07/02/10 01:18 :N902i :☆☆☆
#872 [三ッ葉]
――――――
亜「笙吾ッ!!
花火すごくきれいッ!!」
横には、線香花火を持って笑顔で話しかけにくる亜梨沙の無邪気な姿――…
笙「亜梨沙――…俺ッ…」
……………………
……………
ポトッ
俺がある言葉を告げた時………線香花火は光を失って地面に静かに落ちた
:07/02/10 01:22 :N902i :☆☆☆
#873 [三ッ葉]
………………………
…………………
俺の想いはずっと歩いてきた道を引き返した――…
最初の地点へ戻って再び梨緒のいる道の先へいくために――…
だが……
俺の想いの道は、梨緒の道につくまでに砕かれていた―――…
梨緒が壊したんだ
壊れたんならまた作り直せばいいだけだ――…
…………………
…………………………
:07/02/10 01:29 :N902i :☆☆☆
#874 [三ッ葉]
☆━━梨緒Side━━☆
ガチャンッ……
ザ―――ザ――――…
私は帰ってきたなりすぐにシャワーを浴びる
唇を何回も強くこすった
ヒリヒリする……
きっと赤く腫れただろう
全部洗い流せ………
全部忘れろ……
:07/02/10 01:33 :N902i :☆☆☆
#875 [三ッ葉]
新先輩も…………
笙ちゃんも………
皆嫌だ――…
こんなに辛い思いするなら
恋なんてしなければよかった…………
恋なんてしたくない……
梨『ふッ……グスッ………』
私は両腕で自分の体を力任せに締め付けた
:07/02/10 01:37 :N902i :☆☆☆
#876 [三ッ葉]
ガララッ………
お風呂のドアを開けて、体を拭かないまま
鏡の前へ―――…
梨『また……泣いてるの――………??』
私は、鏡に写る自分に問いかけた
それとも水で顔が濡れてるだけなの……??
答えは両方だ……
:07/02/10 01:41 :N902i :☆☆☆
#877 [三ッ葉]
梨『自分が嫌いになりそう―――…』
私は鏡に映る自分に皮肉っぽく笑ってやった
ずっと泣いてばっか…
いつも我慢しきれない……
梨『……泣き虫…』
私は近くにあったはさみを手に取った
:07/02/10 17:15 :N902i :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194