゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#882 [三ッ葉]
>>877から
ジャキン ジャキンッ ジャキンッ…
私は、ビショビショの髪の毛にはさみの刃をあてて切っていった
胸のした辺りまでの長い栗色の髪は、
肩より少し下ぐらいの長さまでになっていく――…
足場に目をやると水が全身から滴れて水溜まりを作っていた……
その上に髪の毛が散らばっている―――…
:07/02/11 02:18 :N902i :☆☆☆
#883 [三ッ葉]
……………………
――俺は、長い髪の女が好 きだ!!だから、梨緒は 髪長くしてろよ〜
笙ちゃんと………
笙吾先輩と約束をするずっと前に笙吾先輩が言ってた言葉…………
私、ずっと長いままにしてたんだよ、髪――…
でも、今短く切っちゃった……
:07/02/11 02:25 :N902i :☆☆☆
#884 [三ッ葉]
いい加減変わるんだ……
今までの弱い私とは、
さよならだ――。
私はタオルで全身を拭き、髪をドライヤーで乾かした…………
鏡をじっと見つめた
そして、口元をあげた
梨『バイバイ……今までの 私――…』
:07/02/11 07:45 :N902i :☆☆☆
#885 [三ッ葉]
………………………
………………
ピピピピ…
目覚ましの音が部屋中に響き渡った――…
朝だ
私は、いつもの様に支度をする
龍「髪……切ったのか??」
龍也が髪の長さのあまりの変わりように驚いていた
:07/02/11 07:50 :N902i :☆☆☆
#886 [三ッ葉]
梨『そうだよ?
あ……私、今日は朝はここで済ませるから…』
私は、顔を背けながら言った
龍也は顔をしかめた
龍「そ〜〜分かった…」
龍也は私に何も聞かないででていってくれた…
:07/02/11 08:25 :N902i :☆☆☆
#887 [みゅ(>∀<)]
一気に読みましたッッ
この話...
メチャ
ィィ
続き気になるゥо(><)о
応援してます
頑張ってさぃ
:07/02/11 10:11 :D901iS :☆☆☆
#888 [三ッ葉]
:07/02/11 11:42 :N902i :☆☆☆
#889 [三ッ葉]
カチャッ……
静かな部屋の中で一人で朝食を食べ終え
食器を洗った――…
洗剤から泡立ってできたシャボン玉みたいなものは、ふわりと宙を舞って
静かにはじけた……
自分の気持ちを表しているようだった
:07/02/11 12:13 :N902i :☆☆☆
#890 [三ッ葉]
寂しいような気もしたが、今は
一人の方が落ち着いた
パタンッ……
私は、部屋をでた
髪の毛を切ったので、いつもより頭が軽くなった
秋風と冬風が交ざったような風が
私の短い髪の間をしなやかに通っていく………
なんていうか……
スースーする;;
:07/02/11 12:20 :N902i :☆☆☆
#891 [三ッ葉]
食堂の前を通るとき、笙吾先輩達の姿を横目で見つける――………
だがそこに亜梨沙先輩はいなかった
新先輩も笙吾先輩も黙っているようだった
話しているのは、栞と龍也だけ―――…
スッ―――
私は、すぐさま食堂の前を通り過ぎようと、足を伸ばした
:07/02/11 14:34 :N902i :☆☆☆
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