゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#909 [三ッ葉]
少しでも自惚れてしまった自分に嫌気がさす


馬鹿だ……私。


いい加減あきらめろッつーの!!


変わるんでしょ?

前までの自分捨てるって決めたじゃんか………


何だかこの場所から逃げたくなった――


「梨・緒・ちゃ・ん☆」

⏰:07/02/12 02:47 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#910 [三ッ葉]
ガタタンッ……


梨『わッ……!//
なッ――陽介先輩!!!!』


急に後ろから声がしたと思ったら
陽介先輩が私の首に腕を回して抱きついてきた


私は、驚きのあまり席を立ち上がってしまう――… 

陽「ちょっと秘密会議☆
二人とも梨緒借りるよ??」

陽介先輩が笙吾先輩と新先輩の方をみて、ニヤッとする

⏰:07/02/12 02:54 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#911 [三ッ葉]
新、笙「……」


二人とも陽介先輩に対して睨むだけで何も言わなかった


陽「二人とも恐いオーラだしすぎだって;;

梨緒自身は、俺に着いてきてくれるの??」


私の耳元で甘い声でささやいてくる


吐息がとぎれとぎれにかかって、体が小さく反応してしまう……

⏰:07/02/12 02:59 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#912 [三ッ葉]
あまりここにいたくない……
だから――…


梨『……』


私は、陽介先輩に対して無言のまま首を縦に振った


陽「本人は構わないって」

そう笑顔で陽気に言って歩き進む陽介先輩の後ろを
ついていった


皆の顔を見ないまま―…

⏰:07/02/12 03:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#913 [三ッ葉]
私達は、人気の少ない階段の所で座り込んだ


梨『あの〜秘密会議って何ですか??』


私は、疑問に思ってた事を口にだした


陽「今日、寮の玄関前に4:30に集合!!ってことを伝えたかった」


梨『え??』

私は、何で陽介先輩がそんな事言ったのか分からなかった

⏰:07/02/12 08:14 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#914 [三ッ葉]
陽「あれ〜??
聞いてない??俺も、合コンのメンツだよ??」


本当に!??


梨『え―…;;』

私はあからさまに嫌な顔をしてみせた


陽「おい!!先輩に対してそんな顔すんなって……;;」

と言って私の頬をひねってきた

梨『いッ……たいです;;』

⏰:07/02/12 08:18 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#915 [三ッ葉]
………………………
…………………

そんなやりとりから大分経ち、今は久しぶりのクラブ活動中―――


《きゃー!!!》


もちろん女子のキーキー声も飛びかっていた


時刻は3:30……


亜梨沙先輩に言わなければ――…早退することを

何か言うタイミングがつかめない………

⏰:07/02/12 08:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#916 [三ッ葉]
ガシッ

陽「俺ちょっと早退するわ!!亜梨沙ぁ〜梨緒も一緒だから借りるね??」


陽介先輩が私の体を引っ張っていく―…

亜「あ……うん」


そんな時――…

「有馬〜今のシュート外したら駄目だろが!!」

顧問の先生が怒鳴る

⏰:07/02/12 08:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#917 [三ッ葉]
私は、笙吾先輩の方を振り向いた―…


笙吾先輩が顧問の先輩にあんなに怒られる事なんてなかったから


笙「すみません。
よそ見してました……」


そう言う笙吾先輩は、ずっと私の目を見ていて―…


「ボケッとしてんな!!
ずっとグラウンド走って集中力高めとけ!!」


笙「はい……」

⏰:07/02/12 08:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#918 [三ッ葉]
それでもなお笙吾先輩の視線は変わらない


ずっと私をみていた


反らせなかった――…

すると


陽「さっ!!用意用意〜♪」

といって寮へ連れてかれる

視線が外れた――…

⏰:07/02/12 08:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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