゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#926 [三ッ葉]
笙「ハァ……梨緒……どこいくんだよ??」
息をきらしながら笙吾先輩が問いかけにきた
陽「デェトだよ??
笙吾…………羨ましい??」
笙「陽介には聞いてねえよ……どうなんだよ、梨緒」
笙(畜生……羨ましいけど 嘘に決まってるだろ
"合コンだよ"
そう言おうと口を開いたら…………
:07/02/13 00:57 :N902i :☆☆☆
#927 [三ッ葉]
花「ごめ〜ん!!まった??」
花奈絵ちゃんがこっちに手を振って走ってくる
その後ろから、合コンのメンバーだと思える男女数名も現れた……
笙吾先輩が何かに感付いた表情をみせた
笙「ふーん……そういう事かよ;;
最悪だな;
まぁせいぜい楽しんでこいよ……」
笙吾先輩は、ムスッとして冷たく言い放った
:07/02/13 01:06 :N902i :☆☆☆
#928 [三ッ葉]
梨『言われなくても楽しみますから………』
私も冷たく言い放った
そして、歩いた
スッ――
すれ違う――…
歩く私と
走る笙吾先輩――…
:07/02/13 01:09 :N902i :☆☆☆
#929 [三ッ葉]
私達が訪れた場所は、
カラオケだった――…
さっそく自己紹介;;
皆順番に話していく
よく見ると、私以外の女の子は気合いの入った服装で、メイクもばっちりだった…………
それに比べて私は、ノーメイク;;
変な意味で浮いてるよね??
花「次、楠未さんだよっ………」
ぼけっとしていると花奈絵ちゃんに呼ばれる
:07/02/13 01:19 :N902i :☆☆☆
#930 [三ッ葉]
ガタッ………
私は突然呼ばれて、思わず立ち上がってしまった
梨『あっ……えっえっと…………一年の……くっ楠未 梨緒です……』
言いおわりに近づくにつれて、声がしぼんでしまった………
私っ……
上がりすぎでしょっ!!
額に汗がにじむのが微かに感じられる
:07/02/13 01:26 :N902i :☆☆☆
#931 [三ッ葉]
「まぁ―座りなよ。笑」
他の男の先輩が笑って言う――…
梨『はい!!』
ストンっ…
もう一度席に腰をかけた
「……君ってあの噂の子だよねぇ??」
その男の人は、静かに聞いてきた……
シ………ン……
:07/02/13 01:30 :N902i :☆☆☆
#932 [三ッ葉]
周りが静かになる……
「あ……別に悪い意味で言ってないよ?
君って……新と付きあっ――――」
バサっ――
その男の人は、話を続けようとしたとき
陽介先輩が分厚い本を開きだす――…
そして口を開いた
陽「まっ……とりあえず歌わね??」
この一言で話題はそれて、皆唄いはじめる
:07/02/13 01:41 :N902i :☆☆☆
#933 [三ッ葉]
男子のメンバーが全員2年生なのでやりにくかった――…
ん――??
陽介先輩の方をみると手招きをして私を呼んでいた
仕方なく陽介先輩の隣に座った
梨『なんですか??;』
陽「よく考えたら、新と付き合ってる奴がこんな事してもいいのかよ―…?
つーか、マジで付き合ってんの!?」
:07/02/13 01:48 :N902i :☆☆☆
#934 [三ッ葉]
梨『つッ…付き合ってないです…;;』
私は、声を細めて言った
陽「まじ??
なのに新と濃厚なチューしちゃったの!??笑」
陽介先輩が大きな声をだしていうから――
梨『ちょッ……陽介先輩!!』
不覚にも止めるのに自分が大きな声をあげてしまう
モガッ………
陽介先輩の大きな手で口が塞がれた
:07/02/13 07:59 :N902i :☆☆☆
#935 [三ッ葉]
陽「声でかいって;;」
どっちが!!!怒
梨『陽介先輩も大きい声で言ったじゃないですか!!』
陽「なぁ……お前辛くねえの???」
いつになく陽介先輩が真剣な顔をした
梨『な……んでそんな事??』
私の心が騒つく………
陽「顔にでてんだよ…」
そう言って陽介先輩が私の頬に手で触れる
:07/02/13 08:05 :N902i :☆☆☆
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