ﾟ*｡+-想いの行方-+｡*ﾟ

…………………
…………

少ししか口に含んでいないのに
体の内側が熱くなり、変な気分になる――…

気分が楽になれる

と、いったらそれに近いかもしれない――…

辛いこと全部忘れたい………

私は、自らの意志で缶に手をかけた――…

ｺﾞｸｺﾞｸ……

それを一気飲みしてしまいました;;;

ついにお酒デビュー!!

とかじゃなくて!!!

止められません……;;

「いいね～
その飲みっぷり最高!!」

そんな声も耳に通らず次の缶をとり――…

また一気飲み……;;

そんな私の光景を見るのが楽しいのか

他の人達は、私にお酒を次々と渡しにきた……

頭がグルグルになって

訳が分からなくなるくらいまで飲んだ

陽「………」

ついに酔っ払ってしまい

私はマイクを持ち

叫んだ……;;

梨『笙ちゃんのばぁか!!
新先輩のばぁかｯ!!

どっちも嫌いだぁ――!!』

実際は、こんな風に喝舌よく言えなかった……

酔っているから;;

梨『二人とも無理矢理キスしにくるし、
意地悪だしｯ…………
いつも私を困らせないでよぉｯ………』

ｷｨ―ﾝ……

あまりの私の声の大きさにマイクは悲鳴をあげた

それと同時に皆は、目を丸くして耳をふさぐ……

私の目に涙がにじみ出そうなとき――…

体の中から違うものが込み上げてきた――…

梨『う……』

吐き気だった;;　　　　　

それを見たある男の人が私をトイレにつれていってくれる………

トイレから体をだすと………男の人が壁にたっていてくれた――…

「大丈夫??」

梨『う……まら気持ち悪いれすけど……;;』

私はヨタヨタと不安定な足で歩いた

ｽｯ―…

男の人が私の肩にゆっくり触れる……

そして怪しい笑みを浮かべた

梨『………??』　　　　　

酔っている私には、
何が起こっているのか理解できなかった

「梨緒ちゃん……」

ｸﾞｲｯ――

何かに引っ張られ振り替えると陽介先輩がいた

陽「俺等帰るからヨロシク～♪」

私は、ズルズルと引っ張られた

梨『よ…うふけ先輩??』