『異常』━『先輩』
最新 最初 全 
#167 [正常]
「それにしても、何故あの少女は血を欲しがるんですか?」
先輩なら何か知ってそうな気がして尋ねてみた。
「何故って、あの子は血が好きだからじゃないの?」
先輩は当然かのように答えた。
「血を好んで飲む人間なんて有り得ません!」
「有り得てたよね?さっき。」
少し強めに言った僕を、先輩がなだめるように言い返した。
:06/07/10 00:20
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#168 [正常]
「あの子、俺の血を貧るように飲んでいたよね?好きじゃなければ、あそこまではしないと思う。」
そう言われると、反論が出来ない。
「それに…血の味も結構病み付きになるよ。」
先輩がその時見せた冷たい笑い。
絶対零度の、身体が凍えるのではないかと思ってしまうほど、冷酷な笑い。
その笑いを見て、僕はもちろん固まった。
「なんてね。さて、そろそろ帰ろうか。」
先輩の冷たい笑いは柔らかい微笑みえと変わった。そして、脱いだ上着をまた着て、公園から出ようとした。
解凍した僕は、直ぐに先輩の後を付いて行った。
:06/07/10 00:24
:SH901iS
:i2D2mHUQ
#169 [☆MIKU☆]
:06/07/11 00:02
:N901iC
:b8qdP3a6
#170 [みんみんシ]
あげます(◇′3`シ)主様頑張って~イ
:06/07/12 19:39
:W41CA
:5w6HRMfY
#171 [正常]
>>169>>170ありがとうございます。
そして本当に申し訳ありません。かな−り遅くなりました。
もう、ホントにもう、自分が情けないです。
少しですが更新します。
ホントスミマセンデシタ。
:06/07/13 03:29
:SH901iS
:sPJPwmpY
#172 [正常]
先輩と別れた後も、少女の事を考えた。彼女がどのようにして生きているのか、僕は知りたかった。
そして翌日。
退屈な授業も終わり、いつものように部活へと向かった。
僕はちょっとした提案を思いついていた。
もしもこの日もあの少女が公園にいたら、彼女が帰るまで隠れて待ち、帰る時に気付かれないよう跡をつけるという案だ。
つまり尾行である。
僕だって、こんな人格を疑われるようなことはしたくない。だが、せめて、少女がどのような建物に住んでいるのかは知っておきたかった。
:06/07/13 03:30
:SH901iS
:sPJPwmpY
#173 [正常]
問題は先輩がこの案に食らい付くかどうかだ。
普通の人なら、軽蔑の眼をして断るだろう。何てったって、幼い少女の跡を追うのだ。
しかし、平気で少女を観察する先輩なら提案にのってくれるだろう。
僕はそう予測し、部活を行うことにした。
だが、肝心の先輩がいつになっても部活に来ない。
他の先輩に訊いてみると、学校には来ていたらしい。どうやら、先輩は部活をサボったようだ。
「こんな時にサボりやがって。」
僕は少し機嫌が悪くなった。
:06/07/13 03:35
:SH901iS
:sPJPwmpY
#174 [正常]
これでは、少女の尾行は僕1人でやることになってしまう。さすがにそれは嫌だった。
僕は少し悩んだ末、尾行は諦め、部活が終わる次第さっさと自宅に帰ることにした。
:06/07/13 03:37
:SH901iS
:sPJPwmpY
#175 [みんみんシ]
わ〜更新されてるイどうなるのかな…
どきA(イ'ト`)"
ゆっくりでいいので無理せず更新してくださいね('v'Pq)N
この小説最後まで読みたいと思うほどハマりましたIN
頑張ってください
:06/07/13 23:04
:W41CA
:UGrjm3SI
#176 [我輩は匿名である]
前にGOTHのこと言った者です。
私も乙一の作品大好きですよ(´∪`)
特にZOOの"SEVEN ROOMS"がツボです。
関係ない話しちゃってすいませんソ
:06/07/13 23:32
:W41H
:I/HXhD0g
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194