絶対やらない×××!
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#393 [スランプウサギさん]
そして春日は煙を吐きながら和哉を見た。

「………」

「………」

「で…?」

「ん?」

――ズルッ

和哉は片方の肩をずらして苦笑いになる。

「『ん?』じゃねぇ…UUu康成の話!」

「あ…そうか…」

春日はそうそうと言わんばかりにまた煙草をくわえた。

⏰:07/08/11 02:13 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#394 [スランプウサギさん]
「さて…何から話すかな…フゥ…」

溜め息混じりの煙を吐きながら春日はそう言う。
それを見た和哉は口を開く。

「ん〜じゃぁ俺が質問したことに答えて!OK?」

「ん?わかった。OK」

そう言って和哉の質問が始まった。

⏰:07/08/11 02:17 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#395 [スランプウサギさん]
「えーっと…春日さんと康成は兄弟なんだよね?」

「いや…」

「え?」

春日は煙草の灰をトントンと灰皿に落とすと和哉を見て答える。

「俺と康成は異母兄弟だ。だから兄弟であって兄弟ではない」

「異母兄弟…って事は…不倫…とかそっち系…?」

和哉は少し言いずらそうに聞く。

⏰:07/08/11 02:22 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#396 [スランプウサギさん]
「まぁ早い話がそうなるな。俺が本妻の子供で、康成が不倫相手の子供だ。」

和哉は「なるほど…」と呟いて次の質問に向かう。

「ん…じゃぁ…昨日言ってた『すぐ連れ戻しに来る』ってどう言う事?それと何か春日さん…康成とあんまり仲良さそうじゃないよね?」

春日は吸い終わった煙草の火を消して珈琲を一口飲む。

⏰:07/08/11 02:29 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#397 [スランプウサギさん]
「スゥ…ハァ……アイツは次期春日コーポレーションの社長になる人間だからな。そんな奴を外に出しとく訳にもいかんだろ。事故でも起こってからじゃ遅いしな。」

春日はスラスラと喋ってまた一口珈琲を飲む。

「なるほど…ね…じゃぁ仲良さそうじゃないのは?」

「………それは……」

少し間があった後に春日は答える。

⏰:07/08/11 02:35 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#398 [スランプウサギさん]
「俺の手に入れた全てを持ち去ろうとするから…かな…」

春日は微笑(ビショウ)すると和哉を見た。
そして手を伸ばして頬を擦(サス)る。

和哉は突然差し伸された温かい春日の手のひらに少し不安気な顔をする。

「お前だけは誰にも盗(ト)られたくないんだよ」

「春日…さ…」

⏰:07/08/11 03:15 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#399 [スランプウサギさん]
春日はまた微笑して和哉の頬から手を引く。

「…た…例えば…どんな物?」

「『物』は別に良かったんだ……どんなにも盗られたくなかったのは…『母親』」

「え?」

「俺の母親は自殺したんだ。いや…自殺に追いやられた…かな」

和哉は全身を震わせて聞く。

「どう言う…意味?」

⏰:07/08/11 03:24 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#400 [スランプウサギさん]
「…あの日(母親が自殺した日)は大雨が降っててとても外に出られる状態じゃなかったんだ…」


――――…………

「あれ?母さんは?康成」

「知らなぁい」

「こんな雨の中いくらなんでも外には出ないよな?」

護(幼少)は窓から庭を見渡した。

「『あの人』なら出るんじゃないの?クスクス」

⏰:07/08/11 03:30 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#401 [スランプウサギさん]
「……おい、康成。母さんのことそうやって呼ぶの止(ヤ)めろよな」

康成(幼少)は読んでいた本を閉じて護を見る。

「あの人は僕のお母さんなんかじゃない。ねぇ護兄遊ぼう!」

「……ちょっと母さん探してくる…」

―――バンッ!

康成は持っていた本を護に投げ付ける。
護は驚いて振り返ると自分を睨みつける康成がいた。

⏰:07/08/11 03:39 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


#402 [スランプウサギさん]
「護兄は僕が居れば良いんだ!あんな人もうきっと死…!」

「!?康成!?お前今なんて!?」

護は康成に近付き胸倉(ムナグラ)を掴んだ。
康成は視線を逸(ソラ)す。

「お前母さんに何か言ったのか!?」

「………」

「おいッッ!」

「…護兄が…いけないんだ…僕を寂しくさせるから…」

⏰:07/08/11 03:54 📱:auTS3D 🆔:☆☆☆


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