絶対やらない×××!
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#513 [ウサギさん]
:07/12/22 04:40
:W53T
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#514 [ウサギさん]
和哉の家に入った要は、鞄を取って和哉が持っていた鍵を握って家を出ようとしたが、ピタリと止まり急に顔を赤らめる。
「…和哉が男と…ありえへんやろ…あんなちっちゃくて可愛いかった和哉が…絶対何かの間違えや…和哉ぁぁぁ!!」
そう一人で叫び握り拳をつくる。
そしてその後要が仕事に手が付かなかった事は言うまでもない…。
―――――………
:07/12/24 02:10
:W53T
:☆☆☆
#515 [ウサギさん]
―――………
「ンッ……」
和哉はゆっくりと目を覚ます。
そして身体に重さを感じながら起き上がり、辺りを見渡す。
「あれ…俺…」
そう言って和哉は片手で頭を掻(カ)く。
その時、自分の手首を見て目を大きく見開く。
:07/12/24 02:16
:W53T
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#516 [ウサギさん]
「な…んだ…この跡…あれ…?…俺…」
―――ガチャッ…
「和哉…あ…起きてたのか。」
春日は部屋に入って、腕を組みながらドアにもたれかかる。
「あの!…俺どうしてここに居るんですか!?」
「和哉?」
和哉が第一声に話した言葉はそれだった。
春日は眉間に皺(シワ)を寄せて和哉にを見る。
:07/12/24 02:25
:W53T
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#517 [ウサギさん]
「すっすみません!…何か全然記憶になくて…」
和哉はアタフタしながら話す。
春日は和哉にゆっくり近付く。
「お前…まさか記憶が…?俺が誰か解らないのか!?」
「え…っと…本当に俺どうしたんだろ…ごめんなさいッ!…あの…誰です…か?」
春日は和哉の肩をグッと掴み和哉の目を見る。
:07/12/24 02:31
:W53T
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#518 [ウサギさん]
「悪い冗談なら許さないぞ!」
「あ…〜だ…」
「え?」
「ぃやだっ!!!」
――ドンッ!
和哉はそう叫んで春日を突き飛ばす。
そして両肩を抱き締めて震える。
「あ…ハァハァ…嫌だ…ハァハァ…触る…な…ヒック…ゥゥ…」
そう言って和哉は泣きじゃくる。
春日はそんな和哉を見て抱き締める事も出来ずにただ立ち尽くしていた。
:07/12/24 02:37
:W53T
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#519 [ウサギさん]
翌日、春日は和哉を病院へと連れて行く事にした。
和哉は虚ろな瞳でまるで人形のようになっていた。
そして医師が判断したのは、昨日春日が思ったとおりのものだった。
精神的に何かしらの強い刺激が脳に与えられ
一時的にその一部が失われる、もしくは自分を守るために隠蔽(インペイ)されてしまっている可能性が大きいと見られた。
:07/12/24 02:49
:W53T
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#520 [ウサギさん]
戻る可能性は五分五分(ゴブゴブ)で、一生戻らない例もあると言う医師からの言葉だった。
春日はそれを聞くなり和哉を連れて病室を出ようとした。
しかし最後に医師が叫ぶ。
「無理に記憶を戻そうとすると彼自身が壊れてしまう!それを理解したうえで帰りなさい!」
春日は口をグッと結び病院を後にした…。
――――………
:07/12/24 02:57
:W53T
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#521 [ウサギさん]
――――………
春日は苛々しながら車を走らせる。
和哉はただ俯(ウツム)き助手席に座っているだけだ。
「……ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」
その時和哉は急にそう言い出した。
それはとても小さい声で微(カス)かに聞こえる位の声だった。
その声を春日は聞き逃さなかった。
信号が赤に変わり車が止まったと同時に声をあげる。
:07/12/24 03:04
:W53T
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#522 [ウサギさん]
「…ッッどうしてお前が謝るんだ!!?お前は被害者なんだぞ!?…和哉…一体お前をそこまで追い込んだ人物は誰なんだ…ッッ…」
「…ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」
和哉はただそれを繰り返す。
春日は青に変わった信号を見てギュッとハンドルを握りまた運転を始める。
その時何故か春日の脳裏にある人物が浮かぶ。
「…まさか…有り得ないだろ…?」
:07/12/24 03:11
:W53T
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