絶対やらない×××!
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#2 [ウサギさんー]
「ア……ちょっ…やめ…ッッ」
「待たない…」
「待てぇぇい!!おいっ!!題名見やがれ!!」
和哉は上を指差し言う。
春日は鼻で笑う。
「フッ…何言ってるんだ?」
「絶対やらない×××!って書いてるだろ!!始めからかよっ!!アッ…ンッ…」
和哉は暴れて抵抗するがそれも虚(ムナ)しく終わる。
「もう…黙れよ…和哉…」
「うわぁぁぁぁ!!!!」
:07/02/12 17:30
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#3 [ウサギさんー]
―――――――――――
――コトッ…
春日は優雅(ユウガ)に珈琲を飲む。
和哉はソファーの上で何か呟いていた。
「なんなんだよ作者…いい加減にしやがれ…題名無視かよ…!!!」
「何さっきから『題名』だの『作者』だの言ってるんだ?」
和哉は春日を睨む。
「つか!!何で俺ん家にいるわけ!!??」
「ん?あぁ…お前のお姉さまに原稿を渡しにね。」
そう言って茶封筒をヒラヒラと揺らす。
:07/02/12 17:35
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#4 [ウサギさんー]
「……そんな暇があるなら自分の足で届けに行けよ…」
和哉はボソッと呟く。
「あと…」
「あと?…うわっ!!??」
春日は和哉に後ろから抱きつき和哉の耳を甘噛みする。
「ッッ…」
「あと…和哉に逢いたかったから…」
「ッッ…」
俺はこの言葉に弱い。
こう言われてしまったら何も言い返せない。
………………………
「…俺ヤバイ…駄目だ!!!こんなんじゃ駄目だ!!!」
和哉は急に立ち上がり、春日を押し退ける。
:07/02/12 17:40
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#5 [ウサギさんー]
「和哉?」
「………」
和哉は黙りこむ。
そんな和哉に春日が触れようとした瞬間和哉は春日の手を払い除けた。
「触るなぁ!!そうだよ…2年間我慢したんだ!!俺はやれば出来る子なんだよ!!」
「は?」
そう言って和哉は春日の方へと振り返る。
「よしっ!!題名どおりにしてやる!!そうだ!それが正しい道なのだ!!」
「おい。和哉?」
「今後一切俺を抱くな!!いいなっ!!??」
和哉は春日を指差し鼻を高らかにそう言う。
:07/02/12 17:46
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#6 [ウサギさんー]
その言葉を聞いて春日はまた鼻で笑う。
そして和哉を見るなり腕組をしてニヤリと笑う。
「……俺は別にいいけどな。本当にいいのか?」
「…ぐっ…なんだなんだ?!!脅しても俺の気持は変わらないぞ!!」
春日は「よしっ」と言って立ち上がりテーブルに原稿を置いてソソクさと帰って行った。
「………………ふ…ふん…強がりやがって!………これでいい!!これでいいんだ!!」
和哉はソファーにボフッと座り込む。
しかしなぜか体育座りで。
:07/02/12 17:52
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#7 [ウサギさんー]
―――シーン…
「………はっ!!これが駄目なんだよ俺!!確(シッ)りしろ!!」
そう言って和哉は台所へ行き夕飯の支度をする。
その時姉の佳奈が帰ってきた。
「たっだいまぁ〜!!」
「おかえりぃ」
佳奈は帰るなりソファーに倒れこみ唸(ウナ)る。
「あ゙ぁぁぁ疲れたぁぁぁ!!もう嫌だぁぁ!!」
佳奈はいつも帰ってきたらこの言葉を吐き捨てる。
「お疲れさん。今夕飯作るから寝てていいよ?」
「う?…あらぁ和哉はもうお嫁さんに行けるわねぇ」
「はいはい…つか嫁かよUUu」
そんな会話を二、三したあと佳奈はソファーで眠りについた。
:07/02/12 18:11
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#8 [ウサギさんー]
:07/02/12 18:17
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#9 [ウサギさんー]
「ん…護…さ…」
「姉ちゃん?」
和哉は夕飯の支度が出来たのでソファーで寝ている佳奈を起こそうとしていた。
「好………き……ムニャムニャ…」
「!!??」
和哉は驚きを隠せない。
佳奈が春日の事が好きと言う事に。
「……マジ…かよ…」
その時佳奈はゆっくり目を覚ます。
「あれ?……夕飯?」
そう言って目を擦りながら欠伸をする。
「あ…うん…そうそう」
動揺している和哉には気付かずに佳奈はテーブルへと行き椅子に座る。
:07/02/13 00:18
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#10 [ウサギさんー]
「おいしぃ〜!!やっぱり和哉は料理上手ねぇ!!もうお嫁にいきなさいな(笑」
「は…はは…」
今の和哉には言葉が右から左へとすり抜けていく。
頭の中はさっきの佳奈の言葉ばかりがリピートされていた。
「ふぅ…御馳走様!!」
その言葉で我にかえる。
「えっあっもういいの!??」
「うん!お腹いっぱい!!」
佳奈は使った食器を台所へと持っていき洗う。
:07/02/13 00:24
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#11 [ウサギさんー]
和哉も急いで食べて使った食器を台所へと持っていく。
それを佳奈が洗う。
夜はいつもこんな感じだ。
朝はこれの逆と言った形だろう。
その時一本の電話が入る。
――♪♪〜♪〜♪♪♪〜ガチャッ
和哉がそれに出た。
「はい櫻井ですが…」
『あ…和哉?』
その声は春日からだった。
:07/02/13 00:28
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