゜*消せない・゜
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#1 [xまきケたまx]
こンにちわス*゜
この作品わ3個目に
なリますIy
アドバイス・感想
お願いします


お暇でしたらどうぞ
1個目…
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/1676/

2個目…
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/2785/

⏰:07/02/17 12:55 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#2 [xまきケたまx]
**--


手術時間まで
あと3時間。


不安そうに
俺を見つめてる…


「先生ぇっ…」
今にも泣き出しそう。

俺は手を握る。


「大丈夫!先生
美嘉ちゃんをずッと
待ってるからね?」

⏰:07/02/17 13:04 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#3 [xまきケたまx]
   
「先生…あの話して?」


「また?気に入ったの?」


美嘉ちゃんは頷く。
まだ中学生なのに
重い病気で
今日3度目の手術をする。


「良いよ?」

俺は微笑んで
ゆッくり話し始めた。

⏰:07/02/17 13:08 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#4 [xまきケたまx]
……--


司…?


あの日からもう

3年が経とうと
しています。


司は今何をしてるの?

もう1度だけ…


会いたいよ。

⏰:07/02/17 13:12 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#5 [xまきケたまx]
  
ここは
沖縄から少し離れた
小さな南の島。


島人は500人。


皆が皆顔見知り。


これは俺がまだ
医者になッたばかりの
お話。

⏰:07/02/17 13:15 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#6 [xまきケたまx]
  
「みぃー?
何書いてんだっ?」


病室を勢いよく開けると
急いで紙を隠した。

「もーッ!!諒にぃ!!
プライバシーの侵害!!」

「しかもみぃッて…
私もう18歳だよっ?」

⏰:07/02/17 13:21 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#7 [xまきケたまx]
  
こいつの名前は
未来(みらい)。
俺と7歳離れてる
まあ妹みたいなもん。

小さい頃から
この島で1緒に育ッて
家族ぐるみで
仲が良い。


みぃは小さい頃から
体が弱くて
よくこの診療所に
入院していた。

⏰:07/02/17 13:24 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#8 [xまきケたまx]
   


「みぃはみぃだよ!!」

「全然変わってない
東京にいたから
かっこよくなッてるかと
思ってましたっ!」


未来は舌を出して
おどける。


「悪かったな!
これでも大学では
モテモテでしたからねっ」

未来に体温計を渡し
椅子に座る。

⏰:07/02/17 13:28 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#9 [xまきケたまx]
  
俺は東京の大学に
上京した。

医大は思ったよりも
難しくて大変で…

東京の人は冷たくて
寂しかった。

島に帰りたい。
毎日毎日思ってた。

24になった時
島の診療所に来た。

⏰:07/02/17 13:34 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#10 [xまきケたまx]
  
島は全然変わッて無くて
人も暖かくて…

俺にはやッぱり
ここが1番合ってる。

診療所には未来が
入院していた。

もう3年も入院を
しているらしい。


子宮破裂。


俺も聞いた事しか無い
病名だった。

⏰:07/02/17 13:38 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#11 [xまきケたまx]
   
15の時何があッたのか

聞きたくても
聞けなかった。

俺が成人式の時
帰った時はまだ
元気だったのに。


とりあえず…
大学で学んだ事で
未来を治すだけ。


ッつってもまだまだ
研修医だけど……

⏰:07/02/17 13:44 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#12 [xまきケたまx]
  
「ねぇッ!!諒っ?」

未来が肩を叩く。

「おぉッ!!わりぃ。」

「また瑠美ちゃんの事
考えてたのーっ?」

未来は笑いながら
体温計を渡す。

「…はいはい。」
諒は苦笑いで
体温を見る。

⏰:07/02/17 13:48 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#13 [xまきケたまx]
  
「今日瑠美ちゃんは?」

「知らねッ。
おばさんの店かな?」
未来の家は
小さな料理屋だった

「少し熱あんな。
解熱剤っとー…」

諒は立ち上がり
病室を出る。


え?瑠美は誰かって?

⏰:07/02/17 13:52 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#14 [ゅぃ]
一番乗り〜★やった(^^)v笑
まっきーの新作☆楽しみだぁq(^-^q)またまた読ませていただきます♪頑張ってくださぁぁい(Uω∪`*)

⏰:07/02/17 13:56 📱:P902iS 🆔:TI4wFmzs


#15 [xまきケたまx]
  
「諒っ!おはようっ」
こいつが瑠美。
最近付き合った。
みぃんちの居候。

「頭にう○こ…
乗っかってますよ?」

「馬鹿!お団子頭だ!」

金色に染まった髪を
触って叫ぶ。

「みぃの所入って平気?
弁当持って来たの」

⏰:07/02/17 13:57 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#16 [xまきケたまx]
ゆいちゃンIx
またまたありがとy
嬉しいわあ~

⏰:07/02/17 13:59 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#17 [ゅぃ]
まっきーが書く小説には現れます♪笑
応援してますのでo(^o^)o

⏰:07/02/17 14:03 📱:P902iS 🆔:TI4wFmzs


#18 [xまきケたまx]
  
「微熱があるんだ…
あンま盛り上がんなよ?」

「了解ーッ!!」

瑠美は敬礼をして
走り出した。

「可愛いー…」
司はポソッと呟く。

瑠美は東京の子で
ダイビングをしたくて
ここに来たらしい。

俺が帰ってきたのが
1年前なんだけど…

3年前から
みぃの家の居候らしい

⏰:07/02/17 14:05 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#19 [xまきケたまx]
  
まあ可愛い奴で
2歳年下だけど…。
ベタ惚れな訳。

…ってんな事は
どうでも良いんだ!!


解熱剤を握りしめ
笑い声が響く病室を
ガラリと開く。


「楽しそうだね…」
諒は嫌味ッたらしく
2人を見回す。


「ほいっ。飯食ったら
これ飲んでな?」

解熱剤を未来に渡し
病室を出る。

⏰:07/02/17 14:09 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#20 [xまきケたまx]
  
「何か諒にぃ…
医者ッぽーい!!!!」

瑠美は笑ッている。

「まあねっ!
往診行って来るわ」

茶色いドでかい鞄を
肩にかけて

バイクに股がる。

⏰:07/02/17 14:12 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#21 [xまきケたまx]
ゆいちャん~
ありがとおIy
この話でもファンを
作ってねエわら

⏰:07/02/17 14:13 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#22 [xまきケたまx]
  
この島は車かバイクが
必需品。

まだ4月なのに
すげぇ暑いっ!!

バイクを走らせると
風が肌に当たり
心地よい。

そうだ。
まだ時間があるし
港の方に行ってみよ。

⏰:07/02/17 14:17 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#23 [xまきケたまx]
  
「こんちわー!!」

漁協の扉を勢い良く
開けてみた。

「諒ぢゃねぇか!!
どうしたんだ?」

これは隣のおッちゃん
「暇だからさっ。
司は?漁出ちゃった?」

⏰:07/02/17 14:20 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#24 [xまきケたまx]
  

「司はー…
多分健ちゃんと
漁出ちまったな!!」


健ちゃんっつうのは
俺の親父。
司は俺の弟。
丁度みぃと同い年。


「そっか。
ぢゃあまた来るわ。」
諒は手を振って
扉を閉めた。


漁師っつうのは
大変だな……

そう呟いて
バイクを走らせた。

⏰:07/02/17 14:23 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#25 [xまきケたまx]
  
「ただいまー…。」

伸びをして
諒は診療所に入る

もう日も落ちてきた。
受け付けに目をやると
瑠美が寝息をたてて
机に伏せている。

クスッと微笑み

未来の病室に入る

「こっちも…」

未来も布団に潜り
眠っている。

⏰:07/02/17 14:28 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#26 [xまきケたまx]
  
カルテを見直し
時間を見た。

「帰るかなっ…」

夜になったら
純おじさんが
未来を見てくれる。

そろそろおじさんが
来てくれるだろう。

「…帰るぞー」
寝ている瑠美の
耳元で囁く。

⏰:07/02/17 14:32 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#27 [xまきケたまx]
  
「んー…あ!寝てた?」
瑠美は顔を上げ
諒を見上げる。

「カナリね。」

「ここ静かでさー
寝心地良すぎっ」

瑠美は諒に寄りかかる

「ほらっ」

瑠美を立たせてる。

⏰:07/02/17 14:36 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#28 [xまきケたまx]
  
諒は瑠美抱きつく。

「瑠美っ…」

「…誰か来るよぉ?」

「関係無い…
むしろ来ないっしょ」

そう言って
瑠美に軽く口付ける。
舌を絡めて
抱きしめる力が
強くなった。

⏰:07/02/17 14:39 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#29 [xまきケたまx]
  
「こんばんわー!!
諒ちゃーんっ!!!」

勢い良く扉が開く。

2人はバッと離れた。

「純おじさん!
ちわっす…!!」

動揺を隠せない俺。


「何?どうした?
まあいいや!!
お疲れさんっ!!」

純おじさんは
俺が小さい頃からいる
島のお医者さん。

俺の尊敬する人。

⏰:07/02/17 14:42 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#30 [xまきケたまx]
  
「ぢゃあ…帰るか!」
瑠美の顔を見る。

「純さん!!ぢゃね!」
瑠美が微笑んで
手を振る。

扉を閉めて
溜め息をつく。

「あっぶねー…」

「馬鹿!!」
瑠美は諒を睨んだ。

⏰:07/02/17 14:45 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#31 [xまきケたまx]
   
バイクで瑠美を送り
家に帰る。


まあ隣どうしだけど


「ただいまー。」

居間に入ると
皆が食事を囲んでいる
「お前、昼間に
漁協来たらしいな?」
親父が酒をつぎながら
諒を見る。


カバンをおろし
隣に座りこむ

「そうそう。
顔出しにねっ。
いなかったけど…」

⏰:07/02/17 14:49 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#32 [xまきケたまx]
  
「今日は大漁でな!!
忙しかったんだよ」


「ふーん。いただきます
あれ?司は?」


「部屋にいるみたい
疲れたから寝るって」

「ふーん…」

諒は真上を見上げて
食事を始めた。

⏰:07/02/17 14:51 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#33 [美月]
やったぁー(`。゚)

またまた見れるぅ

頑張って下さい応援しています



そういえばさっきCHANDAN探しに旅立ちましたぁヮラ


ちゃっかり買い込んで今部屋でたいてます

ィィ感じです


すんごいィィです


この小説も陰ながら応援してます頑張って下さい

⏰:07/02/17 15:21 📱:D902iS 🆔:p.jWqa6k


#34 [xまきケたまx]
美月さンx
ありがとう
凄い嬉しい咐x
チャンダン良いですよね}
まきも好きな匂いI

これからも
お願いします

⏰:07/02/17 20:46 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#35 [xまきケたまx]
  
居間でテレビを
ぼーっと見つめる。


「母さーん!!この人
司に似てない?」


テレビを指差す。


「どれ?あぁ…。
瑠美ちゃんも言ってた
わよ。何だっけ…
成宮くんだったかしら」

⏰:07/02/17 20:52 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#36 [xまきケたまx]
  
「名前分かんねぇ。
とにかく似てるわー」

まじまじとテレビを見る

司は母親の
可愛いらしい顔付き
成宮ってやつに
結構似てるわ。


「あんただって
似てるって言われる
ぢゃないの。
平岡なんとかっ…」


「俺そいつ知らない」

⏰:07/02/17 20:55 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#37 [xまきケたまx]
  
なんかNANA?に出てた
男の子に似てるらしい
自覚症状は0だけど


司の目つきは
年々父親に似て
俺の性格は
母親ゆずり。


「司寝たかな?」

真上の天井を見つめ
呟く。

⏰:07/02/17 20:59 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#38 [xまきケたまx]
  
「またちょっかい出す
と睨まれるわよ?」


諒は立ち上がる。

「何で?兄弟は
仲良くしないとっ」

諒はよしっと意気込み
階段を駆け上がった


ドアをゆっくり
ノックする。

トントンッ…

⏰:07/02/17 21:02 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#39 [xまきケたまx]
   
「司ー??寝たの?」

トントンッ…!!

何だ。寝たのか。

溜め息を付いて
向かいの自分の部屋の
扉を開ける。


「何?寝てないけど」

うざったそうに
こちらを睨む。

⏰:07/02/17 21:10 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#40 [xまきケたまx]
  
「いや?なんとなく
ノックしただけ。
何してたんだよ?」

部屋を除きこむと
真っ暗な部屋に
テレビが付いている。

「電気付けろよー
目悪くなったら
漁できないだろ?」

司を押し退けて
部屋の灯りをつける

⏰:07/02/17 23:20 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#41 [xまきケたまx]
  
パチッ……

突然明るくなったので
目がチカチカする。


部屋にはギターが
立掛けてあって


俺が東京から送って
やった雑誌の束。


東京から送ってやッた
洋服の山。


テーブルには灰皿と…


ん?灰皿?

⏰:07/02/17 23:24 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#42 [xまきケたまx]
  
「お前……まだ煙草
吸ッてんのか?」

部屋の扉で腕組みを
している司。

「だから何?
親父も知ってるよ」

司はうざったそうに
諒に近寄る。

「お前18だろ?
未成年から吸うと
肺ガンになりやすく
なるんだよ。それに」

さえぎるように
司が怒鳴った。

⏰:07/02/17 23:28 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#43 [xまきケたまx]
  
「うるせぇッ!!!!
関係ねぇだろ!!!!」

「司?諒?
また喧嘩?
やめなさいよー?」

下から母親が叫ぶ

「関係無くねぇよ。」
諒は腕を組む。

「いちいちつッかかッて
お前何なんだ?
反抗期ッてやつ?」

⏰:07/02/17 23:32 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#44 [xまきケたまx]
  
「…言いたい事は
それだけ?
明日も早ぇんだよ。
出てってくんない?」

司は諒を押し出す。


「おいッ!!…--」

ガチャッ!!!

司は扉を閉めた。

⏰:07/02/17 23:35 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#45 [xまきケたまx]
  
司は昔からそんなに
話し上手ではなかッた

でも昔はもっと…
不器用だったけど
優しい奴だった。

後ろチョコチョコ付い来て
俺がやる事全てを
真似してたな。

成人式の時に
帰った時なんて
抱きついて来たのに

⏰:07/02/17 23:40 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#46 [xまきケたまx]
  
「俺美容師になりたい!
だから今より
もっとお洒落に
ならないとなんだ。
諒…もしさお金が
余った月とかあッたら
雑誌送ってくれない?
できれば髪型の雑誌
あと…洋服の!!!」


あの時の司の顔は
キラキラ輝いていた。

それから安い給料で
毎月雑誌を送った。

雑誌に載ってた
気にいった服も
送ってやるようにした

⏰:07/02/17 23:46 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#47 [xまきケたまx]
  
3食菓子パン1個の
生活になっても

雑誌を送るのは
辞めなかった。

いつも喜んだ声の
電話を聞くと
腹の減りなんて
吹っ飛んたんだ。

俺んちは全然金持ち
何かじゃなかった。

俺が医者になったせい
でもっと貧乏になった

⏰:07/02/17 23:54 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#48 [xまきケたまx]
  
お金の為に
夢を諦めるなんて
絶対後悔する。

だから司には
いつか東京に
来てもらいたかった

東京の美容院とか
渋谷の服屋とか
絶対見せてあげたい


中学を卒業した時
母親から連絡があッた

⏰:07/02/17 23:59 📱:W42SA 🆔:8pqRxqa6


#49 [xまきケたまx]
  
「え?漁師?司が?」

司は高校には行かず
親父の漁師を継ぐと
言って来たらしい。

「そうなの…
もう決めたからッて…」


「ふーん…。」


ガッカリした。


あのキラキラした瞳は?
雑誌を見て喜んだ
お礼の電話たちは?

⏰:07/02/18 00:02 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#50 [xまきケたまx]
  
そして24になッた冬

4年振りに帰った。

それから司とは
まともに話して無い

俺を避けるかのように

反抗期か?

嫌われるような事
俺したのか?

⏰:07/02/18 00:05 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#51 [xまきケたまx]
  
「純おじさん!!!
ごめんね!!!!」

昨日あんな事
思い返してたら
まんまと寝坊…。

何やってんだ馬鹿。


勢いよく
診察室を開けると
純おじさんは
笑っていた。

「珍しいなあ!
お前が寝坊なんて。
ぢゃあ帰るよ。
忙しくなったら
呼んでくれな?」

⏰:07/02/18 00:08 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#52 [xまきケたまx]
  
「ありがとう!!
ゆっくり休んでね」

諒は微笑んで
白衣をはおる。

未来の病室に行く。


これが毎日の日課。

⏰:07/02/18 00:10 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#53 [xまきケたまx]
   
「おはよー??」

「あッ…おはよ…」

今日の未来は
元気が無かった。

「熱は下がった?
…まだ熱いね…。」

おでこを触れて
顔をしかめる。

⏰:07/02/18 00:14 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#54 [xまきケたまx]
  
「苦しいー……」

未来は重度の喘息持ちで
風邪を引くと
結構ややこしい。

胸が激しく上下して
ゼェゼェ言ってる。

「吸引しよう。
待っててな…?」

未来に微笑み
病室を出る。

⏰:07/02/18 00:17 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#55 [xまきケたまx]
  
「少し苦しいけど…
慣れっこだよな?」

未来の背中をさすり
顔を除きこむ。

シュー…ッ

白い霧状の薬を
未来が吸い込む。


これをすると
未来は大分楽になる

独特な薬の匂い
所詮薬だから
美味しい訳が無い。

⏰:07/02/18 00:21 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#56 [xまきケたまx]
  
「しかし暑い!!」

扇風機を回して
諒は顔をしかめる。

「海行きてぇな…」

ボソッと呟く。

「そういえば諒にぃ
琉海祭りの水泳部門
ずっと1位だッたね」

「あぁー!懐かしい!
中学生部門と高校生
部門連勝だからねっ」

⏰:07/02/18 00:25 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#57 [xまきケたまx]
  
琉海祭り。

毎年8月にやる
島全体のお祭り。

酒飲んで踊って
親睦を深めるんだ。

朝から夜まで
その日はお祭りで
楽しいんだよ。

そのお祭りの見せ場
中学部門と
高校部門で
水泳大会があるんだ
海にコース作ってね?

中3とか高3になると
出場資格がもらえて
よーいどん!!

⏰:07/02/18 00:30 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#58 [xまきケたまx]
  
「懐かしいな…」

去年は診療所で
怪我した酔っ払いの
介抱してたッけ…

「あん時の諒にぃ
本当かっこよかった」

思い返すように
遠い目をする。

⏰:07/02/18 00:32 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#59 [xまきケたまx]
  
「今も水泳大会ッて
あるのか?」

未来は頷く。

「多分…15の時から
行って無いから…」

「…へぇー。
15ん時司出たの?」

「……うん。
優勝してた………」

未来の表情が曇る

⏰:07/02/18 00:35 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#60 [xまきケたまx]
  
「司……元気っ?」

未来は髪の毛をいじる

「元気だよ。最近
反抗期みたいで
うざったいけどね」

諒は腕を組んだ。

「そうなんだッ……」

⏰:07/02/18 00:40 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#61 [xまきケたまx]
  
「見舞い来ねぇよな
あいつ…!!何でかな」

未来は顔を上げる。

「さあッ…漁師は
忙しいからね……」


未来は話をはぐらかす

「諒昨日チューを
見られたんだって?
瑠美ちゃんから
聞いたよー??」

⏰:07/02/18 00:42 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#62 [xまきケたまx]
  
「あいつ……。
本当うざいわー。
夜来たの?」

未来は首を振る。

「診療所にね?
電話が来たの。
馬鹿だねニィニー!!
欲情しすぎだよっ」

わざわざ電話?
あいつも暇人だな。

⏰:07/02/18 00:44 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#63 [xまきケたまx]
  
「恋人同士だもん。
キスぐらいしますよ?」

「キャーッ!!
こっちが照れちゃう」

未来は手足をバタバタ
恥ずかしいがる。


「はいはいっ
暴れない!!
往診行って来るから
大人しくしててな?」

未来の頭をポンと
叩いて席をたつ。

⏰:07/02/18 00:47 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#64 [xまきケたまx]
  
往診中に
琉海祭りの開催地の
海に立ち寄った。


大きく息を吸い込む


潮の匂い…
光り輝く星の砂。
やっぱここは最高だ


「諒…ッ!!!!」

後ろを振り向く。

⏰:07/02/18 00:52 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#65 [xまきケたまx]
  
ダイビングを終えた
瑠美が立っていた。

「おーッ!ダイビング?」
瑠美の濡れた髪に
優しく触れる。

「良い写真撮れたの
現像楽しみーっ!!」

瑠美は微笑んで
タオルで髪を拭く。

⏰:07/02/18 00:58 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#66 [xまきケたまx]
  
「往診?この辺はー
村上さんかっ。」

諒は頷いて
瑠美の髪をタオルで拭く

「薬飲んでるか
チェックしないとねー」

瑠美は笑う。

ギュッ…

諒は後ろから
抱きしめる。

「わあッ…」

⏰:07/02/18 01:04 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#67 [xまきケたまx]
  
「海で抱きしめ合う
恋人たちー♪」

「誰の歌よーっ?」

「作詞作曲…玉城諒」

「そんな歌手いたんだ」
瑠美は笑う。


2人は向き合う。

⏰:07/02/18 01:22 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#68 [xまきケたまx]
  
「また誰かに
見られちゃうから
しないけどねっ…」

両手を上げて
諒は微笑む。

「今日諒の家…
行きたいなっ…?」

瑠美は荷物を持って
歩き出す。

「良いよ。おいで
反抗期の司ちゃんが
いらっしゃいますが」

⏰:07/02/18 01:25 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#69 [xまきケたまx]
  
「司かあーッ…」

瑠美は車に
荷物を積んだ。

諒もそれを手伝う。

「待ってるよ。」

諒は微笑む。

「うん。
ぢゃあ後でね…?」

瑠美は微笑んだ。

⏰:07/02/18 01:28 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#70 [ゅぃ]
いいなぁ美男兄弟(*^^*)
B年前に何があったかドキドキです(>_<)
あげあげ☆★☆

⏰:07/02/18 17:54 📱:P902iS 🆔:dtxKA6O.


#71 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
そんな兄弟実在したら
鼻血もンですねエ笑

今から書きます

⏰:07/02/19 01:32 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#72 [xまきケたまx]
  
諒が往診に出かけて

静かな診療所に
独りぼっちな未来。


蒸し暑い病室。
今日は恐ろしいぐらい
風が吹かない日だ。


諒が開けてくれた
窓から外を見る。

⏰:07/02/19 01:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#73 [xまきケたまx]
   
点滴の刺さった腕に
視線を落とす。

体重計もここ数年
乗っていないけど
痩せていッてるのは
大体分かる。


お化粧だって
した事なんか
お祭りの時ぐらい。


女の子なのに…。

⏰:07/02/19 01:40 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#74 [xまきケたまx]
  
戸棚の引き出しから
写真を取り出す。


諒が成人式の時の写真

東京から帰って来た
諒ニィはお洒落になッてて
見とれてしまった。
優しい笑顔は変わッて
無くて、嬉しかった


「若っ…」

自分を見て苦笑い。

⏰:07/02/19 01:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#75 [xまきケたまx]
  
13歳の時は…
まだ仲が良かッたね



今何してるのかな…


美容師は諦めたのかな



聞きたい事はたくさん


言いたい事もたくさん


一生伝わらない
この気持ち。

⏰:07/02/19 01:48 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#76 [xまきケたまx]
  
「ッ………」


写真にぽたッと
水滴が落ちる。


「ただいまッ…--」


諒は気まづそうに
立ちつくす。


「どしたッ??
どっか痛いのか??」


諒は焦って駆け寄る

⏰:07/02/19 01:51 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#77 [xまきケたまx]
  
「痛くッ…ない……
ケホッ…ハァッ……」


未来は両手で顔を覆った


「何か悩み?
俺で良かったら…」


「へぇき……」


未来は布団に
潜りこんだ。


「そっか…。
ぢゃあまた来るわ」

諒は病室を出た。

⏰:07/02/19 01:53 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#78 [xまきケたまx]
   

たまに未来は
暗い表情で
一点を見つめている
時がある。

夜たまに泣いてたり
する時もあるらしい

診療所に独りぼッちで
若いのに
子供も産めない体に
なってしまって…

カナリのストレスが
のしかかってるのかな?

⏰:07/02/19 01:56 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#79 [xまきケたまx]
   
「…何だけどさ
瑠美でも良いから
話聞いてやッてよ。」

雑誌を読む手を止め
瑠美は顔を上げる。


「……私が?」


諒は頷く。


「男の俺には
言いにくいかなッて…」

⏰:07/02/19 01:59 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#80 [xまきケたまx]
  
「諒…本当に心当たり
無いのねっ?」

瑠美の顔は真剣だ。

「だから瑠美に
頼んでるんでしょ?」

「…分かッた。」

瑠美は頷く。

「ありがと…。」

瑠美は諒に近寄る。

⏰:07/02/19 02:01 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#81 [xまきケたまx]
  
瑠美は諒の
あぐらの上に乗る。


「まだ20時ッすよー?
飯食ってから…--」


そう言い切る前に
キスされちった……。

こんな体制でキスされたら

玉城…え?たまき?
たましろですよ。


玉城諒24歳。
スイッチオンっ

⏰:07/02/19 02:05 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#82 [xまきケたまx]
   
今年25になるけど
男なのは変わり無い
ですからねっ……


諒は瑠美を押し倒す

舌を絡めて
服の上から胸を触る

瑠美は
ビクンッと反応する

服を捲り上げて
じかに瑠美の体に
触れる。

⏰:07/02/19 02:08 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#83 [xまきケたまx]
   
「りょおッ……」

瑠美が耳元で
優しく囁く。


瑠美の耳を
優しくゆッくり噛む


「あッ!!………」

瑠美の1番敏感な所


瑠美のその声で
俺の理性もふっとぶ

⏰:07/02/19 02:12 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#84 [xまきケたまx]
   
「…まだあげない」

諒は耳元で囁く。

「諒ッ……」

瑠美はイヤらしく
体をくねらせる。

瑠美に唇を交わせ
舌を絡める。


そろそろ
俺の息子も…
我慢の限界っ!

⏰:07/02/19 02:15 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#85 [xまきケたまx]
   
ガチャッ…!!

「諒!!飯持って…」

ッ!!!!!

「あッ…!!!!!!!」

瑠美は急いで起き上がり
バッと服を下げる。


気まづい雰囲気。


あぁー…
良いとこだッたのに

⏰:07/02/19 02:18 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#86 [xまきケたまx]
   
「司……
ノック…しようね?」

立ち上がり司に微笑む。

ガッシャーンッ!!!
お盆を投げつける司



「あつッ…!!!」

瑠美の小さい声。


沖縄そばと
ゴーヤチャンプルーが
カーペットに染み込む

⏰:07/02/19 02:22 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#87 [xまきケたまx]
  
俺の大好きメニューが…

「お前何してんの?」
諒は睨む。

「変態野郎に
食わせる飯はねぇよ
ここは俺の家でも
あんだよ!!!!
ヤるんだったら
外でしろッ!!!!」


「外?この島にホテル
なんて無いぢゃん。
恋人同士なんだし。
お前だッていつかは…」

⏰:07/02/19 02:26 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#88 [xまきケたまx]
  
「諒っ!!!!」

瑠美が2人の間に
割って入る。

「司、嫌な思い…
させてごめんね?
もう諒の家では
そうゆう事しないね?」


「……。」

司は足早に
向かいの部屋に行き
勢い良く扉を閉めた。

⏰:07/02/19 02:29 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#89 [xまきケたまx]
   
「ッたく…。何で
あいつはあぁなんだ?
腹たつー…。」


しゃがみこみ
割れた食器を拾う。


「しょうがないよ。
場面が場面だッたし…
司は特にねッ……」

瑠美は苦笑いをして
食器を拾った。


司は特に…?

諒は気にかかった。

⏰:07/02/19 02:31 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#90 [xまきケたまx]
   
「特にッて…?」


瑠美の動きが止まる


「…年頃がっ!!
18歳って敏感ぢゃん」

「ふーん…?」


その日諒達は
お腹を空かせながら
眠りについた。

⏰:07/02/19 02:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#91 [xまきケたまx]
  
今日は夜の担当なので
瑠美とゆっくり
目覚めた。


部屋には
昨日のそばのダシの
香りが染み付いてる


「お昼どうする?
いい加減腹減った」

「店行こうよ?」

瑠美は言った。


諒は少し考えて
頷いた。

⏰:07/02/19 03:33 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#92 [xまきケたまx]
  
隣の未来の家の店に
足を運ぶ。

「ちわーっす。」

諒はのれんをくぐる

「あら諒。
今日はお休み?」

「今日は夜なの。」

瑠美は台所に入り
エプロンを付ける。

「昨日食べれ無かった
大好物作るからね?」

瑠美は微笑んだ

⏰:07/02/19 03:36 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#93 [xまきケたまx]
   
「みぃの調子は…?」

「昨日から熱が…
多分風邪かな…?」

諒はお茶をすする。

「未季も風邪で
亡くなったから…。
心配でさ……」

今話しをしてるのは
未来の母親の妹。
未来の母親も体が
弱くて…7歳の頃に
亡くなってしまった


それでおばさんが
店を継いで
みぃを育ててるんだ。

⏰:07/02/19 03:39 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#94 [xまきケたまx]
  
「死なせねぇよ。
この俺が!期待の
ドクターよ?」

おばさんは大声で笑い

なら安心だわ。
とこぼした。

コトンッ…

良い匂いが諒の腹を
刺激する。

「瑠美の料理はね
すっごい美味しいさ?
私のお墨付きよ。」

⏰:07/02/19 03:42 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#95 [xまきケたまx]
  
瑠美は照れ笑いを
浮かべている。

「おばさんには
叶わないけど…。」

俺の大好物メニュー!!
男は黙って
ゴーヤチャンプルーだ!!!


「いただきますっ」

諒は両手を合わせて
食べ始めた。

「純おじさんと
みぃにも弁当作って
あげないとねーっ」

⏰:07/02/19 03:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#96 [ゅぃ]
あぁぁぁげ(/^^)/
沖縄行きたぁぁい♪いいなぁずっと夏(*^^*)すてきなとこだね(бω<)

⏰:07/02/19 19:13 📱:P902iS 🆔:B4CUllp.


#97 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
ありがとうy☆
沖縄良いよね咐x
住みたいよ!

⏰:07/02/19 19:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#98 [xまきケたまx]
  
「そうだね!!
俺の夜食もお願いっ」

「もう行くの?」

瑠美は台所から言う

「純おじさんも
もう若く無いし…
そろそろ変わって
休んでもらおうかな
って。」


諒は時計を見る。

「12時か…
14時には行くよ。」

⏰:07/02/19 19:38 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#99 [xまきケたまx]
  
「今諒の作ったら
腐っちゃうわ。
作って持って行くよ」

おばさんが言う。

「マジッすか?
助かりますよー!」

諒は微笑んだ。

「未来の主治医だものこ
れくらいさせて?」

おばさんは台所へ
足を進めた。

⏰:07/02/19 19:42 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#100 [xまきケたまx]
  
「はいっ。
みいとおじさんの
お弁当っ…----」


諒は腕を組んで
下を向いている。


頭がカクンッ…
カクンッと上下する


「クスッ…諒…?」

瑠美は諒の柔らかい
髪の毛に触れる。

⏰:07/02/19 19:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


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