゜*消せない・゜
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#1 [xまきケたまx]
:07/02/17 12:55
:W42SA
:8pqRxqa6
#2 [xまきケたまx]
**--
手術時間まで
あと3時間。
不安そうに
俺を見つめてる…
「先生ぇっ…」
今にも泣き出しそう。
俺は手を握る。
「大丈夫!先生
美嘉ちゃんをずッと
待ってるからね?」
:07/02/17 13:04
:W42SA
:8pqRxqa6
#3 [xまきケたまx]
「先生…あの話して?」
「また?気に入ったの?」
美嘉ちゃんは頷く。
まだ中学生なのに
重い病気で
今日3度目の手術をする。
「良いよ?」
俺は微笑んで
ゆッくり話し始めた。
:07/02/17 13:08
:W42SA
:8pqRxqa6
#4 [xまきケたまx]
……--
司…?
あの日からもう
3年が経とうと
しています。
司は今何をしてるの?
もう1度だけ…
会いたいよ。
:07/02/17 13:12
:W42SA
:8pqRxqa6
#5 [xまきケたまx]
ここは
沖縄から少し離れた
小さな南の島。
島人は500人。
皆が皆顔見知り。
これは俺がまだ
医者になッたばかりの
お話。
:07/02/17 13:15
:W42SA
:8pqRxqa6
#6 [xまきケたまx]
「みぃー?
何書いてんだっ?」
病室を勢いよく開けると
急いで紙を隠した。
「もーッ!!諒にぃ!!
プライバシーの侵害!!」
「しかもみぃッて…
私もう18歳だよっ?」
:07/02/17 13:21
:W42SA
:8pqRxqa6
#7 [xまきケたまx]
こいつの名前は
未来(みらい)。
俺と7歳離れてる
まあ妹みたいなもん。
小さい頃から
この島で1緒に育ッて
家族ぐるみで
仲が良い。
みぃは小さい頃から
体が弱くて
よくこの診療所に
入院していた。
:07/02/17 13:24
:W42SA
:8pqRxqa6
#8 [xまきケたまx]
「みぃはみぃだよ!!」
「全然変わってない
東京にいたから
かっこよくなッてるかと
思ってましたっ!」
未来は舌を出して
おどける。
「悪かったな!
これでも大学では
モテモテでしたからねっ」
未来に体温計を渡し
椅子に座る。
:07/02/17 13:28
:W42SA
:8pqRxqa6
#9 [xまきケたまx]
俺は東京の大学に
上京した。
医大は思ったよりも
難しくて大変で…
東京の人は冷たくて
寂しかった。
島に帰りたい。
毎日毎日思ってた。
24になった時
島の診療所に来た。
:07/02/17 13:34
:W42SA
:8pqRxqa6
#10 [xまきケたまx]
島は全然変わッて無くて
人も暖かくて…
俺にはやッぱり
ここが1番合ってる。
診療所には未来が
入院していた。
もう3年も入院を
しているらしい。
子宮破裂。
俺も聞いた事しか無い
病名だった。
:07/02/17 13:38
:W42SA
:8pqRxqa6
#11 [xまきケたまx]
15の時何があッたのか
聞きたくても
聞けなかった。
俺が成人式の時
帰った時はまだ
元気だったのに。
とりあえず…
大学で学んだ事で
未来を治すだけ。
ッつってもまだまだ
研修医だけど……
:07/02/17 13:44
:W42SA
:8pqRxqa6
#12 [xまきケたまx]
「ねぇッ!!諒っ?」
未来が肩を叩く。
「おぉッ!!わりぃ。」
「また瑠美ちゃんの事
考えてたのーっ?」
未来は笑いながら
体温計を渡す。
「…はいはい。」
諒は苦笑いで
体温を見る。
:07/02/17 13:48
:W42SA
:8pqRxqa6
#13 [xまきケたまx]
「今日瑠美ちゃんは?」
「知らねッ。
おばさんの店かな?」
未来の家は
小さな料理屋だった
「少し熱あんな。
解熱剤っとー…」
諒は立ち上がり
病室を出る。
え?瑠美は誰かって?
:07/02/17 13:52
:W42SA
:8pqRxqa6
#14 [ゅぃ]
一番乗り〜★やった(^^)v笑
まっきーの新作☆楽しみだぁq(^-^q)またまた読ませていただきます♪頑張ってくださぁぁい(Uω∪`*)
:07/02/17 13:56
:P902iS
:TI4wFmzs
#15 [xまきケたまx]
「諒っ!おはようっ」
こいつが瑠美。
最近付き合った。
みぃんちの居候。
「頭にう○こ…
乗っかってますよ?」
「馬鹿!お団子頭だ!」
金色に染まった髪を
触って叫ぶ。
「みぃの所入って平気?
弁当持って来たの」
:07/02/17 13:57
:W42SA
:8pqRxqa6
#16 [xまきケたまx]
ゆいちゃンIx
またまたありがとy
嬉しいわあ~
:07/02/17 13:59
:W42SA
:8pqRxqa6
#17 [ゅぃ]
まっきーが書く小説には現れます♪笑
応援してますのでo(^o^)o
:07/02/17 14:03
:P902iS
:TI4wFmzs
#18 [xまきケたまx]
「微熱があるんだ…
あンま盛り上がんなよ?」
「了解ーッ!!」
瑠美は敬礼をして
走り出した。
「可愛いー…」
司はポソッと呟く。
瑠美は東京の子で
ダイビングをしたくて
ここに来たらしい。
俺が帰ってきたのが
1年前なんだけど…
3年前から
みぃの家の居候らしい
:07/02/17 14:05
:W42SA
:8pqRxqa6
#19 [xまきケたまx]
まあ可愛い奴で
2歳年下だけど…。
ベタ惚れな訳。
…ってんな事は
どうでも良いんだ!!
解熱剤を握りしめ
笑い声が響く病室を
ガラリと開く。
「楽しそうだね…」
諒は嫌味ッたらしく
2人を見回す。
「ほいっ。飯食ったら
これ飲んでな?」
解熱剤を未来に渡し
病室を出る。
:07/02/17 14:09
:W42SA
:8pqRxqa6
#20 [xまきケたまx]
「何か諒にぃ…
医者ッぽーい!!!!」
瑠美は笑ッている。
「まあねっ!
往診行って来るわ」
茶色いドでかい鞄を
肩にかけて
バイクに股がる。
:07/02/17 14:12
:W42SA
:8pqRxqa6
#21 [xまきケたまx]
ゆいちャん~
ありがとおIy
この話でもファンを
作ってねエわら
:07/02/17 14:13
:W42SA
:8pqRxqa6
#22 [xまきケたまx]
この島は車かバイクが
必需品。
まだ4月なのに
すげぇ暑いっ!!
バイクを走らせると
風が肌に当たり
心地よい。
そうだ。
まだ時間があるし
港の方に行ってみよ。
:07/02/17 14:17
:W42SA
:8pqRxqa6
#23 [xまきケたまx]
「こんちわー!!」
漁協の扉を勢い良く
開けてみた。
「諒ぢゃねぇか!!
どうしたんだ?」
これは隣のおッちゃん
「暇だからさっ。
司は?漁出ちゃった?」
:07/02/17 14:20
:W42SA
:8pqRxqa6
#24 [xまきケたまx]
「司はー…
多分健ちゃんと
漁出ちまったな!!」
健ちゃんっつうのは
俺の親父。
司は俺の弟。
丁度みぃと同い年。
「そっか。
ぢゃあまた来るわ。」
諒は手を振って
扉を閉めた。
漁師っつうのは
大変だな……
そう呟いて
バイクを走らせた。
:07/02/17 14:23
:W42SA
:8pqRxqa6
#25 [xまきケたまx]
「ただいまー…。」
伸びをして
諒は診療所に入る
もう日も落ちてきた。
受け付けに目をやると
瑠美が寝息をたてて
机に伏せている。
クスッと微笑み
未来の病室に入る
「こっちも…」
未来も布団に潜り
眠っている。
:07/02/17 14:28
:W42SA
:8pqRxqa6
#26 [xまきケたまx]
カルテを見直し
時間を見た。
「帰るかなっ…」
夜になったら
純おじさんが
未来を見てくれる。
そろそろおじさんが
来てくれるだろう。
「…帰るぞー」
寝ている瑠美の
耳元で囁く。
:07/02/17 14:32
:W42SA
:8pqRxqa6
#27 [xまきケたまx]
「んー…あ!寝てた?」
瑠美は顔を上げ
諒を見上げる。
「カナリね。」
「ここ静かでさー
寝心地良すぎっ」
瑠美は諒に寄りかかる
「ほらっ」
瑠美を立たせてる。
:07/02/17 14:36
:W42SA
:8pqRxqa6
#28 [xまきケたまx]
諒は瑠美抱きつく。
「瑠美っ…」
「…誰か来るよぉ?」
「関係無い…
むしろ来ないっしょ」
そう言って
瑠美に軽く口付ける。
舌を絡めて
抱きしめる力が
強くなった。
:07/02/17 14:39
:W42SA
:8pqRxqa6
#29 [xまきケたまx]
「こんばんわー!!
諒ちゃーんっ!!!」
勢い良く扉が開く。
2人はバッと離れた。
「純おじさん!
ちわっす…!!」
動揺を隠せない俺。
「何?どうした?
まあいいや!!
お疲れさんっ!!」
純おじさんは
俺が小さい頃からいる
島のお医者さん。
俺の尊敬する人。
:07/02/17 14:42
:W42SA
:8pqRxqa6
#30 [xまきケたまx]
「ぢゃあ…帰るか!」
瑠美の顔を見る。
「純さん!!ぢゃね!」
瑠美が微笑んで
手を振る。
扉を閉めて
溜め息をつく。
「あっぶねー…」
「馬鹿!!」
瑠美は諒を睨んだ。
:07/02/17 14:45
:W42SA
:8pqRxqa6
#31 [xまきケたまx]
バイクで瑠美を送り
家に帰る。
まあ隣どうしだけど
「ただいまー。」
居間に入ると
皆が食事を囲んでいる
「お前、昼間に
漁協来たらしいな?」
親父が酒をつぎながら
諒を見る。
カバンをおろし
隣に座りこむ
「そうそう。
顔出しにねっ。
いなかったけど…」
:07/02/17 14:49
:W42SA
:8pqRxqa6
#32 [xまきケたまx]
「今日は大漁でな!!
忙しかったんだよ」
「ふーん。いただきます
あれ?司は?」
「部屋にいるみたい
疲れたから寝るって」
「ふーん…」
諒は真上を見上げて
食事を始めた。
:07/02/17 14:51
:W42SA
:8pqRxqa6
#33 [
美月
]
:07/02/17 15:21
:D902iS
:p.jWqa6k
#34 [xまきケたまx]
美月さンx
ありがとう
凄い嬉しい咐x
チャンダン良いですよね}
まきも好きな匂いI
これからも
お願いします
:07/02/17 20:46
:W42SA
:8pqRxqa6
#35 [xまきケたまx]
居間でテレビを
ぼーっと見つめる。
「母さーん!!この人
司に似てない?」
テレビを指差す。
「どれ?あぁ…。
瑠美ちゃんも言ってた
わよ。何だっけ…
成宮くんだったかしら」
:07/02/17 20:52
:W42SA
:8pqRxqa6
#36 [xまきケたまx]
「名前分かんねぇ。
とにかく似てるわー」
まじまじとテレビを見る
司は母親の
可愛いらしい顔付き
成宮ってやつに
結構似てるわ。
「あんただって
似てるって言われる
ぢゃないの。
平岡なんとかっ…」
「俺そいつ知らない」
:07/02/17 20:55
:W42SA
:8pqRxqa6
#37 [xまきケたまx]
なんかNANA?に出てた
男の子に似てるらしい
自覚症状は0だけど
司の目つきは
年々父親に似て
俺の性格は
母親ゆずり。
「司寝たかな?」
真上の天井を見つめ
呟く。
:07/02/17 20:59
:W42SA
:8pqRxqa6
#38 [xまきケたまx]
「またちょっかい出す
と睨まれるわよ?」
諒は立ち上がる。
「何で?兄弟は
仲良くしないとっ」
諒はよしっと意気込み
階段を駆け上がった
ドアをゆっくり
ノックする。
トントンッ…
:07/02/17 21:02
:W42SA
:8pqRxqa6
#39 [xまきケたまx]
「司ー??寝たの?」
トントンッ…!!
何だ。寝たのか。
溜め息を付いて
向かいの自分の部屋の
扉を開ける。
「何?寝てないけど」
うざったそうに
こちらを睨む。
:07/02/17 21:10
:W42SA
:8pqRxqa6
#40 [xまきケたまx]
「いや?なんとなく
ノックしただけ。
何してたんだよ?」
部屋を除きこむと
真っ暗な部屋に
テレビが付いている。
「電気付けろよー
目悪くなったら
漁できないだろ?」
司を押し退けて
部屋の灯りをつける
:07/02/17 23:20
:W42SA
:8pqRxqa6
#41 [xまきケたまx]
パチッ……
突然明るくなったので
目がチカチカする。
部屋にはギターが
立掛けてあって
俺が東京から送って
やった雑誌の束。
東京から送ってやッた
洋服の山。
テーブルには灰皿と…
ん?灰皿?
:07/02/17 23:24
:W42SA
:8pqRxqa6
#42 [xまきケたまx]
「お前……まだ煙草
吸ッてんのか?」
部屋の扉で腕組みを
している司。
「だから何?
親父も知ってるよ」
司はうざったそうに
諒に近寄る。
「お前18だろ?
未成年から吸うと
肺ガンになりやすく
なるんだよ。それに」
さえぎるように
司が怒鳴った。
:07/02/17 23:28
:W42SA
:8pqRxqa6
#43 [xまきケたまx]
「うるせぇッ!!!!
関係ねぇだろ!!!!」
「司?諒?
また喧嘩?
やめなさいよー?」
下から母親が叫ぶ
「関係無くねぇよ。」
諒は腕を組む。
「いちいちつッかかッて
お前何なんだ?
反抗期ッてやつ?」
:07/02/17 23:32
:W42SA
:8pqRxqa6
#44 [xまきケたまx]
「…言いたい事は
それだけ?
明日も早ぇんだよ。
出てってくんない?」
司は諒を押し出す。
「おいッ!!…--」
ガチャッ!!!
司は扉を閉めた。
:07/02/17 23:35
:W42SA
:8pqRxqa6
#45 [xまきケたまx]
司は昔からそんなに
話し上手ではなかッた
でも昔はもっと…
不器用だったけど
優しい奴だった。
後ろチョコチョコ付い来て
俺がやる事全てを
真似してたな。
成人式の時に
帰った時なんて
抱きついて来たのに
:07/02/17 23:40
:W42SA
:8pqRxqa6
#46 [xまきケたまx]
「俺美容師になりたい!
だから今より
もっとお洒落に
ならないとなんだ。
諒…もしさお金が
余った月とかあッたら
雑誌送ってくれない?
できれば髪型の雑誌
あと…洋服の!!!」
あの時の司の顔は
キラキラ輝いていた。
それから安い給料で
毎月雑誌を送った。
雑誌に載ってた
気にいった服も
送ってやるようにした
:07/02/17 23:46
:W42SA
:8pqRxqa6
#47 [xまきケたまx]
3食菓子パン1個の
生活になっても
雑誌を送るのは
辞めなかった。
いつも喜んだ声の
電話を聞くと
腹の減りなんて
吹っ飛んたんだ。
俺んちは全然金持ち
何かじゃなかった。
俺が医者になったせい
でもっと貧乏になった
:07/02/17 23:54
:W42SA
:8pqRxqa6
#48 [xまきケたまx]
お金の為に
夢を諦めるなんて
絶対後悔する。
だから司には
いつか東京に
来てもらいたかった
東京の美容院とか
渋谷の服屋とか
絶対見せてあげたい
中学を卒業した時
母親から連絡があッた
:07/02/17 23:59
:W42SA
:8pqRxqa6
#49 [xまきケたまx]
「え?漁師?司が?」
司は高校には行かず
親父の漁師を継ぐと
言って来たらしい。
「そうなの…
もう決めたからッて…」
「ふーん…。」
ガッカリした。
あのキラキラした瞳は?
雑誌を見て喜んだ
お礼の電話たちは?
:07/02/18 00:02
:W42SA
:7qlcXNMg
#50 [xまきケたまx]
そして24になッた冬
4年振りに帰った。
それから司とは
まともに話して無い
俺を避けるかのように
反抗期か?
嫌われるような事
俺したのか?
:07/02/18 00:05
:W42SA
:7qlcXNMg
#51 [xまきケたまx]
「純おじさん!!!
ごめんね!!!!」
昨日あんな事
思い返してたら
まんまと寝坊…。
何やってんだ馬鹿。
勢いよく
診察室を開けると
純おじさんは
笑っていた。
「珍しいなあ!
お前が寝坊なんて。
ぢゃあ帰るよ。
忙しくなったら
呼んでくれな?」
:07/02/18 00:08
:W42SA
:7qlcXNMg
#52 [xまきケたまx]
「ありがとう!!
ゆっくり休んでね」
諒は微笑んで
白衣をはおる。
未来の病室に行く。
これが毎日の日課。
:07/02/18 00:10
:W42SA
:7qlcXNMg
#53 [xまきケたまx]
「おはよー??」
「あッ…おはよ…」
今日の未来は
元気が無かった。
「熱は下がった?
…まだ熱いね…。」
おでこを触れて
顔をしかめる。
:07/02/18 00:14
:W42SA
:7qlcXNMg
#54 [xまきケたまx]
「苦しいー……」
未来は重度の喘息持ちで
風邪を引くと
結構ややこしい。
胸が激しく上下して
ゼェゼェ言ってる。
「吸引しよう。
待っててな…?」
未来に微笑み
病室を出る。
:07/02/18 00:17
:W42SA
:7qlcXNMg
#55 [xまきケたまx]
「少し苦しいけど…
慣れっこだよな?」
未来の背中をさすり
顔を除きこむ。
シュー…ッ
白い霧状の薬を
未来が吸い込む。
これをすると
未来は大分楽になる
独特な薬の匂い
所詮薬だから
美味しい訳が無い。
:07/02/18 00:21
:W42SA
:7qlcXNMg
#56 [xまきケたまx]
「しかし暑い!!」
扇風機を回して
諒は顔をしかめる。
「海行きてぇな…」
ボソッと呟く。
「そういえば諒にぃ
琉海祭りの水泳部門
ずっと1位だッたね」
「あぁー!懐かしい!
中学生部門と高校生
部門連勝だからねっ」
:07/02/18 00:25
:W42SA
:7qlcXNMg
#57 [xまきケたまx]
琉海祭り。
毎年8月にやる
島全体のお祭り。
酒飲んで踊って
親睦を深めるんだ。
朝から夜まで
その日はお祭りで
楽しいんだよ。
そのお祭りの見せ場
中学部門と
高校部門で
水泳大会があるんだ
海にコース作ってね?
中3とか高3になると
出場資格がもらえて
よーいどん!!
:07/02/18 00:30
:W42SA
:7qlcXNMg
#58 [xまきケたまx]
「懐かしいな…」
去年は診療所で
怪我した酔っ払いの
介抱してたッけ…
「あん時の諒にぃ
本当かっこよかった」
思い返すように
遠い目をする。
:07/02/18 00:32
:W42SA
:7qlcXNMg
#59 [xまきケたまx]
「今も水泳大会ッて
あるのか?」
未来は頷く。
「多分…15の時から
行って無いから…」
「…へぇー。
15ん時司出たの?」
「……うん。
優勝してた………」
未来の表情が曇る
:07/02/18 00:35
:W42SA
:7qlcXNMg
#60 [xまきケたまx]
「司……元気っ?」
未来は髪の毛をいじる
「元気だよ。最近
反抗期みたいで
うざったいけどね」
諒は腕を組んだ。
「そうなんだッ……」
:07/02/18 00:40
:W42SA
:7qlcXNMg
#61 [xまきケたまx]
「見舞い来ねぇよな
あいつ…!!何でかな」
未来は顔を上げる。
「さあッ…漁師は
忙しいからね……」
未来は話をはぐらかす
「諒昨日チューを
見られたんだって?
瑠美ちゃんから
聞いたよー??」
:07/02/18 00:42
:W42SA
:7qlcXNMg
#62 [xまきケたまx]
「あいつ……。
本当うざいわー。
夜来たの?」
未来は首を振る。
「診療所にね?
電話が来たの。
馬鹿だねニィニー!!
欲情しすぎだよっ」
わざわざ電話?
あいつも暇人だな。
:07/02/18 00:44
:W42SA
:7qlcXNMg
#63 [xまきケたまx]
「恋人同士だもん。
キスぐらいしますよ?」
「キャーッ!!
こっちが照れちゃう」
未来は手足をバタバタ
恥ずかしいがる。
「はいはいっ
暴れない!!
往診行って来るから
大人しくしててな?」
未来の頭をポンと
叩いて席をたつ。
:07/02/18 00:47
:W42SA
:7qlcXNMg
#64 [xまきケたまx]
往診中に
琉海祭りの開催地の
海に立ち寄った。
大きく息を吸い込む
潮の匂い…
光り輝く星の砂。
やっぱここは最高だ
「諒…ッ!!!!」
後ろを振り向く。
:07/02/18 00:52
:W42SA
:7qlcXNMg
#65 [xまきケたまx]
ダイビングを終えた
瑠美が立っていた。
「おーッ!ダイビング?」
瑠美の濡れた髪に
優しく触れる。
「良い写真撮れたの
現像楽しみーっ!!」
瑠美は微笑んで
タオルで髪を拭く。
:07/02/18 00:58
:W42SA
:7qlcXNMg
#66 [xまきケたまx]
「往診?この辺はー
村上さんかっ。」
諒は頷いて
瑠美の髪をタオルで拭く
「薬飲んでるか
チェックしないとねー」
瑠美は笑う。
ギュッ…
諒は後ろから
抱きしめる。
「わあッ…」
:07/02/18 01:04
:W42SA
:7qlcXNMg
#67 [xまきケたまx]
「海で抱きしめ合う
恋人たちー♪」
「誰の歌よーっ?」
「作詞作曲…玉城諒」
「そんな歌手いたんだ」
瑠美は笑う。
2人は向き合う。
:07/02/18 01:22
:W42SA
:7qlcXNMg
#68 [xまきケたまx]
「また誰かに
見られちゃうから
しないけどねっ…」
両手を上げて
諒は微笑む。
「今日諒の家…
行きたいなっ…?」
瑠美は荷物を持って
歩き出す。
「良いよ。おいで
反抗期の司ちゃんが
いらっしゃいますが」
:07/02/18 01:25
:W42SA
:7qlcXNMg
#69 [xまきケたまx]
「司かあーッ…」
瑠美は車に
荷物を積んだ。
諒もそれを手伝う。
「待ってるよ。」
諒は微笑む。
「うん。
ぢゃあ後でね…?」
瑠美は微笑んだ。
:07/02/18 01:28
:W42SA
:7qlcXNMg
#70 [ゅぃ]
いいなぁ美男兄弟(*^^*)
B年前に何があったかドキドキです(>_<)
あげあげ☆★☆
:07/02/18 17:54
:P902iS
:dtxKA6O.
#71 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
そんな兄弟実在したら
鼻血もンですねエ笑
今から書きます
:07/02/19 01:32
:W42SA
:u5sipED2
#72 [xまきケたまx]
諒が往診に出かけて
静かな診療所に
独りぼっちな未来。
蒸し暑い病室。
今日は恐ろしいぐらい
風が吹かない日だ。
諒が開けてくれた
窓から外を見る。
:07/02/19 01:34
:W42SA
:u5sipED2
#73 [xまきケたまx]
点滴の刺さった腕に
視線を落とす。
体重計もここ数年
乗っていないけど
痩せていッてるのは
大体分かる。
お化粧だって
した事なんか
お祭りの時ぐらい。
女の子なのに…。
:07/02/19 01:40
:W42SA
:u5sipED2
#74 [xまきケたまx]
戸棚の引き出しから
写真を取り出す。
諒が成人式の時の写真
東京から帰って来た
諒ニィはお洒落になッてて
見とれてしまった。
優しい笑顔は変わッて
無くて、嬉しかった
「若っ…」
自分を見て苦笑い。
:07/02/19 01:45
:W42SA
:u5sipED2
#75 [xまきケたまx]
13歳の時は…
まだ仲が良かッたね
今何してるのかな…
美容師は諦めたのかな
聞きたい事はたくさん
言いたい事もたくさん
一生伝わらない
この気持ち。
:07/02/19 01:48
:W42SA
:u5sipED2
#76 [xまきケたまx]
「ッ………」
写真にぽたッと
水滴が落ちる。
「ただいまッ…--」
諒は気まづそうに
立ちつくす。
「どしたッ??
どっか痛いのか??」
諒は焦って駆け寄る
:07/02/19 01:51
:W42SA
:u5sipED2
#77 [xまきケたまx]
「痛くッ…ない……
ケホッ…ハァッ……」
未来は両手で顔を覆った
「何か悩み?
俺で良かったら…」
「へぇき……」
未来は布団に
潜りこんだ。
「そっか…。
ぢゃあまた来るわ」
諒は病室を出た。
:07/02/19 01:53
:W42SA
:u5sipED2
#78 [xまきケたまx]
たまに未来は
暗い表情で
一点を見つめている
時がある。
夜たまに泣いてたり
する時もあるらしい
診療所に独りぼッちで
若いのに
子供も産めない体に
なってしまって…
カナリのストレスが
のしかかってるのかな?
:07/02/19 01:56
:W42SA
:u5sipED2
#79 [xまきケたまx]
「…何だけどさ
瑠美でも良いから
話聞いてやッてよ。」
雑誌を読む手を止め
瑠美は顔を上げる。
「……私が?」
諒は頷く。
「男の俺には
言いにくいかなッて…」
:07/02/19 01:59
:W42SA
:u5sipED2
#80 [xまきケたまx]
「諒…本当に心当たり
無いのねっ?」
瑠美の顔は真剣だ。
「だから瑠美に
頼んでるんでしょ?」
「…分かッた。」
瑠美は頷く。
「ありがと…。」
瑠美は諒に近寄る。
:07/02/19 02:01
:W42SA
:u5sipED2
#81 [xまきケたまx]
瑠美は諒の
あぐらの上に乗る。
「まだ20時ッすよー?
飯食ってから…--」
そう言い切る前に
キスされちった……。
こんな体制でキスされたら
玉城…え?たまき?
たましろですよ。
玉城諒24歳。
スイッチオンっ
:07/02/19 02:05
:W42SA
:u5sipED2
#82 [xまきケたまx]
今年25になるけど
男なのは変わり無い
ですからねっ……
諒は瑠美を押し倒す
舌を絡めて
服の上から胸を触る
瑠美は
ビクンッと反応する
服を捲り上げて
じかに瑠美の体に
触れる。
:07/02/19 02:08
:W42SA
:u5sipED2
#83 [xまきケたまx]
「りょおッ……」
瑠美が耳元で
優しく囁く。
瑠美の耳を
優しくゆッくり噛む
「あッ!!………」
瑠美の1番敏感な所
瑠美のその声で
俺の理性もふっとぶ
:07/02/19 02:12
:W42SA
:u5sipED2
#84 [xまきケたまx]
「…まだあげない」
諒は耳元で囁く。
「諒ッ……」
瑠美はイヤらしく
体をくねらせる。
瑠美に唇を交わせ
舌を絡める。
そろそろ
俺の息子も…
我慢の限界っ!
:07/02/19 02:15
:W42SA
:u5sipED2
#85 [xまきケたまx]
ガチャッ…!!
「諒!!飯持って…」
ッ!!!!!
「あッ…!!!!!!!」
瑠美は急いで起き上がり
バッと服を下げる。
気まづい雰囲気。
あぁー…
良いとこだッたのに
:07/02/19 02:18
:W42SA
:u5sipED2
#86 [xまきケたまx]
「司……
ノック…しようね?」
立ち上がり司に微笑む。
ガッシャーンッ!!!
お盆を投げつける司
「あつッ…!!!」
瑠美の小さい声。
沖縄そばと
ゴーヤチャンプルーが
カーペットに染み込む
:07/02/19 02:22
:W42SA
:u5sipED2
#87 [xまきケたまx]
俺の大好きメニューが…
「お前何してんの?」
諒は睨む。
「変態野郎に
食わせる飯はねぇよ
ここは俺の家でも
あんだよ!!!!
ヤるんだったら
外でしろッ!!!!」
「外?この島にホテル
なんて無いぢゃん。
恋人同士なんだし。
お前だッていつかは…」
:07/02/19 02:26
:W42SA
:u5sipED2
#88 [xまきケたまx]
「諒っ!!!!」
瑠美が2人の間に
割って入る。
「司、嫌な思い…
させてごめんね?
もう諒の家では
そうゆう事しないね?」
「……。」
司は足早に
向かいの部屋に行き
勢い良く扉を閉めた。
:07/02/19 02:29
:W42SA
:u5sipED2
#89 [xまきケたまx]
「ッたく…。何で
あいつはあぁなんだ?
腹たつー…。」
しゃがみこみ
割れた食器を拾う。
「しょうがないよ。
場面が場面だッたし…
司は特にねッ……」
瑠美は苦笑いをして
食器を拾った。
司は特に…?
諒は気にかかった。
:07/02/19 02:31
:W42SA
:u5sipED2
#90 [xまきケたまx]
「特にッて…?」
瑠美の動きが止まる
「…年頃がっ!!
18歳って敏感ぢゃん」
「ふーん…?」
その日諒達は
お腹を空かせながら
眠りについた。
:07/02/19 02:34
:W42SA
:u5sipED2
#91 [xまきケたまx]
今日は夜の担当なので
瑠美とゆっくり
目覚めた。
部屋には
昨日のそばのダシの
香りが染み付いてる
「お昼どうする?
いい加減腹減った」
「店行こうよ?」
瑠美は言った。
諒は少し考えて
頷いた。
:07/02/19 03:33
:W42SA
:u5sipED2
#92 [xまきケたまx]
隣の未来の家の店に
足を運ぶ。
「ちわーっす。」
諒はのれんをくぐる
「あら諒。
今日はお休み?」
「今日は夜なの。」
瑠美は台所に入り
エプロンを付ける。
「昨日食べれ無かった
大好物作るからね?」
瑠美は微笑んだ
:07/02/19 03:36
:W42SA
:u5sipED2
#93 [xまきケたまx]
「みぃの調子は…?」
「昨日から熱が…
多分風邪かな…?」
諒はお茶をすする。
「未季も風邪で
亡くなったから…。
心配でさ……」
今話しをしてるのは
未来の母親の妹。
未来の母親も体が
弱くて…7歳の頃に
亡くなってしまった
それでおばさんが
店を継いで
みぃを育ててるんだ。
:07/02/19 03:39
:W42SA
:u5sipED2
#94 [xまきケたまx]
「死なせねぇよ。
この俺が!期待の
ドクターよ?」
おばさんは大声で笑い
なら安心だわ。
とこぼした。
コトンッ…
良い匂いが諒の腹を
刺激する。
「瑠美の料理はね
すっごい美味しいさ?
私のお墨付きよ。」
:07/02/19 03:42
:W42SA
:u5sipED2
#95 [xまきケたまx]
瑠美は照れ笑いを
浮かべている。
「おばさんには
叶わないけど…。」
俺の大好物メニュー!!
男は黙って
ゴーヤチャンプルーだ!!!
「いただきますっ」
諒は両手を合わせて
食べ始めた。
「純おじさんと
みぃにも弁当作って
あげないとねーっ」
:07/02/19 03:45
:W42SA
:u5sipED2
#96 [ゅぃ]
あぁぁぁげ(/^^)/
沖縄行きたぁぁい♪いいなぁずっと夏(*^^*)すてきなとこだね(бω<)
:07/02/19 19:13
:P902iS
:B4CUllp.
#97 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
ありがとうy☆
沖縄良いよね咐x
住みたいよ!
:07/02/19 19:34
:W42SA
:u5sipED2
#98 [xまきケたまx]
「そうだね!!
俺の夜食もお願いっ」
「もう行くの?」
瑠美は台所から言う
「純おじさんも
もう若く無いし…
そろそろ変わって
休んでもらおうかな
って。」
諒は時計を見る。
「12時か…
14時には行くよ。」
:07/02/19 19:38
:W42SA
:u5sipED2
#99 [xまきケたまx]
「今諒の作ったら
腐っちゃうわ。
作って持って行くよ」
おばさんが言う。
「マジッすか?
助かりますよー!」
諒は微笑んだ。
「未来の主治医だものこ
れくらいさせて?」
おばさんは台所へ
足を進めた。
:07/02/19 19:42
:W42SA
:u5sipED2
#100 [xまきケたまx]
「はいっ。
みいとおじさんの
お弁当っ…----」
諒は腕を組んで
下を向いている。
頭がカクンッ…
カクンッと上下する
「クスッ…諒…?」
瑠美は諒の柔らかい
髪の毛に触れる。
:07/02/19 19:45
:W42SA
:u5sipED2
#101 [xまきケたまx]
ふんわりウェーブが
かかった柔らかい髪
島の人なのに
女の私より
肌が白くて……
貴方の寝顔を見ると
起こしたくないよ。
疲れてるんでしょ?
今日は寝ないで
仕事だもんね……
14時まであと少し
寝かせてあげよっ。
:07/02/19 19:48
:W42SA
:u5sipED2
#102 [xまきケたまx]
初めて会った時
司とは全然似てない
そう思った。
貴方はよく笑って
よく話す人だよね。
私も愚痴もワガママも
何も言わないで
受け入れてくれる。
絶対弱音は吐かない
無理しないか心配だけど
:07/02/19 19:51
:W42SA
:u5sipED2
#103 [xまきケたまx]
「好きなんだけど」
私がそう言った時の
貴方の真っ赤な顔
「本当?…本気?」
何回も聞き返してきて
正直少し苛々した。
「本気だよっ…!!
彼氏になって……
ほしいんだけど…」
:07/02/19 19:55
:W42SA
:u5sipED2
#104 [xまきケたまx]
夜の海は妙に静かで
吸い込まれそな感じ
初めてキスをしたのは
昨日のあの砂浜…。
初めて体を交じわせた時
嬉しすぎて泣いちゃった
諒焦ってたね…?
本当可愛い人
:07/02/19 19:59
:W42SA
:u5sipED2
#105 [xまきケたまx]
「っ………」
諒ははッと目覚めた。
横で瑠美が
微笑ましく見守ている
「やべッ!!ごめんね
…眠いみたい…」
大きなあくびをして
席を立った。
「可愛いかったよ?
諒の寝顔……」
:07/02/19 20:02
:W42SA
:u5sipED2
#106 [マリ]
はじめまして(*_*)。
1・2読みました。とても感動しました(^-^)。3話目も読むので頑張って下さい


。応援してます!
PSお香探して買おうと思います。
:07/02/20 01:24
:P902i
:☆☆☆
#107 [快]
前の2作品も一気に読んじゃいました。
セブンスターなんて大泣き。
もし子供が出来たら"要"ってつけようかな。笑
主さんの書く話好きです。これからもぜひ頑張って下さい!!
:07/02/20 15:42
:D902i
:UFqyf0F.
#108 [xまきケたまx]
マリさン
ありがとうございます~
そう言っていただけて
嬉しいですエx
お香買うンですかx
良い匂いなんで
おすすめですII
これからも
お願いしますL
:07/02/20 20:06
:W42SA
:6E29pLKU
#109 [xまきケたまx]
快さン
ありがとうございます
泣いてくれたとか
嬉しすぎますx
要の事を気に入って
いただけましたかI?
嬉しいですx
これからもお願いします☆
:07/02/20 20:09
:W42SA
:6E29pLKU
#110 [xまきケたまx]
「可愛いとか…
見てたの〜?」
諒は笑って伸びをする
「コックンコックンって
なってたよー?」
瑠美は微笑んで
お弁当を差し出す。
「私店の手伝いが
あるから…
夜に会いに行くね?」
:07/02/20 20:18
:W42SA
:6E29pLKU
#111 [xまきケたまx]
「分かった。
待ってるねっ?」
諒は瑠美を抱きしめる
おばさん達は
買い出しに行って留守。
今ここに居るのは
2人だけだ。
「おばさん達来る…」
「来ないよ…。
ちょっとだけ……」
瑠美の頬にキスをして
首筋に這わせる。
:07/02/20 20:22
:W42SA
:6E29pLKU
#112 [ゅぃ]
あげ★★★
まっきーファン増えて嬉しい(*^^*)まっきーの小説いいから(Uω∪`*)これからも頑張ってね♪♪♪
ゅぃもいること忘れないでね 笑
:07/02/20 23:44
:P902iS
:h0bnkwN6
#113 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
嬉しいよお
たくさんの人に
呼んでもらえてケx
何言ってるンだコ!
忘れるわけないよ
:07/02/21 00:22
:W42SA
:1BplveZE
#114 [xまきケたまx]
「ちょっ……」
瑠美は焦って諒から
離れた。
少々物足りない顔の諒。
「ほらほらっ!!
行きな?またねっ」
瑠美は諒の背中を押した
:07/02/21 00:24
:W42SA
:1BplveZE
#115 [xまきケたまx]
渋々バイクに股がり
瑠美に手を振る。
瑠美は見えなくなるまで
手を振ってくれていた
純おじさんに見られ
昨日は司に見られ…
今日は拒否られて。
俺も男の子です。
限界です……。
うわーんっ!!!!!
途方にくれつつ
スピードを早めた。
:07/02/21 00:27
:W42SA
:1BplveZE
#116 [xまきケたまx]
「ちわーっす。」
診療所は静かだった
「諒ニィ早いねっ?」
受け付けには未来の姿
「おっ。可愛い受け付け嬢がいるわ〜。」
諒は未来に微笑む。
:07/02/21 00:30
:W42SA
:1BplveZE
#117 [xまきケたまx]
「ふふっ…でしょ?」
未来はピースサイン。
「おーせじっ!!」
諒は弁当を置く。
「あっ!やったねっ
おじさんなら今
往診行ったよ?」
「そっか…。
ぢゃあ〜カルテを…」
ブツブツ独り言を言い
診察室に入る。
:07/02/21 00:33
:W42SA
:1BplveZE
#118 [xまきケたまx]
「独り言多い〜。
おっさんの入口だ!」
未来は笑いながら
諒を見る。
「うっせぇな〜…」
そうこうしていると
診療所の電話が
鳴り響いた。
「瑠美ちゃんかな?」
:07/02/21 00:36
:W42SA
:1BplveZE
#119 [xまきケたまx]
「私出る〜!!」
「駄目。」
諒は未来から
受話器をもぎ取る。
「はい診療所です。
おぉ司?」
未来は諒を見つめる
「どうした…?うん…
えっ??…うん…うん
分かった。平気か?
分かった。待ってる」
受話器を戻すと
諒は電話をかけた
:07/02/21 00:39
:W42SA
:1BplveZE
#120 [xまきケたまx]
「もしもし村長?
純おじさんにさ
診療所戻るように
放送流してくれる?
ごめんね。お願い」
電話を切って
白衣を羽織る。
いつになく真剣な諒
未来は不安そうに
「司が来るの…?」
「司じゃない。
充が怪我したらしい」
:07/02/21 00:43
:W42SA
:1BplveZE
#121 [xまきケたまx]
充っていうのは
俺と同い年の親友。
中学卒業して速攻
漁師になったんだ。
今まで風邪も怪我にも
無縁だったのに…
「司の言い方的に
出血がひでぇらしい」
諒は包帯などの
応急処置の道具を
用意した。
:07/02/21 00:46
:W42SA
:1BplveZE
#122 [xまきケたまx]
「諒っ!!!!!!」
診療所の扉が
荒々しく開く。
充は右足を引きずり
しかめた顔をしている
「おう司…。充!!
平気…な訳無いか」
「わりぃな…
忙しいのに……」
充の顔は脂汗で
にじんでいる。
:07/02/21 00:52
:W42SA
:1BplveZE
#123 [xまきケたまx]
「いやっ忙しく見える?
とにかく入れって」
司に代わり充を支える
「司。お前どうする?
充待つか?」
司は下を向いて
走り去ってしまった
:07/02/21 00:54
:W42SA
:1BplveZE
#124 [xまきケたまx]
「つかさっ!!!!!」
諒は叫ぶ。
「未来お前病室…」
未来はその場に
立ち尽くしていた。
「未来?どした?」
未来の目から
涙が溢れる。
:07/02/21 00:56
:W42SA
:1BplveZE
#125 [xまきケたまx]
「何?どした?
病室戻ってろな?」
そう言って
充と診察室に入った
扉が閉まった瞬間
未来はへなへなと
しゃがみこんでしまった
大粒の涙から未来の
頬を濡らす。
:07/02/21 00:59
:W42SA
:1BplveZE
#126 [xまきケたまx]
息が荒い。
心臓の鼓動も早い。
診療所の坂道なんて
めったに来ないから
いや…行こうと
しなかったから。
大丈夫。
病室にいると思ってた
動揺を隠せなかった。
あの驚いた顔
涙で濡れた瞳。
やっぱり会っちゃ
いけなかったんだ。
「馬鹿ぢゃん…」
小さく呟いた。
:07/02/21 01:55
:W42SA
:1BplveZE
#127 [xまきケたまx]
「あ〜ぁ…
パックリやったねー…」
苦笑いで諒は呟く。
「ちょっとミスった…」
充は顔をしかめる。
「充がミス?珍しい」
諒は消毒液を
ガーゼに染み込ませた
:07/02/21 01:58
:W42SA
:1BplveZE
#128 [xまきケたまx]
「…妊娠…してさ」
諒の動きが止まる。
「…へっ?お前が?」
充は睨んだ。
「おちょくってんのか?医者のくせに…」
「嘘だよ。翠がか?」
翠ってゆうのは
充の嫁さん。
俺等と同い年。
:07/02/21 02:01
:W42SA
:1BplveZE
#129 [xまきケたまx]
「やったぢゃん!!」
諒はにっこり笑った
「翠の体が気がかり
すぎてさー……
もうすぐ市内の病院
に入院すんだけど」
「うちじゃ見れない
しな…産婦人科は
また違うから。」
諒は申し訳無さそう
にうつむいた。
:07/02/21 02:03
:W42SA
:1BplveZE
#130 [xまきケたまx]
「俺が稼がねぇとっ
て焦っちまった。」
充の顔は
立派な父親だった。
「とりあえず!
無理は禁物だよ!!
塗り薬出すから。
毎日塗ること!!!」
「翠も母親かあ…」
諒は遠い目をする。
「結婚して2年。
やっとだぜ?」
:07/02/21 02:06
:W42SA
:1BplveZE
#131 [xまきケたまx]
「もうそんなか!!
去年中学校で皆で
飲んだもんな。」
「お前もそろそろ?」
充はニヤニヤ笑う。
「いやー……
どうだかな……
いつ東京に移動か
分かんねぇし。」
諒は寂しく微笑む。
:07/02/21 02:09
:W42SA
:1BplveZE
#132 [xまきケたまx]
「医者も大変だな」
充は腕を組んで頷く
「25だからねー…
そろそろ良いよな」
諒はカルテに書き込み
ながら呟いた。
「あ。送るよ。これ
じゃ帰れないだろ?」
:07/02/21 02:12
:W42SA
:1BplveZE
#133 [xまきケたまx]
「わりぃな…」
「てか司…ったく!」
諒は舌うちをした。
「司は仕事はどう?」
「テキパキやってるよ!
あいつ出来が良い」
充は司は良いと頷いた。
「ふーん。」
:07/02/21 02:18
:W42SA
:1BplveZE
#134 [xまきケたまx]
「みい…平気?」
充を送った後
病室へ入った。
未来は窓から見える
海を見つめている。
諒は隣に座った。
「なんか悩み?」
未来はうつ向く。
:07/02/21 02:20
:W42SA
:1BplveZE
#135 [xまきケたまx]
「俺には
言いにくいか…」
「あんま溜め込むと
具合悪くなるぞ?」
諒は弁当をベッドに置く
未来はちらりと見て
「食欲無い…
独りにしといて?」
未来の目は涙目だった
「分かった。」
諒は未来の頭を撫で
部屋を出た。
:07/02/21 02:23
:W42SA
:1BplveZE
#136 [xまきケたまx]
「…瑠美頼んだ。」
夜になって
瑠美が来た時に
昼間の事を話した。
みぃが何か悩んでる
ほっとけねえよ。
「……うん。」
瑠美は頷いて
病室に入った。
:07/02/21 02:25
:W42SA
:1BplveZE
#137 [xまきケたまx]
未来はベッドに寝て
ぼーっとしている
「…瑠美ちゃん。」
瑠美は微笑む。
「具合はどう?」
「今日は何か…疲れた」
未来は力無く微笑む
「目腫れてる…」
瑠美は優しく未来に触れた
:07/02/21 02:28
:W42SA
:1BplveZE
#138 [xまきケたまx]
「瑠美ちゃん…」
未来の目から
また涙が溢れる。
「諒は…
知らないみたいね」
「今日…司が…来たの」
瑠美の顔色が変わる
「それで?」
「…走ってっちゃって話せなかっ…た…」
:07/02/21 02:30
:W42SA
:1BplveZE
#139 [xまきケたまx]
「やっぱりまだ…」
瑠美は未来を
抱きしめる。
「司も辛いんだよ。
分かってあげよ…?」
「…うぅっ……」
未来は瑠美の胸の中で
泣きじゃくった。
「いつか絶対…変わる日が来るから。」
:07/02/21 02:32
:W42SA
:1BplveZE
#140 [xまきケたまx]
「諒ニィには…
言わないでぇっ?!」
瑠美は戸惑う。
「もう黙ってるの
少し辛いな……」
「やだ!!駄目!
司の事絶対怒る…
やだよ……」
未来はボロボロ
泣いている。
「…分かった。
でも今年中には
話そうね…?」
瑠美は未来の
背中をさする。
:07/02/21 02:36
:W42SA
:1BplveZE
#141 [xまきケたまx]
「瑠美ちゃん…
ごめんね……」
瑠美は微笑む
「何言ってんの!!
家族ぢゃないのっ」
未来は少し笑った。
瑠美ちゃんは
私の憧れの人だよ
明るくて可愛いくて
優しくて…
諒ニィを任せられる
唯一の人だよ。
大好きだよ?瑠美ちゃん
:07/02/21 02:38
:W42SA
:1BplveZE
#142 [xまきケたまx]
諒は未来のカルテに
書き足していく。
「情緒不安定…っと」
最近また多くなった
みいの泣きグセ。
診察室の扉が開く。
「寝ちゃった…」
瑠美が寝台に座る。
:07/02/21 02:41
:W42SA
:1BplveZE
#143 [xまきケたまx]
「お疲れ。
みぃ…何だって?」
瑠美は少し間を空けて
「…疲れてるみたい」
「…そっか。」
諒は「疲労」とカルテに
書き加えた。
「ありがとう瑠美
助かりました。」
諒は頭を下げる。
:07/02/21 02:43
:W42SA
:1BplveZE
#144 [xまきケたまx]
「諒…仕事終わった?」
「うん。あとは
未来の様子見てるだけ」
「ぢゃあこっち来て?」
瑠美は寝台に
手招きする。
諒は首を傾げて
横に座った。
:07/02/21 02:46
:W42SA
:1BplveZE
#145 [xまきケたまx]
ギュッ…
寝台が少し軋む。
諒は瑠美の膝を枕に
して寝転んだ。
「これが1番落ち着く」
諒は目をつむる。
柔らかいものが
唇に重なる。
慌てて目を開けると
瑠美の目が近くに。
:07/02/21 02:49
:W42SA
:1BplveZE
#146 [xまきケたまx]
2人のキスは激しくなり
諒は瑠美の頭に触れた
諒は起き上がって
瑠美を抱きしめる。
瑠美もそれに応える
「…やばい。したい」
諒は気まづそいに
呟いた。
:07/02/21 02:51
:W42SA
:1BplveZE
#147 [xまきケたまx]
「…っ……」
瑠美は諒のズボンに
手をかけた。
今日の瑠美ちゃん
最高すぎます。
瑠美は諒の部分を
ゆっくり舐め始める
「…っ…くっ…」
諒の息は荒くなり
時折声をもらした。
:07/02/21 02:54
:W42SA
:1BplveZE
#148 [xまきケたまx]
やべっ……
超気持ち良くね?
診察室っつうのが
また興奮っすね。
ッておっさんか!!
「イっ……!!!!」
諒は顔をしかめ果てた。
「溜ってたね…」
瑠美は飲み込んで
微笑む。
:07/02/21 02:58
:W42SA
:1BplveZE
#149 [xまきケたまx]
そりゃそうだ!!
3日の我慢は
俺にはキツイ!!!
「次は瑠美の番」
瑠美を寝台に座らせ
スカートの中を
まさぐる。
「もうこんなに…?」
悪戯っぽく
諒は微笑んだ。
:07/02/21 03:00
:W42SA
:1BplveZE
#150 [xまきケたまx]
「恥ずかしい…」
瑠美の顔は真っ赤で
それがまた可愛い。
「声出しちゃ駄目…」
諒は瑠美の中を
かきまぜる。
「んんッ…はあッ…」
瑠美は声を我慢して
涙目になる。
その涙目も
たまんなくそそる。
:07/02/21 03:02
:W42SA
:1BplveZE
#151 [xまきケたまx]
「瑠美可愛い…」
俺の部屋でも
当分できないし…
今日が見納めか?
我慢だ諒!
:07/02/21 20:47
:W42SA
:1BplveZE
#152 [xまきケたまx]
「あーぁ…。」
事が終わって
瑠美は溜め息をつく
「何?どうしたの?」
「ん?……うん。」
瑠美は遠くを見る。
:07/02/21 20:52
:W42SA
:1BplveZE
#153 [ゅぃ]
諒…カワイイんですけど★笑
みぃちゃんと司くんの過去が気になってA仕方ない(>皿<)なんなのぉ〜??
続き待ってます(Uω∪`*)
:07/02/21 21:39
:P902iS
:8qS09glI
#154 [xまきケたまx]
ゆいちャンx
諒気に入って
もらえましたか?笑
:07/02/22 00:49
:W42SA
:/pBZAOmo
#155 [xまきケたまx]
「何?」
諒は不思議そうに
首を傾げる。
「…みぃの病気って
入院しなきゃ治らないの?」
諒はうつ向く。
「どうして?」
「15ん時から入院
してるけど…
往診で大丈夫なんぢゃ
ないかな?って…」
瑠美が諒を見る
:07/02/22 00:52
:W42SA
:/pBZAOmo
#156 [xまきケたまx]
「俺も詳しいのは
あんま分かんない」
「喘息の発作がさ
最近多いだろ?」
瑠美は頷く。
「まあ診療所に
いれば俺はいるし。
安心なんぢゃない?」
「みぃに普通の女の子
させてあげたくて…」
:07/02/22 00:55
:W42SA
:/pBZAOmo
#157 [xまきケたまx]
「18だよ?私が
ダイビングの免許
取った年だよ。
…かわいそうなの
監禁されてるみたい」
諒は何も言わない
「子宮とかはさ…
別に何も無いでしょ?」
「うん。今んとこ
喘息とあと…風邪」
「市内とか外出
させてあげたいの」
:07/02/22 00:58
:W42SA
:/pBZAOmo
#158 [xまきケたまx]
「市内か…
船で2時間だよ?
今すぐは無理だな」
「ぢゃあいつ?
そう言ってもう3年
ここにいるんだよ?」
瑠美は声をあらげた
しー!!!
諒は人差し指を立て
溜め息をついた。
「今4月だから…
7月までに
今より体調が良くなったら市内に行こう?」
:07/02/22 01:02
:W42SA
:/pBZAOmo
#159 [xまきケたまx]
「本当っ?やった!」
瑠美はガッツポーズ。
「ただし!!俺同伴!
夜はちゃんと寝て
2泊して帰ります」
「全然良いよ!!!
みぃに明日言おー」
瑠美は独りはしゃいでいて笑っていた。
:07/02/22 01:04
:W42SA
:/pBZAOmo
#160 [xまきケたまx]
なんて事言ったけど
大丈夫かな?
今みたいな
精神状態なのに
行けんのかよ。
瑠美いるから平気か
「あ、ぢゃあさ
司も誘っとくよ」
瑠美の表情が固まり
諒は焦った。
:07/02/22 01:06
:W42SA
:/pBZAOmo
#161 [xまきケたまx]
「…仕事休めるの?」
瑠美は視線をそらす
「平気ぢゃね?」
「………そう。」
瑠美は立ち上がり
「ちょっと海
見たくなっちゃった」
そう笑って
足早に去っていった。
:07/02/22 01:08
:W42SA
:/pBZAOmo
#162 [みほこ]
も〜面白すぎっ!前の作品も全部読みました!泣けちゃいましたぁ〜(;_;)
応援してます!頑張ってください!
:07/02/22 01:22
:N902i
:j0YOZ6mg
#163 [xまきケたまx]
みほこさンエ
ありがとうございますx
そう言ってもらえると
嬉しいです
:07/02/22 01:23
:W42SA
:/pBZAOmo
#164 [xまきケたまx]
「瑠美っ……」
諒は瑠美の手を掴む
瑠美はこちらを
見ようとはしない。
「司とみいって…
何かあったのか…?」
瑠美は何も言わない
「だってあの2人は
めっちゃ仲良かったのに…司は見舞いにも来ないだろ?」
「話してくれよ…」
:07/02/22 01:26
:W42SA
:/pBZAOmo
#165 [xまきケたまx]
「ごめんっ……
帰るねっ……」
瑠美は手を振りほどきかけて行った。
ふぅっと
溜め息をついた。
「何だよぉ……」
諒は頭をかかえた。
:07/02/22 01:29
:W42SA
:/pBZAOmo
#166 [xまきケたまx]
それから3ヶ月。
未来は良くなった
訳では無いけれど
風邪をあまり
引かなくなった。
「いつにする?」
「何が?」
瑠美は髪を結いながら問いかけた。
「市内。」
:07/02/22 01:32
:W42SA
:/pBZAOmo
#167 [xまきケたまx]
「行って良いの?!
やったあ!!みぃ!!」
瑠美は病室に
駆けて行く。
「みぃ!市内にお泊まりするよっ!!」
「本当?嘘!!嬉しい!!」
みぃと瑠美の歓声が
こちらにまで聞こえる
あれから3ヶ月間。
司とみぃの事には
絶対触れなかった。
気まづい雰囲気は
避けたいし
本人に聞きたかったから
:07/02/22 01:36
:W42SA
:/pBZAOmo
#168 [我輩は匿名である]
あげる
:07/02/22 02:52
:SH901iC
:☆☆☆
#169 [ゅぃ]
あげであります/(>△<)
:07/02/23 20:24
:P902iS
:4rKGuu2k
#170 [ゅぃ]
あげq(^-^q)
:07/02/25 19:04
:P902iS
:U5u48.M6
#171 [マイ]
:07/02/25 19:12
:P902i
:☆☆☆
#172 [xまきケたまx]
皆さん上げてくれて
ありがとう!!
今から少し書きますy
:07/02/26 00:57
:W42SA
:9FZ00PQE
#173 [xまきケたまx]
安いホテルはすぐに
見つかって
一週間後俺らは
市内に出かける事に
「市内なんて
いつぶりかなー…」
みぃの目は輝いて
ワクワクしていた。
俺も自然と笑顔が
溢れます。
:07/02/26 01:01
:W42SA
:9FZ00PQE
#174 [xまきケたまx]
「荷造りってゆう程
荷物は無いけど…
一旦家帰ろうか。」
夕方帰り際に
諒は言った。
「家にっ??やった!!」
未来は嬉しそうに
小さくガッツポーズ。
「お楽しみに。」
諒は優しく微笑んだ。
:07/02/26 01:05
:W42SA
:9FZ00PQE
#175 [xまきケたまx]
家に帰ると珍しく
居間に全員揃って
食事をしていた。
「ただいまー。」
「おかえりー!!
ご飯食べる?」
母親が笑って
こちらを向く。
司はチラリと見て
テレビへ視線を戻す。
あれを見られてから
話しはおろか
司は目すら合わして
くれなくなった。
:07/02/26 01:09
:W42SA
:9FZ00PQE
#176 [xまきケたまx]
「あー。ちょっと
やる事あんだ。
まだいいやっ」
そう言って2階へ上がる
部屋に入り
ベッドにダイブする
ふうー…
っと溜め息をついて
ムクッと起き上がり
大学時代に作った
大量のレポートを
机に広げた。
:07/02/26 01:12
:W42SA
:9FZ00PQE
#177 [xまきケたまx]
「あったあった!!」
眼鏡をかけて
久しぶりに
医学部時代の教科書を手に取った。
「喘息…喘息…」
小さく呟き
ページをめくる。
諒は小児科医に
なりたかった。
子供は大好きだし
人が足りないらしい
やりがいのある仕事
だと思った。
:07/02/26 01:16
:W42SA
:9FZ00PQE
#178 [xまきケたまx]
子ども達の多くが
喘息にかかっていた
東京は空気悪いから?
未来の事もある。
だから喘息について
何回も調べていた。
市内に行った時
大丈夫なように
復習ってやつだね。
:07/02/26 01:21
:W42SA
:9FZ00PQE
#179 [xまきケたまx]
「ふあー…!!」
1時間ぐらい経ったのか
諒は眼鏡を外し
大きく反り返った。
腹減った……
小さく呟いて
部屋を出る。
司はまだ居間に
いるみたいだった。
こんな時間まで
居間にいるのは
珍しい事だ。
部屋が暑いからかな
:07/02/26 01:24
:W42SA
:9FZ00PQE
#180 [xまきケたまx]
「母さーん。
飯まだ残ってる?」
「そこにあるわよ」
お皿洗いをしながら
母親が話す。
これか。
そう呟いて
司と向かい合って
座り込んだ。
バッ…!!!!
諒は司手を掴んだ
「何すんだよ」
司は諒わ睨んだ。
:07/02/26 01:27
:W42SA
:9FZ00PQE
#181 [xまきケたまx]
「お前本当…
煙草だけは辞めろ」
諒と負けじと
司を睨む。
「またその話?
めんどくせー奴」
司は灰皿に
煙草を押し付けた。
「面倒くさい?
未成年が煙草…--」
司が諒を遮る。
:07/02/26 01:30
:W42SA
:9FZ00PQE
#182 [xまきケたまx]
「実際さ、未成年で
煙草吸って死んだ人
見た事あるんですか?
お医者さん」
皮肉たっぷりな司
「は?餓鬼みたいな事
言ってんなよ」
諒はカレーを口に運ぶ
「医者は良いよね
ストレスとかさ
無縁だもんねー。
患者なんて一人だし
誰かさんみたいな
兄貴がいるから
煙草の本数増えるの」
司はにこっと微笑む
:07/02/26 01:34
:W42SA
:9FZ00PQE
#183 [xまきケたまx]
「あ!!!!!」
司の話を無視して
諒は思い出した。
司はうざったそうに
テレビに視線を戻す。
「来週水曜日市内
まで船出してくれ」
諒は手を合わせた。
「はあ?市内??
俺まだ運転は……」
「ぢゃあ親父と!!
お前絶対来てな?」
:07/02/26 01:38
:W42SA
:9FZ00PQE
#184 [xまきケたまx]
「親父いねぇと俺
漁出れねぇしな…」
司は小さく呟いて
諒をチラリと見た。
「…てか市内に
何の用があんの?」
「ん?ちょっとね!
お買い物ーっっ!!」
諒はうまく嘘をついた
:07/02/26 01:41
:W42SA
:9FZ00PQE
#185 [xまきケたまx]
「洋服?」
司の目の色が変わる
「服もだしー…小物
欲しいなって。」
「……へぇ」
「何か欲しい物?
買って来ようか?」
「いらない。
全然出かけねぇし」
司は茶色い髪をいじる
:07/02/26 01:45
:W42SA
:9FZ00PQE
#186 [xまきケたまx]
「お前美容師…」
司は立ち上がった
「おやすみ。」
司は欠伸をして
階段を上がる。
「…あーぁ。」
久しぶり嘘をついた
しかもかなり上手く
来週。
俺は全てを知る覚悟で
嘘をついたんだ。
:07/02/26 01:48
:W42SA
:9FZ00PQE
#187 [xまきケたまx]
「お前美容師…」
諒の言葉が流れる。
消して諦めた訳じゃない
洋服も好きだ。
欲しい物もある。
髪型だって変えたい
今諒みたいな髪
すっげー切りたい。
延びたパーマみたいな
でも駄目なんだ。
俺は自由に暮らしたら
いけない身なんだ。
人から自由を奪って
おいて俺は夢叶える?
んなの駄目だろ。
司は煙草に火を付けた
:07/02/26 01:53
:W42SA
:9FZ00PQE
#188 [xまきケたまx]
出発の前日。
いつものように
未来の診察をする。
「恐ろしいぐらい
元気だねっ……」
諒はにっこり微笑む
「本当っ?
明日が楽しみ過ぎて
本当やばいよぉー!!」
「明日は朝早いから
ゆっくり寝なね?」
:07/02/27 00:31
:W42SA
:0zhpjz5.
#189 [xまきケたまx]
「はーい!!
久しぶりの家だな…
何か嬉しいっ。」
未来は満面の笑みで
諒を見つめる。
「純おじさんが
車で送ってくれるよ
もうすぐ来るかな?」
腕時計に目をやる
「指輪とかしないの?」
未来が身を乗り出す
:07/02/27 00:34
:W42SA
:0zhpjz5.
#190 [xまきケたまx]
「…どうゆう意味?」
諒は首を傾げる。
「ペ・ア・リ・ン・グ!!」
未来は左手を掴んだ
しばらく見つめて
「諒ニィは肌黒く
ないからシルバーかな」
諒は苦笑い。
:07/02/27 00:37
:W42SA
:0zhpjz5.
#191 [xまきケたまx]
「シルバーねぇ…。」
まじまじと左手を
見つめてみる。
「せっかく市内に
行くんだしっ!!
買いなよおー?
瑠美ちゃん喜ぶよ」
「ダイビングが趣味
なのに指輪はいらなくないかな?」
「そんな事無い!!
指輪は貴重なモノよ?
考えときなねっ」
完全に買うとゆう方向で
話しがいってしまった。
:07/02/27 00:53
:W42SA
:0zhpjz5.
#192 [xまきケたまx]
「…考えとくよ。」
諒は笑って頷いた
扉の開く音と
おじさんの元気な声が
病室まで聞こえる。
「ほら!来たよ。」
未来は嬉しそうに
ベッドから降りた。
純おじさんの車に
乗り込む未来の姿は
痩せていて
髪の毛も伸びたなと
実感した。
:07/02/27 00:58
:W42SA
:0zhpjz5.
#193 [xまきケたまx]
久しぶりの我が家。
私の部屋は
中学生の頃と全く
変わって無かった。
ふうっと溜め息。
壁にはモデルのポスター。
諒ニィが送ってくれた
雑誌が届くと
夜中でもこの部屋で
2人で見てた。
髪の毛の初め粉が
送られてきた時は
この部屋に匂いが
充満しちゃって…
2人で笑ったね。
:07/02/27 01:24
:W42SA
:0zhpjz5.
#194 [xまきケたまx]
………
「うまく染めろよ?」
「はいはい!!てか
これ臭いー…!」
鼻をつんざく匂いに
未来は顔をしかめる
「確かに…。
お洒落の為だ!!」
1時間ぐらいたって
髪の毛を洗ったら
「やべー!!!
超金髪ーっ」
鏡を見てにっこり。
:07/02/27 01:27
:W42SA
:0zhpjz5.
#195 [xまきケたまx]
「良いぢゃん!!
カッコイイ!!」
「ハードロッカーだな!」
わざと決めた顔で
こちらを向く。
翌日…
学校で先生に
怒鳴られたっけ。
染めたのは私なのに
1人でやったって
カバッてくれたね。
:07/02/27 01:30
:W42SA
:0zhpjz5.
#196 [xまきケたまx]
廊下の窓を開けたら
貴方の部屋の窓がある
そこから叫べば
貴方は窓を
開けてくれるかな?
いつもの
ムスっとした顔で
「何だよ?」
って言ってくれる?
今私は…窓を開ける
勇気が欲しいよ
:07/02/27 01:33
:W42SA
:0zhpjz5.
#197 [xまきケたまx]
当日。
恐ろしいぐらい
天気が良かった。
「あちぃ…」
この暑さで
2時間も大丈夫か?
諒はペットボトルを
少し多めに鞄に詰めた
「じゃあ行って来る」
諒は笑って家を出た。
:07/02/27 01:37
:W42SA
:0zhpjz5.
#198 [xまきケたまx]
玄関には司が立っていた
「司だけ?親父は?」
「俺だけで良いって
漁あるから…」
司はスタスタと
先を歩く。
「あざーっす!!」
諒はおどけて
司の後を歩く。
:07/02/27 01:39
:W42SA
:0zhpjz5.
#199 [xまきケたまx]
途中でアイスを買って 2人は歩いた。
諒の家から港まで
歩いて20分ちょい。
瑠美と未来とは
港で合流する。
車で2人は行って
もらった。
「あっちぃ…」
諒は顔をしかめる。
:07/02/27 01:41
:W42SA
:0zhpjz5.
#200 [xまきケたまx]
「そんな暑いか?
そうでも無くね?」
司は苦笑い。
「いや、暑い!!」
歩く足が止まる。
「何だよ…」
諒は司の背中を押す
「諒…市内に行くの
1人ぢゃないだろ…」
司は諒の胸ぐらを掴む
:07/02/27 01:44
:W42SA
:0zhpjz5.
#201 [xまきケたまx]
小さく未来と瑠美の
姿が見える。
見えたわけね。
「あぁ…うん。」
諒は視線を外す。
「てめっ……!!!」
「そうゆうのうざっ」
「みぃと何があった」
司は言葉を失う。
:07/02/27 01:46
:W42SA
:0zhpjz5.
#202 [xまきケたまx]
司は何も言わない。
諒は呆れたように笑う
「みぃも司も……
変わったんだな。」
諒は先を歩く。
「俺が勝手に
言って良い事じゃない」
「ぢゃあ来い。」
諒は司を見る。
:07/02/27 01:49
:W42SA
:0zhpjz5.
#203 [xまきケたまx]
「あっ…」
瑠美と未来の顔が
驚きに変わる。
「こいつが市内まで
連れてってくれる」
諒は司を見た。
司は何も言わず
船に乗り込む。
「乗って…?」
諒は優しく未来に言う
未来はうつ向いて
船に座り込んだ。
:07/02/27 01:51
:W42SA
:0zhpjz5.
#204 [xまきケたまx]
着くまでの2時間。
誰も言葉を発しなかった
瑠美も未来も司も…
何があったんだよ。
皆何でそんな顔して
うつ向いてんだよ。
隠すような事なのか?
「着いた。」
司はぶっからぼうに
呟いた。
:07/02/27 01:53
:W42SA
:0zhpjz5.
#205 [xまきケたまx]
未来は船から降りた
瞬間しゃがみこんだ
「気持悪いー…」
瑠美は背中をさする
「船酔い?大丈夫?」
「涼しい所に。
司ありがとな。
あと……」
諒は下を向く。
「平気だから。
それよりも…」
司は未来を指差す
:07/02/27 01:56
:W42SA
:0zhpjz5.
#206 [xまきケたまx]
とりあえず
近くのファーストフード店に
「未来大丈夫か?」
諒が不安そうに見る
「うん…平気っ!!」
瑠美は口を聞かない
「どこ行きたい?」
「んー…
洋服屋とかっ!!」
未来は笑顔で
諒に言った。
:07/02/27 01:59
:W42SA
:0zhpjz5.
#207 [xまきケたまx]
「…だよ。」
瑠美が口を開く。
瑠美は諒を睨む。
「無神経だよ。諒」
諒は何も言えなかった
「みぃと司との事
何も知らないのに…」
その言い方に
胸がちくりと痛む。
:07/02/27 02:01
:W42SA
:0zhpjz5.
#208 [xまきケたまx]
「無理矢理…ヒドイと
思わなかったの?」
「みぃが傷つくよ…
もちろん司も……」
「平気っ!!!」
みぃが遮る。
「話さなかった私が
悪いんだもんねっ…」
未来は諒を見つめる。
「知りたかったんでしょ?前々からずっと」
諒は頷いた。
:07/02/27 02:04
:W42SA
:0zhpjz5.
#209 [xまきケたまx]
「ずっと黙ってて
ごめんなさい…」
「お願いがあるの」
諒は首を傾げる。
「司を嫌いに…
ならないでね?
怒らないでね?」
「…うん。」
諒は頷いた。
瑠美が未来を見る
未来は少し間をおき
話し始めた。
:07/02/27 02:06
:W42SA
:0zhpjz5.
#210 [xまきケたまx]
誰か見て
くれてますかね…m
書きまあすyI
:07/02/28 00:44
:W42SA
:Hn9KicMk
#211 [xまきケたまx]
「ちょっとたんま!!」
諒は未来の顔に
手を当てる。
「ここじゃ…ね?
ホテル帰った時に
話してくれれば
良いからさ?」
諒は未来を見た。
「…ありがとう」
未来はゆっくり頷いた
:07/02/28 00:46
:W42SA
:Hn9KicMk
#212 [xまきケたまx]
ファーストフード店を出て
未来の行きたがった
洋服屋に足を運ぶ
「可愛いー…」
未来の顔はほころび
目をキョロキョロさせて
いろいろな洋服を
手に取ってみる。
「東京の代官山って
所にね?この店の直営店があるんだよ。
ここよりもっと
品数があるんだ。」
:07/02/28 00:50
:W42SA
:Hn9KicMk
#213 [xまきケたまx]
「そうなんだっ!!
私ここでも満足
だけどねっ。」
未来はスカートを
手に取って会計に
走って行った。
「良かった…
喜んでくれたね。」
諒は瑠美を見る。
「……うん。」
瑠美は笑って諒を見る。
ペアリング…
未来が言ってたのを
思い出した。
:07/02/28 00:53
:W42SA
:Hn9KicMk
#214 [xまきケたまx]
「指輪…欲しい?」
「へっ??」
瑠美は驚いている。
「せっかく来たし…
買っときますか?」
瑠美の顔は真っ赤。
それを見て未来は
諒にブイサイン。
ただ…
俺と瑠美は服の
趣味が違うんだよね
:07/02/28 00:56
:W42SA
:Hn9KicMk
#215 [xまきケたまx]
俺は
モノトーンが好き
瑠美は違って
原色のTシャツに
ショートパンツとか。
「指輪シルバーが良いな」
「えー??ゴールド!!」
早速意見割れたし…
それを見て未来は
クスクス笑ってる。
何か…今俺幸せ。
:07/02/28 01:01
:W42SA
:Hn9KicMk
#216 [xまきケたまx]
「これなんかどう?」
未来が指差す指輪は
黒い指輪だった。
「可愛いー!!個性的」
瑠美は頷いて
諒を見上げる。
「確かにかっけー!
あれにすっか!!」
店員を呼んで
名前を彫ってもらった
RUMI.RYO.
指輪には
foever Love
と彫ってあった。
:07/02/28 01:08
:W42SA
:Hn9KicMk
#217 [xまきケたまx]
小さい紙袋を
くるくる回しながら
瑠美ははしゃいでた
こんなに喜んで
もらえるなんて…
良い事したな俺!笑)
「もうすぐご飯だし
ホテル戻ろっか…?」
諒は内心ドキドキ
していた。
ホテルに戻ったら
全てを聞ける。
どんな事があったのか
分かる。
:07/02/28 01:10
:W42SA
:Hn9KicMk
#218 [xまきケたまx]
ホテルは安い割には
結構綺麗で
設備も良かった。
お風呂上がりの
熱った顔の未来が
ベッドにダイブする
「気持ちかったー」
ショートパンツから除く
未来の足。
「お前また痩せた?
細い足しやがって。
瑠美を見習えっ!!」
ゴツンッ!!
ペットボトルが
頭に急降下。
:07/02/28 01:13
:W42SA
:Hn9KicMk
#219 [xまきケたまx]
「悪かったわね!!
豚足で!!!」
風呂上がりの瑠美が
諒を睨む。
「久しぶりに見た
お前のスッピン…」
諒は顔を近付ける
「……何よっ?」
「…化けてんなあ」
ゴツン!!!
今度は拳が
顔面ヒット…。
未来はケラケラ
笑っている。
:07/02/28 01:16
:W42SA
:Hn9KicMk
#220 [xまきケたまx]
「諒ニィ…?
約束…覚えてるよね?」
未来は髪を耳にかける
諒は頷く。
「ずっと黙ってて
ごめんなさい…
今日…全部話すから」
未来はうつ向く。
「ゆっくりで良いからな…。」
諒は向かい合うよう
座りなおした。
:07/02/28 01:21
:W42SA
:Hn9KicMk
#221 [xまきケたまx]
ベッドに三角形の
形になって座る3人
「何があったんだ?
司と…」
未来は思い出すよう
目をつむった。
:07/02/28 01:22
:W42SA
:Hn9KicMk
#222 [xまきケたまx]
どこから話せば…
混乱しないかな…?
諒ニィが居なくなって
私ね?本当寂しくて
毎日泣いてたんだ…
…未来*11歳
「諒ニィ元気かな…」
未来はポツリと
呟いていた。
「元気だろ。
良いなー東京っ!!」
ゴロンと寝転がり
司は言った。
:07/02/28 01:27
:W42SA
:Hn9KicMk
#223 [xまきケたまx]
私の中での諒ニィは
いつも輝いてた。
勉強もできて
優しくて
運動もできて
本当に憧れの人。
小さい頃は
「諒ニィのお嫁さん」
が私の夢だったんだ
:07/02/28 01:31
:W42SA
:Hn9KicMk
#224 [xまきケたまx]
成人式の日。
諒ニィはすんごく
カッコよくなって
帰って来たよね?
髪の毛も伸ばして
洋服もお洒落で…
でも優しいのは
全然変わってなくて
憧れは消せなくて
「諒ニィ大好きー!!」
っていつも司に
溢してたっけ。
:07/02/28 01:33
:W42SA
:Hn9KicMk
#225 [xまきケたまx]
…未来*14歳
中学2年になっても
登下校は毎日
司と一緒だった。
私はテニス部。
司は音楽同好会?
とかゆうの作って
毎日変な歌歌って
先生に怒られてた。
「先生はロック
ってゆうのを分かって無いんだよなー…」
これが司の口癖。
:07/02/28 01:37
:W42SA
:Hn9KicMk
#226 [xまきケたまx]
私の友達で
司の事が好きな子は
結構いたんだよ?
確かに顔は
おばさん譲りで
綺麗だもんね。
でも頭悪いし
ムスっとしてるし
全然笑わないし
すぐ殴るし…
私以外の女の子と
全く話さないし…
:07/02/28 01:40
:W42SA
:Hn9KicMk
#227 [xまきケたまx]
「私司君が好きなの
みぃ!協力して?」
部活仲間の悦子に
そう言われた時
胸がざわざわした。
モヤモヤした。
嫌だ嫌だ嫌だ。
司は私のだもん
取らないでよ。
そう思った。
この時やっと実感したの
憧れと好きは違う。
:07/02/28 01:43
:W42SA
:Hn9KicMk
#228 [xまきケたまx]
「司くんカッコイイ」
「みぃは良いなあ
司君と仲良しで…」
「私も仲良く
なりたいんだけど」
そんな言葉を聞く度
苛々して
モヤモヤした。
…文化祭の前夜祭…
:07/02/28 01:45
:W42SA
:Hn9KicMk
#229 [xまきケたまx]
東京から引越して来た美雪って子が
司にベッタリだった。
離れてよ。
司も嫌がりなさいよ
内心焦ってたかも
美雪可愛いかったし
「玉城君!!
一緒に帰ろうよ?」
司…断るよね?
私と帰るんだよね?
:07/02/28 01:50
:W42SA
:Hn9KicMk
#230 [xまきケたまx]
「別に良いけど…
みぃも一緒にね?」
その時冷たい水を頭
から被ったみたいに
体が震えた。
「未来まだ出し物の
やるみたいだよ?」
美雪は未来を見た
私のクラスは展示で
少し時間がかかった
「まだ終わらないの?トロいなみぃのクラス」
司は笑って
近付いて来た。
その言葉に
私はカチンときた。
:07/02/28 01:54
:W42SA
:Hn9KicMk
#231 [xまきケたまx]
「来ないで…
邪魔になるッ…」
何で断って
くれないのよ。
「邪魔だから
美雪と帰ってて…」
みぃと帰るからって
何で言わないのよ
いや、待ってるから
って言ってよ…
「意味分かんねッ
馬鹿みたい。帰ろ?」
司は未来を睨んで
教室を出た。
:07/02/28 01:58
:W42SA
:Hn9KicMk
#232 [xまきケたまx]
2人で帰っちゃった
私の事なんて
何とも思って無いんだ
馬鹿みたいだな私…
諒ニィが好きって
司に言い続けてた自分
憧れと好きを
区別するのが
遅かったんだ…
そう思ったら
涙が溢れちゃって
たくさん泣いた。
:07/02/28 02:02
:W42SA
:Hn9KicMk
#233 [xまきケたまx]
泣き疲れたのか
教室で作業して
体を冷やしたからか
私は熱を出した。
しかも文化祭当日…
でもいっか…
司が美雪と
イチャイチャしてるの 見たくないもん
未来は布団にもぐり
涙を流した。
:07/02/28 02:04
:W42SA
:Hn9KicMk
#234 [xまきケたまx]
「おい!!みぃ!!」
部屋の扉が荒々しく
開かれた。
未来は驚いて
目を丸くする。
「熱出すなんて…
お前馬鹿だなー」
そう言って
プリンとお茶とお菓子 をテーブルに広げた
「何で…?」
声が震えた。
「…昨日一緒に
帰んなかったお詫び」
司は照れているのか
こっちを向かない。
:07/02/28 02:08
:W42SA
:Hn9KicMk
#235 [xまきケたまx]
「文化祭行きなよ
馬鹿ぢゃないの…」
また意地をはる私
本当は嬉しくて
泣きそうなのに。
「文化祭なんて…
来年もあるしな!!
てか今日諒から
雑誌が来たから。」
司の鞄から
2冊雑誌が出て来る
私は司を
試してみる事にした
:07/02/28 02:10
:W42SA
:Hn9KicMk
#236 [xまきケたまx]
「諒ニィに会いたい
会ったら彼女に
してもらおうかな」
私なりの実験。
少しでも嫌な顔を
司がしたら脈あり。
しなかったら
諦めようって……
司の動きが止まる。
「告白すんの?」
司が聞き返す。
:07/02/28 02:13
:W42SA
:Hn9KicMk
#237 [xまきケたまx]
「…うん。」
司はお菓子を広げ
「へぇ。まあ…
頑張って下さいよ」
そう言って
テレビを付けた。
嫌な顔どころか
全く興味無い感じ
やっぱりね…
私たちは幼なじみ。
結ばれる訳無いんだ
この想いは
ずーっと心に
しまっておこう……
:07/02/28 02:16
:W42SA
:Hn9KicMk
#238 [xまきケたまx]
私は気持ちを
押し殺し始めた。
司と私は…
ただの幼なじみ。
それだけなの。
それ以上には
発展しないの…
:07/02/28 02:19
:W42SA
:Hn9KicMk
#239 [xまきケたまx]
未来*15歳
受験生の私たちは
司の部屋でお勉強
「だから!!そこは
xぢゃないって!!」
司は鉛筆を投げて
「あー!!分かんね!
休憩入りまあす。」
司はゴロンと寝る。
「んもー…
美容師になるなら
勉強!!勉強!!」
未来は司の顔を
覗き込んだ。
「…てか顔ちけぇ!!
やめれっ!!」
司は起き上がった。
:07/02/28 02:25
:W42SA
:Hn9KicMk
#240 [ゅぃ]
見てるよぉ、まっきー(●V∪V●)心配ナシです☆
あ〜なんかやっとみぃちゃんと司くんの過去が聞ける★瑠美ちゃんカワイイね、よかったねペアリング(*^^*)続き楽しみにしてます(бω<)
:07/02/28 02:57
:P902iS
:uZf7Fvg2
#241 [xまきケたまx]
ゆいちャあンx
ありがとおI
安心だわケx
今日の夜に
たくさン更新します
:07/03/01 15:59
:W42SA
:skmBH2OY
#242 [xまきケたまx]
「何照れてんのよっ
ほら勉強勉強ー!!」
未来は割りと
勉強はできる方だった
めっきり駄目なのは
この男……。
歌は上手いし
運動神経は良いのに
「分かんないよー」
困った顔で頭を抱え
未来を上目で見る。
未来の心は
ざわついて仕方ない
:07/03/01 23:46
:W42SA
:skmBH2OY
#243 [xまきケたまx]
「ちょっと昼寝〜」
そう言って
司はベットに寝転んだ
「…はいはい。」
溜め息をついて
自分の宿題を始めた
司の鼻歌と
さざ波が響き渡る
この空間が恋人同士
みたいで大好きだった
:07/03/01 23:50
:W42SA
:skmBH2OY
#244 [xまきケたまx]
しばらくすると
鼻歌が消えたのに
気付いた。
「…司?」
ベットに近寄る
「…寝てるの?」
司の頬につんつんと
指を差してみる。
「んー…みぃー…」
:07/03/01 23:53
:W42SA
:skmBH2OY
#245 [xまきケたまx]
「何だ…起きてるの」
「…みぃー……」
司はゴロンと横になる
「寝言…爆睡…?」
未来はクスッと
微笑みながら
司を見つめていた。
「可愛いな…司は」
未来は金色に光る
司の髪の毛を触る
:07/03/01 23:56
:W42SA
:skmBH2OY
#246 [xまきケたまx]
「大好き……」
そんな言葉を寝てる
司じゃなくて
いつか面と向かって
言える日が来る…?
未来は司の寝顔を
見ながら眠りについた
:07/03/01 23:59
:W42SA
:skmBH2OY
#247 [xまきケたまx]
「みぃ!!…みい!!」
肩を物凄い勢いで
揺さぶられる。
「………んー?」
目をこすると
目の前には司がいた
「髪ハネてるよ…?」
未来は笑いながら
チラリと窓を見た。
眩しいー…
今日は暑いな……
ん?眩しい…?
:07/03/02 00:03
:W42SA
:UvdiIEJI
#248 [xまきケたまx]
「今何時っ??!!」
目覚まし時計を見る
「……えぇー!!!」
未来は頭を抱えて
司の顔を見た。
「いいともが…
終わっちゃったな!!」
気まずそうに笑う。
私たちはテスト初日に
おサボりをして
しまいました…。
:07/03/02 00:06
:W42SA
:UvdiIEJI
#249 [xまきケたまx]
おばさん達は店で
働いてたから
起こし忘れたらしい
司のお母さんも
どーせみぃちゃんの
おうちでしょ?って
気にも止めなかった
みたい……
久しぶりに
お泊まりしちゃった
でも全然嬉しく無い!!
:07/03/02 00:08
:W42SA
:UvdiIEJI
#250 [xまきケたまx]
「どうしよぉ…」
半ベソの私を見て
戸惑う司。
司は何も言わず
自分の家へ入った
え…?
「司…?」
未来は玄関から
覗き込む。
:07/03/02 00:12
:W42SA
:UvdiIEJI
#251 [xまきケたまx]
「…行くぞっ!!」
そこには諒ニィからの
お下がりの自転車。
「どこに?」
「いいからっ!!」
剣幕に押されて
後ろに乗り込む私。
司の腰に手を回す。
司…いつの間に
筋肉ついたの…?
:07/03/02 00:14
:W42SA
:UvdiIEJI
#252 [xまきケたまx]
昔はプニプニしてて
よくお腹つまんで
怒らせてたのに…
そんな事を思った。
「どこ行くのよ?」
「忘れたの?この道」
緩やかな坂を上がり
司の息は荒くなった
:07/03/02 00:17
:W42SA
:UvdiIEJI
#253 [xまきケたまx]
森への一本道……
この道は危ないから
入っちゃ駄目って
昔から言われてた…
「あっ!!!!」
未来は思い出したように 大声を上げる。
司はスピードを落とし 静かに止まった。
「3人の秘密基地」
司はにっこり
微笑んだ。
:07/03/02 00:21
:W42SA
:UvdiIEJI
#254 [ゅぃ]
昔のみぃちゃんと司くんカワイイ関係だぁ(*^^*)
どぉなっちゃうんだろΣ(-д-;)ドキドキ
:07/03/02 21:35
:P902iS
:J4TCH5AM
#255 [xまきケたまx]
ゆいちゃンIx
ありがとうyx
まだ可愛いでしょ?
それが…ねI笑
:07/03/03 02:04
:W42SA
:l4Cj2DyE
#256 [xまきケたまx]
諒ニィが18の時に
この島から
居なくなる前…。
私たちはここに来た
「悩みができたら
ここに来ること」
そう約束したの。
司が私の手を取る
緩やかな坂を上がる
:07/03/03 02:10
:W42SA
:l4Cj2DyE
#257 [xまきケたまx]
人が入って来ないから道なんて無くて…
うまく歩けない
薄暗くて…涼しくて
よく諒ニィに
しがみついてたな…
ガサガサッ…
「きゃあッ…!!」
司の腕にしがみつく
:07/03/03 02:13
:W42SA
:l4Cj2DyE
#258 [xまきケたまx]
「な…何?」
司は立ち止まった。
「ガサガサッて…」
司は辺りを見回す。
「風じゃない?
チキンだな〜みぃ」
司は鼻で笑いながら
先を歩く。
私は司の腕に
しがみついて離れ
なかった。
:07/03/03 02:15
:W42SA
:l4Cj2DyE
#259 [xまきケたまx]
森も深まってきて
坂もキツクなった。
「もうちょいっ!!」
汗を拭い歩く。
茂みをくぐると
辺り一面わ海だらけ
「わあーっ…」
未来は言葉を失う。
:07/03/03 02:18
:W42SA
:l4Cj2DyE
#260 [xまきケたまx]
昔ここは
岬だったみたいで
辺り一面の海が
太陽の光に反射して
綺麗に見渡せるの。
「超綺麗……」
私は座り込んで
うっとりしている。
「悩みッて訳じゃ
無いけど…みぃ泣き
そうだったからさ…」
照れ臭さそうに笑い
隣に座る司。
:07/03/03 02:21
:W42SA
:l4Cj2DyE
#261 [xまきケたまx]
チラリと司を見た。
「あ…」
「?」
司は首を傾げる。
「腕…ごめんっ!!」
司の片腕には
赤い爪の痕があった
私が怖くて
力いっぱい司の腕
掴んだから……
「ごめんね…」
:07/03/03 02:24
:W42SA
:l4Cj2DyE
#262 [xまきケたまx]
「痛くないから!!」
慌てて未来を見る
「とにかく!
久々ここに来たし、
諒の事思い出せた?
頑張れるだろ?」
司は未来の髪を
優しく撫でた。
その言葉にまた
胸がちくちくして
喉が熱くなった。
「…ありがとう」
それしか言えなかった
:07/03/03 02:27
:W42SA
:l4Cj2DyE
#263 [xまきケたまx]
諒ニィじゃないよ
司とここに来たから
また頑張れるんだよ
出かけた言葉を
必死に飲み込む。
「…もうすぐ
水泳大会だねっ」
未来は笑って言う
「そうだな!!
楽しみー…。」
司は海を見て笑う
「優勝すっから!!」
司ははにかむ。
「本当〜?怪しい」
未来は司を見た。
:07/03/03 02:31
:W42SA
:l4Cj2DyE
#264 [xまきケたまx]
「んだそれっ!!
諒だってできた事が
俺にできない訳ねぇ」
「諒ニィ凄かったよね
優勝しちゃってさ〜
司運動部じゃないから怪しいな…」
「じゃあさ!!
俺が優勝したら…
何かしてくれる?」
司はにやりと微笑む
未来は立ち上がる。
:07/03/03 02:34
:W42SA
:l4Cj2DyE
#265 [xまきケたまx]
「何それー…」
「マジで!!
何でもしてな?」
司の目は真剣だった
「…良いよ?
司には無理だよっ」
舌を出して
伸びをした。
「約束なっ!!
後で後悔すんなよ?」
司も立ち上がって
海を見下ろした。
2人は手を繋いで
茂みをくぐった。
:07/03/03 02:36
:W42SA
:l4Cj2DyE
#266 [xまきケたまx]
当たり前のように
手を繋げる。
当たり前のように
笑い合える。
隣を歩いている。
ただそれだけで
幸せなの。
絶対離れたくないの
:07/03/04 02:18
:W42SA
:erVoKZQ6
#267 [xまきケたまx]
…翌日…
欠伸をしながら
司といつものように
学校へ。
下駄箱に友達がいて
笑いあってる。
「おはよーっ」
背中をポンと叩く。
「みぃ!昨日どした?
来なかったね〜?」
:07/03/04 02:20
:W42SA
:erVoKZQ6
#268 [xまきケたまx]
「寝坊した!!
馬鹿でしょ〜?」
司は私から手を離し
スタスタ先を行く。
「玉城君…今日も
機嫌悪そー…」
「…朝だから?」
未来は苦笑いで
司を見た。
:07/03/04 02:23
:W42SA
:erVoKZQ6
#269 [xまきケたまx]
司と少し距離を置き
友達と話しながら
教室に入った。
ガラッ…--
男の子達の笑い声
女の子のキツイ視線
「みぃっ…」
友達が指差す。
:07/03/04 02:25
:W42SA
:erVoKZQ6
#270 [xまきケたまx]
黒板に大きく書かれた相合い傘。
「玉城 司」
「立川 未来」
「熱愛発覚」
「初体験は茂みの中」
ピンクのチョークで
ハートがたくさん
書かれていた。
:07/03/04 02:29
:W42SA
:erVoKZQ6
#271 [xまきケたまx]
「見たんだよ俺!
こいつらが手繋いで
あの森に入ってくの」
クラスの男子が言う
「ちょっとしてから
出て来たよなー!!」
……
「ここは入っちゃ
駄目な所だから
誰にも言っちゃ
駄目だからな…?」
諒ニィの言葉が
頭をかすめる。
:07/03/04 02:32
:W42SA
:erVoKZQ6
#272 [xまきケたまx]
「お前等幼なじみで
そうゆう事かよー」
「どうだった?
気持ち良かった?」
クラスの男の子が
未来をヤジる。
未来は下を向く。
言っちゃ駄目…
言っちゃ駄目…
そう言い聞かせた。
:07/03/04 02:34
:W42SA
:erVoKZQ6
#273 [xまきケたまx]
「玉城もさ、
何か言ったら?
感想をっ!!」
クラスの女の子が
クスクス笑ってる
言っちゃうの…?
本当のこと……
司を見つめる事は
怖くてできない。
司はバンッと
机をけとばした。
:07/03/04 02:36
:W42SA
:erVoKZQ6
#274 [xまきケたまx]
「…お前等さ?
何か勘違いしてね?」
司は微笑みながら
黒板に近寄る。
黒板の文字たちを
ゆっくり消していく
司は口を開いた。
その言葉に包まれた
司の優しさに…
今なら気付けるのに
:07/03/04 02:40
:W42SA
:erVoKZQ6
#275 [xまきケたまx]
「馬鹿じゃねぇの?
俺とみぃができてる? 幼なじみとそんなのする訳ねぇだろ?
第1…こんな奴の裸
興奮しねぇしっ!!
俺が好きなのは
もっと大人な女だから」
:07/03/04 02:43
:W42SA
:erVoKZQ6
#276 [xまきケたまx]
「じゃあ何で森に?」
「何となく。気分」
「へぇ〜…」
「てか初めてするならもっと良い女とするから!!馬鹿にすんなよ」
司は笑って
クラスの男の子に言った
:07/03/04 02:46
:W42SA
:erVoKZQ6
#277 [xまきケたまx]
ここで泣いたら…
私の気持ちバレる!!
「…そうだよ〜!!
しかも私好きな人
他にいるからねっ」
クラスがざわめく。
誰ー?
マジかよっ!?
が辺りに響く。
:07/03/04 02:48
:W42SA
:erVoKZQ6
#278 [ゅぃ]
あげ☆★☆
頑張ってください(Uω∪`*)
:07/03/04 21:19
:P902iS
:JNn0k8dQ
#279 [ゅぃ]
あげときやす♪
:07/03/06 01:30
:P902iS
:Z9BF5K4Q
#280 [我輩は匿名である]
ぁげx
:07/03/06 16:55
:W31K
:mVNIqoPk
#281 [ケまきxたまケ]
ゆいちゃん
いつもありがとI!!
匿名さん
ありがとうx
:07/03/07 17:14
:W42SA
:loqx030E
#282 [ケまきxたまケ]
司が焦った顔で
私を見つめる。
「誰なの?」
クラスで飛び交う言葉
「……諒ニィ!!!」
そう言った瞬間
司が目を背けた。
クラスは
わーだのキャーだの
はしゃぎ声が響く。
:07/03/07 17:17
:W42SA
:loqx030E
#283 [ケまきxたまケ]
しょうがないぢゃん
司の1番には
なれないんでしょ?
幼なじみで
終わりなんでしょ?
どうにでもなれ。
「だから弟の司には…
興味無いもん。」
:07/03/07 17:19
:W42SA
:loqx030E
#284 [ケまきxたまケ]
「未来…いつから
好きだったの?」
「言ってくれたら
良かったのにー…」
クラスの友達は
私に近づいてきた。
「な〜んだ!!
つまんねー…」
クラスの男子はそう
言って遊び始めた
「恥ずかしいぢゃん
…好きって言うの」
私は頑張って
笑顔を作った。
:07/03/07 17:22
:W42SA
:loqx030E
#285 [ケまきxたまケ]
朝の事なんて
無かったかのように
放課後にはクラスは
穏やかになっていた。
司とは1日
目を合わして無い。
机でため息を付いた
今日は部活が無い。
いつもだったら
待ってるんだけど…
「…いっか。」
小さく溢し
席を立った。
:07/03/07 17:26
:W42SA
:loqx030E
#286 [ケまきxたまケ]
「みぃっ!!!」
教室を出ると
誰かに叫ばれ
驚いて振り返った。
野球のユニフォームを着たが
人息を整えながら
近づいてくる。
「裕也…?」
クラスメイトの
裕也だった。
:07/03/07 17:29
:W42SA
:loqx030E
#287 [ケまきxたまケ]
裕也とは席が何回か
隣になって仲良しに
なったの。
色素が薄いらしくて
瞳が綺麗な茶色だった
「帰るの?」
未来は頷く。
「司は良いの?」
「今日は良いや。」
未来は微笑む。
:07/03/07 17:32
:W42SA
:loqx030E
#288 [ケまきxたまケ]
「みいってさ…
本当に諒君の事…」
裕也は気まづそうに
帽子のつばを触る
「……。」
未来はうつ向く。
裕也は帽子を
被り直した。
「俺…みぃの事…
好きだったんだ」
茶色い瞳が
未来を見つめる。
:07/03/07 17:36
:W42SA
:loqx030E
#289 [ケまきxたまケ]
「……えっ?」
未来は顔を上げる。
「また言わせる気?
恥ずかしいから
もう言わねーよ!!」
裕也は未来の
両頬をつまむ。
「イタイッイタイっ!!!」
未来は笑いながら
裕也の手を掴む。
「だから、お前が
誰を好きかなんて…
お見通しなの。」
未来の笑い声が
消える。
:07/03/07 17:39
:W42SA
:loqx030E
#290 [ケまきxたまケ]
「兄ちゃんじゃない
…弟だろ?」
裕也は手を離す。
未来の顔は
真っ赤だった。
「意地っぱりだね」
裕也は優しく
帽子を未来に被せた
ポタッ…ポタッ…
未来のローファーに
水が滴る。
:07/03/07 17:42
:W42SA
:loqx030E
#291 [ケまきxたまケ]
「そんなに泣くなら
言わなきゃ良いのに」
「だって…だって!!」
未来は鼻をすする。
「言いたかったのは
それだけなんだ。
相談なら乗るよ?
部活戻るわ…。」
裕也は未来の頭を
ぺんっと叩き
走り去った。
:07/03/07 17:45
:W42SA
:loqx030E
#292 [ケまきxたまケ]
部屋に戻り
鞄から野球帽を
取り出す。
「裕也優しいな…」
未来はベットに
横になった。
「……。」
むくっと起き上がり
廊下の窓を開ける
コンコンッ…
コンコンッ…!!!
:07/03/07 17:47
:W42SA
:loqx030E
#293 [ケまきxたまケ]
ガラガラッ!!!
乱暴に扉が開く。
「…なに?」
うざったそうに睨む
「今日は待たなくて
ごめんね……」
司は髪の毛を触り
「…教室いたの?」
未来は頷く。
「……へぇ。
見に行かなかった」
司はぶっきらぼうに
呟いた。
:07/03/07 17:50
:W42SA
:loqx030E
#294 [ケまきxたまケ]
「そうなんだ…。」
未来は下を向く。
「誰の野球帽?
中学のじゃん。」
司は部屋を指差す。
「え!?あー…うん」
未来は焦って
部屋の扉を閉めた。
「は?…まあいいや
俺寝たいんだけど」
司は欠伸を噛み殺す
「あ…ごめんね…?
また明日の朝ね?」
司は返事をせず
窓を閉めた。
:07/03/07 17:54
:W42SA
:loqx030E
#295 [ケまきxたまケ]
朝…司の姿は無かった
学校に走り
下駄箱を見る。
ボロボロになった
司の靴があった。
「…なんで…?」
未来は階段を駆け登り勢い良く教室に入る
「おはよーみぃ!!
何で走ってんの?」
未来は辺りを見回す
:07/03/07 17:57
:W42SA
:loqx030E
#296 [ケまきxたまケ]
「いやっ…司…」
息が上がり
上手く話せない。
「玉城?音楽室かな」
未来は教室を出て
階段を上がった。
音楽室からは
うるさいぐらいに
ごちゃごちゃした音
が漏れだしている
勢い良く扉を開けた
:07/03/07 17:59
:W42SA
:loqx030E
#297 [ケまきxたまケ]
「司っ!!!!」
そこには
横になっている司
未来は司に歩み寄る
「何で先行ったの?」
未来は怒鳴る。
「みぃ…?」
司は伸びをして
起き上がる。
未来はコンポの電源を
荒々しく切る。
静かになった教室。
:07/03/07 18:02
:W42SA
:loqx030E
#298 [ケまきxたまケ]
「何で先行ったの?」
未来は再度聞いた。
「なんとなく。気分」
司は立ち上がり
歩き出した。
「は?意味分かんない」
未来は司の手を取る
バシッ!!
司は勢い良く
未来の手を弾いた
「うるせぇ!!!
…HR始まるから行こ」
司はポケットに
手を突っ込んで歩く
:07/03/07 18:05
:W42SA
:loqx030E
#299 [ケまきxたまケ]
司は未来の顔を見ず
階段を降りる。
「機嫌悪いね…」
未来は言った。
司は返事をしない。
「何で無視するの!?
意味分かんないよ!」
司の早歩きに
頑張ってついていく
:07/03/08 00:47
:W42SA
:YA0x6H8Y
#300 [ケまきxたまケ]
「司!!!!…ケホッ…」
走ったり
叫んだりしたせいか
胸が少し苦しい。
未来はしゃがみこみ
息を整える。
司はスタスタと
先を歩く。
「司ぁー…。」
小さく呟く。
:07/03/08 00:49
:W42SA
:YA0x6H8Y
#301 [ケまきxたまケ]
図書室の扉に
もたれかかった。
「っ……」
息が上がるのが
分かる。
ガラッ…--
扉が開いた。
「ごめんなさいっ
邪魔ですねっ…-」
未来は扉から離れた
:07/03/08 00:56
:W42SA
:YA0x6H8Y
#302 [ケまきxたまケ]
本を読みながら
出て来た生徒の
チラリと顔を見る。
「裕也っ…!!!」
「っ!?…みい!!
ビックリしたー」
本を閉じて
ニコッと微笑む。
「…どした?
具合悪いの?」
裕也は未来の顔を
じーっと見つめる。
:07/03/08 00:59
:W42SA
:YA0x6H8Y
#303 [ケまきxたまケ]
「少しっ…。」
未来は髪を耳にかけ
うつ向いた。
「司と何かあった?」
裕也には全て
分かっているように
未来は思えた。
「口聞いてくんない
…何でだろっ…」
未来は笑って
裕也を見た。
:07/03/08 01:02
:W42SA
:YA0x6H8Y
#304 [ケまきxたまケ]
「嫌われ…たかな」
未来は涙を堪えて
下唇を噛む。
ぐいッ…
勢いよく
図書室に引き込まれた
洗剤の香りが
未来を包む。
「…泣けば?」
図書室の扉が
ゆっくり閉まる。
:07/03/08 01:04
:W42SA
:YA0x6H8Y
#305 [ケまきxたまケ]
「ずっと1人で悩ん
できたんでしょ?」
未来の目から涙が
溢れる。
「裕也っ大丈夫…-
「抱えこんでても
良い方向には
進まないからっ!!」
裕也の抱きしめる力は強くなった。
「俺の前でも隠して
他にどこで泣くの?
誰に話すの…?」
:07/03/08 01:09
:W42SA
:YA0x6H8Y
#306 [ケまきxたまケ]
「…ちょっとタンマ…」
未来は裕也の胸に
顔を埋める。
ひッく…うぁー…
図書室に泣き声が響く。
未来はクタクタと
しゃがみこむ。
裕也はそれを支えて
ゆっくりしゃがむ。
:07/03/08 01:12
:W42SA
:YA0x6H8Y
#307 [ケまきxたまケ]
「私…司が好きー…」
未来の涙で
裕也のYシャツは
ぐっしょり濡れた。
そんな事は
どうでも良かった。
力になりたい。
裕也はそれだけだった
うんうんと相づちを
打ちながら
未来の頭を撫でる。
:07/03/08 01:15
:W42SA
:YA0x6H8Y
#308 [ケまきxたまケ]
しばらくすると
未来は裕也から
離れた。
「…落ち着いた?」
未来は頷く。
涙の溜った目。
真っ赤に染まった頬
「良かった…」
裕也は微笑み
立ち上がる
「上だけ
ユニフォームに
着替えてくる。」
濡れたYシャツを触り
扉を開く。
:07/03/08 01:19
:W42SA
:YA0x6H8Y
#309 [ケまきxたまケ]
ピシャッ…--
勢い良く
図書室の扉を閉めた
「…おぉ」
裕也は気まづそうに
微笑んだ。
「お前Yシャツ…
びしょびしょ…」
鋭い瞳。
短く切られた髪の毛
男でも驚くほど
綺麗な顔立ち。
「溢したっ。司は
ここで何してんの?」
:07/03/08 01:22
:W42SA
:YA0x6H8Y
#310 [ケまきxたまケ]
「汚ねっ…!!
みぃ知らない?」
裕也は少し考え
「…さあ?」
と首を振った。
「そっ…」
司は辺りを見回し
先を歩く。
裕也はホっと
胸を撫でおろす。
:07/03/08 01:24
:W42SA
:YA0x6H8Y
#311 [ケまきxたまケ]
ガラガラッ…-
「裕也っ私も戻…」
未来は驚いた。
「司っ…!!!」
司は裕也を睨んだ。
「しょーもない嘘
ついてんなよ。」
裕也は苦笑いで
「すいませんね」
と呟いた。
:07/03/08 01:30
:W42SA
:YA0x6H8Y
#312 [ケまきxたまケ]
「みぃ…泣いた?」
司は未来の顔を見る
未来は首を横に振る
司は裕也の胸を見て
未来に視線を戻した
「…まあいいや。
お前が泣こうと…」
司はスタスタと
歩いて行った。
:07/03/08 01:32
:W42SA
:YA0x6H8Y
#313 [ケまきxたまケ]
未来と裕也は
司とは逆に歩く。
「司…心配してる
みたいだけどね」
裕也は笑う。
「ありえ無いよ」
未来は言った。
「だって…
冷たいし……。」
裕也は未来の頭を
叩く。
「弱音はね?
吐いても良いけど
吐き過ぎも良くない」
:07/03/08 01:38
:W42SA
:YA0x6H8Y
#314 [まきやま]
名前を昔のに戻しました。
今から少し書きます。。
誰か見てくれてますかね・・?(;_;)
:07/03/08 16:33
:PC
:aZIFPD3Y
#315 [まきやま]
「うん・・・。そうだねっ!!」
未来は微笑んだ。
それから裕也に毎日のように
相談に乗ってもらった。
裕也は部活を遅刻しかけそうになっても
話を最後まで聞いてくれた。
それとひきかえに
司はどんどん離れていった。
朝も放課後も一緒に帰らなくなった。
司は目もあわせてくれなくなった。
:07/03/08 16:39
:PC
:aZIFPD3Y
#316 [まきやま]
8月に入り、夏休み。
私は体調を崩してしまって、
病院通いになった。
病院の坂道を下る。
暑くてクラクラする。
部活は引退した。
自分に残っているのは受験勉強だけ。
司はどこの高校に行くのかな・・?
当たり前のように一緒の高校を
受験すると思っていた。
:07/03/08 16:42
:PC
:aZIFPD3Y
#317 [まきやま]
そんなことを考えていたら、
あっという間に家に着いた。
司の家の玄関を覗き込む。
自転車は置いてあった。
家にいるんだッッ!!
嬉しくなって玄関の扉を叩く。
トントンっ!!
階段をかけ降りる音が聞こえる。
「はーい・・・」
暑そうにウチワを仰ぎながら
司が出てきた。
:07/03/08 16:45
:PC
:aZIFPD3Y
#318 [まきやま]
「久しぶり〜!!何してんの?」
未来は笑って司を見る。
「・・・雑誌見てた。」
「あっ!諒ニィからのっ?見たいー!!」
「入れば?」
司は大きく玄関を開けてた。
今日の司はちょっと前の司だっ。
前みたく話してくれるんだっ。
そう思うと心がわくわくした。
:07/03/08 16:47
:PC
:aZIFPD3Y
#319 [まきやま]
「これ?」
少し太めの雑誌を司に見せる。
「その髪型カッコイイだろ?やりてーよな・・」
そう呟いて机に向かう。
「え・・・・?」
未来は思わず驚く。
「何だよ・・・」
司は戸惑ったような顔で見る。
「司が・・・勉強っ??」
「受験生だからなっ・・・それに・・」
「それに・・・?」
:07/03/08 16:49
:PC
:aZIFPD3Y
#320 [まきやま]
「お前頭良いから・・
俺頑張らないと落ちるし。」
ボソっと司が言う。
「えっ?同じ高校受けるのっ??」
「・・・駄目なの?」
司はにらんだ。
「全然ッッ!!駄目じゃないよっ!!
じゃあ相当頑張らないとねッッ!!!」
やったっっ!!!
高校も同じなら離れないじゃん!!
司・・・受かってよ?
勉強なら教えるからね?
:07/03/08 16:51
:PC
:aZIFPD3Y
#321 [まきやま]
「俺さ・・・お前に聴きたい事あんだけど。」
しばらくして司は未来を見た。
「なーにー??」
ベットに寝転がりながら返事をした。
「お前の好きな人ってさ・・諒だよな?」
未来の心臓は高鳴る。
「・う・・・・うん!!」
司の顔は見ない。
「・・・裕也は?」
「裕也っ???」
未来は驚いて飛び起きた。
:07/03/08 16:54
:PC
:aZIFPD3Y
#322 [まきやま]
「最近やたら仲良しじゃん?
・・・変わったのかな〜って・・。」
司は暑そうにTシャツの袖をめくる。
「んな訳ないじゃん!!!」
未来は手を横に振る。
「でも・・・裕也はみぃの事・・・--」
未来は司の言葉をさえぎった。
「確かに裕也は優しいよね。
顔もかわいいし、いい奴。
でも涼ニィにはかなわないからっ・・」
「涼ニィが私のストライクっっ!!」
未来は笑ってみせた。
「・・・・なら良いや。」
この時の司の笑顔が寂しそうだったのは、
どうしてだったのかな?
:07/03/08 16:58
:PC
:aZIFPD3Y
#323 [まきやま]
翌日も2人で受験勉強。
でもこの日は司は筋トレばっかだった。
「はりきってるね〜!!」
未来は鉛筆をくるくる回す。
「明日だもん。水泳大会。
裕也も出るし・・・負けらんねーし!!」
司は
1・21・2と言いながら
さっきから腹筋を何回もしてる。
水泳って腹筋が重視されるの?
そこは少し疑問だったけど、
久しぶりに頑張ってる司を見て
胸がときめいた。
:07/03/08 17:01
:PC
:aZIFPD3Y
#324 [まきやま]
翌日はカラっとした晴れ。
灼熱地獄・・・。
「あつー・・・」
キャップを深く被り呟く。
『病院終わったら海来いよ?』
さっきの司からの電話。
優勝した何あげようかな・・・
ケーキでも作ってあげよっかな!!
って・・・優勝なんかしないか。
独り言を呟きながら
坂道を登る。
:07/03/08 17:03
:PC
:aZIFPD3Y
#325 [まきやま]
「純おじさーん・・・?」
キャップを脱いで受付に置く。
「おぉー!!おはよーさん!!」
純おじさんはご機嫌だった。
お祭り事、大好きだもんね。
「おじさん今日楽しみだね〜!!」
診察をされながら笑う。
「今日ぐらい大暴れしないとな!」
純おじさんは微笑む。
白髪まじりの髪の毛がゆれる。
:07/03/08 17:07
:PC
:aZIFPD3Y
#326 [まきやま]
「今年は誰が優勝候補だ?」
カルテを書きながら言った。
「ん〜・・・誰かなー??」
野球部は皆ナヨナヨしてるし・・
相撲部?ありえないだろ。
「案外司だったり・・?」
未来は笑う。
「あいつ細いからなー・・どうだろうな」
純おじさんは空を仰いで
ノートを閉じる。
「うし!!みぃ、海行くか?」
未来はにっこり笑い頷いた。
:07/03/08 17:09
:PC
:aZIFPD3Y
#327 [ゅぃ]
まっきー見てるよ(бω<)心配なしです☆
裕くんがこれまたいいやつですね(*^^*)
:07/03/09 18:14
:P902iS
:O59PjvNQ
#328 [まきやま]
ゆいちゃんありがと
こんなつまんないのを
毎回読んでくれて…
今から書きますy
:07/03/13 20:58
:W42SA
:cS104arY
#329 [まきやま]
海にまでの道のりを
純おじさんと歩く。
今日は本当良い天気
海に行くと
中学の皆が集まってた
純おじさんに
別れを告げて
皆が集まるところに
走り寄る。
:07/03/13 21:03
:W42SA
:cS104arY
#330 [まきやま]
海は太陽の光が反射
して未来は目を細めた
中3の男子は
皆やる気マンマン。
「みぃ!病院は?」
「今終わったの」
辺りを見回す。
あっ…。
「私…あっち行って
来るね?!」
:07/03/13 21:08
:W42SA
:cS104arY
#331 [まきやま]
砂浜を抜けて
テトラポットの上に
体育座りをしてる
学校指定の海パン
じゃなくて
赤のハデハデな海パン
本当細いなあ…。
「司っ……!!」
側に駆け寄り
隣にしゃがむ。
:07/03/13 21:14
:W42SA
:cS104arY
#332 [まきやま]
「おぉ…病院は?」
司は笑ってこちらを
見てる。
あーぁ…
太陽が眩しくて
司の笑顔が見えないよ
「純おじさんと1緒に 来たんだ!!」
:07/03/13 21:19
:W42SA
:cS104arY
#333 [まきやま]
「みぃ…あの日の
約束覚えてる?」
司は大の字に寝転ぶ
「優勝したら…
ってやつでしょ?」
未来の髪が揺れる。
「何してもらおうかな」
司は含み笑い。
:07/03/13 21:22
:W42SA
:cS104arY
#334 [まきやま]
「優勝したらでしょ?」
負けじと未来は
皮肉らしく言う。
「ぜってー勝つよ」
「諒より速いタイムで
優勝してやるよ」
司は起き上がり
未来を見つめる。
:07/03/13 21:28
:W42SA
:cS104arY
#335 [まきやま]
いつも以上に
するどい目で
未来を見つめる。
未来は思わず
目をそらす。
「無理だよっ…」
素直に
「頑張って」って
言うのが悔しくて
出てきた言葉は
また皮肉…--
本当自分ガキだな。
:07/03/13 21:32
:W42SA
:cS104arY
#336 [まきやま]
浜辺でウォーミング
アップをしてる皆。
うちの学年で
ガッチリしてる子は
あんまりいない。
本気で司が勝つかな
「司っ!」
テトラポットに
走ってくる姿。
:07/03/13 22:08
:W42SA
:cS104arY
#337 [まきやま]
「裕也…。」
茶色い瞳が
こちらを見る。
「もう始まるよ。」
司は返事をせず
立ち上がる。
「裕也頑張ってね」
未来は笑顔で言う。
裕也は微笑む。
司がこちらを
一瞬見た気がした。
:07/03/13 22:10
:W42SA
:cS104arY
#338 [まきやま]
スタートの合図。
皆の声援。
お酒片手にヤジる
おじさん達。
テトラポットのが
眺めが良い。
諒ニィが昔
そう言ってた。
司が今何位かは
あまりよく見えない
本人を前にすると
言えないや…--
「頑張って…」
:07/03/13 22:13
:W42SA
:cS104arY
#339 [まきやま]
しかし今日は暑い。
未来は少しクラクラした
歓声が響く。
砂浜にガッツポーズで 喜ぶ姿。
赤い海パンがこっち
からもよく見えるよ
「う…そっ…」
司優勝しちゃった。
「すごおーいっ…」
未来はパチパチと
拍手をしていた。
:07/03/13 22:16
:W42SA
:cS104arY
#340 [まきやま]
司はテトラポットに
走って来た。
嬉しそうな顔で
こちらを見てる。
「見たっ?優勝!!」
賞状を広げ
ガッツポーズ。
その姿が可愛いくて
「見てたよっ…」
とそっけなくしか
言えなかった。
:07/03/13 22:18
:W42SA
:cS104arY
#341 [まきやま]
司の表情が
曇り始める。
「それだけかよっ」
司は小さく言う。
聞こえないフリをして 浜辺を指差す。
「裕也5位だ!!」
「本当だ…。」
司は寂しそうに笑った
:07/03/14 00:11
:W42SA
:1sLXuGhM
#342 [まきやま]
「俺行って来る。」
未来わ頷く。
「今日の19時さ…
ここで待ってる。
来いな?」
「何で?」
司は返事をせず
走って行った。
それにしても司…
腰パンししすぎ。
お尻見えちゃうよ!
:07/03/14 00:16
:W42SA
:1sLXuGhM
#343 [まきやま]
司が裕也の肩を抱き
2人で笑ってる。
それを遠くで見て
ニコニコしてる私…。
相当キモイじゃんか
よいしょっと
呟いて立ち上がった
頭がクラっとする。
目の前が二重に見える
上手く立てない…
私はバタッと倒れた。
:07/03/14 00:20
:W42SA
:1sLXuGhM
#344 [まきやま]
風鈴の音で
私は目が覚めた。
「みぃ?良かった。
大丈夫か?」
頭がまだクラクラする。
気付いたら診療所。
「純おじさん…。」
「軽い熱射病だな。
今日暑かったし…」
何でも
漁師のおじさんが
私に気付いて
くれたらしい…。
:07/03/14 00:23
:W42SA
:1sLXuGhM
#345 [まきやま]
「…ちょっと待って
今何時っ??!!」
おじさんは時計を見る
「20時だよ。
もうすぐ祭りも
お開きだな…--」
私はベットから飛び降りた
「おじさんゴメン!!
私ちょっと約束が!!」
おじさんの制止も
聞かないで
病室を出た。
:07/03/14 00:26
:W42SA
:1sLXuGhM
#346 [まきやま]
何で今日…
スカートなんて
履いて着ちゃッたの?
走りづらいよぉー…
1時間も過ぎちャった
絶対待ってくれて無いよ
本当馬鹿未来っ!!
司っ…司っ…司!!
おめでとうって
言ってあげるんだ。
冷たくてごめんね
って言ってあげるんだ
:07/03/14 00:29
:W42SA
:1sLXuGhM
#347 [まきやま]
苦しい…--
暑い…--
頭痛い…--
でも司が待ってる。
浜辺には
酒に酔うお父さん達
テトラポットまで
あと少し…-
よろめきながら走る
「ハァッ…ハァッ…」
:07/03/14 00:31
:W42SA
:1sLXuGhM
#348 [まきやま]
「遅せぇよ…」
体育座りの司が
こちらを睨む。
居てくれたっ…
良かった…。
未来はその場に
しゃがみ込んだ。
「ハァッ…ごめ……」
「来ないかと思った」
司はビール片手に
力なく笑う。
:07/03/14 00:35
:W42SA
:1sLXuGhM
#349 [まきやま]
「ごめんねっ…」
未来は隣に座る。
夜の海は不気味で
黒光りしてて
怖かった。
「未成年がお酒?」
未来は笑う。
「優勝者は良いの」
司は言う。
「諒ニィのタイムと
…どうだったの?」
司の表情が曇る。
:07/03/14 00:38
:W42SA
:1sLXuGhM
#350 [まきやま]
「1秒差だッた…。」
司はビールを
ゴクッと飲み込む。
未来は司を見る。
たかが1秒じゃん。
司は頑張ったよ。
また高3があるよ。
司…おめでとう。
でも言葉は
心とは全く反対の
皮肉しか出てこないの
:07/03/14 00:40
:W42SA
:1sLXuGhM
#351 [まきやま]
「やッぱり諒ニィは
凄いんだねっ!!」
「諒ニィには…
誰にも勝てないね」
司は黙ってしまった
こんな事言いたかった訳じゃないのに…
そう思うと私も
上手く話せなかった
。
:07/03/14 00:42
:W42SA
:1sLXuGhM
#352 [まきやま]
「またそれかよッ…」
「えっ…?何…?」
未来は司を見る。
司はビールを一気に
飲み干した。
ビールの缶を投げ
こちらを向く。
カラランッ…--
潮風で缶ビールが
転がっていく。
。
:07/03/14 00:45
:W42SA
:1sLXuGhM
#353 [まきやま]
口の中にお酒の香り
が充満する。
私は必死に司を
押し退けた。
司の胸を
Tシャツの上から
ドンドン叩く。
私の舌に司の舌が
絡まっていく。
私は何が何だか
分からなかった。
:07/03/14 00:48
:W42SA
:1sLXuGhM
#354 [まきやま]
司にもの凄い力で
押し倒された。
頭が痛い。
クラクラする。
唇が離れた。
「司…酔ってる?
辞めてよ…何なの」
私は涙を堪えるのに
必死だった。
私に馬乗りになった
司の顔は真っ赤だった
「酔って無い。
辞めない。
優勝したら何でも
するッて言ッたじゃんか」
。
:07/03/14 00:51
:W42SA
:1sLXuGhM
#355 [まきやま]
司が私の首筋に
唇を付けてくる。
「ヤダっ!!!司!!」
私は司を叩く。
バシンッ!!
司に頬を叩かれた
「イタッ…司…?」
私の頬を涙が伝う
「ごめんね…」
司は目を合わせない
:07/03/14 00:54
:W42SA
:1sLXuGhM
#356 [まきやま]
司は私の両腕を掴み
無理矢理キスをした
お酒の匂い…
涙のしょっぱい味…
私は怖くて足を
ジタバタさせた。
司は右手で
私の胸をまさぐる。
私はキツクつむってた目を見開いた。
もしかして……。
:07/03/14 00:57
:W42SA
:1sLXuGhM
#357 [まきやま]
そう疑った瞬間震え
がこみあげてきた。
「ヤダッ!!ヤダ!!!!」
私は泣いて嫌がった
タンクトップを
ずり上げて
下着をめくられた。
疑いは確信に変わり
私の抵抗は強くなった
「司…辞めて?
酔ってるんでしょ?」
:07/03/14 01:00
:W42SA
:1sLXuGhM
#358 [まきやま]
あぁ何で今日
スカート履いて
着ちゃったのかな…
司の手はスカートの
下に入っていく。
怖いよっ…怖い…
下着は簡単に取られ
足首まで下げられた
司の指が入った瞬間
私はのけぞった。
:07/03/14 01:03
:W42SA
:1sLXuGhM
#359 [まきやま]
痛くて怖くて
何も出来ない…。
「ヤッダ…!!司…ッ」
うわ言のような
私の声も司の耳には
届いていないようだ
司が海パンを
ずり下げた瞬間
私は力いっぱい
抵抗した。
「辞めて!!ヤダ!!
司!!助けてッ…!!」
:07/03/14 01:07
:W42SA
:1sLXuGhM
#360 [まきやま]
荒い息を吐きながら
私の上で腰を振る司
私の口には司の両手
もう何も発せない。
眉間にしわをよせ
司は小さく声を漏らす
涙は枯れて
早く終わって…
早く終わって…
そう心に呟いてた。
:07/03/14 01:10
:W42SA
:1sLXuGhM
#361 [まきやま]
……裕也……
席が隣になる前から
未来の事好きだった
未来の事
毎日目で追ってた
だから確信したんだ
未来の好きな人を。
身近過ぎんだろ
勝ち目無さ過ぎる
:07/03/14 01:14
:W42SA
:1sLXuGhM
#362 [まきやま]
だからせめて
力になってあげたくて…
泣いてる未来は
見たくねぇから。
みぃが綺麗な茶色
って言ってくれたからこの目好きになれたんだ
だから少し
キューピットを
やってあげよって
思ったんだ。
:07/03/14 01:17
:W42SA
:1sLXuGhM
#363 [まきやま]
水泳大会
スタートの直前。
2人で歩いてる時
「俺優勝したら
未来に告るよ。」
あの時の動揺した
司の顔写メ撮りたかったな
「無理だよ。
あいつの好きな人は
俺の兄貴だもん。」
「カンケイナイ。
好きと憧れは違う」
俺的に焦ってほしかった
司とみぃは両想い。
どちらかが
手を差しのべれば
全て上手くいくよ?
:07/03/14 01:21
:W42SA
:1sLXuGhM
#364 [まきやま]
あの事件が起きた時
俺のせいって確信した
司に余計な事を
言ってしまった。
不器用な司の焦りが
こんな形で表れて
しまったんだ。
未来の身体に傷を
直接付けた訳じゃ
無いけど。
間接的に俺は
傷つけた。
:07/03/14 01:24
:W42SA
:1sLXuGhM
#365 [まきやま]
中学を卒業して
大阪の野球の名門高
にスカウトされた。
それからあの島には
帰って無い。
あれから3年経った
俺にも愛する
彼女が出来た。
2人はどうなった?
成人式には帰るから
上手くいってて
くれよ?
:07/03/14 01:27
:W42SA
:1sLXuGhM
#366 [快]
ずっと呼んでます。
もぅハラハラドキドキ…
続き楽しみにしてます!!頑張って下さい◎
:07/03/14 19:21
:D902i
:7hoPaqI6
#367 [まきやま]
快さん☆
ありがとう!!
誰も読んでくれて
無いかと…m
嬉しいですx
:07/03/15 00:20
:W42SA
:sTLZHLkY
#368 [まきやま]
ドクドクッと
凄い勢いで
何かが入ってきた。
司は離れた。
乱れた呼吸。
海の潮風。
黒い海。
司は何も言わない。
もちろん私も
何も言わない。
:07/03/15 00:24
:W42SA
:sTLZHLkY
#369 [まきやま]
横たわる私を
起こそうと
司が近寄る。
怖いっ…--
「ヤダ!!ヤダ!!」
私は残った力を
振り絞って
司の手を弾いた。
司はうつ向いて
座りこんだ。
:07/03/15 00:26
:W42SA
:sTLZHLkY
#370 [まきやま]
「血がっ……」
司はTシャツを脱ぎ
私のスカートを
拭きはじめた。
ジンジンする。
まだ入ってる気がする
痛くて動けない。
:07/03/15 00:29
:W42SA
:sTLZHLkY
#371 [まきやま]
「…したかったの?」
自然と声が震える。
「えっ?」
司は振り向く。
「これが…
したかったの?」
涙で司の顔が見えない
司は今どんな顔で
私を見てるの…?
:07/03/15 00:31
:W42SA
:sTLZHLkY
#372 [まきやま]
「っ…そーだよ。」
司の声も震える。
そんな事言われたら
何も言い返せないよ
「イタっ…」
起き上がった私を
司が見てる。
:07/03/15 00:36
:W42SA
:sTLZHLkY
#373 [まきやま]
頬をさすり、
散らばった下着と
タンクトップを
身につける。
痛くて動きずらい。
こんなに痛いんだ。
頬腫れてるな…--
私はよろめきながら
立ち上がった。
「みぃっ…?」
司が見てる。
:07/03/15 00:38
:W42SA
:sTLZHLkY
#374 [まきやま]
私は返事をしなかった
叔母さんが帰る前に
お風呂に入らなきゃ
バレないように…
歩き出す私を
司は止めなかった。
泣き過ぎたかな?
頭がボーっとする。
ジンジンする。
違和感が
気持悪かった。
:07/03/15 00:41
:W42SA
:sTLZHLkY
#375 [まきやま]
それから私は
風邪を引いた。
と嘘をついて
部屋に閉じこもった
気分は全然優れない
違和感も消えない
眉間にしわを寄せて
声を漏らす司…。
記憶が鮮明過ぎて
たまに震えが
止まらなかった。
気持ち悪い。
身体がダルい。
:07/03/15 00:43
:W42SA
:sTLZHLkY
#376 [まきやま]
あの事件から
1ヶ月…いや2ヶ月?
もう日にち感覚
なんて私には無い。
あの日から身体の
ダルさは消えなくて
司がたまに
お見舞いに来たけど
会わなかった。
どんな顔して
会えば良いのよ…--
:07/03/15 01:02
:W42SA
:sTLZHLkY
#377 [まきやま]
「みぃーご飯は?」
扉ごしに叔母さんの声
「…いらなーい。」
ベットに横になり
天井を見上げる。
「お粥作ったけど…」
はぁ…とため息をつき
私は重い身体を
起き上げて
扉に向かった。
最近タメ息よく出るな…
:07/03/15 01:06
:W42SA
:sTLZHLkY
#378 [まきやま]
ガチャっ…
「何も食べ無いのは
もっと良くないわ」
卵粥の香りが
ふわんと鼻につく。
「んっ……!!!」
口を押さえて
叔母さんを押し退ける
「みいっ!!!」
乱暴にトイレの
扉を閉めた。
:07/03/15 01:09
:W42SA
:sTLZHLkY
#379 [まきやま]
「ハァッ…ォエッ……」
最近体調が優れない
食べ物を受け付け無い
卵の匂い。
大好きなチョコ。
油っこい料理。
お肉の匂い。
そういえば…
生理…今月まだだ。
先月…きてない。
:07/03/15 01:12
:W42SA
:sTLZHLkY
#380 [まきやま]
先月…。
8月…。
-優勝したら何でも
するっつったじゃん-
「…まさかねっ」
だって1回じゃん。
…1回だったかな?
何回もドクドクって
中に入ったっけ…?
:07/03/15 01:14
:W42SA
:sTLZHLkY
#381 [まきやま]
「ちょっとみぃ…」
トイレの扉を開けて
背中をさする。
「へーきっ…」
「私も卵の匂い…
駄目だったのよ。
……妊娠した時」
未来の顔が固まる。
:07/03/15 01:18
:W42SA
:sTLZHLkY
#382 [まきやま]
「高校ん時にね。
…駄目だったけど」
動揺を隠せない。
涙で出そうだよ。
司の顔が浮かぶ。
「みぃ…あんた…」
「妊娠な訳無いよ」
:07/03/15 01:19
:W42SA
:sTLZHLkY
#383 [まきやま]
「じゃあどうして
泣いてるのかな…?」
知らない間に
涙が溢れる。
ギュッと
抱きしめられた。
「司…?」
私は返事をしない。
:07/03/15 01:21
:W42SA
:sTLZHLkY
#384 [まきやま]
「…明日市内の
産婦人科に行こう」
優しく髪を撫でる。
私は首を横に振る。
「ヤダっ…
妊娠なんかして--」
「未来っ!!!!!!」
ビクッと体が震える
叔母さんは
いつになく本気だった
:07/03/15 01:23
:W42SA
:sTLZHLkY
#385 [まきやま]
「司には言わない」
叔母さんは全て
分かってたみたい
私は頷いた。
神様お願い…
妊娠なんて
してないで下さい。
毎日店のお手伝い
ちゃんとします。
もう悪口言いません
嘘もつかないから…
お願い。
:07/03/15 01:25
:W42SA
:sTLZHLkY
#386 [まきやま]
「今月で3ヶ月です。」
こちらを向いて微笑む 眼鏡をかけた
優しそうな先生。
「そうですか…」
叔母さんは言う。
私は震える声で
「本当ですか?」
と聞いた。
先生は頷く。
「生理が始まった体は もう大人なのよ?」
:07/03/15 01:29
:W42SA
:sTLZHLkY
#387 [まきやま]
「まだ15なんです」
叔母さんの言葉に
先生の顔が変わる。
「中絶するかしないか パートナーとよく
話し合って下さい。」
パートナー…。
司と…?
あんな風に
無理矢理されて
出来た子供について
話し合えってゆうの?
:07/03/15 01:33
:W42SA
:sTLZHLkY
#388 [まきやま]
家に戻った私達に
言葉なんか無かった
「…司呼ぶわよ?」
叔母さんが立ち上がる
「嫌!!叔母さん!!」
私は叫んで叔母さんに すがりついた。
「子供は1人じゃ
出来ないのよっ?
司にだって責任--」
「司は悪くない!!
司は関係無いっ!!!」
:07/03/15 01:36
:W42SA
:sTLZHLkY
#389 [まきやま]
「呼ばないでっ…
言わないでぇっ…」
叔母さんは
座りなおした。
「…産むの?」
涙を拭いて
叔母さんを見る。
「1人で育てるの?
全て捨てれるの?
司にももう会わない?」
私は首を縱には
振れなかった。
:07/03/15 01:39
:W42SA
:sTLZHLkY
#390 [まきやま]
翌日
司をうちに呼んだ。
気まづそうに
正座をする司。
私の事を見ない。
私も司を見れない。
「司…あなたも男
だから分かるよね?」
司は何がなんだか
分からず首を傾げる
:07/03/15 01:41
:W42SA
:sTLZHLkY
#391 [まきやま]
叔母さんは続ける。
「未来のお腹にね?
赤ちゃんが…いるの」
司は目を見開いた。
「…3ヶ月目」
「未来から直接
貴方の子とは
聞いて無いんだけど」
叔母さんは続ける
「貴方の子よね?」
:07/03/15 01:44
:W42SA
:sTLZHLkY
#392 [まきやま]
司…なんて言うの?
司が認めたら
私…この子産むよ?
司…お願い…。
「…俺の子じゃない」
司の声がうわずる。
未来は言葉を失なった
:07/03/15 01:47
:W42SA
:sTLZHLkY
#393 [まきやま]
私馬鹿みたい。
司は私の事好き
なんて言って無い。
ただしたかっただけ
そんな気分で
出来た子供なんて
いらないよね…。
「…分かった。」
叔母さんは
寂しそうに呟いた。
:07/03/15 01:49
:W42SA
:sTLZHLkY
#394 [まきやま]
「じゃあっ…」
司は立ち上がる。
私たちは呼び止める
ことはしなかった。
気まづい雰囲気…
私は部屋に駆け込んだ。
:07/03/15 12:17
:W42SA
:sTLZHLkY
#395 [まきやま]
部屋の扉を閉め
へなへなと
しゃがみこんだ。
-俺の子じゃない-
たった1回の行為。
私たちこれから
どうなるのかな…?
司はきっと
会ってくれないね。
:07/03/15 12:21
:W42SA
:sTLZHLkY
#396 [まきやま]
気付いたら電話をかけていた。
「もしもし?お前
学校来な過ぎー…」
優しい声が
私の心を埋め尽す。
「ゆうっ…やあー」
涙が自然と流れる。
:07/03/15 12:24
:W42SA
:sTLZHLkY
#397 [まきやま]
裕也は直ぐに家に
来てくれた。
全て話した。
裕也の顔は何故だか
申し訳無さそうな、
まるで自分がした事
のように真剣に話し
を聞いてくれた。
裕也は諒ニィに似てる
安心するよ…。
:07/03/15 12:27
:W42SA
:sTLZHLkY
#398 [まきやま]
「それで…どうするつもりなの?」
裕也の顔に笑いは
無かった。
「こんな言い方…
あれだけどさっ…」
裕也は気まづそうに
自分の髪を触る。
「理由はどうであれ
司との子だからさっ
産みたくないの…?」
:07/03/15 12:32
:W42SA
:sTLZHLkY
#399 [まきやま]
「…駄目だよ。」
寂しく微笑む。
「私中学生だよ?」
「でもさっ…--」
「私が産んだら…
司一生苦しむよ。」
裕也は何も
言わなかった。
:07/03/15 12:35
:W42SA
:sTLZHLkY
#400 [まきやま]
……--
瑠美は俺の手を握り
未来は涙を流してる
おいおい…
そんな重要な事
何で隠してたんだよ
「親父とか…その事
知らないの…?」
未来は首を横に振る
「言って無い…」
:07/03/15 12:38
:W42SA
:sTLZHLkY
#401 [まきやま]
「それで…」
未来は続けた。
「市内に中絶しに
行ったの…。」
「その時お腹が
すんごい痛くて…
気絶しそうなくらい」
……--
:07/03/15 12:42
:W42SA
:sTLZHLkY
#402 [まきやま]
……--
「子宮破裂…?」
優しそうな先生の
顔が怖いよ…。
「赤ちゃんが
出来ない体になって
しまったの…。」
涙は自然と出なくて
隣にいる叔母さんが
ワンワン泣いてて
それを側で聞きながら 裕也と司の事を
頭で考えてた。
:07/03/15 12:45
:W42SA
:sTLZHLkY
#403 [まきやま]
この先好きな人が
出来たとしても…
結婚したとしても…
赤ちゃんは出来ない
産んだほうが
良かったのカナ?
人を1人殺したんだ
私にもう人を産む
資格なんか無いんだ
:07/03/15 12:47
:W42SA
:sTLZHLkY
#404 [まきやま]
…--
「それからたまに
お腹とか痛くなって
喘息も酷くなって
そのまま入院…」
未来は前髪を触る。
「司にはそれっきり
会って無いんだ…」
「…んだよそれっ」
諒は拳をベットに
叩きつける。
:07/03/15 12:52
:W42SA
:sTLZHLkY
#405 [まきやま]
「何で黙ってた…」
「諒っ…--」
瑠美の制止を
無視して続ける。
「病名見て…俺
本当ショックだった。
未来が島の誰かを
愛したのにって…
なのに………」
未来はうつ向く。
:07/03/15 12:57
:W42SA
:sTLZHLkY
#406 [まきやま]
「司は知らないの。
病名を…。」
諒はハハっと笑った
「あいつ…何も
知らないで生きてんだ」
「司は悪くない…」
「私がはっきり
嫌がらなかったから」
諒は目を見開く。
:07/03/15 12:59
:W42SA
:sTLZHLkY
#407 [まきやま]
「嫌がらなかった?
怖くて抵抗なんて
出来ねぇだろっ…」
諒はベットがら降りる
「どこまで司の事
かばうつもりだよ」
「ごめん…
頭冷やしてくる。」
諒はホテルを出た。
:07/03/15 13:02
:W42SA
:sTLZHLkY
#408 [まきやま]
頭冷やしてくる
って言ったものの…
「あつッ…」
外は暑い…---
近くのファーストフード店に 足を進める。
コーラでゆっくり
喉を冷やす。
はぁ。
ため息しかでないよ
:07/03/15 13:05
:W42SA
:sTLZHLkY
#409 [まきやま]
司と…未来が…?
俺のあとを
ノコノコ付いて来て
あんなに小さくて
可愛いかった2人が…
俺が東京なんかに
行かなきゃ良かった
守ってあげれば
良かったのに…。
司の事も
未来の事も
傷つけちまった…。
:07/03/15 14:22
:W42SA
:sTLZHLkY
#410 [まきやま]
未来の母親が死んだ時
1緒に泣いて
3人で1緒の布団で
抱きしめ合って寝たよな
「頼りない兄ちゃん
だけど…守ってやる」
そう言ったの
2人は覚えてるかな
「諒ニィ大好きっ」
未来の笑顔が
頭をかすめる。
:07/03/15 14:26
:W42SA
:sTLZHLkY
#411 [まきやま]
俺が東京に行く時
2人して泣いて
すがって来たっけ。
司は段々と親父に
似てきて…--
未来も段々可愛く
なってって…--
成人式の時かな?
未来を見つめる
司の目が
いつもより違って…
:07/03/15 14:29
:W42SA
:sTLZHLkY
#412 [まきやま]
確信したんだ。
「好き」だって…
未来も意地はって
俺の事わざとらしく
誉めまくってたけど
両想いじゃん。
そう思ってた…。
笑いこらえるの
どんだけ耐えたか
お前等知ってんの?
:07/03/15 14:31
:W42SA
:sTLZHLkY
#413 [まきやま]
司はどうして…
そんな事したんだ?
好きな女に乱暴して
楽しめたのか?
分かんねぇよ…
頭を抱えて
ひじをついた。
:07/03/15 14:35
:W42SA
:sTLZHLkY
#414 [まきやま]
「お客様っ…」
振り返ると困った顔
で見つめる店員さん
「申し訳ございません 閉店時間になるんですけれども…。」
携帯を開くと
日付けが変わって
数時間たっていた。
「あぁ…すいません」
:07/03/15 14:41
:W42SA
:sTLZHLkY
#415 [まきやま]
ホテルに戻ると
部屋は真っ暗で…
「…諒っ……」
電気スタンドが
小さく光る。
「起こした…?
ごめんねっ…。」
小さく笑って
洗面台に歩く。
冷たい水で顔を洗い
小さくため息…。
:07/03/15 14:44
:W42SA
:sTLZHLkY
#416 [まきやま]
「平気…?」
瑠美が近寄る。
鏡ごしに目が合い
すぐにそらした。
「…うん.ごめんね」
瑠美をすり抜けて
ソファーに座る。
「何か…頭がパンパン
になっちゃった…」
力無く微笑む。
:07/03/15 14:48
:W42SA
:sTLZHLkY
#417 [まきやま]
「あの2人さっ…
意地っぱりなんだよ」
「お互いAB型どうし
だからかな…?」
「2人の言いあいは
本当しょうもない事で」
瑠美のシャンプーの
香りに包まれる。
:07/03/15 14:54
:W42SA
:sTLZHLkY
#418 [まきやま]
「本当負けず嫌いで
俺っ……」
やべっ…涙出てきた
「…何でだよ!!」
瑠美にしがみついて
泣きじゃくる俺…
25歳。
カッコわるっ。
:07/03/15 14:57
:W42SA
:sTLZHLkY
#419 [ゅぃ]
…悲しい(._.)お互い想いあってんのにすれちがってこんなことになるなんて(*_*)悲しすぎだぁ(/_;)
まっきー見てるからね!!続き楽しみにしてます(*^^*)まっきーの書くのはみいっちゃって続きが気になりまくです(бω<)☆
:07/03/15 21:58
:P902iS
:UjU67TvU
#420 [まきやま]
ゆいちゃん
本当ありがとう咐~
いつも長々と
コメントくれてx
続き書きますy
:07/03/16 00:43
:W42SA
:jMhly/3g
#421 [まきやま]
「黙っててごめん」
瑠美が優しく
髪を撫でる。
「私の口から言えば
良かった…。」
俺は首を横に振る。
「いやっ…平気。
何かごめんね」
「さっきから諒
謝ってばっかり…」
:07/03/16 00:47
:W42SA
:jMhly/3g
#422 [まきやま]
「ハハ…そうだね」
2人は離れた。
「司と未来は…
これからも会わない
つもりなのかな?」
瑠美は返事に困り
目をそらした。
「話したいだろ…
未来も司も…。」
:07/03/16 00:49
:W42SA
:jMhly/3g
#423 [まきやま]
「よく未来さ…
手紙書いてんだよ」
瑠美は顔を上げた。
「手紙…??」
「多分司宛て…」
「3年だよ…?
未来の気持ちは
変わって無いだろ」
:07/03/16 00:51
:W42SA
:jMhly/3g
#424 [
]
:07/03/16 00:53
:D903i
:GXeKiJUM
#425 [まきやま]
「未来の意見を
聞かないと……」
「明日聞いてみる」
未来は充分我慢した
辛い思いもした。
今度は幸せに
なるばんだよ。
:07/03/16 00:53
:W42SA
:jMhly/3g
#426 [まきやま]
エさんありがとう
アンカーの付け方
分からないので…
助かりました☆
:07/03/16 00:54
:W42SA
:jMhly/3g
#427 [まきやま]
翌朝も暑くて
太陽がギラギラ
3人を照らす。
眩しそうに顔をしかめ 3人は歩いた。
「暑い…---」
瑠美は帽子を
深く被る。
:07/03/16 00:56
:W42SA
:jMhly/3g
#428 [まきやま]
いろいろな店を周り
3人で笑った。
外人の多さに
3人で焦った。
観光客に紛れて
水族館で写真いっぱい撮った。
瑠美の薬指には
昨日の指輪。
未来の体調も良くて
安定してる。
:07/03/16 00:59
:W42SA
:jMhly/3g
#429 [まきやま]
「手紙をさ…
書いてみないか?」
夕食を買いこんで
ホテルに帰宅中
未来に言った。
「手紙っ…?」
重たそうに袋を抱え
未来は言った。
「司に。今の気持ちを全部伝えるんだよ。」
:07/03/16 01:01
:W42SA
:jMhly/3g
#430 [まきやま]
未来に返事は無かった
諒は続ける。
「未来は会いたくて
たまらないんだろ?」
「あの祭り…
誘ってみろよ」
:07/03/16 01:03
:W42SA
:jMhly/3g
#431 [まきやま]
「狭い島にいる以上
会わないなんて不可能なんだから…。」
「司は私のこと…
嫌いになったもん」
「そんなの…
本人に聞かなきゃ
分かんないだろ?」
「…。」
:07/03/16 01:05
:W42SA
:jMhly/3g
#432 [まきやま]
「暗い過去のまま
司に会えなくて
みぃは良いのか?」
「諒っ言い過ぎ。」
瑠美の制止に
未来は言った。
「…読んでくれるかな」
「読ませるよ。
絶対…必ず。」
未来は小さく笑った
:07/03/16 01:08
:W42SA
:jMhly/3g
#433 [まきやま]
こうして短い
未来の旅行は終わった
楽しかった…って
俺は思うけど。
未来はどうだった?
辛い過去を言わされ
たから嫌だったかな…
聞かなきゃ
一生分からなかった
:07/03/16 01:10
:W42SA
:jMhly/3g
#434 [まきやま]
…未来…
2日しか離れて
無いのに…
島が懐かしく感じた
診療所に戻り、
ベットに荷物を広げた
たくさん買ったな。
洋服。お菓子。
アクセサリー…。
さりげなく色違いで
2つ。
赤のちゅら玉と
青のちゅら玉…。
:07/03/16 01:15
:W42SA
:jMhly/3g
#435 [まきやま]
諒ニィに言われる前に
司に会おうって
決心してたんだ…
3年経った今。
好きって気持ちは
消えないんだもん。
引き出しから
桃色の便箋と
青いボールペンを
取り出す。
出せない手紙なんて
もう…書きたく無い
:07/03/16 01:18
:W42SA
:jMhly/3g
#436 [まきやま]
「ただいまー…」
懐かしい我が家。
って2日間だけど…
「母さんお土産!!」
お菓子の入った袋を
テーブルに置いた。
「わあ…ありがと!
もうすぐご飯だから
司呼んできて?」
諒は頷いた。
:07/03/16 01:20
:W42SA
:jMhly/3g
#437 [まきやま]
-司を怒らないで-
未来の言葉が蘇った
司の部屋の扉。
中からは騒がしい
音色が漏れてくる
ドンドンッ!!!
いつもより
大げさに叩いた。
:07/03/16 01:22
:W42SA
:jMhly/3g
#438 [まきやま]
不機嫌そうに司が
扉を開く。
「…おかえり。」
諒は目線をそらした
「ただいま。
飯出来たって。」
そう言い切ると
階段をかけ降りた。
ふうーっと
自分を落ち着かせる
:07/03/16 01:25
:W42SA
:jMhly/3g
#439 [まきやま]
食事の時。
目を合わせられない
目が合った瞬間
殴り飛ばしてしまう
我慢だ…我慢。
俺は早々と
食べ終わり自分の
部屋へと急いだ。
:07/03/16 01:27
:W42SA
:jMhly/3g
#440 [快]
うぅ…(。_。)
泣きたくなります。
何だか胸がぎゅぅって
なりました。
最後まで読むので頑張って下さい!!
:07/03/16 14:38
:D902i
:MttPv4r6
#441 [まきやま]
快さん
ありがとうっI!!
そう言ってもらえると
嬉しいです
今から書きますy
:07/03/18 00:38
:W42SA
:MhdIE232
#442 [まきやま]
扉を閉めて
ふぅーっと長い
息を吐いた。
市内で買ったCDを
コンポに入れて
音量を上げる。
椅子に座り
目をつむった。
自分の心に歯止めを
かけるのは
こんなに難しい事
なのか…
:07/03/18 00:41
:W42SA
:MhdIE232
#443 [まきやま]
頭をよぎるのは
未来の話と司の顔
あー!!!うざいっ!!
小さく呟いて
眼鏡をかけた。
研修医時代の
レポートを見つめる
2人の事を考え無い
為にも…勉強勉強!!
:07/03/18 00:54
:W42SA
:MhdIE232
#444 [まきやま]
医学書の隣に
誇りのかぶった
アルバムがあった。
手にとり
ふっと息をかける。
誇りが宙を舞って
少し咳き込んだ。
ページをめくると
中学時代の写真が
貼ってあった。
:07/03/18 00:57
:W42SA
:MhdIE232
#445 [まきやま]
「懐かしいな…」
小さく笑って
ページをめくる。
中学3年の
水泳大会…。
賞状を持ってる俺
抱きつく未来。
隣で横顔の司。
:07/03/18 01:00
:W42SA
:MhdIE232
#446 [まきやま]
こん時の2人みたく
仲良くはなれないのか
また3人で写真を
撮りてぇんだよ…
いつ東京に戻っても
安心できるように…
司…
未来…
幸せになってくれよ
お前等が大切なんだよ
:07/03/18 01:03
:W42SA
:MhdIE232
#447 [まきやま]
…翌朝…
大きく勢いよく
雨が降っていた。
俺…雨の日の目覚めは とっても悪い。
苛々しながら
階段を降りる。
「…何でいんだよ」
思わず口調が
あらくなった。
:07/03/18 01:05
:W42SA
:MhdIE232
#448 [まきやま]
今1番見たくない
そいつは居間で
ゴロンと横に
なっていた。
「嵐になるらしくて
漁できねぇから…」
我慢…我慢…。
諒は返事をせず
台所から水を取り出した
「病院行くなら
車出してもらえよ。
雨ヤバいからさ。」
冷蔵庫を勢いよく閉めた。
:07/03/18 01:09
:W42SA
:MhdIE232
#449 [まきやま]
司をチラリと見て
「行って来る。」
とだけ言った。
「親父に頼めば?
車。」
「…瑠美に頼む」
精一杯の会話だった
自然と拳に力が入る
:07/03/18 01:24
:W42SA
:MhdIE232
#450 [まきやま]
「雨凄いねーっ!!」
ワイパーが荒々しく
右に左にと交差する
のをぼーッと見つめる
「ごめんね瑠美…」
瑠美は首を振る。
「良いよ!みぃにも
会いたかったしね」
諒は微笑んで
目をつむった。
ヘンプの匂いを
かみしめて
少しだけ眠った。
:07/03/18 01:28
:W42SA
:MhdIE232
#451 [まきやま]
診療所に入るまで
少し歩いただけで
結構濡れた。
「タオルあったカナ…」
諒は白衣を羽織り
戸棚をまさぐる。
「びしょびしょー」
瑠美は髪を触り
苦笑い。
:07/03/18 01:31
:W42SA
:MhdIE232
#452 [まきやま]
「あったあった!!」
諒は微笑んで
瑠美の頭に
タオルをかけた。
ふんわり香る
香水の香り……。
瑠美は長い髪を結び
諒にタオルを渡す。
諒の短い髪の毛は
もう乾きそうだった
:07/03/18 01:34
:W42SA
:MhdIE232
#453 [まきやま]
病室に入ると
雨を見つめる未来が
座っていた。
「おはよー!!」
瑠美が隣に座る。
「…雨凄いね。」
未来は嫌そうに
窓の外を見つめる。
「あっ…諒ニィ。」
思い出したように
未来は振り返った
:07/03/18 01:37
:W42SA
:MhdIE232
#454 [まきやま]
「書いたっ…。」
桃色の便箋。
左ききだからか
独特な文字。
諒の顔が自然と
ほころぶ。
「気持ちがたくさん
溢れてきてね…?
上手く書けなかった
けど…」
:07/03/18 01:40
:W42SA
:MhdIE232
#455 [まきやま]
「うん…。」
しっかりと
受け取って
ポケットにしまう。
気持ちは絶対に
伝わるよ。
過去ばっかりじゃ
何も始まらないから。
その日の帰り
俺はドキドキしてた
:07/03/18 01:42
:W42SA
:MhdIE232
#456 [まきやま]
「司…読むカナ?」
車を止めて瑠美が言う
「…読ませるよ。」
瑠美のほうを向いて
「絶対に…。」
瑠美は微笑み頷いた
「諒だけが
頼りだからね…?」
瑠美に優しくキスを
して車を降りた。
:07/03/18 01:45
:W42SA
:MhdIE232
#457 [まきやま]
「ただいま。」
「おかえりー!!」
「司は?」
「明日も雨だから
部屋の模様替えを
するって。
部屋に籠ってるわ」
母親の言葉に
返事をする前に
階段をかけ上がった
:07/03/18 01:47
:W42SA
:MhdIE232
#458 [まきやま]
ノックをせず
荒々しく扉を開けた
ぐちゃぐちゃな部屋
司は鼻歌を辞めて
こちらを振り返る。
「…なんだよ?」
司は睨んだ。
司に近寄り
便箋を握らせた。
:07/03/18 01:49
:W42SA
:MhdIE232
#459 [まきやま]
「全部聞いた。
これみぃからの手紙
絶対読め。分かった?」
司は諒の顔を見て
驚きを隠せないでいる
「諒…いつ知ったの?」
「…3日前だよ。
3年も前の事…
何で隠してたっ…」
諒の声は不思議と
落ち着いていた。
:07/03/18 01:53
:W42SA
:MhdIE232
#460 [まきやま]
「知らなかったの?」
「知らなかったよ。
騙された気分…」
司は便箋を付き返し
「読む資格なんか…
俺にはねぇだろ。」
「テメェッ…---」
諒は胸ぐらを掴んだ。
:07/03/18 01:59
:W42SA
:MhdIE232
#461 [まきやま]
「俺はみぃの体を
傷つけたんだよ…」
「俺は逃げたんだよ
現実からっ…」
「今更どんな顔して
読めば良いんだよ…」
司の目は
寂しく光る。
:07/03/18 02:01
:W42SA
:MhdIE232
#462 [まきやま]
「…ふざけんな!!」
諒の怒鳴り声が
部屋中に響く…。
「未来はな…
お前への気持ちを
3年も我慢してたん
だぞっ!!!!」
「今…やっと気持ち
伝えようとしてんのに…お前は逃げるのか?」
諒の腕に力が入る
「頼むから…
読んでやってくれ…」
「諒っ…」
:07/03/18 02:04
:W42SA
:MhdIE232
#463 [まきやま]
「司!!諒!!
辞めなさいよ!!」
母親が部屋に
入って来る。
パシンッ…―
司の頬が赤くなる。
「母さっ…--」
諒は母親の手を掴む
「司…前向いて
歩きなさい。」
司は目を見開いた
:07/03/18 02:08
:W42SA
:MhdIE232
#464 [まきやま]
「何でっ…?」
諒は戸惑う。
みぃと司の事は
叔母さんしか
知らないはずじゃ…
「…知らないとでも
思っていたの?」
司は言葉につまる。
.
:07/03/18 02:10
:W42SA
:MhdIE232
#465 [まきやま]
母親は優しく笑い
司の髪を撫でた。
「母親歴何年だと
思ってるのよ…?」
「ちゃんと気持ち
確認しなさい。」
便箋を司に渡し
諒を見た。
「あとは司次第よ。
諒のくれたチャンス
を使うかは。」
:07/03/18 02:13
:W42SA
:MhdIE232
#466 [まきやま]
母親に押され
司の部屋を出た。
「…いつから知ってたんだよ?」
諒は聞いた。
「中学の卒業の時に
-俺が父親になんか
なれる訳無いよな-
-俺は幸せになんか
なっちゃ駄目なんだ-
って毎日のように
言ってたの。」
「…大丈夫。あぁ
みえて父さん似で
司は一途なのよ。」
母親の笑顔を見た時
本当に大丈夫かもな
と思ってしまった。
:07/03/18 02:17
:W42SA
:MhdIE232
#467 [まきやま]
…――
「諒ニィ大好き。」
その言葉を聞く度に
耳なんか聞こえなく
て良いのにと思った
2人が笑い合ってる
のを見る度に
目なんか見えなくて
良いのにと思ってた
悔しいよ.
悲しいよ.
苦しいよ.
俺はこんなに
大好きなのに。
:07/03/18 02:22
:W42SA
:MhdIE232
#468 [まきやま]
嬉しそうに
少し照れながら
諒の話をする度に
「好きなんだよ.」
って言いたかった。
俺は弱虫だ。
嫌われたくなかった
どんな形でも良い。
隣にいたかった。
:07/03/18 02:25
:W42SA
:MhdIE232
#469 [まきやま]
悔しいけど…
諒の事は嫌いに
なんかなれないよ。
優しいし.
お洒落だし.
よく笑うし.
頭めっちゃ良いし.
自慢の兄貴だもん.
だから余計に
苦しかったよ。
全然知らない他人なら 奪いとったのに。
:07/03/18 02:28
:W42SA
:MhdIE232
#470 [まきやま]
他の女子と話さない
のはせめともの
自己アピール。
気付いてよ。ねぇ.
俺の笑った顔も
怒った顔も
お前しか見た事無いよ
文化祭の時.
焼きもちなんかを
焼いてくれるのか
試したんだよ。
:07/03/18 02:31
:W42SA
:MhdIE232
#471 [まきやま]
文化祭行かなかった
のはお前が居ない
学校なんか意味無い
からだよ。
本当に体弱いよな。
なのに意地っぱり
ま.そこが
可愛いんだろうね。
学校に相合傘を
書かれた時…
:07/03/18 02:35
:W42SA
:MhdIE232
#472 [まきやま]
相合傘が少しだけ
嬉しくて黙ってた。
3人の秘密基地。
諒に秘密って
言われたんだよな。
だからお前マジで
焦ってたよな。
諒はお前にとって
本当に大事なんだな
:07/03/18 02:38
:W42SA
:MhdIE232
#473 [まきやま]
バレたらお前は
泣いちゃいそうで…
だからあんな嘘
べらべら話した。
皆の前で諒が好き
って言った時…
泣くかと思った。
皆の前で言うって…
俺は本当に
眼中に無いだなって
:07/03/18 02:41
:W42SA
:MhdIE232
#474 [あい]
1・2も読みましたあ

すごいいいですネっ


応援してます


これからも頑張ってください

・゚
:07/03/18 02:44
:SH902i
:OLUyzpCY
#475 [我輩は匿名である]
な‥涙が‥
。゚(p>д<q●)゚。ヒック
:07/03/18 07:07
:W31K
:G577SbuM
#476 [まきやま]
あいさン>>
ありがとう!!
1.2も気に入って
もらえて嬉しいデスL
匿名さン>>
涙なんて!!
嬉しいですス
:07/03/18 09:15
:W42SA
:MhdIE232
#477 [まきやま]
水泳大会で優勝して
諒よりも速いタイム
が出せたら…
告白しよう。
駄目でも良いから。
気持ち伝えよう。
だから朝早起きして
走り込んだりしてた
だから朝みぃとは
あまり行けなかった
その事
言うの恥ずかしい
から言わなかった
:07/03/18 09:18
:W42SA
:MhdIE232
#478 [まきやま]
俺は本当に口下手
だから…。
器用じゃないから…
裕也と急に仲良く
なって正直焦った。
みぃの部屋の野球帽
見た後.モヤモヤして 眠れなかった。
裕也の雰囲気は
どことなく諒に
似てたから…
:07/03/18 09:20
:W42SA
:MhdIE232
#479 [まきやま]
朝走り込んで
疲れて寝てるとき…
みぃがすげー怒って
音楽室に来た日。
こいつは一体何なんだ 裕也にも.俺にも
良い顔しやがって…
辞めてくれよ。
スゲー腹たって
あんな冷たい態度で
避けてしまった。
:07/03/18 09:23
:W42SA
:MhdIE232
#480 [まきやま]
そんな事した瞬間
マジで後悔した。
みぃは教室に来ない
心配して居眠りも
できなかった。
探しに行った時…
裕也に会った。
胸の部分が濡れてて
こいつ変なの。って
思った。
:07/03/18 09:26
:W42SA
:MhdIE232
#481 [まきやま]
一緒にいたんだな。
みぃは裕也の前なら
素直に泣けるんだな
俺が隣にいても
強がりなみぃなのに
一緒にいないほうが
みぃの為になるの?
側にいたいよ.
辛い時胸を貸すよ.
だから勉強頑張って
同じ高校を受かろう
と猛勉強した。
:07/03/18 09:29
:W42SA
:MhdIE232
#482 [まきやま]
水泳大会の当日。
告白なんか俺は
できるのだろうか…
優勝は無理だよって
みぃに言われた。
裕也には頑張ってって 言うクセに…
マジで俺嫌われ過ぎ
笑えねぇわ….
:07/03/18 09:33
:W42SA
:MhdIE232
#483 [まきやま]
「俺優勝したら
みぃに告るよ」
裕也の言葉に
さすがの俺も焦った
裕也と俺は同じ事を
考えてたんだな。
「無理だよ.あいつの 好きな人俺の兄貴
だもん…」
頼むから辞めてくれ
:07/03/18 09:35
:W42SA
:MhdIE232
#484 [まきやま]
好きと憧れは違う。
そう言い切ったお前を ぶん殴りたくなった
ムカつく。
裕也に勝てる自信が
今の俺には無かった。
体力とか…そうゆう
問題じゃなくて.
勝てない気がした。
取られる気がした。
:07/03/18 09:39
:W42SA
:MhdIE232
#485 [まきやま]
俺が優勝しても
みぃは相変わらず
そっけない態度。
相当ヘコンだね。
口には出さないけど
無口な男ですから。
裕也が5位って
喜んでる時…--
心が乱れた。
ガタガタガタって
何かが崩れた。
優勝しても
みぃを喜ばせる事
俺にはできないんだ
:07/03/18 09:43
:W42SA
:MhdIE232
#486 [まきやま]
せめて裕也と
一緒にいて欲しく
無くて、夜呼び出した
30分経っても
みぃは来ない…。
バックレ?
どんな事されても
俺はみぃを待つよ。
脳みそと体は
バラバラで…
不思議とお酒が
進んでしまう。
:07/03/18 09:46
:W42SA
:MhdIE232
#487 [まきやま]
好きなんだよ。
みぃしかいらない。
一緒にいたいよ。
なのに何で?
俺じゃ駄目か?
「やっぱり諒ニィは
凄いんだねっ」
そんな言葉…
今は聞きたく無いよ
:07/03/18 09:48
:W42SA
:MhdIE232
#488 [まきやま]
酒の力も影響して
気付いたら
押し倒してたんだ。
スゲー嫌がる未来。
それを見てまた
ムカついてる自分。
馬鹿にすんなよ。
何も言わない俺だけど ちゃんと心は
あるんだからさ…
:07/03/18 09:50
:W42SA
:MhdIE232
#489 [まきやま]
寸前で止めようと
思ってた。
どうせ裕也と
そいゆう事とか
しちゃってんのかと
思ってた。
スカートなんか
履いてくるから…
俺は歯止めが
効かなくなった。
今…この瞬間だけ
未来は俺の事だけ
考えてくれてるかな
.
:07/03/18 09:53
:W42SA
:MhdIE232
#490 [まきやま]
終わって横たわる
未来を見て
細い奴だな。
そんな事思った。
こうゆうのって
ビデオとかでしか
見た事無かった。
気持ち良くねぇ。
むしろ今の俺…
気持ち悪いし
これって犯罪…?
:07/03/18 09:56
:W42SA
:MhdIE232
#491 [まきやま]
みぃの血を見た瞬間
一気に酔いが覚めた
馬鹿.馬鹿.馬鹿!!!
俺何やってんだよ
レイプじゃん。
ヤバい.ヤバい.ヤバい
必死になって
血を拭いて気分を
紛らわせてた。
:07/03/18 09:58
:W42SA
:MhdIE232
#492 [まきやま]
その日から
具合が悪いみたいで
未来は学校にも
来なかった。
もしかしてあの日の
ショックでっ…?
確かめたくて.
心配で….
見舞いに行っても
会ってくれなかったけど
:07/03/18 10:01
:W42SA
:MhdIE232
#493 [まきやま]
「…3ヶ月なの」
聞いた瞬間…
土下座したかった。
好きな男の子供なら
まだしも…
あんな風に出来た
子供なんか……。
俺の子供なんか
産みたくないだろ?
諒の子供が
産みたいだろ?
:07/03/18 10:03
:W42SA
:MhdIE232
#494 [まきやま]
俺は逃げたんだよ。
自分がした事なのに
しっかり向き合う
勇気も無かった。
「俺の子じゃない」
そんな言葉を吐いて
人を殺させた。
未来と俺の子…
そんなもん
望まれて無いだろ?
:07/03/18 10:06
:W42SA
:MhdIE232
#495 [まきやま]
--…
母と諒が出て行った
ぐちゃぐちゃの部屋
ため息をついて
ベットに座り込む。
3年前の事を
まるで昨日起きた
事のように…
毎日思い出してた。
あんな事しといて
まだ好きなんだ。
:07/03/18 10:09
:W42SA
:MhdIE232
#496 [まきやま]
諒は何もかも
知ってるかと思ってた
殴られると思った。
むしろ怒って
ほしかったんだ。
なのに…
全然普通の態度で.
しかも瑠美と
付き合った。
:07/03/19 00:25
:W42SA
:XbNA908U
#497 [まきやま]
初めて諒に失望した
お前だけが全てだった みぃはどうなる?
瑠美じゃないだろ?
何で怒らねぇんだよ
そんな事を思って
諒に冷たくなった。
:07/03/19 00:27
:W42SA
:XbNA908U
#498 [まきやま]
この3年間。
毎日ひたすら
こき使われて.
もらった給料は
貯まる一方で。
「無」に近い日々。
でもみぃの事考え
無い日は無かったよ
:07/03/19 00:38
:W42SA
:XbNA908U
#499 [まきやま]
便箋をしばらく
見つめる事しか
できなかった。
丸い独特な文字…
桃色の便箋。
いつも話してた
窓を見つめる。
:07/03/19 00:41
:W42SA
:XbNA908U
#500 [まきやま]
また昔みたいに
話せるカナ。
会ってくれるかな
何が書いてあるの?
このチャンス…--
逃しちゃいけない。
:07/03/19 00:43
:W42SA
:XbNA908U
#501 [まきやま]
ゴクリとつばを飲み
ゆっくり便箋を
開いた。
可愛いらしい
丸い文字。
「司へ」
「へ」の部分に
斜めに2本線が
入っている。
変わって無いな。
:07/03/19 00:45
:W42SA
:XbNA908U
#502 [まきやま]
「っ……」
読めば読む程
涙が止まらない。
一文字一文字に
みぃの気持ちが
詰まってるんだ。
.
:07/03/19 00:49
:W42SA
:XbNA908U
#503 [まきやま]
司へ
この3年間.
貴方宛ての手紙を
何回も書きました。
書いては捨てて…
捨ててはまた書いて
でも、今日は違う。
ちゃんと読んでる?
司は優しいから
読んでくれてるよね
.
:07/03/19 00:52
:W42SA
:XbNA908U
#504 [まきやま]
あの日からもう
3年間も経つんだね
司は漁師になったん
だってね。
あの日から司は
夢を追いかけるのも
人と関わるのも
辞めちゃったのカナ…
私が壊したんだよね
司の人生を.
司の心を.
司の優しさを.
.
:07/03/19 00:55
:W42SA
:XbNA908U
#505 [まきやま]
赤ちゃん降ろした時
私は身体を壊したの
もう二度と赤ちゃん
は作れないんだって
それでも良いんだ。
ずーっと昔からの
司に対してあんな
態度取ってさ?
バチが当たったんだよ
.
:07/03/19 00:58
:W42SA
:XbNA908U
#506 [まきやま]
ねぇ…司は
気付いてたカナ…?
私が本当に本当に
大切で大好きな人。
優しくて頭が良い
諒ニィだと思ってる?
違うよ?
私が
本当に大好きなのは
頭悪くて.無口で.
変な髪型にしたり.
先生にすぐはむかう
でも優しくて
私の皮肉を笑って
包んでくれる
司?貴方だよ…?
:07/03/19 01:01
:W42SA
:XbNA908U
#507 [まきやま]
意地っぱりで
ごめんなさい。
たくさん傷つけて
ごめんなさい。
司怒ってるよね。
おめでとうって…
素直に言えば良かった
その時好きって
言えば良かった。
:07/03/19 01:04
:W42SA
:XbNA908U
#508 [まきやま]
司が私に気が無くて
会いたく無いなら
この手紙を捨てて?
…少しでも.
私に会いたいって
思ってくれたなら
もうすぐ始まる
祭りの日。
夜19時に…
あの場所で待ってる
:07/03/19 01:06
:W42SA
:XbNA908U
#509 [まきやま]
あの場所をずっと
暗くて嫌な思い出に
しておきたくないの
司への思いは
前と全然変わらないの
司は今何をして
何に悩んで…
どんな気持ちかを
知りたいの。
大好きなの。
人目でも良いから
会いたいよ…。
.
:07/03/19 01:09
:W42SA
:XbNA908U
#510 [まきやま]
長々とごめんなさい
みぃは待ってます。
あの日司が私を
待っててくれたみたいに
ずーっと…。
未来より。
:07/03/19 01:10
:W42SA
:XbNA908U
#511 [まきやま]
……---
「それで?2人は
どうなったの…?」
チラリと時計に
目をやった。
「…続きは帰って
来たら話してあげる」
しゅんとした顔で
呟く。
:07/03/19 01:13
:W42SA
:XbNA908U
#512 [まきやま]
「帰って来るか…
分からないよ…」
諒は笑って頭を撫でる
「美嘉ちゃんは…
絶対大丈夫。
先生が保証するよ」
美嘉の表情が
少し和らいだ。
:07/03/19 01:15
:W42SA
:XbNA908U
#513 [まきやま]
「話の続きを考えて
たら…手術なんて
あっという間だよ」
美嘉は笑った。
「麻酔かかって…
眠ってるから!!」
諒は舌を出して
おどけてみせる。
「玉城先生っ…」
ナースが来て
諒は頷く。
「美嘉ちゃん…時間だ。行ってらっしゃい」
:07/03/19 01:17
:W42SA
:XbNA908U
#514 [まきやま]
「先生っ…絶対絶対
待っててね?」
諒は頷く。
「待ってるよ。」
手術室の医師に
会釈をして
扉が閉まった。
ふぅっとため息。
「大丈夫大丈夫…」
小さく呟いて
足早にドクタールームへ
足を進めた。
:07/03/19 01:21
:W42SA
:XbNA908U
#515 [まきやま]
「玉城先生お疲れ」
先輩ドクターが声を
かけてくれた。
「お疲れ様です。」
「昨日から徹夜だろ? 小児科は大変だな」
諒は微笑んで
「やっと一段落
着いたんで…今日は
帰ります。」
:07/03/19 01:23
:W42SA
:XbNA908U
#516 [まきやま]
「若いなあ…!!
さすが20代!!」
この先輩の肩パン…
マジで痛いんだよな
「もう27っすよ?」
苦笑いを浮かべて
白衣を脱いだ。
携帯を開くと
「着信あり」の文字
:07/03/19 01:25
:W42SA
:XbNA908U
#517 [まきやま]
プルルルッ…--
プルルルッ…--
「寝てんのかな…」
時計を見て呟く。
「もしもしっ?
仕事終わった??」
「うん。たった今」
懐かしい声に
自然と顔がゆるむ。
:07/03/19 01:27
:W42SA
:XbNA908U
#518 [まきやま]
「お疲れ様ー!!
どう?東京寒い?」
「寒ぃよー慣れたけど。で.何さ?」
「んー?えへへッ」
「気持ち悪いな…
用無いなら切るよ」
コンビニで弁当を買い 寒さに身震いする
.
:07/03/19 01:31
:W42SA
:XbNA908U
#519 [まきやま]
25の冬。
俺は東京の病院に
引き戻された。
小児科病棟で
毎日必死こいて
働いている。
島みたいに時間は
ゆっくり流れて
無くて…
泣いたり笑ったり
毎日楽しかった
島が恋しかった。
:07/03/19 01:33
:W42SA
:XbNA908U
#520 [快]
途中途中コメント入れてすみません。
マジで読んでます。
頑張って下さい☆
:07/03/19 01:35
:D902i
:XmTHgrns
#521 [まきやま]
瑠美とは続いてる。
連絡とかも
あまり出来ないけど
信じてくれてる。
司にも.みいにも.
瑠美にも……
今スゲー会いたいよ
東京の寒さは
1人だともっと
身にしみるから。
:07/03/19 01:36
:W42SA
:XbNA908U
#522 [まきやま]
祭りの日…
東京の病院に呼ばれ
俺は島にいなかった
司と未来がその後
どうなったのか
よく知らない。
きっと大丈夫だとは
思うんだけど。
今も珍しく司から
着信が来たのに
未来が出たし。
上手くいってんだな.
:07/03/19 01:38
:W42SA
:XbNA908U
#523 [まきやま]
快さんI
全然ですよ(o・v・o) コメントとか
嬉しすぎますからx
ありがとう
:07/03/19 01:39
:W42SA
:XbNA908U
#524 [まきやま]
「ねぇ!!聞いてる?」
「っ!!ごめん。
眠たくてさあー…」
「寝てないの?
駄目だよー?睡眠は
大切でしょ!先生」
小さく笑って
玄関を開ける。
ワンルームのマンション
レポートだらけの
机をどけて
袋から弁当を出した。
:07/03/19 01:43
:W42SA
:XbNA908U
#525 [まきやま]
ベットの側の
写真立てに目をやる
成人式の時…
3人で撮った写真
瑠美との写真。
「会いたくなるな
電話とかすると…」
そう呟いて
ご飯を口に運ぶ。
「会いたい?」
:07/03/19 01:46
:W42SA
:XbNA908U
#526 [まきやま]
「島が恋しいよ。
瑠美.司.未来が--」
ピンポーン…
「クスクスッ--」
「何笑ってんの。
誰か来たから.
またかけるね?」
そい言って受話器を
机に置いて
玄関の扉を開いた。
:07/03/19 01:48
:W42SA
:XbNA908U
#527 [まきやま]
「りょおーッッ!!!!」
大きい荷物を
両手に持っている
「えッ!!!…」
動揺を隠せない。
「だって…え!!」
さっきまで
電話で話してたのに…
.
:07/03/19 01:51
:W42SA
:XbNA908U
#528 [まきやま]
2年間会いたくて
仕方が無かった3人
が今…目の前にいる
「東京寒すぎー!!」
「みい…。」
「早く中入れてよ
どーせ暇でしょ?」
「司…。」
自然と目がうるむ。
:07/03/19 01:53
:W42SA
:XbNA908U
#529 [まきやま]
「…久しぶり。」
懐かしい愛する人。
「瑠美…髪切った?」
「司が切ってくれたの」
「来るなら言えよ!!
ま.入りなっ?」
3人はにっこり笑う
:07/03/19 01:55
:W42SA
:XbNA908U
#530 [ゅぃ]
あげ☆
みぃの手紙が…もぉ司への想いが伝わってきて泣ける(/_;)うまくいったみたいでよかったよぉ(*'∪`幸)
まっきー天才だぁ(●V∪V●)
:07/03/20 00:05
:P902iS
:XRzCGUK.
#531 [
]
:07/03/20 01:37
:D902iS
:a.miE3YI
#532 [匿名]
本当にいい小説

俺小説で泣いた事ないけどこれみて初めて泣きました

マジ心にジンときました

:07/03/20 04:05
:D901i
:XPd1GEDg
#533 [まきやま]
ゆいちャン
天才とか無いよLL
でも嬉しい
ありがとうx
エエさん
助かりますy
ありがとうII
:07/03/20 12:52
:W42SA
:2nqxCPBA
#534 [まきやま]
匿名さん」
ありがとうI
泣いてくれるなんて
嬉しいですよ
:07/03/20 12:53
:W42SA
:2nqxCPBA
#535 [まきやま]
3人の頬は赤く
寒そうにしている。
それを見てクスっと
笑ってしまった。
「わざわざありがと
来てくれて。」
ホットミルクを
机に置いた。
:07/03/20 12:56
:W42SA
:2nqxCPBA
#536 [まきやま]
「住所を頼りに
頑張ったよね」
瑠美は微笑む。
「言ってくれれば
空港まで行ったのに」
「皆元気してた?」
3人は同時に頷く。
:07/03/20 12:58
:W42SA
:2nqxCPBA
#537 [まきやま]
「司.仕事は?」
「今年大検受ける
だから今勉強中途」
金に近い髪の色が
小さく光った。
「そうなのか!!
頑張ってるじゃん」
:07/03/20 13:06
:W42SA
:2nqxCPBA
#538 [まきやま]
「うちらももうハタチ
になるんだよ〜??」
未来が身を乗り出す
「ハタチか…!!俺も
年とったなあ…。」
「それでね?
…報告があるんだ」
未来と司が正座して
こちらを見る。
:07/03/20 13:13
:W42SA
:2nqxCPBA
#539 [まきやま]
「な…何すか…??」
つられて諒も正座。
未来と司の首モトには
赤と青のお揃いの
ネックレス。
「成人式が終わったら 俺等…籍入れます」
いつになく真剣な司
その左手には
未来の右手がしっかり 握られていた。
:07/03/20 13:18
:W42SA
:2nqxCPBA
#540 [まきやま]
「…司をよろしく」
未来が吹き出す。
「あははっ…!!
普通みいをよろしく
でしょ?」
司も小さく笑った。
「何か動揺…!!
でも安心したよ…」
諒は微笑む。
:07/03/20 13:25
:W42SA
:2nqxCPBA
#541 [まきやま]
「祭りの日…。
俺東京行ってたから
どうなったか
よく知らなくて…」
未来と司は
顔を見合わせる。
「えっ…司言って
無かったの?」
「はっ??俺が?
みいが言うのかと
思ってたもん…」
それを見て瑠美が
諒に近寄る。
左指の指輪を見て
少し安心した。
:07/03/20 13:30
:W42SA
:2nqxCPBA
#542 [まきやま]
「駄目だったら…
今ここに居ないよ」
久しぶりに見た…
瑠美の笑顔。
短く切られた
茶色い髪の毛。
全てが懐かしい。
「…だよな。」
:07/03/20 13:33
:W42SA
:2nqxCPBA
#543 [まきやま]
「みいからの手紙
見て…俺にも
伝えなきゃならない
事がたくさんあるっ
て思ったんだ。」
司は少し照れ臭そうに 諒を見た。
「諒のおかげだよ。
勇気を出せたのは」
「3年間…みいを
苦しめた代わりに
これからずーっと
みいを幸せにする」
:07/03/20 13:40
:W42SA
:2nqxCPBA
#544 [まきやま]
「…うん。」
諒は頷いた。
「昔みたいな間違い
絶対しない。
…これからの俺を
見てやってくれる?」
「…うん。」
諒は頷いた。
「幸せになれよ。」
:07/03/20 13:43
:W42SA
:2nqxCPBA
#545 [まきやま]
「直接話したくて…
今日来たんだ。
諒にはいっぱい迷惑
かけたからさ。」
「あー!!諒ニィ!!
泣きそうだよ?」
未来が指さす。
「馬鹿!!んな訳
ねぇだろっ…---」
必死に目をこする。
玉城 諒。
27歳.おっさん。
今やっと肩の荷が
降りたって感じ。
:07/03/20 13:46
:W42SA
:2nqxCPBA
#546 [まきやま]
「これからいっぱい
司の愛もらえよ?」
「…うん!!」
未来は笑顔で頷く。
「あー…良かった。
何か俺まで幸せ。」
諒は時計を見て
立ち上がった。
「腹減ってない?
何か食い行く?
ご馳走してやるよ」
「やったー!!!」
:07/03/20 13:50
:W42SA
:2nqxCPBA
#547 [まきやま]
食事中.
たくさんの話をした
一気に島が
恋しくなったよ。
瑠美と毎日会いたい
司とくだらない事で
喧嘩したい。
みいとあの診療所で
のんびりしたいよ
.
:07/03/20 13:53
:W42SA
:2nqxCPBA
#548 [まきやま]
家に戻った瞬間…
司と未来は瞬寝。
2人手を繋いで
向き合ってグッスリ…
「疲れたのかな…」
瑠美は優しく微笑み
2人に毛布をかけた
「最近みい司んちに
入り浸って帰って
来ないんだから…」
「今が1番
幸せなんだな」
:07/03/20 13:57
:W42SA
:2nqxCPBA
#549 [まきやま]
時計をチラリと見た
「あと3時間…」
瑠美は諒に抱きつく
「…仕事?」
「患者の手術がね…
もうすぐ終わる。」
「側にいてあげなきゃ」
「…行っちゃうの?」
瑠美の声が震える。
:07/03/20 14:00
:W42SA
:2nqxCPBA
#550 [まきやま]
「それは俺の台詞」
瑠美の頬に触れる
「いつ帰るの?」
「…明日の夜には」
「…側にいてよ。」
「えっ…?」
諒は瑠美に優しく
唇を重ねた。
:07/03/20 14:04
:W42SA
:2nqxCPBA
#551 [まきやま]
「会いたかった。
離れたくないよ。」
諒は真剣だった。
「俺等も…
結婚しちゃおっか」
瑠美は微笑む。
「…諒がちゃんと
東京での仕事に
満足したらね?」
「結婚したせいで
島に戻ったりして
後悔するよ…?」
瑠美は優しく
諒の髪に触れる。
:07/03/20 14:07
:W42SA
:2nqxCPBA
#552 [まきやま]
「毎日この指輪して
たまにだけど電話して それだけだけど…
私は待ってるから」
「私は頑張ってる
諒が大好きなんだ」
「瑠美……」
「私が30になる
までねっ…?」
瑠美が笑った。
:07/03/20 14:11
:W42SA
:2nqxCPBA
#553 [まきやま]
あぁ…。
瑠美は本当しっかり
してんな。
毎日この指輪して
たまにしかできない
連絡をして
俺はガムシャラに
頑張れば良いのかな
信じてくれてるって
思いながら。
:07/03/20 14:13
:W42SA
:2nqxCPBA
#554 [まきやま]
朝日が差し込んで
目を細めた。
瑠美は俺の横で
スヤスヤ眠ってる
2年振りに
会ったのに……
チューしかしてねえ!!
玉城 諒
27歳.おっさん。
身体はまだまだ
20代前半?
立ち上がって
支度を始めた。
:07/03/20 14:16
:W42SA
:2nqxCPBA
#555 [まきやま]
…3人へ…
仕事だから
あんまり構って
やれなくてごめんね
でも来てくれて
本当嬉しかった。
司の気持ちも
ちゃんと聞けたし。
また来いよ。
鍵はポストに
入れといてね。
諒より
:07/03/20 14:18
:W42SA
:2nqxCPBA
#556 [まきやま]
「よし…行くか」
鞄をかかえて
玄関を開ける。
「さみー…」
こんなに着込んでる
のに…寒すぎる!!
顔がしびれる…
白い息を吐きながら
近くの駅へと
足を早める。
:07/03/20 14:24
:W42SA
:2nqxCPBA
#557 [まきやま]
前に女子高生2人が
寒そうに歩く。
生足あんだけ
出してれば
寒いだろっ!!!
1人つっこみを入れ
電車を待った。
来た電車は激混み。
毎朝だけど.これが
東京の1番嫌いな所
:07/03/20 14:27
:W42SA
:2nqxCPBA
#558 [まきやま]
キツキツで
身動きなんか取れない 満員電車。
たまに見える外の景色
美嘉ちゃんが
住んでる街が見えた
美嘉ちゃん…
もう起きてるかな?
:07/03/20 14:31
:W42SA
:2nqxCPBA
#559 [まきやま]
「おはよう
ございまーす!!」
ナース.ドクターに
挨拶をして白衣を
着込んだ。
白衣を着たら
患者たちは俺に
挨拶をしてくる。
「玉城先生おはよ」
「おはよう」
:07/03/20 14:36
:W42SA
:2nqxCPBA
#560 [まきやま]
「美嘉ちゃんは?」
1緒に組んでる
ナースに聞いた。
「成功しました…
あと1時間ぐらいで
麻酔が切れると
思います…。」
「良かった…。」
俺のガッツポーズに
思わず吹き出す
ナース。
:07/03/20 14:38
:W42SA
:2nqxCPBA
#561 [まきやま]
「先生優しい人
ですね…」
「いやいやっ…」
諒は笑った。
「彼女は幸せですね
玉城先生みたいな彼」
自分の左指の指輪を
チラリと見つめる。
:07/03/20 14:42
:W42SA
:2nqxCPBA
#562 [まきやま]
小さくて
化粧濃くて
喜怒哀楽激しくて
でもしっかりしてて
俺の事待ってて
くれてる瑠美。
細くて
お調子モンで
皮肉やさんで…
悩みとかあんのに
溜め込んで…
俺の永遠の妹の未来
:07/03/21 04:16
:W42SA
:SND2EYvc
#563 [まきやま]
くだんない喧嘩して
無口で気分屋で
パンクかロックか
なんかさわがしい
音楽いつも聞いて
でもスゲー一途で
お前の不器用なんだけど スゲー優しい
俺の弟、司。
:07/03/21 04:19
:W42SA
:SND2EYvc
#564 [まきやま]
「俺…幸せ者ですから」
ナースに笑いかける
玉城 諒。
27歳.おっさん
人口500人足らずの 小さな島で
失ないたくない
大切な人達に
出会いました。
遠く離れた今も
きっとこの先も
この絆は
絶対切れません。
:07/03/21 04:22
:W42SA
:SND2EYvc
#565 [まきやま]
スヤスヤと眠る
美嘉ちゃんを
見下ろす。
美嘉ちゃんが
起きるまであと
1時間ちょい。
頭を少しずつ
整理してみる。
早く起きないカナ
:07/03/21 04:24
:W42SA
:SND2EYvc
#566 [まきやま]
起きたら
美嘉ちゃんの
大好きな話の続き…
聞かせてあげるよ。
俺の大事な2人の
恋物語。
きっと美嘉ちゃん
またキャーキャー
言うんだろうな。
:07/03/21 04:26
:W42SA
:SND2EYvc
#567 [まきやま]
美嘉ちゃんにも
幸せになって欲しい
早く起きて.
早く起きて.
うっすらと開いた
綺麗な瞳が
俺を見つめる。
「美嘉ちゃん
おはよう…。」
-終-
:07/03/21 04:29
:W42SA
:SND2EYvc
#568 [まきやま]
終わりましたL!!
今まで読んで
いただいて
本当ありがとうx
アドバイス.感想
お願いします」
:07/03/21 04:31
:W42SA
:SND2EYvc
#569 [快]
お疲れ様でした◎
本っっ当に良い小説を
読ませて頂きました。
何かこの小説読んで心が温かくなりました。
主さん文章センスありまくりっすね。"本"にしてもらいたい位です(^∀^)
もぅ主さんのファンってやつですね。笑
是非また新しい作品書いてもらいたいです。
本当にありがとう。
:07/03/21 05:11
:D902i
:V4/qR13Y
#570 [
美月
]
:07/03/21 05:24
:D902iS
:y52VB0hg
#571 [我輩は匿名である]
:07/03/21 18:11
:SH902iS
:☆☆☆
#572 [まきやま]
快さん!!
長文ありがとうx
正直…
読んでもらえるか
超不安でした滾O
そんなふうに
まきの小説のファン
ッて言ッていただけて
本当嬉しいです!!
しかも本とか…wx
嬉し過ぎますよ
新しいのわまだ話が
整理ついてないので
できたらここに
必ず貼らせて
いただきますy!!
こんな未熟な奴を
好いていただいて
ありがとう
:07/03/23 01:42
:W42SA
:yWAD3uTs
#573 [まきやま]
美月さん!!
忘れる訳無いぢャ
無いですかあ!!
お久しぶりですエ♪
さリげに読んで
くれてたんですねx
嬉しいです
そう言っていただけ
ると本当嬉しい!!
こんな奴の小説を
最後まで
ありがとう
ございます(o・v・o)
:07/03/23 01:45
:W42SA
:yWAD3uTs
#574 [まきやま]
匿名さん!!
最後までありがとう
:07/03/23 01:46
:W42SA
:yWAD3uTs
#575 [まきやま]
読んでくれた皆さん
に相談があリます…
実わ新しい小説を
書こうか迷ってて。
こんな奴が書いても
また読んでいただけ
ますか灌氈HR
書いても読んで
もらえないと独り言
みたいで寂しくて。
皆さんの指摘を
待ってます。。
:07/03/24 02:39
:W42SA
:aZsqnK4Y
#576 [愛]
:07/03/24 02:46
:D902iS
:PyVcUr1c
#577 [
美月
]
:07/03/24 03:15
:D902iS
:CFWkzJ0U
#578 [あ-ちゆん]
私も読んでるんで
ぜひ書いて下さいeテ
楽しみにしてます~
頑張って下さいテ
:07/03/24 22:19
:W44T
:fnpiR4ag
#579 [ゅぃ]
まっきーお疲れ様でした★今回も楽しく読ませていただきました(●V∪V●)
まっきーの小説はほんと大好き☆いつまでも応援してます。まっきーファンが沢山いるってことはそれだけいい小説を書いてるんですからまた新しいのを是非書いてくださいね♪楽しみにしてますよ(Uω∪`*)
:07/03/25 01:31
:P902iS
:fOla/cpY
#580 [みほこ]
私も全部読まさせていただきました

この小説大好きです

次回作期待してます

:07/03/25 02:42
:N902i
:WW8i/03g
#581 [まきやま]
愛さん!!
画面メモですか!!
嬉しいですm!!
そう言ってもらえて
また書いてみようと
思えました。
本当ありがとうxx
:07/03/25 22:39
:W42S
:nKbROsTs
#582 [まきやま]
美月さん
まっきーとかぢャん
ぢャん呼んで下さいN 嬉しすぎますx
長文ありがとう!!
本当嬉しくて
感謝しまくりですエ
ありがとう!!
:07/03/25 22:41
:W42S
:nKbROsTs
#583 [まきやま]
あーちゆんさん
初めましてN
ありがとうx!!
本当に嬉しいですI
:07/03/25 22:42
:W42S
:nKbROsTs
#584 [まきやま]
ゆいちャん☆
毎回ありがとうx
コメントとかまめに
くれて…o(T□T)o
嬉しいよ!!
:07/03/25 22:43
:W42S
:nKbROsTs
#585 [まきやま]
みほこさん
ありがとうNx
大好きとか嬉しいですII
:07/03/25 22:44
:W42S
:nKbROsTs
#586 [まきやま]
コメントくれた皆さん あリがとう!!
何か自信喪失して
しまって…(涙)
へこたれそうになリ
ました。。
でも、皆さんがくれたコメントのおかぐで
また書こうと思えましたx!!
ありがとうIN
:07/03/25 22:46
:W42S
:nKbROsTs
#587 [まきやま]
:07/03/25 23:00
:W42S
:nKbROsTs
#588 [らび◆nb2NyUSmjM]
:07/06/24 03:30
:D903i
:Vy7fxEFM
#589 [虹]
今読みました

もう

まきやまさんの小説は本当に大好きです

すごくすごくです


ブックマにもいれちゃいました

:07/07/21 21:58
:SH902i
:99uSQQqY
#590 [みィ]
:07/09/09 23:01
:D902iS
:i6zc01IM
#591 [みィ]
:07/09/09 23:03
:D902iS
:i6zc01IM
#592 [我輩は匿名である]
:07/09/30 23:32
:W51S
:9GLdRVOI
#593 [我輩は匿名である]
:07/10/01 00:41
:W51S
:/mTmEpEw
#594 [我輩は匿名である]
200ー250
:08/08/06 12:49
:W61SH
:sPEv/d4s
#595 [我輩は匿名である]
:08/08/06 12:50
:W61SH
:sPEv/d4s
#596 [我輩は匿名である]
:08/08/06 12:50
:W61SH
:sPEv/d4s
#597 [我輩は匿名である]
主さん、まってます~
あげ
:08/08/10 17:28
:W61SH
:lUD2xpk2
#598 [我輩は匿名である]
:08/11/08 15:30
:706P
:jQueOzSA
#599 [
]
:09/11/30 22:10
:SH904i
:OrwAPMog
#600 [ゆぅ]
今日1作目から読ませて頂きました!!!
このシリーズの大ファンです´`*
もぉ-泣きすぎです

友達にもススメて
読んでもらお-と思ってます

3作目も頑張って下さい

要も凜も波も由美も
大好きです

:09/12/06 21:29
:SH905i
:I44iPLco
#601 [ハナ]
:09/12/07 00:48
:P08A3
:Vz8oK5O.
#602 [ららばい]
良い話.あげます
:10/01/02 22:45
:W56T
:7o52f45s
#603 [
]
)^o^(
:10/02/26 09:01
:SH01B
:vKzQG0c6
#604 [
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1000

:10/02/26 11:20
:SH01B
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#1001 [我輩は匿名である]
このスレッドは 1000 を超えました。
もう書けないので新しいスレッドを建ててください。
:10/02/26 11:20
:
:Thread}
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