゜*消せない・゜
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#200 [xまきケたまx]
  

「そんな暑いか?
そうでも無くね?」

司は苦笑い。

「いや、暑い!!」

歩く足が止まる。

「何だよ…」

諒は司の背中を押す

「諒…市内に行くの
1人ぢゃないだろ…」

司は諒の胸ぐらを掴む

⏰:07/02/27 01:44 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#201 [xまきケたまx]
  

小さく未来と瑠美の
姿が見える。

見えたわけね。

「あぁ…うん。」

諒は視線を外す。

「てめっ……!!!」

「そうゆうのうざっ」

「みぃと何があった」

司は言葉を失う。

⏰:07/02/27 01:46 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#202 [xまきケたまx]
  
司は何も言わない。

諒は呆れたように笑う

「みぃも司も……
変わったんだな。」

諒は先を歩く。

「俺が勝手に
言って良い事じゃない」

「ぢゃあ来い。」

諒は司を見る。

⏰:07/02/27 01:49 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#203 [xまきケたまx]
   
「あっ…」

瑠美と未来の顔が
驚きに変わる。

「こいつが市内まで
連れてってくれる」

諒は司を見た。

司は何も言わず
船に乗り込む。

「乗って…?」

諒は優しく未来に言う

未来はうつ向いて
船に座り込んだ。

⏰:07/02/27 01:51 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#204 [xまきケたまx]
  
着くまでの2時間。
誰も言葉を発しなかった

瑠美も未来も司も…

何があったんだよ。

皆何でそんな顔して
うつ向いてんだよ。

隠すような事なのか?

「着いた。」
司はぶっからぼうに
呟いた。

⏰:07/02/27 01:53 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#205 [xまきケたまx]
  
未来は船から降りた
瞬間しゃがみこんだ

「気持悪いー…」

瑠美は背中をさする

「船酔い?大丈夫?」

「涼しい所に。
司ありがとな。
あと……」

諒は下を向く。

「平気だから。
それよりも…」

司は未来を指差す

⏰:07/02/27 01:56 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#206 [xまきケたまx]
  
とりあえず
近くのファーストフード店に

「未来大丈夫か?」

諒が不安そうに見る

「うん…平気っ!!」

瑠美は口を聞かない

「どこ行きたい?」

「んー…
洋服屋とかっ!!」

未来は笑顔で
諒に言った。

⏰:07/02/27 01:59 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#207 [xまきケたまx]
   

「…だよ。」

瑠美が口を開く。

瑠美は諒を睨む。

「無神経だよ。諒」

諒は何も言えなかった

「みぃと司との事
何も知らないのに…」

その言い方に
胸がちくりと痛む。

⏰:07/02/27 02:01 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#208 [xまきケたまx]
  
「無理矢理…ヒドイと
思わなかったの?」

「みぃが傷つくよ…
もちろん司も……」

「平気っ!!!」

みぃが遮る。

「話さなかった私が
悪いんだもんねっ…」

未来は諒を見つめる。

「知りたかったんでしょ?前々からずっと」

諒は頷いた。

⏰:07/02/27 02:04 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#209 [xまきケたまx]
  

「ずっと黙ってて
ごめんなさい…」

「お願いがあるの」

諒は首を傾げる。

「司を嫌いに…
ならないでね?
怒らないでね?」

「…うん。」

諒は頷いた。

瑠美が未来を見る

未来は少し間をおき
話し始めた。

⏰:07/02/27 02:06 📱:W42SA 🆔:0zhpjz5.


#210 [xまきケたまx]
   

誰か見て
くれてますかね…m


書きまあすyI

⏰:07/02/28 00:44 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#211 [xまきケたまx]
   

「ちょっとたんま!!」

諒は未来の顔に
手を当てる。

「ここじゃ…ね?
ホテル帰った時に
話してくれれば
良いからさ?」

諒は未来を見た。

「…ありがとう」

未来はゆっくり頷いた

⏰:07/02/28 00:46 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#212 [xまきケたまx]
   

ファーストフード店を出て
未来の行きたがった
洋服屋に足を運ぶ


「可愛いー…」


未来の顔はほころび
目をキョロキョロさせて
いろいろな洋服を
手に取ってみる。


「東京の代官山って
所にね?この店の直営店があるんだよ。
ここよりもっと
品数があるんだ。」

⏰:07/02/28 00:50 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#213 [xまきケたまx]
  

「そうなんだっ!!
私ここでも満足
だけどねっ。」


未来はスカートを
手に取って会計に
走って行った。


「良かった…
喜んでくれたね。」

諒は瑠美を見る。

「……うん。」

瑠美は笑って諒を見る。

ペアリング…
未来が言ってたのを
思い出した。

⏰:07/02/28 00:53 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#214 [xまきケたまx]
  
「指輪…欲しい?」

「へっ??」

瑠美は驚いている。

「せっかく来たし…
買っときますか?」

瑠美の顔は真っ赤。
それを見て未来は
諒にブイサイン。


ただ…
俺と瑠美は服の
趣味が違うんだよね

⏰:07/02/28 00:56 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#215 [xまきケたまx]
  
俺は
モノトーンが好き


瑠美は違って
原色のTシャツに
ショートパンツとか。


「指輪シルバーが良いな」

「えー??ゴールド!!」

早速意見割れたし…


それを見て未来は
クスクス笑ってる。


何か…今俺幸せ。

⏰:07/02/28 01:01 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#216 [xまきケたまx]
  
「これなんかどう?」

未来が指差す指輪は
黒い指輪だった。


「可愛いー!!個性的」

瑠美は頷いて
諒を見上げる。


「確かにかっけー!
あれにすっか!!」


店員を呼んで
名前を彫ってもらった

RUMI.RYO.

指輪には
foever Love
と彫ってあった。

⏰:07/02/28 01:08 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#217 [xまきケたまx]
  
小さい紙袋を
くるくる回しながら
瑠美ははしゃいでた

こんなに喜んで
もらえるなんて…
良い事したな俺!笑)


「もうすぐご飯だし
ホテル戻ろっか…?」

諒は内心ドキドキ
していた。

ホテルに戻ったら
全てを聞ける。

どんな事があったのか
分かる。

⏰:07/02/28 01:10 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#218 [xまきケたまx]
   

ホテルは安い割には
結構綺麗で
設備も良かった。

お風呂上がりの
熱った顔の未来が
ベッドにダイブする

「気持ちかったー」

ショートパンツから除く
未来の足。

「お前また痩せた?
細い足しやがって。
瑠美を見習えっ!!」

ゴツンッ!!

ペットボトルが
頭に急降下。

⏰:07/02/28 01:13 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#219 [xまきケたまx]
  
「悪かったわね!!
豚足で!!!」

風呂上がりの瑠美が
諒を睨む。

「久しぶりに見た
お前のスッピン…」

諒は顔を近付ける

「……何よっ?」

「…化けてんなあ」

ゴツン!!!

今度は拳が
顔面ヒット…。

未来はケラケラ
笑っている。

⏰:07/02/28 01:16 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#220 [xまきケたまx]
   

「諒ニィ…?
約束…覚えてるよね?」


未来は髪を耳にかける

諒は頷く。


「ずっと黙ってて
ごめんなさい…
今日…全部話すから」

未来はうつ向く。

「ゆっくりで良いからな…。」
諒は向かい合うよう
座りなおした。

⏰:07/02/28 01:21 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#221 [xまきケたまx]
   
ベッドに三角形の
形になって座る3人


「何があったんだ?


司と…」



未来は思い出すよう
目をつむった。

⏰:07/02/28 01:22 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#222 [xまきケたまx]
   

どこから話せば…
混乱しないかな…?

諒ニィが居なくなって
私ね?本当寂しくて
毎日泣いてたんだ…


…未来*11歳

「諒ニィ元気かな…」

未来はポツリと
呟いていた。

「元気だろ。
良いなー東京っ!!」

ゴロンと寝転がり
司は言った。

⏰:07/02/28 01:27 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#223 [xまきケたまx]
   
私の中での諒ニィは
いつも輝いてた。

勉強もできて

優しくて

運動もできて

本当に憧れの人。

小さい頃は
「諒ニィのお嫁さん」
が私の夢だったんだ

⏰:07/02/28 01:31 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#224 [xまきケたまx]
   
成人式の日。

諒ニィはすんごく
カッコよくなって
帰って来たよね?

髪の毛も伸ばして
洋服もお洒落で…

でも優しいのは
全然変わってなくて

憧れは消せなくて

「諒ニィ大好きー!!」

っていつも司に
溢してたっけ。

⏰:07/02/28 01:33 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#225 [xまきケたまx]
…未来*14歳

中学2年になっても
登下校は毎日
司と一緒だった。

私はテニス部。
司は音楽同好会?
とかゆうの作って
毎日変な歌歌って
先生に怒られてた。


「先生はロック
ってゆうのを分かって無いんだよなー…」

これが司の口癖。

⏰:07/02/28 01:37 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#226 [xまきケたまx]
  
私の友達で
司の事が好きな子は
結構いたんだよ?

確かに顔は
おばさん譲りで
綺麗だもんね。


でも頭悪いし
ムスっとしてるし
全然笑わないし
すぐ殴るし…
私以外の女の子と
全く話さないし…

⏰:07/02/28 01:40 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#227 [xまきケたまx]
  
「私司君が好きなの
みぃ!協力して?」


部活仲間の悦子に
そう言われた時


胸がざわざわした。
モヤモヤした。


嫌だ嫌だ嫌だ。
司は私のだもん
取らないでよ。

そう思った。

この時やっと実感したの


憧れと好きは違う。

⏰:07/02/28 01:43 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#228 [xまきケたまx]
  

「司くんカッコイイ」
「みぃは良いなあ
司君と仲良しで…」

「私も仲良く
なりたいんだけど」

そんな言葉を聞く度
苛々して
モヤモヤした。

…文化祭の前夜祭…

⏰:07/02/28 01:45 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#229 [xまきケたまx]
   
東京から引越して来た美雪って子が
司にベッタリだった。


離れてよ。
司も嫌がりなさいよ


内心焦ってたかも
美雪可愛いかったし


「玉城君!!
一緒に帰ろうよ?」

司…断るよね?
私と帰るんだよね?

⏰:07/02/28 01:50 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#230 [xまきケたまx]
  
「別に良いけど…
みぃも一緒にね?」

その時冷たい水を頭
から被ったみたいに
体が震えた。

「未来まだ出し物の
やるみたいだよ?」

美雪は未来を見た

私のクラスは展示で
少し時間がかかった

「まだ終わらないの?トロいなみぃのクラス」
司は笑って
近付いて来た。

その言葉に
私はカチンときた。

⏰:07/02/28 01:54 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#231 [xまきケたまx]
  
「来ないで…
邪魔になるッ…」

何で断って
くれないのよ。

「邪魔だから
美雪と帰ってて…」

みぃと帰るからって
何で言わないのよ

いや、待ってるから
って言ってよ…


「意味分かんねッ
馬鹿みたい。帰ろ?」

司は未来を睨んで
教室を出た。

⏰:07/02/28 01:58 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#232 [xまきケたまx]
  
2人で帰っちゃった
私の事なんて
何とも思って無いんだ

馬鹿みたいだな私…


諒ニィが好きって
司に言い続けてた自分

憧れと好きを
区別するのが
遅かったんだ…


そう思ったら
涙が溢れちゃって
たくさん泣いた。

⏰:07/02/28 02:02 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#233 [xまきケたまx]
   
泣き疲れたのか
教室で作業して
体を冷やしたからか

私は熱を出した。
しかも文化祭当日…

でもいっか…

司が美雪と
イチャイチャしてるの 見たくないもん


未来は布団にもぐり
涙を流した。

⏰:07/02/28 02:04 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#234 [xまきケたまx]
  
「おい!!みぃ!!」

部屋の扉が荒々しく
開かれた。

未来は驚いて
目を丸くする。

「熱出すなんて…
お前馬鹿だなー」

そう言って
プリンとお茶とお菓子 をテーブルに広げた

「何で…?」

声が震えた。

「…昨日一緒に
帰んなかったお詫び」

司は照れているのか
こっちを向かない。

⏰:07/02/28 02:08 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#235 [xまきケたまx]
  
「文化祭行きなよ
馬鹿ぢゃないの…」

また意地をはる私

本当は嬉しくて
泣きそうなのに。

「文化祭なんて…
来年もあるしな!!
てか今日諒から
雑誌が来たから。」

司の鞄から
2冊雑誌が出て来る


私は司を
試してみる事にした

⏰:07/02/28 02:10 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#236 [xまきケたまx]
   
「諒ニィに会いたい
会ったら彼女に
してもらおうかな」


私なりの実験。


少しでも嫌な顔を
司がしたら脈あり。
しなかったら
諦めようって……


司の動きが止まる。

「告白すんの?」
司が聞き返す。

⏰:07/02/28 02:13 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#237 [xまきケたまx]
  
「…うん。」

司はお菓子を広げ

「へぇ。まあ…
頑張って下さいよ」

そう言って
テレビを付けた。

嫌な顔どころか
全く興味無い感じ


やっぱりね…
私たちは幼なじみ。
結ばれる訳無いんだ


この想いは
ずーっと心に
しまっておこう……

⏰:07/02/28 02:16 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#238 [xまきケたまx]
  
私は気持ちを
押し殺し始めた。

司と私は…
ただの幼なじみ。
それだけなの。

それ以上には
発展しないの…

⏰:07/02/28 02:19 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#239 [xまきケたまx]
  
未来*15歳

受験生の私たちは
司の部屋でお勉強

「だから!!そこは
xぢゃないって!!」

司は鉛筆を投げて

「あー!!分かんね!
休憩入りまあす。」

司はゴロンと寝る。

「んもー…
美容師になるなら
勉強!!勉強!!」

未来は司の顔を
覗き込んだ。

「…てか顔ちけぇ!!
やめれっ!!」

司は起き上がった。

⏰:07/02/28 02:25 📱:W42SA 🆔:Hn9KicMk


#240 [ゅぃ]
見てるよぉ、まっきー(●V∪V●)心配ナシです☆

あ〜なんかやっとみぃちゃんと司くんの過去が聞ける★瑠美ちゃんカワイイね、よかったねペアリング(*^^*)続き楽しみにしてます(бω<)

⏰:07/02/28 02:57 📱:P902iS 🆔:uZf7Fvg2


#241 [xまきケたまx]
ゆいちャあンx
ありがとおI
安心だわケx
今日の夜に
たくさン更新します

⏰:07/03/01 15:59 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#242 [xまきケたまx]
  
「何照れてんのよっ
ほら勉強勉強ー!!」

未来は割りと
勉強はできる方だった

めっきり駄目なのは
この男……。
歌は上手いし
運動神経は良いのに


「分かんないよー」

困った顔で頭を抱え
未来を上目で見る。


未来の心は
ざわついて仕方ない

⏰:07/03/01 23:46 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#243 [xまきケたまx]
   

「ちょっと昼寝〜」

そう言って
司はベットに寝転んだ

「…はいはい。」

溜め息をついて
自分の宿題を始めた


司の鼻歌と
さざ波が響き渡る


この空間が恋人同士
みたいで大好きだった

⏰:07/03/01 23:50 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#244 [xまきケたまx]
  
しばらくすると
鼻歌が消えたのに
気付いた。

「…司?」

ベットに近寄る

「…寝てるの?」

司の頬につんつんと
指を差してみる。

「んー…みぃー…」

⏰:07/03/01 23:53 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#245 [xまきケたまx]
  
「何だ…起きてるの」

「…みぃー……」

司はゴロンと横になる

「寝言…爆睡…?」

未来はクスッと
微笑みながら
司を見つめていた。

「可愛いな…司は」

未来は金色に光る
司の髪の毛を触る

⏰:07/03/01 23:56 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#246 [xまきケたまx]
  


「大好き……」



そんな言葉を寝てる
司じゃなくて
いつか面と向かって
言える日が来る…?



未来は司の寝顔を
見ながら眠りについた

⏰:07/03/01 23:59 📱:W42SA 🆔:skmBH2OY


#247 [xまきケたまx]
   
「みぃ!!…みい!!」

肩を物凄い勢いで
揺さぶられる。

「………んー?」

目をこすると
目の前には司がいた

「髪ハネてるよ…?」
未来は笑いながら
チラリと窓を見た。


眩しいー…
今日は暑いな……





ん?眩しい…?

⏰:07/03/02 00:03 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#248 [xまきケたまx]
  
「今何時っ??!!」

目覚まし時計を見る

「……えぇー!!!」

未来は頭を抱えて
司の顔を見た。

「いいともが…
終わっちゃったな!!」 
気まずそうに笑う。

私たちはテスト初日に
おサボりをして
しまいました…。

⏰:07/03/02 00:06 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#249 [xまきケたまx]
   

おばさん達は店で
働いてたから
起こし忘れたらしい


司のお母さんも
どーせみぃちゃんの
おうちでしょ?って
気にも止めなかった
みたい……


久しぶりに
お泊まりしちゃった
でも全然嬉しく無い!!

⏰:07/03/02 00:08 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#250 [xまきケたまx]
   
「どうしよぉ…」

半ベソの私を見て
戸惑う司。


司は何も言わず
自分の家へ入った


え…?

「司…?」

未来は玄関から
覗き込む。

⏰:07/03/02 00:12 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#251 [xまきケたまx]
   
「…行くぞっ!!」

そこには諒ニィからの
お下がりの自転車。

「どこに?」

「いいからっ!!」

剣幕に押されて
後ろに乗り込む私。


司の腰に手を回す。

司…いつの間に
筋肉ついたの…?

⏰:07/03/02 00:14 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#252 [xまきケたまx]
  
昔はプニプニしてて
よくお腹つまんで
怒らせてたのに…

そんな事を思った。


「どこ行くのよ?」

「忘れたの?この道」

緩やかな坂を上がり
司の息は荒くなった

⏰:07/03/02 00:17 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#253 [xまきケたまx]
  
森への一本道……
この道は危ないから
入っちゃ駄目って
昔から言われてた…


「あっ!!!!」
未来は思い出したように 大声を上げる。


司はスピードを落とし 静かに止まった。


「3人の秘密基地」

司はにっこり
微笑んだ。

⏰:07/03/02 00:21 📱:W42SA 🆔:UvdiIEJI


#254 [ゅぃ]
昔のみぃちゃんと司くんカワイイ関係だぁ(*^^*)
どぉなっちゃうんだろΣ(-д-;)ドキドキ

⏰:07/03/02 21:35 📱:P902iS 🆔:J4TCH5AM


#255 [xまきケたまx]
ゆいちゃンIx
ありがとうyx
まだ可愛いでしょ?
それが…ねI笑

⏰:07/03/03 02:04 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#256 [xまきケたまx]
  
諒ニィが18の時に
この島から
居なくなる前…。

私たちはここに来た

「悩みができたら
ここに来ること」

そう約束したの。

司が私の手を取る

緩やかな坂を上がる

⏰:07/03/03 02:10 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#257 [xまきケたまx]
  
人が入って来ないから道なんて無くて…

うまく歩けない

薄暗くて…涼しくて

よく諒ニィに
しがみついてたな…

ガサガサッ…

「きゃあッ…!!」

司の腕にしがみつく

⏰:07/03/03 02:13 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#258 [xまきケたまx]
  
「な…何?」
司は立ち止まった。

「ガサガサッて…」

司は辺りを見回す。

「風じゃない?
チキンだな〜みぃ」

司は鼻で笑いながら
先を歩く。

私は司の腕に
しがみついて離れ
なかった。

⏰:07/03/03 02:15 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#259 [xまきケたまx]
  
森も深まってきて
坂もキツクなった。

「もうちょいっ!!」


汗を拭い歩く。



茂みをくぐると
辺り一面わ海だらけ


「わあーっ…」

未来は言葉を失う。

⏰:07/03/03 02:18 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#260 [xまきケたまx]
  
昔ここは
岬だったみたいで
辺り一面の海が
太陽の光に反射して
綺麗に見渡せるの。


「超綺麗……」

私は座り込んで
うっとりしている。

「悩みッて訳じゃ
無いけど…みぃ泣き
そうだったからさ…」

照れ臭さそうに笑い
隣に座る司。

⏰:07/03/03 02:21 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#261 [xまきケたまx]
  
チラリと司を見た。

「あ…」

「?」
司は首を傾げる。

「腕…ごめんっ!!」

司の片腕には
赤い爪の痕があった
私が怖くて
力いっぱい司の腕
掴んだから……


「ごめんね…」

⏰:07/03/03 02:24 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#262 [xまきケたまx]
  
「痛くないから!!」

慌てて未来を見る

「とにかく!
久々ここに来たし、
諒の事思い出せた?
頑張れるだろ?」

司は未来の髪を
優しく撫でた。

その言葉にまた
胸がちくちくして
喉が熱くなった。


「…ありがとう」
それしか言えなかった

⏰:07/03/03 02:27 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#263 [xまきケたまx]
  
諒ニィじゃないよ
司とここに来たから
また頑張れるんだよ


出かけた言葉を
必死に飲み込む。


「…もうすぐ
水泳大会だねっ」

未来は笑って言う

「そうだな!!
楽しみー…。」
司は海を見て笑う

「優勝すっから!!」
司ははにかむ。

「本当〜?怪しい」
未来は司を見た。

⏰:07/03/03 02:31 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#264 [xまきケたまx]
  
「んだそれっ!!
諒だってできた事が
俺にできない訳ねぇ」

「諒ニィ凄かったよね
優勝しちゃってさ〜
司運動部じゃないから怪しいな…」


「じゃあさ!!
俺が優勝したら…
何かしてくれる?」

司はにやりと微笑む

未来は立ち上がる。

⏰:07/03/03 02:34 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#265 [xまきケたまx]
  
「何それー…」

「マジで!!
何でもしてな?」

司の目は真剣だった

「…良いよ?
司には無理だよっ」

舌を出して
伸びをした。

「約束なっ!!
後で後悔すんなよ?」

司も立ち上がって
海を見下ろした。

2人は手を繋いで
茂みをくぐった。

⏰:07/03/03 02:36 📱:W42SA 🆔:l4Cj2DyE


#266 [xまきケたまx]
   
当たり前のように
手を繋げる。

当たり前のように
笑い合える。

隣を歩いている。

ただそれだけで
幸せなの。

絶対離れたくないの

⏰:07/03/04 02:18 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#267 [xまきケたまx]
  
…翌日…

欠伸をしながら
司といつものように
学校へ。

下駄箱に友達がいて
笑いあってる。

「おはよーっ」

背中をポンと叩く。

「みぃ!昨日どした?
来なかったね〜?」

⏰:07/03/04 02:20 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#268 [xまきケたまx]
  
「寝坊した!!
馬鹿でしょ〜?」

司は私から手を離し
スタスタ先を行く。

「玉城君…今日も
機嫌悪そー…」

「…朝だから?」

未来は苦笑いで
司を見た。

⏰:07/03/04 02:23 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#269 [xまきケたまx]
  
司と少し距離を置き
友達と話しながら
教室に入った。


ガラッ…--


男の子達の笑い声

女の子のキツイ視線


「みぃっ…」

友達が指差す。

⏰:07/03/04 02:25 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#270 [xまきケたまx]
  
黒板に大きく書かれた相合い傘。

「玉城 司」

「立川 未来」

「熱愛発覚」

「初体験は茂みの中」
ピンクのチョークで
ハートがたくさん
書かれていた。

⏰:07/03/04 02:29 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#271 [xまきケたまx]
  
「見たんだよ俺!
こいつらが手繋いで
あの森に入ってくの」

クラスの男子が言う


「ちょっとしてから
出て来たよなー!!」


……

「ここは入っちゃ
駄目な所だから
誰にも言っちゃ
駄目だからな…?」


諒ニィの言葉が
頭をかすめる。

⏰:07/03/04 02:32 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#272 [xまきケたまx]
  
「お前等幼なじみで
そうゆう事かよー」

「どうだった?
気持ち良かった?」

クラスの男の子が
未来をヤジる。

未来は下を向く。

言っちゃ駄目…

言っちゃ駄目…

そう言い聞かせた。

⏰:07/03/04 02:34 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#273 [xまきケたまx]
  
「玉城もさ、
何か言ったら?
感想をっ!!」

クラスの女の子が
クスクス笑ってる

言っちゃうの…?

本当のこと……

司を見つめる事は
怖くてできない。

司はバンッと
机をけとばした。

⏰:07/03/04 02:36 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#274 [xまきケたまx]
  
「…お前等さ?
何か勘違いしてね?」

司は微笑みながら
黒板に近寄る。


黒板の文字たちを
ゆっくり消していく


司は口を開いた。

その言葉に包まれた
司の優しさに…
今なら気付けるのに

⏰:07/03/04 02:40 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#275 [xまきケたまx]
   



「馬鹿じゃねぇの?
俺とみぃができてる? 幼なじみとそんなのする訳ねぇだろ?
第1…こんな奴の裸
興奮しねぇしっ!!
俺が好きなのは
もっと大人な女だから」

⏰:07/03/04 02:43 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#276 [xまきケたまx]
   
「じゃあ何で森に?」

「何となく。気分」

「へぇ〜…」

「てか初めてするならもっと良い女とするから!!馬鹿にすんなよ」

司は笑って
クラスの男の子に言った

⏰:07/03/04 02:46 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#277 [xまきケたまx]
  
ここで泣いたら…
私の気持ちバレる!!

「…そうだよ〜!!
しかも私好きな人
他にいるからねっ」

クラスがざわめく。

誰ー?

マジかよっ!?

が辺りに響く。

⏰:07/03/04 02:48 📱:W42SA 🆔:erVoKZQ6


#278 [ゅぃ]
あげ☆★☆
頑張ってください(Uω∪`*)

⏰:07/03/04 21:19 📱:P902iS 🆔:JNn0k8dQ


#279 [ゅぃ]
あげときやす♪

⏰:07/03/06 01:30 📱:P902iS 🆔:Z9BF5K4Q


#280 [我輩は匿名である]
ぁげx

⏰:07/03/06 16:55 📱:W31K 🆔:mVNIqoPk


#281 [ケまきxたまケ]
ゆいちゃん
いつもありがとI!!

匿名さん
ありがとうx

⏰:07/03/07 17:14 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#282 [ケまきxたまケ]
   

司が焦った顔で
私を見つめる。

「誰なの?」

クラスで飛び交う言葉

「……諒ニィ!!!」

そう言った瞬間
司が目を背けた。

クラスは
わーだのキャーだの
はしゃぎ声が響く。

⏰:07/03/07 17:17 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#283 [ケまきxたまケ]
  

しょうがないぢゃん

司の1番には
なれないんでしょ?

幼なじみで
終わりなんでしょ?


どうにでもなれ。


「だから弟の司には…


興味無いもん。」

⏰:07/03/07 17:19 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#284 [ケまきxたまケ]
  
「未来…いつから
好きだったの?」

「言ってくれたら
良かったのにー…」

クラスの友達は
私に近づいてきた。

「な〜んだ!!
つまんねー…」

クラスの男子はそう
言って遊び始めた

「恥ずかしいぢゃん
…好きって言うの」

私は頑張って
笑顔を作った。

⏰:07/03/07 17:22 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#285 [ケまきxたまケ]
   

朝の事なんて
無かったかのように
放課後にはクラスは
穏やかになっていた。

司とは1日
目を合わして無い。

机でため息を付いた

今日は部活が無い。
いつもだったら
待ってるんだけど…

「…いっか。」

小さく溢し
席を立った。

⏰:07/03/07 17:26 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#286 [ケまきxたまケ]
   
「みぃっ!!!」

教室を出ると
誰かに叫ばれ
驚いて振り返った。

野球のユニフォームを着たが
人息を整えながら
近づいてくる。

「裕也…?」

クラスメイトの
裕也だった。

⏰:07/03/07 17:29 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#287 [ケまきxたまケ]
  
裕也とは席が何回か
隣になって仲良しに
なったの。

色素が薄いらしくて
瞳が綺麗な茶色だった

「帰るの?」

未来は頷く。

「司は良いの?」

「今日は良いや。」

未来は微笑む。

⏰:07/03/07 17:32 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#288 [ケまきxたまケ]
  
「みいってさ…
本当に諒君の事…」

裕也は気まづそうに
帽子のつばを触る

「……。」
未来はうつ向く。

裕也は帽子を
被り直した。

「俺…みぃの事…
好きだったんだ」

茶色い瞳が
未来を見つめる。

⏰:07/03/07 17:36 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#289 [ケまきxたまケ]
  
「……えっ?」

未来は顔を上げる。

「また言わせる気?
恥ずかしいから
もう言わねーよ!!」

裕也は未来の
両頬をつまむ。

「イタイッイタイっ!!!」
未来は笑いながら
裕也の手を掴む。

「だから、お前が
誰を好きかなんて…
お見通しなの。」

未来の笑い声が
消える。

⏰:07/03/07 17:39 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#290 [ケまきxたまケ]
  
「兄ちゃんじゃない
…弟だろ?」

裕也は手を離す。

未来の顔は
真っ赤だった。

「意地っぱりだね」

裕也は優しく
帽子を未来に被せた


ポタッ…ポタッ…

未来のローファーに
水が滴る。

⏰:07/03/07 17:42 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#291 [ケまきxたまケ]
   
「そんなに泣くなら
言わなきゃ良いのに」

「だって…だって!!」

未来は鼻をすする。

「言いたかったのは
それだけなんだ。
相談なら乗るよ?
部活戻るわ…。」

裕也は未来の頭を
ぺんっと叩き
走り去った。

⏰:07/03/07 17:45 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#292 [ケまきxたまケ]
  
部屋に戻り
鞄から野球帽を
取り出す。

「裕也優しいな…」

未来はベットに
横になった。

「……。」


むくっと起き上がり
廊下の窓を開ける

コンコンッ…


コンコンッ…!!!

⏰:07/03/07 17:47 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#293 [ケまきxたまケ]
  
ガラガラッ!!!
乱暴に扉が開く。

「…なに?」

うざったそうに睨む

「今日は待たなくて
ごめんね……」

司は髪の毛を触り
「…教室いたの?」

未来は頷く。

「……へぇ。
見に行かなかった」

司はぶっきらぼうに
呟いた。

⏰:07/03/07 17:50 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#294 [ケまきxたまケ]
   
「そうなんだ…。」
未来は下を向く。

「誰の野球帽?
中学のじゃん。」

司は部屋を指差す。

「え!?あー…うん」

未来は焦って
部屋の扉を閉めた。

「は?…まあいいや
俺寝たいんだけど」

司は欠伸を噛み殺す

「あ…ごめんね…?
また明日の朝ね?」

司は返事をせず
窓を閉めた。

⏰:07/03/07 17:54 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#295 [ケまきxたまケ]
  
朝…司の姿は無かった

学校に走り
下駄箱を見る。

ボロボロになった
司の靴があった。

「…なんで…?」

未来は階段を駆け登り勢い良く教室に入る

「おはよーみぃ!!
何で走ってんの?」

未来は辺りを見回す

⏰:07/03/07 17:57 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#296 [ケまきxたまケ]
  
「いやっ…司…」

息が上がり
上手く話せない。

「玉城?音楽室かな」
未来は教室を出て
階段を上がった。


音楽室からは
うるさいぐらいに
ごちゃごちゃした音
が漏れだしている


勢い良く扉を開けた

⏰:07/03/07 17:59 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#297 [ケまきxたまケ]
   
「司っ!!!!」

そこには
横になっている司

未来は司に歩み寄る

「何で先行ったの?」

未来は怒鳴る。

「みぃ…?」
司は伸びをして
起き上がる。

未来はコンポの電源を
荒々しく切る。

静かになった教室。

⏰:07/03/07 18:02 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#298 [ケまきxたまケ]
   
「何で先行ったの?」

未来は再度聞いた。

「なんとなく。気分」

司は立ち上がり
歩き出した。

「は?意味分かんない」

未来は司の手を取る

バシッ!!

司は勢い良く
未来の手を弾いた

「うるせぇ!!!
…HR始まるから行こ」
司はポケットに
手を突っ込んで歩く

⏰:07/03/07 18:05 📱:W42SA 🆔:loqx030E


#299 [ケまきxたまケ]
  
司は未来の顔を見ず
階段を降りる。

「機嫌悪いね…」

未来は言った。

司は返事をしない。

「何で無視するの!?
意味分かんないよ!」

司の早歩きに
頑張ってついていく

⏰:07/03/08 00:47 📱:W42SA 🆔:YA0x6H8Y


#300 [ケまきxたまケ]
  
「司!!!!…ケホッ…」

走ったり
叫んだりしたせいか
胸が少し苦しい。

未来はしゃがみこみ
息を整える。

司はスタスタと
先を歩く。

「司ぁー…。」

小さく呟く。

⏰:07/03/08 00:49 📱:W42SA 🆔:YA0x6H8Y


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