゜*消せない・゜
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#50 [xまきケたまx]
  
そして24になッた冬

4年振りに帰った。

それから司とは
まともに話して無い

俺を避けるかのように

反抗期か?

嫌われるような事
俺したのか?

⏰:07/02/18 00:05 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#51 [xまきケたまx]
  
「純おじさん!!!
ごめんね!!!!」

昨日あんな事
思い返してたら
まんまと寝坊…。

何やってんだ馬鹿。


勢いよく
診察室を開けると
純おじさんは
笑っていた。

「珍しいなあ!
お前が寝坊なんて。
ぢゃあ帰るよ。
忙しくなったら
呼んでくれな?」

⏰:07/02/18 00:08 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#52 [xまきケたまx]
  
「ありがとう!!
ゆっくり休んでね」

諒は微笑んで
白衣をはおる。

未来の病室に行く。


これが毎日の日課。

⏰:07/02/18 00:10 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#53 [xまきケたまx]
   
「おはよー??」

「あッ…おはよ…」

今日の未来は
元気が無かった。

「熱は下がった?
…まだ熱いね…。」

おでこを触れて
顔をしかめる。

⏰:07/02/18 00:14 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#54 [xまきケたまx]
  
「苦しいー……」

未来は重度の喘息持ちで
風邪を引くと
結構ややこしい。

胸が激しく上下して
ゼェゼェ言ってる。

「吸引しよう。
待っててな…?」

未来に微笑み
病室を出る。

⏰:07/02/18 00:17 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#55 [xまきケたまx]
  
「少し苦しいけど…
慣れっこだよな?」

未来の背中をさすり
顔を除きこむ。

シュー…ッ

白い霧状の薬を
未来が吸い込む。


これをすると
未来は大分楽になる

独特な薬の匂い
所詮薬だから
美味しい訳が無い。

⏰:07/02/18 00:21 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#56 [xまきケたまx]
  
「しかし暑い!!」

扇風機を回して
諒は顔をしかめる。

「海行きてぇな…」

ボソッと呟く。

「そういえば諒にぃ
琉海祭りの水泳部門
ずっと1位だッたね」

「あぁー!懐かしい!
中学生部門と高校生
部門連勝だからねっ」

⏰:07/02/18 00:25 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#57 [xまきケたまx]
  
琉海祭り。

毎年8月にやる
島全体のお祭り。

酒飲んで踊って
親睦を深めるんだ。

朝から夜まで
その日はお祭りで
楽しいんだよ。

そのお祭りの見せ場
中学部門と
高校部門で
水泳大会があるんだ
海にコース作ってね?

中3とか高3になると
出場資格がもらえて
よーいどん!!

⏰:07/02/18 00:30 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#58 [xまきケたまx]
  
「懐かしいな…」

去年は診療所で
怪我した酔っ払いの
介抱してたッけ…

「あん時の諒にぃ
本当かっこよかった」

思い返すように
遠い目をする。

⏰:07/02/18 00:32 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#59 [xまきケたまx]
  
「今も水泳大会ッて
あるのか?」

未来は頷く。

「多分…15の時から
行って無いから…」

「…へぇー。
15ん時司出たの?」

「……うん。
優勝してた………」

未来の表情が曇る

⏰:07/02/18 00:35 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#60 [xまきケたまx]
  
「司……元気っ?」

未来は髪の毛をいじる

「元気だよ。最近
反抗期みたいで
うざったいけどね」

諒は腕を組んだ。

「そうなんだッ……」

⏰:07/02/18 00:40 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#61 [xまきケたまx]
  
「見舞い来ねぇよな
あいつ…!!何でかな」

未来は顔を上げる。

「さあッ…漁師は
忙しいからね……」


未来は話をはぐらかす

「諒昨日チューを
見られたんだって?
瑠美ちゃんから
聞いたよー??」

⏰:07/02/18 00:42 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#62 [xまきケたまx]
  
「あいつ……。
本当うざいわー。
夜来たの?」

未来は首を振る。

「診療所にね?
電話が来たの。
馬鹿だねニィニー!!
欲情しすぎだよっ」

わざわざ電話?
あいつも暇人だな。

⏰:07/02/18 00:44 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#63 [xまきケたまx]
  
「恋人同士だもん。
キスぐらいしますよ?」

「キャーッ!!
こっちが照れちゃう」

未来は手足をバタバタ
恥ずかしいがる。


「はいはいっ
暴れない!!
往診行って来るから
大人しくしててな?」

未来の頭をポンと
叩いて席をたつ。

⏰:07/02/18 00:47 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#64 [xまきケたまx]
  
往診中に
琉海祭りの開催地の
海に立ち寄った。


大きく息を吸い込む


潮の匂い…
光り輝く星の砂。
やっぱここは最高だ


「諒…ッ!!!!」

後ろを振り向く。

⏰:07/02/18 00:52 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#65 [xまきケたまx]
  
ダイビングを終えた
瑠美が立っていた。

「おーッ!ダイビング?」
瑠美の濡れた髪に
優しく触れる。

「良い写真撮れたの
現像楽しみーっ!!」

瑠美は微笑んで
タオルで髪を拭く。

⏰:07/02/18 00:58 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#66 [xまきケたまx]
  
「往診?この辺はー
村上さんかっ。」

諒は頷いて
瑠美の髪をタオルで拭く

「薬飲んでるか
チェックしないとねー」

瑠美は笑う。

ギュッ…

諒は後ろから
抱きしめる。

「わあッ…」

⏰:07/02/18 01:04 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#67 [xまきケたまx]
  
「海で抱きしめ合う
恋人たちー♪」

「誰の歌よーっ?」

「作詞作曲…玉城諒」

「そんな歌手いたんだ」
瑠美は笑う。


2人は向き合う。

⏰:07/02/18 01:22 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#68 [xまきケたまx]
  
「また誰かに
見られちゃうから
しないけどねっ…」

両手を上げて
諒は微笑む。

「今日諒の家…
行きたいなっ…?」

瑠美は荷物を持って
歩き出す。

「良いよ。おいで
反抗期の司ちゃんが
いらっしゃいますが」

⏰:07/02/18 01:25 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#69 [xまきケたまx]
  
「司かあーッ…」

瑠美は車に
荷物を積んだ。

諒もそれを手伝う。

「待ってるよ。」

諒は微笑む。

「うん。
ぢゃあ後でね…?」

瑠美は微笑んだ。

⏰:07/02/18 01:28 📱:W42SA 🆔:7qlcXNMg


#70 [ゅぃ]
いいなぁ美男兄弟(*^^*)
B年前に何があったかドキドキです(>_<)
あげあげ☆★☆

⏰:07/02/18 17:54 📱:P902iS 🆔:dtxKA6O.


#71 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
そんな兄弟実在したら
鼻血もンですねエ笑

今から書きます

⏰:07/02/19 01:32 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#72 [xまきケたまx]
  
諒が往診に出かけて

静かな診療所に
独りぼっちな未来。


蒸し暑い病室。
今日は恐ろしいぐらい
風が吹かない日だ。


諒が開けてくれた
窓から外を見る。

⏰:07/02/19 01:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#73 [xまきケたまx]
   
点滴の刺さった腕に
視線を落とす。

体重計もここ数年
乗っていないけど
痩せていッてるのは
大体分かる。


お化粧だって
した事なんか
お祭りの時ぐらい。


女の子なのに…。

⏰:07/02/19 01:40 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#74 [xまきケたまx]
  
戸棚の引き出しから
写真を取り出す。


諒が成人式の時の写真

東京から帰って来た
諒ニィはお洒落になッてて
見とれてしまった。
優しい笑顔は変わッて
無くて、嬉しかった


「若っ…」

自分を見て苦笑い。

⏰:07/02/19 01:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#75 [xまきケたまx]
  
13歳の時は…
まだ仲が良かッたね



今何してるのかな…


美容師は諦めたのかな



聞きたい事はたくさん


言いたい事もたくさん


一生伝わらない
この気持ち。

⏰:07/02/19 01:48 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#76 [xまきケたまx]
  
「ッ………」


写真にぽたッと
水滴が落ちる。


「ただいまッ…--」


諒は気まづそうに
立ちつくす。


「どしたッ??
どっか痛いのか??」


諒は焦って駆け寄る

⏰:07/02/19 01:51 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#77 [xまきケたまx]
  
「痛くッ…ない……
ケホッ…ハァッ……」


未来は両手で顔を覆った


「何か悩み?
俺で良かったら…」


「へぇき……」


未来は布団に
潜りこんだ。


「そっか…。
ぢゃあまた来るわ」

諒は病室を出た。

⏰:07/02/19 01:53 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#78 [xまきケたまx]
   

たまに未来は
暗い表情で
一点を見つめている
時がある。

夜たまに泣いてたり
する時もあるらしい

診療所に独りぼッちで
若いのに
子供も産めない体に
なってしまって…

カナリのストレスが
のしかかってるのかな?

⏰:07/02/19 01:56 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#79 [xまきケたまx]
   
「…何だけどさ
瑠美でも良いから
話聞いてやッてよ。」

雑誌を読む手を止め
瑠美は顔を上げる。


「……私が?」


諒は頷く。


「男の俺には
言いにくいかなッて…」

⏰:07/02/19 01:59 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#80 [xまきケたまx]
  
「諒…本当に心当たり
無いのねっ?」

瑠美の顔は真剣だ。

「だから瑠美に
頼んでるんでしょ?」

「…分かッた。」

瑠美は頷く。

「ありがと…。」

瑠美は諒に近寄る。

⏰:07/02/19 02:01 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#81 [xまきケたまx]
  
瑠美は諒の
あぐらの上に乗る。


「まだ20時ッすよー?
飯食ってから…--」


そう言い切る前に
キスされちった……。

こんな体制でキスされたら

玉城…え?たまき?
たましろですよ。


玉城諒24歳。
スイッチオンっ

⏰:07/02/19 02:05 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#82 [xまきケたまx]
   
今年25になるけど
男なのは変わり無い
ですからねっ……


諒は瑠美を押し倒す

舌を絡めて
服の上から胸を触る

瑠美は
ビクンッと反応する

服を捲り上げて
じかに瑠美の体に
触れる。

⏰:07/02/19 02:08 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#83 [xまきケたまx]
   
「りょおッ……」

瑠美が耳元で
優しく囁く。


瑠美の耳を
優しくゆッくり噛む


「あッ!!………」

瑠美の1番敏感な所


瑠美のその声で
俺の理性もふっとぶ

⏰:07/02/19 02:12 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#84 [xまきケたまx]
   
「…まだあげない」

諒は耳元で囁く。

「諒ッ……」

瑠美はイヤらしく
体をくねらせる。

瑠美に唇を交わせ
舌を絡める。


そろそろ
俺の息子も…
我慢の限界っ!

⏰:07/02/19 02:15 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#85 [xまきケたまx]
   
ガチャッ…!!

「諒!!飯持って…」

ッ!!!!!

「あッ…!!!!!!!」

瑠美は急いで起き上がり
バッと服を下げる。


気まづい雰囲気。


あぁー…
良いとこだッたのに

⏰:07/02/19 02:18 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#86 [xまきケたまx]
   
「司……
ノック…しようね?」

立ち上がり司に微笑む。

ガッシャーンッ!!!
お盆を投げつける司



「あつッ…!!!」

瑠美の小さい声。


沖縄そばと
ゴーヤチャンプルーが
カーペットに染み込む

⏰:07/02/19 02:22 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#87 [xまきケたまx]
  
俺の大好きメニューが…

「お前何してんの?」
諒は睨む。

「変態野郎に
食わせる飯はねぇよ
ここは俺の家でも
あんだよ!!!!
ヤるんだったら
外でしろッ!!!!」


「外?この島にホテル
なんて無いぢゃん。
恋人同士なんだし。
お前だッていつかは…」

⏰:07/02/19 02:26 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#88 [xまきケたまx]
  
「諒っ!!!!」

瑠美が2人の間に
割って入る。

「司、嫌な思い…
させてごめんね?
もう諒の家では
そうゆう事しないね?」


「……。」

司は足早に
向かいの部屋に行き
勢い良く扉を閉めた。

⏰:07/02/19 02:29 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#89 [xまきケたまx]
   
「ッたく…。何で
あいつはあぁなんだ?
腹たつー…。」


しゃがみこみ
割れた食器を拾う。


「しょうがないよ。
場面が場面だッたし…
司は特にねッ……」

瑠美は苦笑いをして
食器を拾った。


司は特に…?

諒は気にかかった。

⏰:07/02/19 02:31 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#90 [xまきケたまx]
   
「特にッて…?」


瑠美の動きが止まる


「…年頃がっ!!
18歳って敏感ぢゃん」

「ふーん…?」


その日諒達は
お腹を空かせながら
眠りについた。

⏰:07/02/19 02:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#91 [xまきケたまx]
  
今日は夜の担当なので
瑠美とゆっくり
目覚めた。


部屋には
昨日のそばのダシの
香りが染み付いてる


「お昼どうする?
いい加減腹減った」

「店行こうよ?」

瑠美は言った。


諒は少し考えて
頷いた。

⏰:07/02/19 03:33 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#92 [xまきケたまx]
  
隣の未来の家の店に
足を運ぶ。

「ちわーっす。」

諒はのれんをくぐる

「あら諒。
今日はお休み?」

「今日は夜なの。」

瑠美は台所に入り
エプロンを付ける。

「昨日食べれ無かった
大好物作るからね?」

瑠美は微笑んだ

⏰:07/02/19 03:36 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#93 [xまきケたまx]
   
「みぃの調子は…?」

「昨日から熱が…
多分風邪かな…?」

諒はお茶をすする。

「未季も風邪で
亡くなったから…。
心配でさ……」

今話しをしてるのは
未来の母親の妹。
未来の母親も体が
弱くて…7歳の頃に
亡くなってしまった


それでおばさんが
店を継いで
みぃを育ててるんだ。

⏰:07/02/19 03:39 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#94 [xまきケたまx]
  
「死なせねぇよ。
この俺が!期待の
ドクターよ?」

おばさんは大声で笑い

なら安心だわ。
とこぼした。

コトンッ…

良い匂いが諒の腹を
刺激する。

「瑠美の料理はね
すっごい美味しいさ?
私のお墨付きよ。」

⏰:07/02/19 03:42 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#95 [xまきケたまx]
  
瑠美は照れ笑いを
浮かべている。

「おばさんには
叶わないけど…。」

俺の大好物メニュー!!
男は黙って
ゴーヤチャンプルーだ!!!


「いただきますっ」

諒は両手を合わせて
食べ始めた。

「純おじさんと
みぃにも弁当作って
あげないとねーっ」

⏰:07/02/19 03:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#96 [ゅぃ]
あぁぁぁげ(/^^)/
沖縄行きたぁぁい♪いいなぁずっと夏(*^^*)すてきなとこだね(бω<)

⏰:07/02/19 19:13 📱:P902iS 🆔:B4CUllp.


#97 [xまきケたまx]
ゆいちャン~
ありがとうy☆
沖縄良いよね咐x
住みたいよ!

⏰:07/02/19 19:34 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#98 [xまきケたまx]
  
「そうだね!!
俺の夜食もお願いっ」

「もう行くの?」

瑠美は台所から言う

「純おじさんも
もう若く無いし…
そろそろ変わって
休んでもらおうかな
って。」


諒は時計を見る。

「12時か…
14時には行くよ。」

⏰:07/02/19 19:38 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#99 [xまきケたまx]
  
「今諒の作ったら
腐っちゃうわ。
作って持って行くよ」

おばさんが言う。

「マジッすか?
助かりますよー!」

諒は微笑んだ。

「未来の主治医だものこ
れくらいさせて?」

おばさんは台所へ
足を進めた。

⏰:07/02/19 19:42 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


#100 [xまきケたまx]
  
「はいっ。
みいとおじさんの
お弁当っ…----」


諒は腕を組んで
下を向いている。


頭がカクンッ…
カクンッと上下する


「クスッ…諒…?」

瑠美は諒の柔らかい
髪の毛に触れる。

⏰:07/02/19 19:45 📱:W42SA 🆔:u5sipED2


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