゜*消せない・゜
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#461 [まきやま]
   
「俺はみぃの体を
傷つけたんだよ…」


「俺は逃げたんだよ
現実からっ…」


「今更どんな顔して
読めば良いんだよ…」

司の目は
寂しく光る。

⏰:07/03/18 02:01 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#462 [まきやま]
   
「…ふざけんな!!」

諒の怒鳴り声が
部屋中に響く…。


「未来はな…
お前への気持ちを
3年も我慢してたん
だぞっ!!!!」


「今…やっと気持ち
伝えようとしてんのに…お前は逃げるのか?」


諒の腕に力が入る


「頼むから…
読んでやってくれ…」

「諒っ…」

⏰:07/03/18 02:04 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#463 [まきやま]
   
「司!!諒!!
辞めなさいよ!!」

母親が部屋に
入って来る。


パシンッ…―

司の頬が赤くなる。


「母さっ…--」


諒は母親の手を掴む


「司…前向いて
歩きなさい。」


司は目を見開いた

⏰:07/03/18 02:08 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#464 [まきやま]
   
「何でっ…?」

諒は戸惑う。

みぃと司の事は
叔母さんしか
知らないはずじゃ…


「…知らないとでも
思っていたの?」


司は言葉につまる。


.

⏰:07/03/18 02:10 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#465 [まきやま]
   
母親は優しく笑い
司の髪を撫でた。


「母親歴何年だと
思ってるのよ…?」


「ちゃんと気持ち
確認しなさい。」


便箋を司に渡し
諒を見た。


「あとは司次第よ。
諒のくれたチャンス
を使うかは。」

⏰:07/03/18 02:13 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#466 [まきやま]
   
母親に押され
司の部屋を出た。


「…いつから知ってたんだよ?」

諒は聞いた。


「中学の卒業の時に

-俺が父親になんか
なれる訳無いよな-

-俺は幸せになんか
なっちゃ駄目なんだ-
って毎日のように
言ってたの。」


「…大丈夫。あぁ
みえて父さん似で
司は一途なのよ。」


母親の笑顔を見た時
本当に大丈夫かもな
と思ってしまった。

⏰:07/03/18 02:17 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#467 [まきやま]
…――

「諒ニィ大好き。」


その言葉を聞く度に
耳なんか聞こえなく
て良いのにと思った


2人が笑い合ってる
のを見る度に


目なんか見えなくて
良いのにと思ってた


悔しいよ.
悲しいよ.
苦しいよ.


俺はこんなに
大好きなのに。

⏰:07/03/18 02:22 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#468 [まきやま]
   
嬉しそうに
少し照れながら
諒の話をする度に


「好きなんだよ.」


って言いたかった。


俺は弱虫だ。
嫌われたくなかった
どんな形でも良い。
隣にいたかった。

⏰:07/03/18 02:25 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#469 [まきやま]
   
悔しいけど…
諒の事は嫌いに
なんかなれないよ。


優しいし.
お洒落だし.
よく笑うし.
頭めっちゃ良いし.
自慢の兄貴だもん.


だから余計に
苦しかったよ。


全然知らない他人なら 奪いとったのに。

⏰:07/03/18 02:28 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


#470 [まきやま]
   
他の女子と話さない
のはせめともの
自己アピール。


気付いてよ。ねぇ.
俺の笑った顔も
怒った顔も
お前しか見た事無いよ

文化祭の時.


焼きもちなんかを
焼いてくれるのか
試したんだよ。

⏰:07/03/18 02:31 📱:W42SA 🆔:MhdIE232


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