あなたの願望叶えます
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#572 [ぱいん]
自分でも何故
そんなことをして
しまったのか
わからないが
ハンカチを叶羽に渡し
髪を撫でた。
「あんま泣くなよ…」
不思議な気持ちで
叶羽の髪に
触れていると
ドアをノックする
音が聞こえた。
:08/01/10 12:56 :D905i :jEKkaVJA
#573 [ぱいん]
「時間です」
ドア越しに言われ
俺は叶羽を残して
トイレを出た。
後のことは
わからない。
トイレの外にいた
見張りの男に
すぐに立ち去るよう
言われた俺は
会社に戻った。
:08/01/10 12:59 :D905i :jEKkaVJA
#574 [ぱいん]
またいつもの
退屈な日々が始まった。
痴漢のビデオも
売れたのは最初だけで
俺はあのサイトを
利用することが
出来なくなっていた。
トイレでのプレイも
あいつらが
撮影していたのは
気づいていた。
:08/01/10 13:01 :D905i :jEKkaVJA
#575 [ぱいん]
個室のドアに
ビデオカメラが
取り付けられていたのを
覚えていた。
だがあのビデオは
販売したくなかった。
俺の顔も映っているし
叶羽の名前も
読み上げた。
:08/01/10 13:03 :D905i :jEKkaVJA
#576 [ぱいん]
だが考えるのは
叶羽のこと
ばかりだった。
あの公園にも
行ってみたが
叶羽には会えなかった。
電車に乗ると
自然と叶羽の姿を
探してしまう。
:08/01/10 13:06 :D905i :jEKkaVJA
#577 [ぱいん]
しまいには
自分で販売した
叶羽を痴漢した時の
ビデオを
買ってしまった。
そんな頃
二人目の子供が産まれ
我が家が少し
賑やかになった。
上の子の面倒をみる
機会も増えるにつれて
加奈子との
会話も増えた。
:08/01/10 13:09 :D905i :jEKkaVJA
#578 [ぱいん]
下の子が産まれて
二ヶ月ほど
経ったある日
俺は久しぶりに
加奈子に触れた。
「まだだめよ」
子供を産んですぐは
セックスが
出来ないことは
知っていた。
:08/01/10 13:11 :D905i :jEKkaVJA
#579 [ぱいん]
俺は
「知ってるよ」
吐き捨てるように言い
加奈子の手を
そばにあった
タオルで縛った。
「何するの!?」
驚いて声をあげた
加奈子を無視して
ポケットに忍ばせていた
ローションを取り出す。
:08/01/10 13:14 :D905i :jEKkaVJA
#580 [ぱいん]
風呂上がりの加奈子は
ワンピースのような
パジャマ一枚だった。
邪魔なショーツを脱がせ
俺は加奈子の尻に
ローションを塗った。
「こっちなら
いいんだろ?」
:08/01/10 13:16 :D905i :jEKkaVJA
#581 [ぱいん]
俺の言葉が
何を意味するのか
わかったのか
加奈子はその場から
逃げようと
立ち上がった。
俺はすかさず
加奈子の上半身を
ベッドに押しつける。
「じっとしてろ!」
:08/01/10 13:17 :D905i :jEKkaVJA
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