…キコエナイ歌声…
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#368 [三ッ葉
]
〜♪
麻人の家前に着きチャイムを鳴らす。
「……………」
しばらく沈黙がつのる
ガチャッ……
麻「……み…わ?」
ドアの隙間から麻人の姿が目に入った瞬間
私は麻人に飛び付いた。
が、麻人の体は私の体を支える事なく力無く傾いていき――…
ドサッ
………………倒れた;;
:07/08/18 18:12
:F904i
:☆☆☆
#369 [三ッ葉
]
私も麻人と一緒に倒れこんでしまった。
抱きついた手から
麻人の体がまだ熱を帯びていて、汗ばんでいる事を察知した!
息使いも昨日と同様に荒いまま――…
まだ体調悪いんだ…
詩「みわっ…麻人を部屋に運ばないと」
詩音くんの声と共に体を起こすと、詩音くんが麻人を担いで部屋へと運んでくれた。
周りを様子をみると麻人のお母さんは、留守らしい。
:07/08/18 18:20
:F904i
:☆☆☆
#370 [三ッ葉
]
麻人の額に水で絞りなおしたミニタオルをそっと置いた。
「………う…」
麻人の体がそれにピクッと反応して、小さくうめき声を発した。
それから私達は、ただただしんどそうに横になっている麻人を見守る事しかできなかった。
周りから見ると来た意味がないのかもしれない――…
でも
目の届く範囲で麻人を見守る事が少なくとも安心に繋がるんだ。
:07/08/22 11:54
:F904i
:☆☆☆
#371 [三ッ葉
]
ギュッ……
無意識に麻人の手を握ると、
「ん……美和?」
麻人がゆっくり瞼を開いて、こちらを向く。
"あ、起こしちゃったね。ごめん…。"
私は更に手に力を込めた――…
「――――っつ―!!」
突然の大きなうめき声と同時に麻人の手が私の手から即座にすり抜けた。
……………えっ!?
麻人の顔は苦痛からか歪んでいる。
:07/08/22 13:19
:F904i
:☆☆☆
#372 [三ッ葉
]
「あっ……はぁっ…っ……」
麻人はベッドの上で、もがき苦しむ。
なんとか私の声を届けようと麻人の手に手を近づけようとした。
「駄目だ、美和っ!!」
体の前に詩音君の手が伸びてきて、遮られた。
"どっどうして……?"
私は詩音君の手に触れたまま戸惑った。
「力が暴走してる……。一度解放してしまった力を制御できないんだと思う。」
:07/08/22 14:05
:F904i
:☆☆☆
#373 [我輩は匿名である]
あげ
:07/08/24 08:57
:P902iS
:☆☆☆
#374 [三ッ葉
]
:07/08/31 18:12
:F904i
:☆☆☆
#375 [三ッ葉
]
……………………
……………
あれからしばらく経つと麻人の表情は、少し和らいだ。
私と詩音くんは、ベッドから少し離れてずっと見守っていた。
「……美和、詩音ごめんな。着てくれたのに。」
麻人がゆっくり話すが、答えたくてもさっきの光景を見てしまって
手を繋ぐ事な抵抗があった。
"気にしないでいいよ。
ましになった?"
意味もないのにその場で念じてみた。
:07/08/31 18:13
:F904i
:☆☆☆
#376 [三ッ葉
]
「…………」
案の定、
麻人からの返事はない――…と、思われたが
「……え?」
麻人が詩音君の方を目を開いて見た。
「どうかした?」
「…手……繋いでねぇのに声聞こえる。
これで2度目。」
「力が制御できてないんだよ、きっと。」
2人を話を聞いていると、どうやら麻人には、私の声が届いているらしい。
私は詩音君の手を握った。
:07/08/31 18:15
:F904i
:☆☆☆
#377 [三ッ葉
]
"とにかくっ……
私の声聞こえるんだよね!?"
「まぁな。」
「そうだよ。」
私は2人の反応をみて、とりあえず笑った。
"お粥つくりたいっ!"
何か麻人にしてやりたくて、聞いてみた。
「勝手ど〜ぞ。」
麻人がドサッとベッドに寝直したのを見て、私はキッチンへと向かった。
:07/08/31 18:17
:F904i
:☆☆☆
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