…キコエナイ歌声…
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#373 [我輩は匿名である]
あげ
:07/08/24 08:57
:P902iS
:☆☆☆
#374 [三ッ葉
]
:07/08/31 18:12
:F904i
:☆☆☆
#375 [三ッ葉
]
……………………
……………
あれからしばらく経つと麻人の表情は、少し和らいだ。
私と詩音くんは、ベッドから少し離れてずっと見守っていた。
「……美和、詩音ごめんな。着てくれたのに。」
麻人がゆっくり話すが、答えたくてもさっきの光景を見てしまって
手を繋ぐ事な抵抗があった。
"気にしないでいいよ。
ましになった?"
意味もないのにその場で念じてみた。
:07/08/31 18:13
:F904i
:☆☆☆
#376 [三ッ葉
]
「…………」
案の定、
麻人からの返事はない――…と、思われたが
「……え?」
麻人が詩音君の方を目を開いて見た。
「どうかした?」
「…手……繋いでねぇのに声聞こえる。
これで2度目。」
「力が制御できてないんだよ、きっと。」
2人を話を聞いていると、どうやら麻人には、私の声が届いているらしい。
私は詩音君の手を握った。
:07/08/31 18:15
:F904i
:☆☆☆
#377 [三ッ葉
]
"とにかくっ……
私の声聞こえるんだよね!?"
「まぁな。」
「そうだよ。」
私は2人の反応をみて、とりあえず笑った。
"お粥つくりたいっ!"
何か麻人にしてやりたくて、聞いてみた。
「勝手ど〜ぞ。」
麻人がドサッとベッドに寝直したのを見て、私はキッチンへと向かった。
:07/08/31 18:17
:F904i
:☆☆☆
#378 [三ッ葉
]
…………………
あれ?
ない……。
私は、キッチンにある棚を開けていくがお鍋が見つからない。
周りを見渡すと上の方に開いていない棚があり、そこへと手を伸ばすが届かなかった。
こうなったら――…
と、意気込んだものの良い案が浮かばなかったので、背伸びだけしてみる。
む………届かないっ!
:07/08/31 18:18
:F904i
:☆☆☆
#379 [三ッ葉
]
もう少し、もう少し
身長があれば〜!!
今になって自分の背の小ささを悔やむことになった。
「上の棚あけようか?」
突然した詩音君の声に
わっ…!!!
ズルッ
視界が揺れ、
「鍋なら上の棚に…」
次は麻人の声が耳に入ってってきた。
:07/08/31 18:30
:F904i
:☆☆☆
#380 [三ッ葉
]
がその時は既に
床に倒れてしまっていた。
正しく言い直すと
詩音君に抱きつきながら倒れてしまった。
「お前ら人ん家へなにしにきたんだよ…。」
麻人が少し不機嫌な表情で言い捨てて、階段をドタドタ鳴らしながら上がってってしまった…。
説明する暇さえくれなかった。
「美和、驚きすぎだよ。
大丈夫?」
:07/08/31 18:37
:F904i
:☆☆☆
#381 [三ッ葉
]
詩音君が私の体を乗せたまま上体をゆっくり起こした時、ハッとしてすぐに詩音君から離れた。
"ごめんっ…
大丈夫?痛くない?"
しっかりと手を繋いでから、謝罪する。
「僕は大丈夫だよ。
それより、麻人の機嫌そこねちゃったから、帰るね。」
詩音君は優しく笑う。
"え…?そんなの大丈夫だって……"
「何?
俺にいてほしいの?」
あ……又だ。
詩音君の顔つき、話し方が変わった。
:07/08/31 18:45
:F904i
:☆☆☆
#382 [三ッ葉
]
"えっ…あ、
一緒の方が、多いほうが楽しいから……。"
「困らせちゃったね。
どっちにしたって用事があるから帰らないとダメなんだ。
だからバイバイ。」
詩音君は、戸惑った私を見て頭を撫でた。
あ…
又戻ってる。
私は玄関までいって詩音君に手を振ってお別れをした。
何だかここの家の人みたいになってる自分。
今さらだけど、いいのかな?
:07/08/31 18:54
:F904i
:☆☆☆
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