…キコエナイ歌声…
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#41 [三ッ葉]
 「何が……??」


バッ……


突然聞こえた声に顔をあげる


柵を挟んで私の前に立っていたのは……

えっと……

たしか――――…


神山  麻人。

⏰:07/03/10 01:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#42 [三ッ葉]
美「かっ…神山くん……
何でココに――…??」


私は柵に体を近付けた


麻「何でって……プリント渡しに来たんだけど?」


と、言いながら
真っ黒で光沢のあるランドセルからプリントをだす


何だかそっけない男の子だな………

⏰:07/03/10 11:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#43 [三ッ葉]
美「そっか………でも、何で神山くんが??」


いつもは
女の子か先生なのに……


麻「クラス替え。
俺、一緒のクラスでさ……家も近いし」



クラス替えか………

一年たったんだもんね

⏰:07/03/10 13:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#44 [三ッ葉]
麻「………。
お前学校こいよなッ!!
待ってる奴いてるし…」


こんな私でも待っててくれる人いてるの……??


だって……

だって私―――――   


麻「辛いかもしれないけど、前に進まないと……な??」

⏰:07/03/10 16:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#45 [三ッ葉]
前に進む………か。


コクンッ

私はゆっくり考えながら頭を縦に揺らした


麻「そっか……
じゃあ、一人で行くのもアレだし……
明日迎えにいくよ」



そういってニッコリと微笑んだ………

⏰:07/03/10 17:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#46 [三ッ葉]
その笑顔は
とても穏やかで
今までのそっけない態度を一変させるものだった



なぜか勇気づけられた気がする………



美「神山くんってさ、落ち着いてるよね……
同じ学年とは思えないくらい―――…」


麻「あ…それ…
俺も初めてみたとき、君に対して同じ事思った」

⏰:07/03/10 23:05 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#47 [三ッ葉]
私に対してって………??


私は神山君が
何の事を言っているのか分からなくて首を右に傾けた


美「………?」


麻「君が歌ってるのを見たとき、本当にびっくりしたんだ
同じ年だと全く思えないくらい上手でさ………

あの時の歌、歌ってほしいな……」

⏰:07/03/10 23:10 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#48 [三ッ葉]
歌…………



恭「いいんじゃないか、美和……??
ピアノ弾いてやるから」


カタンッ…

お父さんが姿を現し
ピアノ椅子に腰をかけて
フタを開けた


〜♪
綺麗な音が鳴り響く

⏰:07/03/10 23:13 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#49 [三ッ葉]
私は仕方なしに歌った


歌はお母さんが死んでしまってから

一度も歌っていなかった


声が震える




歌手だったお母さん……


死んだのは私の所為――…

⏰:07/03/10 23:16 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#50 [三ッ葉]
いいの―――――……??



そんな汚い私なんかが

今、この世界に生きてて

歌ってていいのかな??



私なんかが歌ってはいけない―――………




ダメだょ………

⏰:07/03/10 23:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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