家庭教師 (エロ)
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#622 [RUI]
「……ッ!!!!」


…―ぁれ?
倒れてない?


倒れる!!と思った瞬間に
キュッと目をつむったあたしは、そっと目を開けると、

どうやら倒れるのを、免れたようだった。


「…―ふぅ。」


助かった‥なんて安心しながら、

ふと視線を肩に落とすと、あたしの体は、今さっきまで、

痴漢行為を受けていた男性の手によって、支えられていた。

⏰:07/07/10 18:43 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#623 []
>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-700

⏰:07/07/10 19:43 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#624 [RUI]
さん

アンカー
ありがとうございます

⏰:07/07/11 00:00 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#625 [RUI]
>>622続き☆


「……ッ!!!!」


手を見た瞬間、驚いてしまった。

だって、これは…


プシュー…―ザワザワ‥

『〇〇駅〜…〇〇駅〜』


相手を確かめる為に
振り返ろうとした時に、
扉が開いて一斉に降りていく。

⏰:07/07/11 00:03 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#626 [RUI]
「…ぁッ……きゃっ!!」


人の波に混ざって
大勢の人と一緒に電車の外に吐き出され、それを確かめる事が出来なかった。


「………。」


通勤のサラリーマンや制服姿の
人達が、足早にホームを去っていくのに、

あたしは、それに倣わず
ホームにあるベンチに座った。

⏰:07/07/11 00:17 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#627 [RUI]
――あれは…確かに
うちの学校の制服だった。

うちの学校の制服は、
すぐに、うちの高校と分かるよう袖に、ワンポイントの刺繍がしてある。


電車を降りる際、痴漢に気付いた周りの人は

あたしをジロジロ見たり、
ひそひそ話しながら横切って改札へ向かっていた。

⏰:07/07/11 00:26 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#628 [RUI]
それを目で追いながら、

『あの中に、痴漢してきた相手がいるのかも』

…と考えてしまう。


「……ッ//‥」


一体、誰が?

頭には、その疑問ばかり
浮かんでは消える。

…と同時に、うちの学校の生徒だとゆうことは、

少なからず、電車の中での行為、あたしの反応を知る人物が居るってこと。

⏰:07/07/11 00:29 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#629 [RUI]
「……どうしよう‥」


あまり考えにくいけど、変な噂がたったり、

自分のことを、男子生徒同士の間で話されたりしないだろうか?


「…もぉ…やだぁ‥」


一気に押し寄せる不安。

俯いて、自分の足元を見ていると…目に涙が溜まってきた。

⏰:07/07/11 00:36 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#630 [RUI]
「…ック……ッ‥」


みんな足早にホームを去って行っても、まばらだけど
人は居るから、

声を押し殺して泣いた。


「……ッヒ…ッん‥」


数粒流れ落ちた涙を拭いながら、あたしは、春樹を思い出してた。

⏰:07/07/11 00:41 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#631 [RUI]
「‥…春樹ぃ…」


呟いた名前は、人気の少ないホームの雑踏に消える。


痴漢がした事と、春樹が昨日あたしにした事。

どっちも変わらないのに
あの優しい笑顔が頭から離れない。


実際、無理矢理、痴漢された時…怖かったけど、
来るはずもない春樹に助けを求めてる自分が居た。

⏰:07/07/11 00:45 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


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