--君にあげる。--
最新 最初 🆕
#1 [まきやま]
   
こンにちわ(o・v・o)
今回が4作品目に
なリますテy。
コメント.アドバイス  お願いします!!

⏰:07/03/25 22:52 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#2 [まきやま]
1作品目*セブンスター*
…http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/1676/


2作品目*CHANDAN*
…http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/2785/


3作品目*消せない*
…http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/3321/


お暇でしたらどぞL

⏰:07/03/25 22:55 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#3 [まきやま]
ごめんなさい↓↓


1:セブンスター
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/1676/


2:CHANDAN
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/2785/


3:消せない
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/3321/

⏰:07/03/25 22:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#4 [まきやま]
  


…――


   俺のを


  君にやるよ。


 他の誰でも無い 


   君に…


      ――…

⏰:07/03/25 23:02 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#5 [まきやま]
   

「それでそれで??」


「2人は成人式に
入籍するんだって」


優しい笑顔に
こちらも頬がゆるむ


「キャー!!凄い!!
運命じゃん!!キャー!」

⏰:07/03/25 23:04 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#6 [まきやま]
  
「良かったあ…
2人には幸せになって 欲しかったのっ」


「ははっ.俺も。」


腕時計を見て
立ち上がる。


「そろそろ良いの?
桃色学級行かなくて」

⏰:07/03/25 23:10 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#7 [まきやま]
  

腕時計を除き込み
「あーっ!!!」
っと声をあげる。


「ヤバいヤバい!!
諒先生ありがとう」


うんと頷く優しい笑顔.


玉城 諒先生。
私の担当のお医者さん

27歳のおじちゃん


彼女とラブラブ。

⏰:07/03/25 23:14 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#8 [まきやま]
   
立ち上がり.
乱暴に靴を履いた。


「諒先生もちゃんと
働きなさいよっ?」


先生はクスっと笑い
「はいはい。
また来るからね?」


にっこり笑って
走り出す。

⏰:07/03/25 23:19 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#9 [まきやま]
  
「あ.美嘉ちゃん!!」

うざったそうに
振り返ると諒先生が


「走らないの!!
病み上がりなんだから」


私.園田 美嘉。
15歳。
この病院で諒先生
に診てもらってます.

⏰:07/03/25 23:24 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#10 [まきやま]
  
走らない!!なんて
言われなくったって
分かってまーす…


でも.
早く会いたいんだもん


「…はーい。」


小さく返事をして
早歩きで向かった。


その姿を見て
クスクス笑い声が.
…諒先生まだ
笑ってるよー。
餓鬼なんだから!!

⏰:07/03/25 23:26 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#11 [まきやま]
  
桃色学級。


病気で学校に行けない子たちが通う学校
みたいな所。


ピンクの壁紙で
可愛いらしい部屋。


扉をゆっくり開く.


ふんわりした空気が
美嘉を包み込む。

⏰:07/03/25 23:37 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#12 [まきやま]
  
「こんにちわー!!」


「あら美嘉ちゃん.
もう平気なの?」


看護婦さんが言う.


「うん!!大丈夫!!」


ファイティングポーズを決め 当たりを見回す。


.

⏰:07/03/25 23:41 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#13 [まきやま]
  
この学級にいるのは
小児科の子たち。


15の私は最年長.


小さい子達が私に
寄って来る。


「美嘉姉ちゃん!!」


「美嘉ちゃ〜ん!!
お絵描きしよー!!」


子供が好きな私は
この雰囲気が
たまらないわけ。

⏰:07/03/25 23:44 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#14 [まきやま]
  
「良いよ!!」

黄色いカーペットに
座り込んで
クレヨンを握る。

「じゃあ像さん!!」

美嘉は頷く。

可愛いなあ本当…
病気なんかには
皆見えないよ…。

⏰:07/03/25 23:51 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#15 [まきやま]
  
「あー!!来たー!!」

男の子達の声に
美嘉は顔を上げた。



「おー!おはよう.
皆元気だなー!!」


私にはもう1つ
たまらないものが
この学級にはある。

⏰:07/03/25 23:54 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#16 [まきやま]
  

「たっちゃん!!
おんぶおんぶー!!」

はしゃぐ男の子達。

「わー!!重い!!!」


「あ!たっちゃん.
良かったね美嘉姉」

像さんを書き終えた
女の子が言う。

⏰:07/03/25 23:57 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#17 [まきやま]
  
私は像さんの事なんて スッカリ忘れて
見とれていた。


「!?何で?」
動揺したように
美嘉は聞いた。


「美嘉ちゃんと
たっちゃん仲良し
だからさ?」


あっ…何だ!!
そうゆう事ね?.

⏰:07/03/26 00:00 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#18 [まきやま]
  
「…うん。嬉しい」


美嘉はニコッと微笑む


「たッちゃーん!!」


私は手を大きく振る


男の子を背中から
降ろして私を探す


目が合った瞬間
にっこり微笑む。


マジたまらない。

⏰:07/03/26 00:03 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#19 [まきやま]
   

「美嘉ー!!風邪は
平気なのかよ?」

向かい合って座る。

「うん!!平気!!」

私は微笑む。

「今.絵描いてたの」女の子は言う。

「上手じゃん!
この熊ちゃん。」

「…像だよ!!!!」

女の子はクスクス
笑う。

⏰:07/03/26 00:06 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#20 [まきやま]
  
「嘘!!像っ…??」
苦笑いを浮かべる。


「馬鹿ー!!!」


「こっちの像は
上手だねー!!」


「でしょー??美嘉姉
下手っぴだもん。」


今私..6歳の子に
下手言われましたけど

ちーん…

⏰:07/03/26 00:09 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#21 [まきやま]
   

「たっちゃんは
絵上手いの〜?」


「ん〜?…」


クレヨンを握り
スラっと書き出す。


「何これ…?」
私達は目を細める。


「…像。」


え.たっちゃん。
私にはこれは
ただの青い塊にしか
見えないよ…?

⏰:07/03/26 00:14 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#22 [まきやま]
  
「見えなーい!!」


6歳の女の子は
涙を浮かべて笑う。


「ちょー悲惨…」
私もつられて笑う。


「悲惨?!言い過ぎ」


怒った口調なのに
顔はめっちゃ笑顔。

⏰:07/03/26 00:17 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#23 [まきやま]
  

たっちゃん。
岸上 達也.
18歳の高校生。


ここにはボランティアで
毎日来ている人。


そして…


私の好きな人。


.

⏰:07/03/26 00:19 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#24 [まきやま]
  
私がここに来たのは
半年前..

私は中学バレー部の
副部長だった。

毎日キツイ練習を
文句言わずに受けた

大好きな友達。
大好きなバレー。
学校も大好きだッた


彼氏だって…
いたんだから。

⏰:07/03/26 00:23 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#25 [まきやま]
   
冬の寒い日。

久しぶりの部活。

…でもどうしてか

胸…?心臓…?

ズシッと痛む。

息もすぐ上がる。

「園田!!」

先生の怒鳴る声。


気のせい気のせい!!


私は気にしないよう
部活に熱中した。

⏰:07/03/26 00:32 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#26 [まきやま]
   
それから1週間…

痛みは増すばかり…

何も変わった事なんて してないのに。


もしかして…??


「ねぇねぇ俊太…」


その時付き合ってた
彼氏に聞いてみた。

⏰:07/03/26 00:34 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#27 [まきやま]
  
俊太は同い年.
馬鹿でチャラチャラしてて
学校で目立ってた。


「あ?」


いつも上から目線。
何が好きだったのか
今でも分からない。


「えッちしたらさ…
胸って痛くなるの?」

真顔で言う私を見て
俊太は吹き出した。

⏰:07/03/26 00:37 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#28 [まきやま]
  
胸が痛くなる前日.
私は俊太にあげた。

私の初めてを..

俊太はもちろん
初めてじゃないけど

「お前本気で??
馬鹿じゃねーの。
ビビり過ぎだよ。」

大笑いの俊太をよそに 私は笑えない。


だって.他に変わった 事なんて無いよ。

⏰:07/03/26 00:40 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#29 [まきやま]
  
翌日。


「お疲れでした!!」


部活が終わり
学校を抜けて
コソコソ携帯を出す


「もしもし俊太?
部活終わったよー」


今日は久しぶりの
お泊まり会。


私はワクワクしてた


胸の痛みはそれのせい ッて思い込んでた。

⏰:07/03/26 00:44 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#30 [まきやま]
  
「おー!!今先輩と
いるから迎え行く」

「どの辺でまッ…」


ズシンッ…--


心臓に激痛が走る。


「んっ…ハッ…うぅ…」


「きもっ…美嘉?
どうしたんだよ?」


息が出来ない…
苦しい…


目の前が真っ白…


.

⏰:07/03/26 00:47 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#31 [まきやま]
目覚めたら病院で…


諒先生が微笑んでた


イケメン…ッと不覚にも
思ってしまった。


諒先生の重たい言葉


どうやら心臓の病気
だったらしい。


難しい事はよく
分からないけど…
移植をしないと
私は危険みたい。

⏰:07/03/26 00:50 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#32 [まきやま]
  
「…移植?」

諒は頷く。

「しないと死ぬの?」  私は聞いた。

「心臓が弱って…
危険なんだよ。」

「じゃあ早く移植
する!!死ぬのは嫌」

諒先生の顔は
ますます曇る。

⏰:07/03/26 00:52 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#33 [まきやま]
  
「そう簡単には
いかないんだ…。」

は?何言ってんの?
私危険なんでしょ?

「元気な心臓を
見つけるには…
相当時間がかかる」

「…どのぐらい?」

聞きたく無かった。
けど…聞きたい。

「半年の人もいるし
1年…2年かかる人
も中にはいるよ」

⏰:07/03/26 00:56 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#34 [まきやま]
  
あ…。私死ぬんだ.

「この病院で…
1緒にドナーを待とう」

この病院で死ぬんだ


そう思ったら
涙も出なかった。


バレーも出来ない。
友達にも会えない。
俊太にも…


俊太に会いたい。

⏰:07/03/26 00:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#35 [まきやま]
  
病院の外に出て
電話をかける。

「…はい。」

暗い声が響く。

「俊太?私…!!」

声を聞いたら少し
ほっとした。
本当好きだったんだ

「私入院してて…」

「俊ー??誰ー??」

受話器越しに聞こえる 女の声…。

⏰:07/03/26 01:01 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#36 [まきやま]
  
「俊太…?」

嘘でしょ?
女友達でしょ?
私…彼女だよね?

「…知らねー女」

そう言い.無理矢理
電話を切られた。

ツー.ツー.ツー.

思考回路は停止。

遊ばれてるなんて
最初から分かってた

なのに…
今そんな振られ方
私にはしんどいよ…

⏰:07/03/26 01:05 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#37 [ゅぃ]
一番乗り万歳(^-^)v
まっきーがまた新しく小説書いてくれて嬉しいゅぃです★☆★
今度は美嘉ちゃんのお話っすね♪楽しみにチェックしますのでまっきーのペースて書いてってくださいね(●V∪V●)

⏰:07/03/26 01:44 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#38 [まきやま]
毎日ベットから
景色を眺める日々。


誰とも話さず
目すら合わせ無い。


そんな私に諒先生は
自分の地元の話を
してくれた。


最初はあまり
興味なんて無かった
けど…だんだん
夢中で聞いてる自分
がいた。

⏰:07/03/26 01:47 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#39 [まきやま]
ゆいちャんx
いらッしゃい☆
ゆいちゃんわ絶対
1番だと思った♪笑
また見てあげてねI

⏰:07/03/26 01:48 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#40 [まきやま]
  

司さんと未来さんの
話を聞いた時….
涙が溢れたよ。


今の私の年齢だよ?
そんな辛い事…
私には耐えられ無い


そんな話をする度
私は心を開くように
なっていった。


桃色学級を勧めて
くれたのも諒先生。

⏰:07/03/26 01:52 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#41 [まきやま]
「桃色学級?」

「病院の中の学校みた いな所なんだよ。
行ってみない?」

少し迷ったけど、
ここで景色見るのも
飽きちゃったし。

「…行く!!」

「良かった…。
じゃあ明日行こう」

諒先生の笑顔は
本当可愛いなあ…。

⏰:07/03/26 01:56 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#42 [まきやま]
  
諒先生の後ろを
うつ向いて歩く。

少なからず
緊張していた。

ピンクの可愛い部屋
で先生は立ち止まる

「クスッ…緊張?」

美嘉は頷く。

「大丈夫。美嘉ちゃん 1番上だから.」

⏰:07/03/26 01:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#43 [美月]
またまたひっそりと見させて頂きます(ゝз)


あたしもゆいさんに便乗してまっきーッて呼んじゃいます

まっきーのペースで頑張って下さい

陰ながら応援しています(`・ωー)

⏰:07/03/26 02:00 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#44 [まきやま]
小さい子供達が
ちらほら居て…

部屋は何か甘い匂い
がふんわりしてて…

何てゆーか…

癒されるっ…。

「皆ー!!
今日から入る
美嘉ちゃんだよ?」

子供達がバッと
美嘉の方を見る。

「…よろしく。」
私は小さく呟く。

⏰:07/03/26 02:01 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#45 [まきやま]
美月ちャん(o・v・o)
ありがとぉー!!
まっきーなんて…
親近感ですねx笑
よろしくお願い
いたします

⏰:07/03/26 02:03 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#46 [まきやま]
  
「よろしく。」

後ろから低い声。

振り返った瞬間…
私の胸が騒ぐ。

発作…?

いや.違う違う…。

この痛みは違う…

ズシンじゃなくて.

ドキッて…

心臓が速まるの。

⏰:07/03/26 02:09 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#47 [まきやま]
  
黒髪に長めの前髪.


背は諒先生より
少し小さめだけど

優しそうなトロンと
した可愛い目…。

「あっ…」

私はうつ向いた。

やだー!!乙女だわ。

「岸上達也です。
18歳.独身。
ボランティアで
ここに来てます。」

⏰:07/03/26 02:13 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#48 [まきやま]
  
「…美嘉です。」


達也はぽんッと
美嘉の頭を叩き


「よろしくなっ!!
たっちゃんッて呼んで」


私の心臓はドキドキ
興奮状態。


発作起きちゃうよっ
てぐらい速い鼓動


それから毎日
桃色学級に通った

⏰:07/03/26 02:16 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#49 [まきやま]
「たっちゃん本当
カッコイイなー…」

1緒に写メを見て
ニマニマする私。

それを見て苦笑いの
諒先生。

「毎日会えるのに
写メも撮ったの?」

「これは病室用!!」

そうですか…。っと
諒先生は肩をすくめた。

⏰:07/03/26 02:21 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#50 [まきやま]
初めて会った日から
私はたっちゃんに
どっぷりハマった。

「…どうなの?
良い感じなの?」

聴診器を外して
諒先生は聞いた。

「…仲良しだよ?」

「そりゃ良かった」

先生はにっこり笑う

⏰:07/03/26 02:24 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#51 [まきやま]
「んもー…
先生の馬鹿っ。」

え?っとゆう表情で
私を見つめる先生。

「仲良しじゃ駄目.
ラブラブになって
彼女にしてもらう」

私はガッツポーズを
してふんっと力んだ

「彼女ねえー…」
私は目を細めた。

⏰:07/03/26 02:27 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#52 [まきやま]
「でも1つ問題が.」

「問題…?」
諒先生は聞いた。

「たっちゃんは18歳
私は15歳…。」

美嘉は肩を落とす。

「たっちゃんは
どんな人が好きなの
かなー…。」

携帯をパタンと閉じ
諒の顔を見た。

⏰:07/03/26 13:58 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#53 [まきやま]
「歳の差なんて
問題じゃないよ。」

椅子に座りなおして
諒は言う。

「俺だって2歳年下と 付き合ってるし」

先生の指輪を見る。

「彼女の事…好き?」

諒先生は頷く。

「でーじ好き。」

あ.先生…
また方言出てる。

⏰:07/03/26 14:08 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#54 [まきやま]
{でーじ}
彼女の話すると
必ずでてくる言葉。

どうゆう意味かは
いまいち分かんない
けど…きっと大好き
なんだろうなっ…。

「結婚しないの?」

先生の笑顔を見ると
こっちまで笑えるよ

「したいけどね…」

⏰:07/03/26 14:14 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#55 [まきやま]
「しなよー!!
27なんだからさっ」

諒は困った顔で
髪を触る。

「結婚だけが
全てじゃないよ。」

美嘉の髪に優しく
触れて立ち上がる。

「え.でも好きなら
結婚…--」

言葉を遮って
諒は話す。

⏰:07/03/26 14:28 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#56 [まきやま]
「好きだからだよ.
信じてるから。
まだ結婚はいいの」

諒はニコっと笑って

「また来るね。」

と言って扉を閉めた

信じてるから…っか

美嘉は呟いた。

⏰:07/03/26 14:33 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#57 [まきやま]
好きな人なら.
今すぐにでも結婚
したいよ…


信じてる?
好きだから?


…よく分かんない。


彼女だってもう
結婚したいはずだよ


先生は仕事人間だ!!


「大人って分かんない」

ため息をついて
ベットに横になった。

⏰:07/03/26 14:36 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#58 [まきやま]
ぼーっとしてんのも
もったいない!!

時計をチラリと見る

少し早いけど….

鞄から鏡を取り出す

前髪伸びたな〜…

「あっ…ニキビ。」

美嘉は小さく呟いて

ニキビを前髪で
さささっと隠す。

⏰:07/03/26 14:47 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#59 [まきやま]
自慢の茶髪も
プリンになって
きちゃったなあ…。

お化粧はしないから
肌は綺麗になった?.

たっちゃんは
化粧濃いのは好きく
なさそうだな〜…。

髪の毛を1つにまとめ ゴムで結んだ。

鏡にニコっと
笑ってみる。

⏰:07/03/26 14:53 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#60 [まきやま]
あー…ニキビ!!!

鏡を乱暴に置いて
ベットから降りる。

スニーカーを履いて
扉を開く。

今は10時半…

桃色学級は11時から

早いけど暇だしっ!!

「…会いたいし!!」

そう呟いて
足を進めた。

⏰:07/03/26 14:57 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#61 [まきやま]
階段を登る。

胸がザワザワする。

発作…?違う違う.

たっちゃんいるかな


今日もいーっぱい
話しなきゃっ!!

って今日の私…

「めっちゃ乙女っ」

クスッと独り笑った。

「乙女だね〜…」

後ろから声がする。

⏰:07/03/26 15:06 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#62 [まきやま]
「うぇっっ??!」

言葉にならない奇声
を発して勢いよく
振り返った。

「ちゃすっ。」

私の髪を触り
私に笑いかける。

「たっちゃん…」

⏰:07/03/27 00:15 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#63 [まきやま]
「早いね〜。」

「…たっちゃんが
もう来てるかな?って 思ったの!!!」

たっちゃんのとろん
とした目がこちらを
見つめる。

「あら.照れる〜」
頭をぽんっと叩いて

病室の鍵を開けた。

⏰:07/03/27 00:21 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#64 [まきやま]
「たっちゃんが
1番乗りなんて
珍しいじゃんよ!!」

後に続いて
病室に入った。

「ん〜??そかな?」

たっちゃんの話し方
はすんごい独特。
必ず語尾が伸びる。

んで.すんごい
ゆっくり話すの。

⏰:07/03/27 00:25 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#65 [まきやま]
「はい.どうぞ。」

温かいココアが
テーブルに置かれる

「ありがとっ!!」

たっちゃんは微笑み
準備をしはじめた。

「画用紙無いな〜」

独り言を呟いて
メモを取っている。

働くたっちゃん…
素敵すぎっ!!!

⏰:07/03/27 00:31 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#66 [まきやま]
チラっとカレンダー
に目を移した。

「たっちゃん.
今日学校は?」

いつも1番乗りじゃ
無いのは平日のはず

「ん〜?今日は良いの お休みお休み.」

瞼まで伸びた前髪を
うざったそうに流す

「あ.サボりだ!!
いけないんだーっ」

へぇ〜…
たっちゃんも学校
サボったりするんだ。

⏰:07/03/27 00:35 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#67 [まきやま]
たっちゃんは
ははっと笑って
私の隣に座る。

ふんわりとした
石鹸の香り…--
たっちゃんの香水は
石鹸の香りがする。


たっちゃんは隣で
ふあ〜…っと欠伸を
噛み締める。

⏰:07/03/27 16:05 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#68 [まきやま]
眠そうに目をこすり
ココアを飲む…。

か…可愛いっ!!!

「そんなに見られると 照れるなあ〜…」

こちらを見つめて
ニコっと笑う。

うわ!!私.今めっちゃ 見つめてた!!!

「たっちゃんてさ…
猫みたいだよね!
何か…だらーんと
してるとゆうか…」

⏰:07/03/27 16:11 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#69 [ゅぃ]
あげ↑↑
美嘉ちゃんカワイイ☆恋する乙女だわ(●V∪V●)
たっちゃんとうまくいくといいなぁ
まっきー毎度楽しく読んでます★頑張ってくださぁぁい(^o^)/~~

⏰:07/03/28 01:55 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#70 [まきやま]
ゆいちャん
ありがと(o・v・o)
乙女だよねNわら
今から書きますx

⏰:07/03/29 01:16 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#71 [まきやま]
  
「よく言われる〜
俺、話し方が
トロイらしいねっ」

こちらを見て
ゆっくり微笑む。

「うん。その話し方
落ち着くよっ!!」

「ははっ.そおか?
だるがりって言われ
るんだけどね〜。」

髪の毛をいじり
欠伸をもう1つ…

⏰:07/03/29 01:21 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#72 [まきやま]
「たっちゃん.
高校って楽しい?」

「ん〜…中学のが
俺は好きだったな」

懐かしむように遠く
を見つめる。

「…楽しくないの?」 

たっちゃんは一瞬
寂しそうな顔をして

「ん〜…微妙かな」

「ここ来た方が
楽しいかもね。」

美嘉の頭を
ポンポン叩く。

⏰:07/03/29 01:26 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#73 [まきやま]
  
「たっちゃん何処に
住んでるんだっけ?」 
なんとなく話を
反らしたくなった。

「中学まで横浜だよ
高校からはこっち」

下のカーペットを
指差しながら言う。

「そうなんだっ!!
引越して来たんだ」

「そうだよ〜。
だから横浜に居た時
のが好きなんだ。」

⏰:07/03/29 01:29 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#74 [まきやま]
  

「でも.こっちに来て 無かったらさ?!
私に会えなかったよ?  寂しいでしょ?」

半分冗談.半分本気.
私わたっちゃんに
言ってみた。

「ははっ.そだね。
何か照れるじゃん」

そう言って
美嘉の頬をつまむ。

はあ…。
また餓鬼扱い…。

私とたっちゃんの
恋物語にはやっぱり
年齢が問題に
なっているようです。

⏰:07/03/29 01:33 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#75 [まきやま]
「あーっ!!
子供扱いしたっ!!」

頬をつまんでいる
手をふりほどいた。

「私だって15なんだ
から!!」

たっちゃんは唖然と
してこちらを見てる

だがすぐ笑顔になって

「ははっ。可愛い」


そう言って
立ち上がってしまった

⏰:07/03/29 01:36 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#76 [まきやま]
「そろそろ皆が
来る頃かな〜?」

カーテンを開けて
朝日を見て
にっこりする達也。

ダボついたGパンの
せいで小さい身長が
もっと小さく見える

子供扱いするし…
話し方トロイし…
だらしないし…

「たっちゃんの
お馬鹿ちん!!!」

少し大きめの声で
美嘉は発した。

⏰:07/03/29 01:42 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#77 [まきやま]
「お馬鹿ちん〜?
懐かしい言い方ダネ」

…言い方かよ。


「ココアこっちに
置いておくね…--」

ガチャッ…!!

達也の右手から
カップがするりと
カーペットに落ちる

「あっ!!!」

⏰:07/03/29 01:45 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#78 [まきやま]
  

黄色いカーペットが
茶色く染まる…。

「あちゃー…
タオルタオル!!」

たっちゃんは自分の
右手を見つめて
動かない。

「?たっちゃん!!
タオルどこっ??」

美嘉はたっちゃんの
肩をゆすった。

「…え??あぁ!!
タオルタオル…」


「…?」

たっちゃん…
本当ノンビリ屋さんだな

その時私はそんな事
を思った。

⏰:07/03/29 01:50 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#79 [まきやま]
今から書きます!!
感想.コメント.
読んでいただけたら
お願いします..

⏰:07/03/29 13:57 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#80 [なな]
頑張ってねッッ

⏰:07/03/29 14:03 📱:W31K 🆔:☆☆☆


#81 [まきやま]
しばらくすると
看護婦さんが来て
私たち2人きりの空間  は終了。。


桃色学級は17時まで


たっちゃんは唯一の
男の人だから
大人気だし……


「全然話せないよ」


美嘉はポツリと呟く

⏰:07/03/29 14:03 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#82 [まきやま]
「美嘉ちゃーん…
これどうやるの?」

算数ドリル片手に
女の子が服の裾を
引っ張っている。


私.算数…分かるか?


「ん?ここはね--」

えっ…今の算数って
こんなに難しいの?

「えーっと……。」

「もしかして美嘉ちゃん分かんないの?」

す…鋭い。

⏰:07/03/29 14:07 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#83 [まきやま]
「んー…」

苦笑いでうつ向く。

私.自慢じゃないけど 数学2だもん。

「そっかあ…
あ.たっちゃん!!!」

その声に振り返る。
とろんとした笑顔で
こちらに向かって来る

「どした〜?」

⏰:07/03/29 14:11 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#84 [まきやま]
女の子の髪を優しく
撫でて隣に座る。

「美嘉ちゃんも私も
分かんないだあー」

問題を指さし言う。

「美嘉も…?」

ぷっと吹き出す。

⏰:07/03/29 14:19 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#85 [まきやま]
「分かんないよー…
難しいもん!!」

「難しいのかよ〜.
あ、これはね…--
鉛筆ちょっと貸して」

やっと話せたあー…
算数苦手で良かったカモ

カラン…。

たっちゃんの右手から 鉛筆が落ちる。

「あらら.今日は
よく落とすなあ〜」

たっちゃんは苦笑い

「ごめんね。
芯折れちゃったカナ」

⏰:07/03/29 14:26 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#86 [まきやま]
鉛筆を左に持ち替え
書き始める。

「ここが2だから3を
こうしてー…」

「あっ!分かった!
ありがとたッちゃん」
女の子はニコっと
微笑む。

「次のは分かる?」

「うんっ!!」

たっちゃんは頷くと
こちらを向いて

「美嘉も勉強を
しないとだねぇ…」

うんと頷いて
美嘉の隣に座った。

⏰:07/03/29 14:34 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#87 [ゅぃ]
楽しい☆そしてたっちゃん癒し系でカワイイ(*^^*)

たっちゃんどぉしたの??ただ落としちゃっただけならいいけど…心配だぁ(>_<)続きがきになります(;゚д゚)ドキドキ

⏰:07/03/29 14:39 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#88 [まきやま]
ななさんx
ありがとう!!

ゆいちャんN
ありがとう~
癒し系にしたくて
こんな感じにしました(o・v・o)


今からちょっと
書きますy

⏰:07/03/29 16:32 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#89 [まきやま]
「はっ?勉強…??」

達也は頷いて紙に
何やら書き始める。

「かけ算ぐらいは
出来なきゃね〜。」

「良いよぉー!!!
勉強なんて…。」

うざっさそうに
達也の手を止める。

「あ!!たっちゃんて
右でも左でも字書け
るんだね!!」

⏰:07/03/29 16:49 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#90 [まきやま]
「凄いでしょ〜!!」

鉛筆をくるくる回し
にっこり微笑む。

「本当は右きき
なんだけどねっ。」

「私左じゃ字なんて
書けないよ!!」

「ははっ.俺も最初は 書け無かったよ」

よしっ…!!
うまく勉強から話題
反らした…。。

⏰:07/03/29 16:56 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#91 [ゅぃ]
あげ(^-^)/まっきー続きまってるよぉ(Uω∪`*)

⏰:07/04/01 23:52 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#92 [ゅぃ]
あげ(/>_<)/
まっきー、どぉしたの??なんかあった(--;)??
更新待ってるよぉ(;_;)/~~~

⏰:07/04/08 00:29 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#93 [まきやま]
ゆいちャん(>_<)!!
ごめんねごめんね.
いろいろたてこんでて
書けなかったあ
今から書くねx

⏰:07/04/08 17:20 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#94 [まきやま]
   
とにかく勉強なんて
絶対絶対嫌だ!!!


「てかさっ!!
たっちゃんは.部活
やって無いの??」


「んー?
バスケ部だったよ。
高校入っても少し
やってたんだ。」


画用紙に
バスケットボールの
絵を書いて言う。

⏰:07/04/08 17:26 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#95 [まきやま]
  

「へえー…意外。」

たっちゃんは
短く笑って

「チビだからって
なめてんでしょ?」

図星だった私わ
気まずそうに笑う。

「デかい奴より
小回りきいてシュート率
高かったんだよ?」

自慢気に笑って
もう1つバスケットボールの絵を書き始める。

⏰:07/04/08 17:29 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#96 [まきやま]
たっちゃんは
バスケットボールを
書いてるつもり。


まあ.ただの
丸が2つ書いてある
だけなんだけど。


「スポ薦だって
取ったんだから。」

その丸の絵に棒人間
を書き足していく。

「凄い!!!それが
今の高校?」

こんなにマイペース
なたっちゃんが.
スポ薦取れるぐらい
機敏に動けんだ..

⏰:07/04/09 00:39 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#97 [まきやま]
 

たっちゃんは
少し間を空けて

「普通の都立だよ」

「えーっ!!!!
もったいない…--」

私もバレー命だった
からスポーツ推薦の
凄さは分かってる
つもり。

「何か怖そうじゃん?
バスケなんて何処でも
出来るしね〜っ。」


たっちゃんは
棒人間を書き続ける

⏰:07/04/09 01:00 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#98 [まきやま]
  
「プロになれるって
言われてもピンと
こないしね。」

たっちゃんは笑った

「そっか…。」
美嘉はうつ向く。


「…って.俺の話は
良いからっ勉強!!」

棒人間を書くのを
辞めて美嘉を見た。

⏰:07/04/09 01:04 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#99 [さくら]
まきやまサンの小説
ぜんぶ好きです
頑張ってください!!

⏰:07/04/09 01:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#100 [まきやま]
  
「たっちゃんの夢っ
て何なの?」

画用紙の棒人間を
見つめて言う。

「バスケット選手
じゃないの?」

「違うよ〜。」

たっちゃんは続ける

勉強の話題から
また上手く反らした


私って天才だなっ…

⏰:07/04/09 01:06 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#101 [まきやま]
  
「じゃあ何?
知りたいーっ!!!」

たっちゃんの腕に
すがりついた。

「んー…?内緒。」

人差し指を口に付け
たっちゃんは笑う。

「実現できるか
分かんないしね…」

少し切なさが残る
たっちゃんの笑顔。

⏰:07/04/09 01:10 📱:W42S 🆔:☆☆☆


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