--君にあげる。--
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#101 [まきやま]
「じゃあ何?
知りたいーっ!!!」
たっちゃんの腕に
すがりついた。
「んー…?内緒。」
人差し指を口に付け
たっちゃんは笑う。
「実現できるか
分かんないしね…」
少し切なさが残る
たっちゃんの笑顔。
:07/04/09 01:10
:W42S
:☆☆☆
#102 [まきやま]
「そんな難しいに…
夢なの…?」
「…分かんないな。
美嘉は?将来の夢.
何か無いの?」
たっちゃんは
美嘉に向かって笑う
私の夢…?
何だろ…
バレーの選手?
ピンとこないや。
とりあえず…
:07/04/09 01:13
:W42S
:☆☆☆
#103 [まきやま]
「お嫁さん!!!」
にっこり笑って
たっちゃんを見た。
「あははっ.
美嘉らしい夢ダナ」
たっちゃんのその
軽い笑い声が好き。
ずーっとずーっと
見れたら良いのにな
「たっちゃんの
お嫁さんが良いよ」
消え入りそうな声で
言ってみた。
ってゆうよりは
口に出ちゃった…
みたいな?
:07/04/09 01:16
:W42S
:☆☆☆
#104 [まきやま]
「え.俺?」
自分を指差して
たっちゃんは笑う。
「俺なんかで
良いなんて…
美嘉ちゃん結構
センス悪いなーっ」
「何でよーっ!!!」
たっちゃんみたいな
優しい人。
他にいないもん。
:07/04/09 01:26
:W42S
:☆☆☆
#105 [まきやま]
「18のおじさんに
プロポーズして〜
可愛いんだから。」
画用紙にまた
棒人間を書く。
でましたよ。
子供あ・つ・か・い
「たっちゃんは…-」
キーンコーン…-
キーンコーン…--
:07/04/09 01:29
:W42S
:☆☆☆
#106 [まきやま]
私の言葉を遮って
17時を知らせるチャイム
が鳴り響く…。
今日もこれで終わり
「あ.チャイム。
また明日ね美嘉。」
頭をポンと叩いて
画用紙をしまう。
嫌だな嫌だな嫌だな
もっと話したいよ。
「もっと話したい」
あー….
今日の私馬鹿正直。
:07/04/09 01:32
:W42S
:☆☆☆
#107 [まきやま]
たっちゃんは優しい
から絶対困る。
困らせたく無い。
でも話したいの。
トロンとした目は
少しだけ戸惑ってて
「ん〜…じゃあ明日
また朝おいで?」
不満そうに
ぶーたれる私。
今の私…絶対不細工。
:07/04/09 01:36
:W42S
:☆☆☆
#108 [まきやま]
「明日また早く来る
から。約束。」
ふにゃっとした
笑顔でこっちを見る
完璧ノックアウト。
「……分かった。」
つられて笑いそうに
なったけど…
不満そうな顔のフリ
をした。
「あらあら達也君
モテモテ〜っ!!」
たっちゃんを
からかうのは
看護婦見習いの
翠ちゃん。
:07/04/09 01:41
:W42S
:☆☆☆
#109 [まきやま]
翠ちゃんは
悔しいけど…
すんごーく可愛い!!
顔小さくて
スタイル良くて
大人っぽくて…
絶対昔ギャルだった
と私は思ってる。
「え〜?俺は翠さん
にモテたいっすよ」
たっちゃんは笑って
翠を見る。
たっちゃんと
翠ちゃんは
年が近いからか
仲良しなんだ…。
翠ちゃんは23歳。
私のが若さでは
負けないもんっ!!!
:07/04/09 01:45
:W42S
:☆☆☆
#110 [まきやま]
「そんな事言って〜
私が美嘉ちゃんに
怒られちゃう!!」
たっちゃんの肩を
叩いて笑う翠ちゃん
八重歯あるとか
本当卑怯だよぉー…
「美嘉ちゃん
また明日ね?」
にっこり笑う翠。
「…ばいばい!!」
そっけなく言って
病室を出た。
:07/04/09 01:48
:W42S
:☆☆☆
#111 [まきやま]
たっちゃんは…
翠ちゃんみたいな子
好きなのカナ?
ため息が出るよ。
私…病気だし。
勝ち目なんか
全然無いじゃん!!
ニキビを指で
さっと撫でる。
「でも!明日また朝
会えるしねっ!!」
:07/04/09 01:51
:W42S
:☆☆☆
#112 [まきやま]
そう独り言を呟き
美嘉は病室へ急いだ
ねぇたっちゃん。
この頃の私は
本当に
本当に
自分の事しか
考えて無かった。
たっちゃんの事
見ているようで
全然見て無かったんだね
:07/04/09 01:54
:W42S
:☆☆☆
#113 [まきやま]
さくらさんx
ありがとおN
嬉しいですx
:07/04/09 01:55
:W42S
:☆☆☆
#114 [まきやま]
翌朝..
何分待っても
たっちゃんは
来なかった。
鍵が開かないから
病室の扉に
寄りかかって
ずーっと待ってた。
階段を上がる音も
全然しない。
雨だから電車が
遅れてるのかな?
あ.学校かな?
しばらくして
階段を上がる音…
:07/04/09 02:00
:W42S
:☆☆☆
#115 [まきやま]
やっときた!!
遅いよ馬鹿!!
「おはよう。
早いねっ!!」
「…翠ちゃん。」
ガックリと
肩を落とす。
「ごめんね〜
達也君じゃなくて」
小さく笑って
鍵を開ける。
「たっちゃんは?」
翠ちゃんは少し
間をあけて
「……お休みっ!!
学校とかいろいろ
忙しいみたいよ?」
:07/04/09 02:05
:W42S
:☆☆☆
#116 [まきやま]
「お休みかあ……」
なーんだ。
約束とかいって
忘れてんだ…。
「…私.病室戻る」
しょんぼりして
階段を降りた。
翠ちゃんは
気まずそうに頷く。
「元気になったら
おいでね。」
残念だけど…
今日は元気には
なれそうにないよ。
:07/04/09 02:07
:W42S
:☆☆☆
#117 [まきやま]
馬鹿馬鹿馬鹿。
守れない約束なんか
すんじゃねーよ。
学校行くなら
朝来るとか言うなよ
馬鹿馬鹿馬鹿ー…
やっぱり私は
お子ちゃま扱い。
たっちゃんは
優しいから
絶対来てくれるって
思ったのにな…
あーあ。
馬鹿みたいだよ
:07/04/09 02:16
:W42S
:☆☆☆
#118 [まきやま]
ふらふら歩いてたら
ん?…脳神経外科?
私とは全く無縁な
フロアに来ちゃった
しかもここ…
外来じゃんか…
暇だし散策しよ。
:07/04/09 02:18
:W42S
:☆☆☆
#119 [まきやま]
突然頭が痛くなって
倒れた。
とか
メマイがする…。
とかかな?
私の突然の心臓の
痛みみたいに…--
可哀想だな。
脳みそってさ.
結構大事な所じゃん
そこの病気なんて…
って私も人の事
言えないけどさっ。
:07/04/09 02:21
:W42S
:☆☆☆
#120 [まきやま]
ロビーのソファーに
ちょこんと座る。
人の多さはまちまち
だけど皆深刻そうな
顔してる。
そりゃそうだ…。
皆そわそわしながら
来たんだよね…--
看護婦のアナウンス
に耳を傾ける。
:07/04/09 02:24
:W42S
:☆☆☆
#121 [まきやま]
「…--さん。
岸上達也さーん。」
…わっ!!。
たっちゃんと
同姓同名だ。
似てたら
面白いのになー…
おっさんだったり
してね…--
ぐるぐると
辺りを見回す。
私は目を見開いた。
:07/04/09 02:27
:W42S
:☆☆☆
#122 [まきやま]
「は〜い…。」
キャップを脱いで
ゆっくり返事をする
長く伸びた黒髪。
前髪をうざったそう
にいじって
看護婦と何やら
話しをしている。
トロンとした目は
いつもと違って
深刻そうで…
「…たっちゃん」
私はその場に
立ち尽くしていた。
:07/04/09 02:30
:W42S
:☆☆☆
#123 [まきやま]
今私の目の前に
…脳神経外科の
外来のロビーで
あんなにも
会いたかった人に
出会えた。
でも.何でかな?
いつもと違って
冷や汗が出るよ。
ちらっと
こちらを見る。
「美嘉っ…!!!!!」
:07/04/09 02:32
:W42S
:☆☆☆
#124 [まきやま]
トロンとした目に
動揺が映る。
「何でここに…?」
キャップを被り
こちらに足を進める
「美嘉こそ…何で」
「…散歩してた。」
とっさに前髪を
ぐしゃっといじる。
:07/04/09 02:35
:W42S
:☆☆☆
#125 [まきやま]
「そっかそっか…」
長い沈黙の後.
たっちゃんは言った
「…今日の朝。
ごめんね?約束。」
「…うん。」
今は約束とか
どうでも良いんだ。
「…たっちゃん。
何でここにっ…--」
「分かった。話す
こっち来て?」
いつものトロさが
嘘みたいに
美嘉の手を引く。
:07/04/09 02:38
:W42S
:☆☆☆
#126 [まきやま]
外の雨が強くなり
雷の音が一瞬
辺りに響いた。
病室の前で
たっちゃんは
立ち止まった。
左手には
ボストンバックが
握られている。
「たっちゃん?」
恐る恐る
達也を見上げる。
:07/04/09 02:41
:W42S
:☆☆☆
#127 [まきやま]
「入って?」
美嘉の手をぐいっと
引いて扉を閉めた。
達也は電気を付けて
ボストンバックから
洋服.歯ブラシ.
雑誌.携帯などを
取り出し始める
美嘉はその場に
立ち尽くしていた。
何が何だか
全く分かんないよ。
:07/04/09 02:44
:W42S
:☆☆☆
#128 [まきやま]
「俺ね?今日から…
入院すんの。」
小さく笑って
ベットに座る。
「え…??」
美嘉は戸惑って
困惑する。
「病気なんだ。
脳みその。
美嘉ぐらいの年から」
美嘉はその場から
動かない。
:07/04/09 02:47
:W42S
:☆☆☆
#129 [まきやま]
部屋には雨の音が
響いている。
達也は上着を脱いで
ハンガーにかける。
「…嘘でしょ?
そんな冗談…--」
「俺も最初は
冗談かと思った〜」
言葉を遮って
たっちゃんは続ける
「…でもね?
もう駄目なんだ。
……使えなくなって
きちゃってるしね」
:07/04/09 12:54
:W42S
:☆☆☆
#130 [まきやま]
「使えなく…?」
たっちゃんは
自分の右手を
じっと見つめてる。
ん…?
このシーン…
見覚えがあるっ…。
「あっ…!!!」
昨日…
ココア溢した時だ。
…そういえばその後
鉛筆も落としてた。
『今日はよく
落とすなあー…』
昨日のたっちゃんの
言葉を思い出す。
:07/04/09 13:00
:W42S
:☆☆☆
#131 [まきやま]
「…嘘っ!!!
嘘嘘嘘っ…!!!!」
ヤバい…泣きそう。
「…もうあんまり
感覚が無いんだ。」
窓の外を見つめて
たっちゃんは言う。
「…この事は
翠さんと美嘉しか
知らないからね?」
「翠ちゃん…?」
:07/04/09 13:02
:W42S
:☆☆☆
#132 [まきやま]
あ…-
そういえば今日…
気まずそうだった。
「翠さんはずっと
お世話になってんだ
患者としてね…」
そんなに前から?
「明日は学級に
顔出すからさっ。」
美嘉に向かって
笑いかける。
いつもと変わらない
ふにゃっとした笑顔
:07/04/09 13:07
:W42S
:☆☆☆
#133 [まきやま]
「…っ……」
「何泣いてんの〜」
美嘉に近寄って
頭を撫でる。
だって…
だって…
何でこんな優しい
たっちゃんが…
いつも可愛い
たっちゃんが…
私の好きな
たっちゃんが…
「何で病気なの…」
:07/04/09 13:09
:W42S
:☆☆☆
#134 [まきやま]
たっちゃんは少し
困ったように
ん〜っと唸った。
「…分かんない」
そう呟いて
美嘉の涙を
自分の服で拭う。
「鼻水〜っ…」
短く笑うたっちゃん
…使ってるのは左手
やっぱり
本当に病気なんだ。
:07/04/09 13:12
:W42S
:☆☆☆
#135 [まきやま]
病室に戻っても
涙は止まらなかった。
何でよっ…何で?
どうしてたっちゃん
病気なのよっ…
どうして黙ってたの
たっちゃんは優しいから
言わなかったんだ…
トントンッ…--
扉をノックする音
:07/04/09 13:16
:W42S
:☆☆☆
#136 [まきやま]
「こんばんわ。」
優しい笑顔が
美嘉を見つめる。
一気に涙が溢れた
「…せんせぇーっ」
諒は戸惑いながら
「どうしたっ??
えっ??」
と焦っている。
:07/04/09 13:20
:W42S
:☆☆☆
#137 [まきやま]
「たっちゃんが…
たっちゃんが……」
上手く話せない…。
「うん。
ゆっくり話して?」
諒は背中をさすって
椅子に座った。
「大丈夫…
ちゃんと聞くから」
優しく微笑む。
諒先生は本当に
お兄ちゃんみたい。
:07/04/09 13:25
:W42S
:☆☆☆
#138 [まきやま]
「さっきねっ…
脳の病室に行ったの
…したら……っ」
諒の顔色が変わる。
「したら……
たっちゃんがっ…」
「…入院してた?」
美嘉の言葉を遮り
諒は呟いた。
「…うんっ……」
もしかして諒先生…
知ってたの?
:07/04/09 13:28
:W42S
:☆☆☆
#139 [まきやま]
「…知ってたの?」
諒は気まずそうに
頷いた。
「…ごめんね。
黙っといた方が
良いと思ったんだ」
「な…んでっ……」
涙止まらないよ。
諒先生も知ってた…
「…昨日かな?
脳外科の先生に
患者の話してた時…
達也君の話になって」
:07/04/09 13:31
:W42S
:☆☆☆
#140 [まきやま]
「…そんなにっ…
悪いの…?」
諒先生は首を降る。
「いや…多分軽い
病気だと思うよ。」
「……本当?」
先生の言葉に少しだけ 心が暖かくなった
「うん。だから…
美嘉ちゃんは美嘉
ちゃんの病気を治す
事を考えよう?」
「……うん。」
美嘉は頷く。
:07/04/09 13:39
:W42S
:☆☆☆
#141 [ゅぃ]
きゃあ〜いっぱい書いてある(^^)嬉しいっす(*'∪`幸)いろいろあるよね、まっきーのペースで書いてください☆いつでもいつまでも待ってるんで(бωб)
…たっちゃん病気だなんて(--;)悲しいなぁ、癒し系キャラが辛い目にあってるなんて(/_<)
>>1-50>>51-100>>101-150
:07/04/09 20:34
:P902iS
:☆☆☆
#142 [まきやま]
ゆいちャん!!!
ありがとお♪
アンカーまで
ありがとね☆
:07/04/10 00:49
:W42S
:☆☆☆
#143 [まきやま]
涙が少し収まり、
深呼吸をした。
「…平気?」
背中をさする手が
止まった。
美嘉はゆっくり頷く
「ありがとう…
泣いちゃって…
ごめんなさい。」
「良いよ。全然。
俺なんかなら
頼ってよ?」
諒はゆっくり笑う
:07/04/10 00:55
:W42S
:☆☆☆
#144 [まきやま]
「先生優しいね…」
だから余計…
甘えちゃうよ。
先生忙しいのに…
「まだ新人だから
相手にされないし.
暇人だからさ?」
「え.先生って
新人さんなの?」
諒は頷く。
「まだまだ半人前
ここ来て2年とか
だからさ。」
:07/04/10 00:58
:W42S
:☆☆☆
#145 [まきやま]
「27なのに?」
「これでも1番若い
んだけどなあ〜…」
頭をかいて
短く笑った。
「美嘉ちゃんしか
今担当任されて無い
から.美嘉ちゃんだけの先生だよ。」
「そうなの!?
じゃあたくさん
話聞いてもらう!!」
ピョンピョン跳ねて
美嘉は喜ぶ。
:07/04/10 01:14
:W42S
:☆☆☆
#146 [まきやま]
「美嘉ちゃんは
俺の妹だからねっ」
にっこり微笑み。
「みーちゃん??」
クスッと笑う。
「そうそう。
未来みたいに
ほっとけないよ。」
頭をポンっと撫でる
「達也君は絶対大丈夫」
何でかな…
諒先生の言葉には
何だか力があるよ。
:07/04/10 01:17
:W42S
:☆☆☆
#147 [まきやま]
「…うん!!」
先生が言うんだ…
大丈夫なんだ…
絶対..治るんだ。
そう言い聞かせて
私は眠った。
.
:07/04/10 01:20
:W42S
:☆☆☆
#148 [ゅぃ]
あげ↑↑
諒ちゃんたっちゃんを治してぇ…って科が違うか(--;)
:07/04/11 19:58
:P902iS
:☆☆☆
#149 [まきやま]
ゆいちゃんx
諒が治せたら
ウケるね...(*∀*)笑
:07/04/12 13:54
:W42S
:☆☆☆
#150 [まきやま]
いつもはスパっと
起きる朝なのに
今日は何だか
朝が来たことが
嫌だった。
カーテンを開けて
太陽を睨む。
諒先生の診察が
終わったら..
桃色学級に行く時間
:07/04/12 13:56
:W42S
:☆☆☆
#151 [まきやま]
楽しみ過ぎて
ヤバかったのに
何だか今日は
憂鬱だった。
たっちゃんに
会いたくて苦しいのに
会ったらもっと
苦しい気がする。
私は普通通りに
接せるのカナ…?
:07/04/12 13:58
:W42S
:☆☆☆
#152 [まきやま]
今日は行くの
辞めておこうかな。
諒先生と話してて
もらおうかな。
…忙しいかな。
「おはよーっ!!」
今日はいつも以上に
元気いっぱいの先生
:07/04/12 14:01
:W42S
:☆☆☆
#153 [まきやま]
「元気良いねっ」
振り返って微笑むと
にやにやしてる先生
「…なによ。」
不気味になって
私の顔が引きつる。
「じゃーん!!!」
その言葉とともに
病室の扉を開ける。
:07/04/12 14:02
:W42S
:☆☆☆
#154 [ゅぃ]
あげぇぇ(^○^)
何がじゃーんなのか気になるよぉ(´д`;)ワクワク
:07/04/14 22:06
:P902iS
:☆☆☆
#155 [我輩は匿名である]
ァゲ
ゆっくりでも良いので頑張って下さい(b*´▽`)b
:07/04/22 00:42
:SH901iS
:☆☆☆
#156 [ぴん]
あげあげ!
主さんがんばって!!!
マイペースに更新して下さい!
:07/04/25 02:40
:D903i
:☆☆☆
#157 [ゅぃ]
まっきー、いつまでも待ってるからね(●V∪V●)
:07/04/26 03:56
:P902iS
:☆☆☆
#158 [まきやま]
いろいろたてこんでて
かけませんでした。。
まだ読んでくれてますかね・・?
ゆいさん・匿名さん・ぴんさん
レスありがとおございますww
:07/04/30 14:36
:PC
:☆☆☆
#159 [まきやま]
扉が開く1秒前まで
扉の向こうにいる人が、
たっちゃんであってほしいと思った。
でも、そんなの少女漫画でしか
ありえない話。
現実問題、たっちゃんは私の病室の場所なんて
分かりっこわけないから。
懐かしい顔が私の目に写る。
「中学の友達が来てくれたよッ!!」
先生は誇らしげにつぶやく。
:07/04/30 14:40
:PC
:☆☆☆
#160 [まきやま]
バレー部で1緒にがんばってきた子たち。
皆にこにこした顔でこちらを見てる。
手には何だろう・・?
手紙?お菓子?
・・・とにかくたくさんの荷物。
「わあー!!!皆きてくれたのッ??」
何だおまえらか。
そんなことを一瞬でも思った自分に
また嫌気がさした。
友達に感謝する気持ちすら
私には無くなってしまったのだろうか。
:07/04/30 14:42
:PC
:☆☆☆
#161 [まきやま]
あーあ・・・たっちゃんは今頃
何してるのかなあ・・・。
「か…美嘉ッッ??」
肩をゆすられて、
はっと我に返った。
「・・ごめん。ぼーっとしてた。」
3人は顔を見つめて苦笑い。
「これ・・クラスの子たちからの手紙!」
にっこり笑って私に手渡す。
「おー!!わざわざありがと!!嬉しいわ!」
そんな言葉だけ発してたけど
実際どうでも良かったのかも。
実際皆は私のいない教室で
私のいない部活で
私のいない放課後を
楽しんでいるわけでしょ?
どーせ手紙の中身は
「寂しいから早く元気になってね」
だとか
「美嘉のいない学校はつまんない」
とかお決まりの言葉でしょ?
:07/04/30 14:51
:PC
:☆☆☆
#162 [まきやま]
そーゆーお世辞はいらない。
てゆーか皆は何をしにきたの?
元気な私をみて
ホっとするのかな?
私がもし元気じゃなかったら
皆泣いてお祈りするのかな?
「美嘉・・何か疲れてる?」
1人が私の顔を覗き込む。
「んッ?んー・・少しだけッッ・・」
私は小さく笑って頷いた。
「あー・・何かごめんね?」
「私たち帰ったほうが良いよね。」
「・・・」
私は気まずそうに下を向く。
:07/04/30 14:54
:PC
:☆☆☆
#163 [まきやま]
「ごめんね?また来てよ!」
私は下のロビーまで3人を見送った。
3人は笑って私に手を振って
歩いていく。
「何かあんまり嬉しそうじゃなかったね。」
そんな言葉が小さくだけど
耳に入ってきた。
「ねっ・・何か・・きまづかったあー!!」
「でもさ、先生かっこよかったべ!!」
「確かにー!!うちも入院しよっかな」
「うわー!!!最低じゃん!!!」
3人の笑い声が後ろで聞こえる。
私は小さくため息を吐いた。
:07/04/30 14:57
:PC
:☆☆☆
#164 [まきやま]
ここであいつらをつかまえて
ぶん殴ってやりたい。
「入院しよっかな」
なんて軽々しく言う言葉じゃない。
好きで病気になったんじゃない。
大好きな友達だったのに。
大切だと思ったのに。
私間違ってたのかな。
今はあの子たちの良いところが
思い浮かばないんよ・・・
:07/04/30 15:00
:PC
:☆☆☆
#165 [まきやま]
病室の戻ると
諒先生が座っていた。
「お、お帰り〜!!」
にっこりと私に向かって微笑む。
「・・・うん。」
私は露骨にムッとした顔でベットに腰掛ける。
「ありゃ?ご機嫌ナナメだね。どーした?」
ボールペンをくるくる回しながらつぶやく。
「・・・別に。」
こんなに露骨な態度を出したのは
中1ん時の頭髪検査の時以来だな・・
:07/04/30 15:03
:PC
:☆☆☆
#166 [まきやま]
「友達呼んだらまずかった?」
先生は悲しそうにつぶやく。
「・・・・。」
私は何も言わない。
「何か言われた?ヒドイ事・・」
私は何も言わない。
「・・・・ごめんね。俺が良いよって言っちゃったから」
申し訳なさそうに頭を下げる。
:07/04/30 15:04
:PC
:☆☆☆
#167 [ゅぃ]
まっきーおかえり(^O^)
続き待ってたよぉ♪♪♪
:07/05/07 00:14
:P902iS
:☆☆☆
#168 [我輩は匿名である]
あげます(*´艸`)
:07/05/10 12:25
:SH903i
:☆☆☆
#169 [まな]
:07/05/21 21:05
:D902iS
:☆☆☆
#170 [まきやま]
更新遅れました..
今から書いても
読んでいただけますか?
:07/06/01 02:11
:W42S
:☆☆☆
#171 [まきやま]
「違う違うっ!!
先生は悪くないよ」
美嘉は焦りながら
手を横に降る。
諒はゆっくり
美嘉を見る。
:07/06/01 02:16
:W42S
:☆☆☆
#172 [まきやま]
「な〜んか…
今はあまり会いたく
無かった…かも。」
美嘉は軽く笑った。
「…そっか。」
諒はうつ向く。
「何かね?
あたし…学校に
戻れるのかな〜って
少し不安になって」
:07/06/01 02:19
:W42S
:☆☆☆
#173 [まきやま]
いや.学校に
戻れる.戻れないは
あまり問題じゃ
無いのかも…。
あの3人の事を
嫌いになった今.
あたしにとって
友達といえるのは
誰なのかな…?
不安だよ。
誰かいないとあたし
無理だもん。
:07/06/01 02:24
:W42S
:☆☆☆
#174 [まきやま]
諒先生が
あたしの頭を
ポンポンたたく。
優しい笑顔が
こちらを向く。
きっとあたしの
強がりな言い訳を
理解してくれた
…のかな?
「ゆっくり
治していこうな。」
:07/06/01 02:27
:W42S
:☆☆☆
#175 [まきやま]
先生は本当に
器のデカイ
良い先生だよ。
「…そうだね。」
あたしはコクンと
うなずいた。
「たっちゃんにでも
会ってくれば?」
諒先生はにまにま
笑っている。
あたしもつられて
頬がゆるむ。
:07/06/01 02:29
:W42S
:☆☆☆
#176 [まきやま]
「今からでも
学級行ってきなよ」
あたしは下を向く。
頭の中は一瞬にして
たっちゃんの笑顔で
いっぱいになった。
たっちゃんは
あたしの事少しでも
考えてくれたのかな?
:07/06/01 02:36
:W42S
:☆☆☆
#177 [まきやま]
ベッドから
立ち上がって
髪を整える。
「…行ってきます」
美嘉は照れ笑いで
諒を見る。
「ふふっ…
行ってらっしゃい」
諒は笑顔で
こちらを見てる。
あたしは少しだけ
早歩き。
:07/06/01 02:40
:W42S
:☆☆☆
#178 [まきやま]
まあ正直な話.
走ってたけどね。
桃色の綺麗な色が
あたしの目の前に
淡く広がってる。
扉越しに深呼吸。
ゆっくり扉を開く。
:07/06/01 02:42
:W42S
:☆☆☆
#179 [まきやま]
「あ.美嘉ちゃん!!
久しぶりだねー!!」
わいわいガヤガヤ
いつも以上に
騒がしい学級。
皆に手を振りながら
あたしの目は
左右に激しく動く。
あたしが見たかった
姿がそこには無くて
あたしの
モチベーションは
ガタガタと崩れた。
:07/06/01 02:45
:W42S
:☆☆☆
#180 [まきやま]
時計にふと
目をやった。
13:00…。
やっぱり
入院してるから?
もう会えないの?
涙をこらえながら
ソファーに座り込み
クッションに顔を
うずめた。
:07/06/01 02:52
:W42S
:☆☆☆
#181 [まきやま]
「…美嘉ちゃん?」
聴き覚えのある…
いや.ずっとずっと
聞きたかった声が
あたしの耳に入った。
美嘉はガバっと
顔を上げた。
「なにしてんの?
気分でも悪い?」
その顔を見た瞬間
涙が流れそおになった
:07/06/01 02:57
:W42S
:☆☆☆
#182 [まきやま]
「今日遅いぢゃん」
可愛くないあたしは
また皮肉な言葉。
ふにゃっとした
懐かしい笑顔が
こちらを向く。
いつも心にあった
その笑顔。
「俺にもいろいろ
あるんだよ〜っだ」
左手で伸びた前髪を
だるそうに直す。
:07/06/01 03:01
:W42S
:☆☆☆
#183 [ゅぃ]
まっきぃ(/_<)
待ってたよ♪おかえり(Uω∪`*)
見てるからね★★★
:07/06/01 03:35
:P902iS
:☆☆☆
#184 [まきやま]
ゆきちやん!!
ありがとう!!
遅れてごめんね↓
:07/06/01 15:54
:W42S
:☆☆☆
#185 [まきやま]
右手はむらさき色の
パーカーのポケット
に入りっぱなし。
「…具合はどう?」
少し声を落として
たっちゃんを見た。
たっちゃんは
笑って美嘉を見る。
「全然元気だよ。
入院の意味が無いね」
:07/06/01 15:57
:W42S
:☆☆☆
#186 [まきやま]
「そっか…。」
軽く笑って
クッションを
ポンポン叩いた。
「そんな心配しなく
て平気だからねっ
ありがとね。」
たっちゃんは
また笑う。
この笑顔の裏に
辛い気持ちが
隠されていそうで
あたしはうまく
わらえなかった。
:07/06/01 16:04
:W42S
:☆☆☆
#187 [かな]
こんばんわ!!
今いっきによんじゃいました-★
たっちゃん助けてあげてくださいッ!!
頑張ってくださいw
:07/06/02 00:25
:PC
:☆☆☆
#188 [まきやま]
かなさん!!
ありがとう^^
これからも
読んでやって下さい!
:07/06/02 01:24
:W42S
:☆☆☆
#189 [まきやま]
たっちゃんは
立ち上がって
他の子のもとに
行ってしまった。
やっぱり右手は
ポケットから
出るコトは無くて…
たっちゃんは
笑って子供たちと
遊んでいる。
「全然…
平気じゃないじゃん」
自然にあたしは
ポソっと呟いていた。
:07/06/02 01:28
:W42S
:☆☆☆
#190 [まきやま]
それから17時まで
あたしはソファーに
座り込んだまま
たっちゃんが
心配で心配で
仕方なかった。
目が離せなかった。
「また明日ね〜!」
そう言いながら
皆に手をふっている
あたしは
重たい体を起こして
部屋を出た。
:07/06/02 01:44
:W42S
:☆☆☆
#191 [まきやま]
あたしが出たのを
確認して扉を閉める
あたしは廊下に
しゃがみこんだ。
「達也くん.
後は良いから
病室戻りなさい?」
翠ちゃんの声が
小さくもれる。
:07/06/02 01:47
:W42S
:☆☆☆
#192 [まきやま]
「大丈夫…?
しんどくない?」
たっちゃんの声は
全く聞こえない…。
「…無理しないで」
その言葉と同時に
扉が開いた。
「はい。」
たっちゃんは小さく
会釈して扉を閉める。
:07/06/02 01:50
:W42S
:☆☆☆
#193 [まきやま]
「美嘉どうした?
気分でも悪いの?」
たっちゃんは
しゃがみこんでる
私を見て
ビックリしている。
「ちょっと頭が…」
なんて嘘ついて..
あたし何してんだろ
:07/06/02 01:52
:W42S
:☆☆☆
#194 [まきやま]
「病室何階なの?
1緒行くから…
立てる……??」
たっちゃんは
あたしに肩を抱く。
嘘も方便ってやつ?
使い方合ってるかは
分からないけど.
「…ありがとう」
あたしは
これでもかってくらい
たっちゃんに近寄った。
:07/06/02 01:55
:W42S
:☆☆☆
#195 [まきやま]
あたしを気遣って
ゆっくり歩く…。
ふんわり香る
たっちゃん匂い…-
恥ずかしくて
顔は見えないけどっ
「…ここ。」
あたしは弱めに
病室を指さす。
「諒先生
呼んでくるから。
…ベッド戻れる?」
:07/06/02 01:57
:W42S
:☆☆☆
#196 [ゅぃ]
あげ☆
たっちゃんも元気になってほしいっす(/_<)
:07/06/04 11:06
:P902iS
:☆☆☆
#197 [ぁぃュ]
昨日から読み始めたら止まらなくなって寝ずに一気に全部読みましたIイ
続きが楽しみですy
がんばってくださいe
:07/06/04 13:56
:W43S
:☆☆☆
#198 [かな]
あげ↑
続きめっちゃ楽しみにしてますッ!!
:07/06/10 23:47
:PC
:☆☆☆
#199 [まきやま]
ゆいちやん☆
遅れてごめんね;
ありがとう♪*'
あいちやん☆
ありがとう♪
そお言って
もらえると嬉しい♪
かなちやん☆
ありがとうっ♪
:07/06/12 02:14
:W42S
:☆☆☆
#200 [まきやま]
美嘉は黙って
頷いてベットへ
よたよた歩く。
さっきのって…
急接近ってやつ?
美嘉は内心
強くガッツポース。
たっちゃんは
病室を出て
諒先生を探しに
行ってしまった。
:07/06/12 02:23
:W42S
:☆☆☆
#201 [まきやま]
…どのくらい
空を眺めただろうか
病室の窓は夕焼けの
綺麗な赤に染まる。
「…おっそいな〜」
美嘉はポツリと
独りつぶやいた。
かれこれ30分は
たっていると思う。
たっちゃん
まさか道迷った?
それとも諒先生が
忙しいのかな?
:07/06/12 02:26
:W42S
:☆☆☆
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